ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月14日に難民331人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民327人(うち女性98人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは4人(うち女性1人、子供2人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は732,039人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者335,153人(うち女性100,721人、子ども170,641人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,886人(うち女性119,113人、子ども202,414人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は961,319人(うち女性288,492人、子供489,977人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,589人(うち女性41,373人、子供34,037人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,185人(うち女性423,932人、子供677,803人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2021をもとに作成。
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