北・東シリア自治局の渉外関係委員会は声明(https://aanesgov.org/ar/?p=2437)を出し、自治局が「カリフ国の幼獣」と呼ばれるダーイシュ(イスラーム国)の児童戦闘員やメンバーの子供を拉致、投獄、搾取したとする国連の人権専門家らの報告について、「リハビリテーション・センター、キャンプ、収容所はみなの前に開放されている」としたうえで、報告書の内容を否定した。
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国連の人権専門家らは2月16日、さまざまな国籍の10歳から12歳の少年少なくとも10人が2023年1月31日夜にハサカ県のロジュ・キャンプから連れ去られたと声明で発表していた。
AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。
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