北・東シリア自治局執行評議会のアミーナ・ウースィー共同副議長もANHAに対して、「我々北・東シリア自治局はシリア人で、我々の支援をシリア人のためのものだ。我々にはいかなる条件も、要求も出していない」と述べ、シリア政府とトルコに対して支援物資の受け入れるよう求めた。
また、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近い民主連合運動(TEV-DEM)は声明を出し、シリア政府支配地と北・東シリア自治局の境界に位置するアレッポ県ターイハト・トゥワイマート村の通行所で自治局からの燃料を積んだトレーラーが足止めされていることに関して、シリア政府が人道問題を政治利用していると非難、国連に対してシリア政府に圧力をかけ、通行所の通過を認めさせるよう呼びかけた。
ANHA(2月12日付)が伝えた。
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北・東シリア自治局の傘下で活動するアレッポ市シャイフ・マクスード地区・アシュラフィーヤ地区総評議会は声明を出し、シリア軍第4師団が、両地区で被害を受けた建物を解体するための機材の搬入を阻止していると主張、これを非難した。
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北・東シリア自治局執行評議会の共同議長府は声明を出し、シリア政府支配地やトルコ占領地との境界に設置されているすべての通行所を開放し、自治局支配地域を経由してシリア国内の被災地に人道支援物資を輸送する車輌の通過を認めることを決定したと発表した。
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クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(2月12日付)は、シリア政府支配地と北・東シリア自治局の境界に位置するアレッポ県ターイハト・トゥワイマート村の通行所で自治局からの燃料を積んだトレーラー100輌が足止めをされている事に関して、シリア政府当局が「これらの支援物資の70%をくれたら、通行を認める」として、通行を認めようとしないと伝えた。
なお、北・東シリア自治局の支配地とトルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するウンム・ジャッルード村の通行所でも、北・東シリア自治局が準備した燃料を積んだトレーラー50輌が、トルコ側からの許可を得られずに足止めされている。
AFP, February 12, 2023、ANHA, February 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2023、Reuters, February 12, 2023、SANA, February 12, 2023、SOHR, February 12, 2023などをもとに作成。
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