ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月6日に難民325人(うち女性98人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は700,681人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者305,433人(うち女性91,795人、子ども155,490人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,791,032人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は929,961人(うち女性279,071人、子供473,981人)となった。
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一方、国内避難民268人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは268人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は99,216人(うち女性37,990人、子供33,289人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,367,812人(うち女性420,549人、子供677,055人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 7, 2021をもとに作成。
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