ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。
SANA(2月22日付)によると、会談では、紛争解決に向けた政治プロセス、経済状況などについて意見が交わされ、欧米諸国による一方的制裁が、経済状況を悪化させているとの認識を共有した。
また、ミクダード外務材居住者大臣は、米国とトルコの占領やテロ支援がシリアの主権を侵害し、国際法に違反していること、欧米諸国による一方的制裁と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪・弾圧行為が人道状況に深刻な影響を与えていることを改めて指摘し、ペデルセン氏に国連において事態に対処するための声を上げるよう求めた。
AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。
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