トルコ日刊紙『テュルキイェ』はシリア・トルコ両政府高官がヨルダンでシリア民主軍への対応、アレッポ市の復興計画の実施、難民帰還などについて協議したと伝える(2021年12月31日)

トルコ日刊紙『テュルキイェ』(12月31日付)は、シリア政府とトルコ政府の高官がヨルダンのアカバで最近になって秘密会合を開き、シリア北東部で活動する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への対応、アレッポ市の復興計画の実施、難民帰還などについて協議を行っていたと伝えた。

同紙によると、シリア政府側は、イドリブ県の処遇についても協議することを提案したが、トルコ政府側は、アダナ合意を修正し、トルコが介入可能な地域を拡大するよう求めたという。

これに関して、ヨルダン外務在外居住者省はハイサム・アブー・フール報道官はマムラカ・テレビ(12月31日付)に対して「この主張には根拠がなく、これに関するいかなる会合もヨルダンで開催されていない」と述べ、否定した。

AFP, December 31, 2021、ANHA, December 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2021、al-Mamlaka TV, December 31, 2021、Reuters, December 31, 2021、SANA, December 31, 2021、SOHR, December 31, 2021、Turkiye, December 31, 2021などをもとに作成。

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