レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、シリア政府とパレスチナのハマースの関係正常化を望んでいると述べた。
結成40周年を記念したマヤーディーン・チャンネルとのインタビューのなかで、ナスルッラー書記長は以下のように述べた。
ハマースとシリア政府の関係正常化に私は個人的に関心がある。その先には良い側面がある。
ハマースの兄弟たちは、アラブのどの政権も、シリア政府が与えてきたものをハマースに与えたことはないと述べている。
ハマースは、シリアの政権に背を背けることなどできないという合意に達した。なぜなら、抵抗枢軸の一部をなしているからだ。
一方、サウジアラビアとUAEとの関係については、次のように述べて、対立が思想信条ではなく、政治に起因していると述べた。
(サウジアラビアやUAE)との関係は教義や宗教に基づいてはいない。政治的な関係は、戦略的、政治的な要素と結びついている。我々の国の利益は、我々の抵抗運動の利益だ。教義、イデオロギー、宗教を背景として、消極的、あるいは積極的な姿勢をとることはない。
サウジアラビアとの関係は良好だ。在レバノン・サウジアラビア大使らと面談してきた。だが、それはイエメン戦争以前の話だ。
我々にとっての根本的な問題はイエメンから始まった。
ヒズブッラーは(イエメンとサウジアラビアの)仲介役をするつもりはない。なぜなら、アブドゥルマリク・フースィー、イエメン国民、そしてアンサールッラーとともに我々も当事者だからだ。
السيد #نصر_الله في #حوار_الأربعين: رسالتي إلى الناس الأوفياء الذين لم يطعنوا في الظهر ولم يتركونا لا في الليل ولا في النهار وتحملوا شظف العيش:أنتم أشرف الناس وأطهر الناس.#الميادين #لبنان pic.twitter.com/2aa1q7LwEn
— قناة الميادين (@AlMayadeenNews) July 25, 2022
AFP, July 26, 2022、ANHA, July 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2022、Qanat al-Mayadin, July 25, 2022、Reuters, July 26, 2022、SANA, July 25, 2022、SOHR, July 26, 2022などをもとに作成。
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