北・東シリア自治局の渉外関係局報道官:「コバネ市とマンビジュ市をめぐって2019年の境界線を維持することでシリア政府と了解しているに過ぎない」(2022年7月29日)

北・東シリア自治局の渉外関係局報道官は声明を出し、同自治局および人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会が最近になって、シリア政府との対話を重ね、相違点や条件、あるいはそれに類する点を解消したとの一部情報を否定、アレッポ県コバネ(アイン・アラブ)市とマンビジュ市をめぐって両者は2019年の境界線を維持することで互いに了解しているに過ぎないと発表した。

そのうえで、安定とシリア人どうしの相互理解を保障する国民対話の原則を遵守すると表明した。
ANHA(7月29日付)が伝えた。

AFP, July 29, 2022、ANHA, July 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2022、Reuters, July 29, 2022、SANA, July 29, 2022、SOHR, July 29, 2022などをもとに作成。

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