ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月10日に難民328人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民294人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは34人(うち女性10人、子供17人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は711,742人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者315,840人(うち女性94,918人、子ども160,796人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,902人(うち女性118,815人、子ども201,903人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は941,022人(うち女性282,391人、子供479,621人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,193人(うち女性39,556人、子供33,645人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,789人(うち女性422,115人、子供677,420人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 11, 2021をもとに作成。
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