ハサカ県カーミシュリー市のUNCEF事務所前で、革命青年組織を自称する「ジャワーニン・シュール・シュクル」なる団体がシリア民主軍による少女の徴兵に抗議してデモを実施(2021年11月28日)

ハサカ県では、SANA(11月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市のUNCEF事務所前で、カーミシュリー市やアームーダー市の住民数十人が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による少女の徴兵に抗議してデモを行った。

シリア人権監視団などによると、抗議デモを呼びかけたのは、革命青年組織を自称する「ジャワーニン・シュール・シュクル」なる団体。

イラクのクルディスタン民主党に近いシリア・クルド民主評議会のメンバーらも参加した。

https://www.youtube.com/watch?v=oBGloxjTQSE&t=4s

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フランス24(11月28日付)によると、シリア民主軍は2018年7月から2020年6月にかけて400人以上の児童を徴兵している。

AFP, November 28, 2021、ANHA, November 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 28, 2021、France 24, November 28, 2021、Reuters, November 28, 2021、SANA, November 28, 2021、SOHR, November 28, 2021などをもとに作成。

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