ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年11月9日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県4件、ヒムス県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,265市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 9, 2017をもとに作成。

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カナダのマッケナ環境大臣はシリアのパリ協定批准に祝意を表明した同国環境省のツイートについて謝罪「私はアサド政権が行っている犯罪行為を誰よりも良く知っています」(2017年11月8日)

カナダのキャサリン・マッケナ環境気候変動担当大臣は、同国環境省がツイッターの公式アカウントで、ボンでのCOP23でパリ協定への批准をシリア政府が表明したことに「カナダは…シリアに祝意を示す」と書き込んだことに関して、自身のツイッター・アカウントで「環境省の私のアカウントで間違いが起こったことは明らかです」と謝罪し、書き込みの削除を支持したことを明らかにした。

マッケナ環境気候変動大臣はまた、国会での記者会見で「このような書き込みは決して受け入れらない…。私は人権を擁護しています。アサド政権が行っている犯罪行為を誰よりも良く知っています」とも述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)、アラビーヤ(11月9日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2017、ANHA, November 9, 2017、AP, November 9, 2017、ARA News, November 9, 2017、Alarabia, November 9, 2017、Champress, November 9, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2017、al-Hayat, November 10, 2017、al-Mada Press, November 9, 2017、Naharnet, November 9, 2017、NNA, November 9, 2017、Reuters, November 9, 2017、SANA, November 9, 2017、UPI, November 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とイラク軍・人民動員隊がブーカマール市・カーイム市間のユーフラテス川河畔の国境地帯でついに対面、ダーイシュ最後の拠点への包囲強まる(2017年11月8日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月8日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市ブーカマール市制圧に向けて進軍を続け、イラク国境に面するフワイジャート・バーグーズ村に進攻、イラク領内のアンバール県カーイム郡を制圧し、国境地帯に到達していたイラク軍・人民動員隊と対面し(https://youtu.be/AcPjNJdYHV0)、同市一帯への包囲を強めた。

RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
RT, November 8, 2017
syria.liveuamap.com, November 8, 2017

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県でシャーム解放機構・シャーム軍団がイスラーム軍と交戦、アレッポ県西部ではシャーム解放機構とヌールッディーン・ザンキー運動対立解消に向けた動きが活発化(2017年11月8日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月8日付)によると、東グータ地方のフーシュ・アシュアリー農場一帯で、シャーム解放機構とシャーム軍団が、イスラーム軍と交戦した。

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シャーム軍団は声明を出し、アレッポ県西部で対立を深めるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構とヌールッディーン・ザンキー運動の和解に向けて仲介を行う用意があると表明した。

al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017

シャーム解放機構幹部メンバーの一人でサウジアラビア人説教師のアウドゥッラー・ムハイスィニー氏はテレグラムを通じてビデオ声明を出し、ムジャーヒディーンどうしの紛争に際しては、あらゆるチャンネルを通じて原因、過失を救命し、すべての違反行為をシャリーア法廷で裁くべきだと表明した。

シャーム解放機構の幹部の一人で説教師のアブドゥッラッザーク・マフディー氏もテレグラムを通じてファトワーを発し、戦闘停止を呼びかけた。

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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シャアバーン大統領府政治報道補佐官「ロジャヴァはイラク・クルディスタン地域で起こったことを教訓とすべき…米国とトルコはシリアの領土に違法に軍を駐留させる占領国」(2017年11月8日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、マヤーディーン・チャンネル(11月8日付)のインタビューに応じ、そのなかで「シリア政府はクルド人の自治要求に関する議論に対してオープンな姿勢をとっている」としつつ、「問題が国民統合にかかわる場合、どんな政府でも一集団と話合うとは思わない…。分割、割譲、あるいはいわゆる連邦制についての対話はあり得ない…。(西クルディスタン移行期民政局は)イラク・クルディスタン地域で起こったことを教訓とすべきだ」と述べた。

一方、トルコと米国については「トルコは今やシリア領に不法に部隊を駐留させる占領国家となった。米国軍も違法に駐留している…。我々はこの問題について対処する」と付言した。

SANA, November 8, 2017

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Qanat al-Mayadin, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部のシャーム解放機構支配地域への攻勢強める(2017年11月8日)

ハマー県では、SANA(11月8日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、バリール村を制圧した。

シリア軍はまた、ラフジャーン村一帯の治安を回復し、イスリヤー村(アレッポ県)とハマー市を結ぶ街道の安全を確保した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はまた県北東部のシャーム解放機構支配地域に向けた奪還作戦の一環として、カフルズィーター市、ラターミナ町、ブワイダ村、マアルカバ村を砲撃、ラフジャーン村、カスル・イブン・ワルダーン村、サルージュ村一帯を空爆した。

syria.liveuamap.com, November 8, 2017
SANA, November 8, 2017

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(11月8日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、シャーグール地区、カシュクール地区、アッバースィーイーン地区、ハラスター市郊外に着弾、子ども2人を含む3人が負傷したほか、乗用車やモスクを直撃した。

SANA, November 8, 2017

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月8日付)によると、シリア軍は、アイン・タルマー村、ジャウバル区一帯を空爆、ラフマーン軍団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(11月8日付)によると、地元和解プロセスの一環で当局に投降していたラスタン市およびタルビーサ市出身の反体制武装集団戦闘員120人が放免となった。

SANA, November 8, 2017

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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イランのヴェラーヤティー最高指導者顧問がアレッポ市を訪問(2017年11月8日)

シリア訪問中のイランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問は、アレッポ市を訪問し、フサイン・ディヤーブ県知事と会談、またイラン人ボランティア団体を前に演説し、シリアへの復興への参加の意思を表明するとともに、「アレッポ市解放はテロにとって大打撃となり、シリアにおけるテロの終わりの始まりとなった」と述べた。

メフル通信(11月8日付)、RT(11月8日付)、『ハヤート』(11月9日付)などが伝えた。

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Mehr News, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、RT, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年11月8日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月8日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ヒムス県1件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,265市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 8, 2017をもとに作成。

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米軍ヘリコプター2機が、シリア軍迫るブーカマール市近郊で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ戦闘員10人あまりを連行(2017年11月7日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(11月8日付)によると、有志連合を主導する米軍のヘリコプター2機が早朝、シリア軍が制圧に向けて進攻を続けるブーカマール市近郊の砂漠地帯(ハスヤーン地区)で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー約10人を連れ去った。

al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、Euphrates Post, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017などをもとに作成。

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シリアはCOP23でパリ協定批准を表明、非批准国は米国のみに(2017年11月7日)

ドイツのボンで開かれている第23回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP23)で、シリア政府が「パリ協定」を批准すると表明した。

これにより、同協定を批准していない国は世界で米国だけになった。

SANA(11月7日付)によると、シリア人民議会はパリ協定批准を10月に承認していた。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県でダーイシュの拠点を急襲し、4人殺害(2017年11月7日)

イドリブ県では、イバー通信(11月8日付)によると、シャーム解放機構の治安局がナイラブ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を急襲し、メンバー4人を殺害した。

AFP, November 8, 2017、ANHA, November 8, 2017、AP, November 8, 2017、ARA News, November 8, 2017、Champress, November 8, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2017、al-Hayat, November 9, 2017、al-Mada Press, November 8, 2017、Naharnet, November 8, 2017、NNA, November 8, 2017、Reuters, November 8, 2017、SANA, November 8, 2017、UPI, November 8, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, November 8, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「シリア諸国民大会の日程は近く正式に発表される」(2017年11月7日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワでのモーリタニア外相との会談後の記者会見で、「シリア諸国民大会」について言及、近く開催日時が(改めて)正式に発表されるだろうと述べた。

ラブロフ外務大臣は「開催日時が正式に発表されていないのだから、誰も延期などできない」と弁明した。

『ハヤート』(11月8日付)などが伝えた。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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イスラエル警察は、占領下ゴラン高原でイスラエルのアル=カーイダ支援への抗議デモに参加したドゥルーズ派7人を逮捕(2017年11月7日)

イスラエル警察は、3日にクナイトラ県ハドル村に面する占領下のゴラン高原で、シャーム解放機構へのイスラエルの支援に抗議するデモを行った住民(ドゥルーズ派)7人を逮捕したと発表した。

『ハヤート』(11月8日付)が伝えた。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県西部でアル=カーイダ系のシャーム解放機構とヌールッディーン・ザンキー運動が交戦(2017年11月7日)

アレッポ県では、ヌールッディーン・ザンキー運動が発表した声明によると、アレッポ市西部郊外のハイヤーン町に展開していたシャーム解放機構の治安部隊が、ラトヤーン村の前線でヌールッディーン・ザンキー運動の武器や車輌を強奪、戦闘員に対して、同運動以外の組織のもとで活動するよう明示、拠点から追放した。

これを受け、ヌールッディーン・ザンキー運動とシャーム解放機構は、ハイヤーン町、アナダーン市一帯に検問所を設置し、逮捕合戦を激化させ、ついにはシャーム解放機構が、トルコ国境に近いイドリブ県のダーナー市、アティマ村にあるヌールッディーン・ザンキー運動の拠点に対して攻撃を加えた。

al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017

一方、事態を受けて、ハイヤーン・シューラー評議会は声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に対して、同地一帯に立ち入らないよう要請し、シャーム解放機構に理解を示した。

al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017

ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)が伝えた。

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このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー運動は、自由アレッポ県のムハンマド・ムスタファー教育局長を逮捕した。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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トルキスタン・イスラーム党は軍事パレードの映像を公開し、中国を非難(2017年11月7日)

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が主導する反体制武装集団に参加するトルキスタン・イスラーム党は、シリア国内で隊列を組んで移動する車列の映像をインターネットを通じて公開した。

映像のなかで、党首を務めるシャイフ・アブドゥルハックを名乗る人物は、中国政府によるウィグル人抑圧を非難した。

al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017

ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)が伝えた。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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ムーハサン市(ダイル・ザウル県)でダーイシュの特攻攻撃でシリア軍兵士34人が死亡する一方、ロシア・シリア領グインはダイル・ザウル県を激しく爆撃(2017年11月7日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(11月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)がムーハサン市でシリア軍に対して自爆攻撃を行い、スハイル・ハサン准将が指揮するシリア軍部隊とトゥルキー・ブーハマド氏が指揮する部族民兵合わせて34人が死亡した。

一方、『ハヤート』(11月8日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機およびヘリコプターが、ユーフラテス川右岸(西岸)のクーリーヤ市を35回以上にわたり空爆した。

またダイル・ザウル24(11月7日付)によると、戦闘機(所属明示せず)はクーリーヤ市のほかにもアシャーラ市、シャアファ村の渡船場、ブーカマール市近郊の村々を空爆した。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、DeirEzzor24, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、Euphrates Post, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュのバグダーディー指導者はイラクからシリア領に車で逃走か?(2017年11月7日)

イラクのNINA(11月7日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者アブー・バクル・バグダーディー氏が、アンバール県ラーワ郡からタクシーに乗って、シリア領内(ダイル・ザウル県)に逃走したと伝えた。

バグダーディー氏はイラク軍がカーイム郡に進攻した際に、ラーワ市に潜伏していたが、命に危険を感じ、シリア領内に逃走したという。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NINA, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍に傘下する革命家軍は拘束していたスルターン・ムラード師団の離反者37人を釈放(2017年11月7日)

アレッポ県では、ANHA(11月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に傘下する革命家軍など複数の反体制武装組織は、アサーイシュとの連携のもと、拘束していたスルターン・ムラード師団の離反兵(脱走兵)37人を釈放した。

ANHA, November 7, 2017

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市に住民数百世帯が帰宅開始(2017年11月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月7日付)によると、シリア軍によるダイル・ザウル市完全制圧を受けて、戦闘を回避していた住民数百世帯が旅客バスに分乗し、陸路で帰宅を開始した。

SANA, November 7, 2017

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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反体制派が首都ダマスカス県を砲撃し1人死亡、ロシア・シリア軍はダマスカス郊外県、ハマー県、アレッポ県を爆撃・砲撃(2017年11月7日)

ダマスカス県では、SANA(11月7日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、5月29日通り地区、シャーグール地区、アッバースィーイーン地区を砲撃し、カフェなどが被弾し、住民1人が死亡、16人が負傷した。

SANA, November 7, 2017

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、ジャバル・シャイフ部隊連合の戦闘員が、バイト・ジン村郊外の農場地帯に潜入を試みたが、シリア軍によって撃退された。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はサクバー市、アイン・タルマー村を砲撃し、女性2人と子ども2人を含む5人が死亡した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市南部郊外のタッル・ダマーン村、ウンム・カラーミール村、ナアマーニーヤ村、ワージド村、バトラーナ村、ジャフル・マンスール村、サミーリーヤ村、ガリーリーファ村を爆撃し、5人が死亡、5人が負傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、ロシア軍戦闘機が、シャーム解放機構が活動を続ける県東部のサルージュ村、カスル・ブン・ワルダーン村、ハワーイシュ・ウンム・ジャラン村、ハワーイシュ・イブン・フダイブ村、イブラ村、シャークーズィーヤ村、ラフジャーン村、アブー・ハナーディク村一帯を爆撃した。

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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SANA:米軍ヘリがマヤーディーン市近郊からダーイシュの外国人幹部を連れ去る(2017年11月7日)

SANA(11月7日付)は、信頼できる複数の消息筋の話として、シリア軍がマヤーディーン市攻略を進めていた先月末、有志連合を主導する米軍のヘリコプター複数機が同市近郊の農場に飛来し、同地を攻撃したのち、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部と思われる外国人複数人を連れ去っていたと伝えた。

SANA, November 7, 2017

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領は、シリア訪問中のイランのヴェラーヤティー最高指導者顧問と会談(2017年11月7日)

アサド大統領は、シリア訪問中のイランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問と会談した。

SANA(11月7日付)によると、両者は会談で、シリア情勢の進捗などについて意見をかわし、シリア全土で治安と安定を回復するまでテロ組織に対する戦いを継続することを確認した。

また、両者は、一部のアラブ諸国がイランに敵対的な姿勢をとり、地域諸国の安定を揺るがそうとしていると指摘した。

SANA, November 7, 2017

AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年11月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県7件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,264市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 7, 2017をもとに作成。

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マティス米国防長官「ダーイシュ壊滅後に何が起きるのかを見据えている」(2017年11月6日)

ジェームズ・マティス米国防長官は、北欧グループの国防相会議に出席するために開催地フィンランドに向かう途上、記者団に対して、「投降、離反、負傷したジハード主義者の数から主に判断すると、ダーイシュ(イスラーム国)の基礎は崩れ落ちていることが分かる」と述べ、米国が西欧諸国などとともに、「ダーイシュ壊滅後に何が起きるのか」を見据えていることを明らかにした。

マティス国防長官はまた、国連が主催するジュネーブ・、ロシア、イラン、トルコが保証国として推し進めるアスタナ・プロセスへの支持を表明し、「レックス・ティラーソン国務長官は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と、どのようにしてアスタナからジュネーブに移行し、国連が実際に参与できるのかを頻繁に協議している」と述べた。

『ハヤート』(11月7日付)などが伝えた。

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはブーカマール市への進攻を続けるシリア軍に反撃(2017年11月6日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市に向かって進軍を続けるシリア軍と交戦、T2(第2石油輸送ステーション)近くで装甲車2両、戦車1両を破壊した。

syria.liveuamap.com, November 6, 2017

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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イラク軍地上部隊と人民動員隊がアンバール県に隣接するシリア領内に進攻(2017年11月6日)

DPA(11月6日付)は、イラク匿名消息筋の話として、イラク軍地上部隊が人民動員隊の支援を受け、アンバール県からダイル・ザウル県内に進攻した、と伝えた。

この進攻は、アンバール県に隣接するシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)支配下の村々を制圧するのが目的で、カーイム郡を制圧下4日に越境したという。

al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、DPA, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はユーフラテス川左岸の4カ村を制圧し、シリア軍の進軍を阻止(2017年11月6日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ダイル・ザウル川左岸(東岸)のスブハ村、ハーブール川右岸(西岸)のハッジュナ村を制圧した。

シリア民主軍はこれに先立って、ジュダイド・バカーラ村、ジュダイド・アカイダート村を制圧しており、これによってシリア軍はユーフラテス川左岸への進行を阻止されたかたちとなった。

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AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はマンビジュ市で兵役忌避者600人を逮捕(2017年11月6日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市で兵役忌避者に対する大規模な捜索活動を行い、市の入口に設置された検問所複数カ所で18歳から35歳までの男性数十人を拘束したほか、家宅捜索などで男性約600人を逮捕した。

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍が国境地帯の樹木を伐採し、堀を建設するなか、ロジャヴァの拠点都市アフリーン市でオジャラン氏の布画の制作進む(2017年11月6日)

アレッポ県では、ANHA(11月6日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局支配下のラージュー町近郊のバーリヤ村の国境地帯で、樹木150本を伐採、堀の建設を続けた。

ANHA, November 6, 2017

一方、県北西部における西クルディスタン移行期民政局の拠点都市のアフリーン市では、クルディスタン労働者党(PKK)のアブドゥッラ・オジャラン氏の巨大な布画の制作が続けられた。

ANHA(11月6日付)が伝えた。

ANHA, November 6, 2017

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部の北サルハー村を制圧、シャーム解放機構、イッザ軍が反撃(2017年11月6日)

ハマー県では、SANA(11月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北東部でシャーム解放機構と交戦し、北サルハー村を制圧した。

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一方、イバー通信(11月6日付)によると、シャーム解放機構はシリア軍の進軍を南サルアー村で阻止するとともに、バリール村、ウンム・トゥライキーヤ村を奪還した。

しかし、これに関して、シャーム解放機構と共闘するイッザ軍は声明を出し、バリール村、アブードゥルーア丘を奪還したのは、自分たちだと主張した。

AFP, November 6, 2017、ANHA, November 6, 2017、AP, November 6, 2017、ARA News, November 6, 2017、Champress, November 6, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2017、al-Hayat, November 7, 2017、al-Mada Press, November 6, 2017、Naharnet, November 6, 2017、NNA, November 6, 2017、Reuters, November 6, 2017、SANA, November 6, 2017、UPI, November 6, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, November 6, 2017などをもとに作成。

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