ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月16日付)を公開し、7月15日に難民302人(うち女性90人、子供154人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民302人(うち女性90人、子供154人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は684,605人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者289,357人(うち女性86,966人、子ども147,295人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,770,847人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は913,885人(うち女性274,242人、子供465,786人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は93,277人(うち女性35,165人、子供32,688人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,361,873人(うち女性417,724人、子供676,454人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 16, 2021をもとに作成。
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