アレッポ県西部でシャーム解放機構の精鋭部隊とシリア軍が交戦、双方合わせて10人死亡、16人負傷(2023年3月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯地域に、シャーム解放機構の精鋭部隊のウマル・ブン・ハッターブ旅団の特殊部隊が潜入し、シリア軍部隊に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、激しい戦闘となった。

この戦闘で、シリア軍兵士5人が死亡、6人が負傷、ウマル・ブン・ハッターブ旅団の戦闘員も5人が死亡、10人が負傷した。

また、ウマル・ブン・ハッターブ旅団の潜入を受けて、シリア軍が県西部各所を砲撃し、民間人10人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアブー・アリー山一帯を砲撃した。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

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