アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃し、住民1人が死亡、1人が負傷した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊で、トルコ軍、「決戦」作戦司令室とシリア軍が交戦し、シリア軍が撃った砲弾複数発がマアーッラト・ウルヤー村に近いトルコ軍の拠点(塹壕)一帯に着弾した。
また、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマジュダリヤー村、マアッルザーフ町、マンタフ村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村、ファッティーラ村などを砲撃し、マアッルザーフ町では子供1人が負傷した。
シリア軍が撃った砲弾は50発あまりに達した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は0件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, November 28, 2021、ANHA, November 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 28, 2021、Reuters, November 28, 2021、SANA, November 28, 2021、SOHR, November 28, 2021などをもとに作成。
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