ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月15日に難民311人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民294人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は713,390人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者317,377人(うち女性95,379人、子ども161,580人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,013人(うち女性118,849人、子ども201,960人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,359人(うち女性282,793人、子供480,303人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,621人(うち女性39,757人、子供33,694人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,217人(うち女性422,316人、子供677,460人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 16, 2021をもとに作成。
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