ロシア難民受入移送居住センター:難民318人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は714,660人に(2021年10月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月19日に難民318人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民295人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは23人(うち女性7人、子供12人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は714,660人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者318,558人(うち女性95,733人、子ども162,182人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,102人(うち女性118,877人、子ども202,006人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は943,940人(うち女性283,268人、子供481,110人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,177人(うち女性40,044人、子供33,740人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,773人(うち女性422,603人、子供677,506人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 20, 2021をもとに作成。

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