第76回国連総会(9月14日開幕)に出席するために米国のニューヨークを訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は国連本部でゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談した。
SANA(9月24日付)によると、会談で、ミクダード外務在外居住者大臣は、制憲委員会(憲法制定委員会)の第6ラウンド開催に向けて続けられている努力について説明するとともに、委員会の議事が外国の介入を排除し、期限を設定せずに、シリア人によって主導される必要があることを改めて強調した。
また、国連がシリアの主権、統合、領土保全を尊重するために責任を負い、米国とトルコによる領土占領とテロ支援を停止させるべきだと述べた。
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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣、セルビアのブーク・イェレミッチ外務大臣、アゼルバイジャンのェイフン・バイラモフ外務大臣、国連総会議長を務めるモルディブのアブドッラ・シャーヒド外務大臣、モザンビークのレオナルド・サントス・スィアモ外務大臣、マーティン・グリフィス国連事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官、ベラルーシのウラジミル・マケイ外務大臣、ベネズエラのフェリクス・プラセンシア外務大臣と個別に会談した。
AFP, September 24, 2021、ANHA, September 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2021、Reuters, September 24, 2021、SANA, September 24, 2021、SOHR, September 24, 2021などをもとに作成。
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