シリア軍がイドリブ県内の「決戦」作戦司令室支配地に向けて砲撃(2021年4月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアーッラト・ナアサーン村近郊の「決戦」作戦司令室支配地に向けて砲撃を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるシャイフ・サアド村で治安機関の協力者とされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県16件、ラタキア県13件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は32件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 28, 2021、ANHA, April 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 28, 2021、Reuters, April 28, 2021、SANA, April 28, 2021、SOHR, April 28, 2021などをもとに作成。

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