ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月5日付)を公開し、4月4日に難民261人(うち女性78人、子供133人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民261人(うち女性78人、子供133人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は654,410人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者259,162人(うち女性77,904人、子ども131,897人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は883,690人(うち女性265,180人、子供450,388人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,124人(うち女性31,511人、子供31,302人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,720人(うち女性414,070人、子供675,068人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 5, 2021をもとに作成。
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