トルコ軍と国民軍がハサカ県、アレッポ県を砲撃(2020年10月13日)

ハサカ県では、SANA(10月13日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市西のウンム・ジャッルード村、タッル・サイヤーダ村、ウンム・アダサ村などを砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域のジンディールス町近郊の国境地帯で、トルコ領内に越境しようとした子供1人がトルコ軍憲兵隊(ジャンダルマ)によって射殺された。

AFP, October 13, 2020、ANHA, October 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2020、Reuters, October 13, 2020、SANA, October 13, 2020、SOHR, October 13, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.