シリア・スポーツ総連合はカザフスタンでのFIBAアジア地区予選の試合でシリア国歌ではなくイラン国歌が誤って演奏された件でFIBAに正式に抗議(2021年11月28日)

AP(11月28日付)は、11月26日にカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で行われたFIBA(世界バスケットボール連盟)バスケットボール・ワールド・カップ2023(2023年2月開催予定)アジア地区予選のシリア・カザフスタン戦の試合開始前に、シリア国歌ではなくイラン国歌が誤って演奏された件に関して、シリア・スポーツ総連合がFIBAに対して正式な抗議を行ったと伝えた。

イラン国家が演奏されたときにシリア代表チームのメンバーが困惑する様子をとらえた映像がインターネット上で拡散されていた。
https://twitter.com/AimenDean/status/1464898146878865412

なお、支配は、74対84でカザフスタン代表チームがシリア代表チームを下した。

AFP, November 28, 2021、ANHA, November 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 28, 2021、Reuters, November 28, 2021、SANA, November 28, 2021、SOHR, November 28, 2021などをもとに作成。

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