シリア軍と「決戦」作戦司令室がラタキア県、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県で交戦(2022年8月30日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるアラーフィート村、ルワイサ村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のハバータ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村、アーフィス村、スフーフン村、ファッティーラ村、マジュダリヤー村、アルバイーン山を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

AFP, August 30, 2022、ANHA, August 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2022、Reuters, August 30, 2022、SANA, August 30, 2022、SOHR, August 30, 2022などをもとに作成。

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