【トルコ・シリア大地震】ミクダード外務在外居住者大臣は、国連のグテーレス事務総長との電話会談で欧米諸国の制裁の解除を求める(2023年2月15日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行った。

グテーレス事務総長は、シリアが新たな国境通行所2ヵ所を3ヵ月開放し、シリア北西部に支援物資を搬入することに同意したことに改めて謝意を示すとももに、国連としてシリアのあらゆる被災地に支援を届けるために努力を行うと表明した。

これに対して、ミクダード外務在外居住者は、シリア全土の被災者への支援を行うとするシリア政府の意思を強調するとともに、10年以上続いている「テロとの戦い」やテロリストの破壊活動、さらには欧米諸国の一方的な制裁によって、地震の被害が増大したと説明、事務総長がこうした状況を世界に明らかにし、制裁解除を求めていくことが重要だと応えた。

SANA(2月15日付)が伝えた。

AFP, February 15, 2023、ANHA, February 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2023、Reuters, February 15, 2023、SANA, February 15, 2023、SOHR, February 15, 2023などをもとに作成。

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