シリア軍がアレッポ県西部でシャーム解放機構のメンバー1人を殺害(2023年1月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部でシャーム解放機構のメンバー1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カタナー市で、体制打倒と「革命」継続を訴える落書きが発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サイダー町とアイン・ザカル村を結ぶ街道に何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、シリア軍の士官(中佐)1人が死亡した。

また、フラーク市では、正体不明の武装集団がパン工場の経営者を銃で撃ち殺害した。

AFP, January 2, 2023、ANHA, January 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2023、Reuters, January 2, 2023、SANA, January 2, 2023、SOHR, January 2, 2023などをもとに作成。

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