ロシア難民受入移送居住センター:ヨルダンから1年7カ月ぶりに難民が帰還を再開、2018年半ば以降帰還した難民は708,205人に(2021年10月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月30日に難民541人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは230人(うち女性69人、子供117人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は708,205人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,727人(うち女性93,985人、子ども159,208人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,478人(うち女性118,687人、子ども201,686人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は937,485人(うち女性281,330人、子供477,816人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,590人(うち女性39,273人、子供33,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,186人(うち女性421,832人、子供677,289人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 1, 2021をもとに作成。

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