ハマー県で反体制派がシリア軍の拠点をドローンで爆撃(2023年3月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」に所属する武装した無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるシャトバ村一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所を爆撃した。

爆撃による死傷者は今のところ確認されていない。

同監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」は外国人やシリア人の教官の監督のもと、手製のドローンを開発し、操縦の訓練を受けているという。

なお、「ジハード主義武闘諸派」がシャーム解放機構なのか、「決戦」作戦司令室に所属するそれ以外の武装集団なのかは不明。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラトミスリーン市南で、シャーム解放機構のロケット弾製造工場で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

一方、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるマアッラト・ナアサーン村一帯を砲撃した。

このほか、シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ市で指名手配中の男性1人を射殺、1人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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