アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、M-16自動小銃などを押収(2022年8月30日)

ハサカ県では、ANHA(8月30日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

アサーイシュは声明を出し、5日目となる前日29日にダーイシュのスリーパーセルのメンバーと思われる容疑者23人を逮捕、スリーパーセルが利用していたテント23張を破壊、複数の塹壕を発見、スマートフォンやコンピュータなどを押収したと発表した。

作戦6日目となる30日には、スリーパーセルが地下に埋めて隠していたM-16自動小銃、ナイフ、斧、スマートフォン、弾薬、拷問器具などを発見し、これを押収した。

AFP, August 30, 2022、ANHA, August 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2022、Reuters, August 30, 2022、SANA, August 30, 2022、SOHR, August 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.