ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月2日付)を公開し、7月1日に難民325人(うち女性98人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は680,325人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者285,077人(うち女性85,682人、子ども145,113人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,766,326人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は909,605人(うち女性272,958人、子供463,604人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は91,525人(うち女性34,279人、子供32,433人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,360,121人(うち女性416,838人、子供676,199人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 2, 2021をもとに作成。
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