シリア人権監視団は「体制の意思決定者に非常に近い複数の情報筋」の情報をもとに、アサド大統領夫妻の新型コロナウイルス感染が国民からの同情を得ることを狙った策だと断じる(2021年3月9日)

シリア人権監視団は「体制の意思決定者に非常に近い複数の情報筋」の情報をもとに、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が新型コロナウイルス感染症に感染したとする3月8日の大統領府の発表が、貧困と経済低迷のなかで、政権を支持する国民からの同情を得ることを狙った策で、実際に感染してはいないと断じた。

「体制の意思決定者に非常に近い複数の情報筋」が誰なのかは不明。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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