シリア外務在外居住者省はダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米軍の爆撃を非難(2021年2月26日)

シリア外務在外居住者省は声明を出し、ダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米軍の爆撃を非難した。

声明の概要は以下の通り:

国際法の規定と国連憲章へのあからさまな違反を行うなか、米国戦闘機が2021年2月25日木曜日晩、臆病な攻撃を行い、ダイル・ザウル県のシリア・イラク国境近くの複数地域を爆撃した。

米国によるこの卑劣な侵略は、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表のダマスカス滞在に合わせたもので、米国がシリアの紛争解決における国際司法の役割を無視するというメッセージでもある。

このあからさまな侵略は、イスラエル占領軍による度重なる攻撃、いわゆる有志連合の攻撃、トルコの占領、シリアの主権に対する武装テロ組織の犯罪の新たな一幕とみなし得る。

SANA(2月26日付)が伝えた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.