トルコ軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方に新たにヘリ発着場を建設(2023年1月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイルーン村に設置している基地の近くに新たにヘリ発着場を建設した。

ヘリ発着場は、イドリブ県におけるトルコ軍の最大の拠点があるマストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)やタフタナーズ航空基地と、シリア軍と「決戦」司令室の戦闘が続くイドリブ県中部各所に設置されているトルコ軍基地・拠点の将兵の移動や物資の輸送を円滑に行うのが目的だという。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, January 15, 2023、ANHA, January 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2023、Reuters, January 15, 2023、SANA, January 15, 2023、SOHR, January 15, 2023などをもとに作成。

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