カーミシュリー市(ハサカ県)のアサーイシュ施設に対してダーイシュ(イスラーム国)が自爆テロ(2015年8月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が、カーミシュリー市内のスィナーア交差点近くにある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの施設に対して自爆攻撃を行い、16人が死亡(ほとんどがアサーイシュ隊員)、住民14人が負傷した。

SANA(8月19日付)は15人が死亡したと伝え、またARA News(8月19日付)は住民10人とアサーイシュ隊員の合わせて13人が死亡したと報じた。

この自爆テロに関して、ワーイル・ハルキー内閣は声明を出し、カーミシュリー市での自爆攻撃を「卑劣なテロ攻撃」と非難した。

Kull-na Shuraka', August 19, 2015
Kull-na Shuraka’, August 19, 2015

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ヒムス県では、SANA(8月19日付)によると、シリア軍がヒムス市・タドムル市街道上のカルヤタイン市・クムクム・ガソリン・スタンド分岐点、ハイル城農園一帯、タドムル市西部郊外三角地帯、採石場一帯、タドムル市南部、ジャズル・ガス採掘所一帯、ジュッブ・ジャッラーフ村一帯、ラスム・ラック村、ナースィーフ農場、フーシュ・ザバーディー村、ドゥワイバ村、ウンム・リーシュ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月19日付)によると、航空士官学校一帯、タアーマ丘、ラドワーニーヤ村西部、サフィーラ市東部で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月19日付)によると、ブサイナ丘に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員をシリア軍、国防隊が撃退した。

AFP, August 19, 2015、AP, August 19, 2015、ARA News, August 19, 2015、Champress, August 19, 2015、al-Hayat, August 20, 2015、Iraqi News, August 19, 2015、Kull-na Shuraka’, August 19, 2015、al-Mada Press, August 19, 2015、Naharnet, August 19, 2015、NNA, August 19, 2015、Reuters, August 19, 2015、SANA, August 19, 2015、UPI, August 19, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がダルアー市内の野戦病院でヌスラ戦線治安部門責任者を暗殺(2015年8月19日)

ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州広報局は声明を出し、18日にダルアー市内の病院で、シャームの民のヌスラ戦線の治安部門責任者が射殺された事件に関して、ダルアー市内の反体制武装集団支配地域の野戦病院で、アフマド・ファールージを名乗るヌスラ戦線の治安責任者を暗殺したと発表し、犯行を認めた。

なお、クッルナー・シュラカー(8月19日付)によると、18日には、ヌスラ戦線の狙撃手で「アブー・カアカーア」の名で広く知られていたライス・ワヒード・バジュブージュ氏もダルアー市で暗殺されており、7月末のジャースィム市近郊でハウラーン法務局のウサーマ・ヤティーム裁判長殺害未遂事件以降、ヌスラ戦線を含むダルアー県の反体制武装集団幹部を狙った暗殺が相次いでいるという。

AFP, August 19, 2015、AP, August 19, 2015、ARA News, August 19, 2015、Champress, August 19, 2015、al-Hayat, August 20, 2015、Iraqi News, August 19, 2015、Kull-na Shuraka’, August 19, 2015、al-Mada Press, August 19, 2015、Naharnet, August 19, 2015、NNA, August 19, 2015、Reuters, August 19, 2015、SANA, August 19, 2015、UPI, August 19, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外相、サウジアラビアのムハンマド国防大臣とアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が会談したとの報道を否定(2015年8月19日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)はレバノン日刊紙『ジュムフーリーヤ』(8月19日付)のインタビューに応じ、そのなかで7月にアリー・マムルーク国民安全保障会議議長とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン国防大臣(皇太子)が会談したとする一部報道を否定した。

ムアッリム外務在外居住者大臣はまた、この会談で、ヒズブッラーやイランのシリアからの撤退が、サウジアラビアによる反体制派支援停止の条件として提示されたとの報道内容についても否定した。

ムアッリム外務在外居住者大臣は、イランの核開発をめぐるイラン・「P5+1」の合意が、イランと米国、湾岸諸国の歩み寄りを促したとしつつ、「今のところ、シリア危機の解決に向けた完全なイニシアチブは示されてない」との見方を示した。

また「シリアの敵が危機に瀕しているため、解決策を模索し始めている」としつつ、「彼らはまだ敗北しておらず、絶望してもいないため、シリアをめぐる戦争は、米国とその同盟国が満足するような解決策がしめされるまで続くだろう」と述べた。

AFP, August 19, 2015、AP, August 19, 2015、ARA News, August 19, 2015、Champress, August 19, 2015、al-Hayat, August 20, 2015、Iraqi News, August 19, 2015、al-Jumhuriya, August 19, 2015、Kull-na Shuraka’, August 19, 2015、al-Mada Press, August 19, 2015、Naharnet, August 19, 2015、NNA, August 19, 2015、Reuters, August 19, 2015、SANA, August 19, 2015、UPI, August 19, 2015などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ副外相「ジュネーブ3開催準備に向けた実質的ステップを始動」(2015年8月19日)

RIAノーヴォスチ通信(8月19日付)は、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣が、シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3」開催準備に向けた実質的ステップを始動したと報じた。

ボグダノフ副大臣は「ジュネーブ3は個別会談でなく、政治的意思、忍耐、そして時間を要する交渉プロセスであるとみなが理解しなければならない。我々は、こうした会合を支持するに値すると考えている。それゆえ、我々はジュネーブ3開催準備に向けて実質的ステップを始動した」と述べた。

また、モスクワやカイロで行われてきた反体制派との折衝について「ジュネーブ3プロセスの枠内でダマスカスと交渉を行うための共通の基盤を作り出すものでなければならない」と付言した。

AFP, August 19, 2015、AP, August 19, 2015、ARA News, August 19, 2015、Champress, August 19, 2015、al-Hayat, August 20, 2015、Iraqi News, August 19, 2015、Kull-na Shuraka’, August 19, 2015、al-Mada Press, August 19, 2015、Naharnet, August 19, 2015、NNA, August 19, 2015、Reuters, August 19, 2015、RIA Novosti, August 19, 2015、SANA, August 19, 2015、UPI, August 19, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県北部でファトフ軍に対する攻撃を激化させ、ガーブ平原の複数の村を奪還(2015年8月18日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがガーブ平原北部に「樽爆弾」など100発以上を投下した。

シリア軍の空爆は、マシーク村、アンカーウィー村、カストゥーン村、ハミーディーヤ村、カーヒラ村、カルクール村・マシーク村街道一帯に集中的に行われた。

またこの空爆と合わせて、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア系・アラブ系外国人戦闘員がカルクール村奪還に向けて攻勢を強め、ジャズラム丘、カーヒラ村一帯、カルクール村一帯で、ジハード主義武装集団(ファトフ軍)と交戦した。

マサール・プレス(8月18日付)によると、これによりシリア軍は、タッル・ワースィト村、ヒルバト・ナークース村、マンスーラ村を奪還したという。

一方、SANA(8月18日付)によると、ラターミナ町、ズィヤーラ町、ザクーム村、ザジュラム丘、ダクマーク村、カストゥーン村、マシュバク村、ザイズーン村、カフルズィーター市をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ市内に対して空爆を行い、4人が死亡、15人が負傷した。

シリア軍はまた、シャームの民のヌスラ戦線などによって包囲されているアブー・ズフール航空基地一帯を空爆した。

さらに、ファトフ軍によって包囲されているフーア市一帯では、国防隊、人民諸委員会、ヒズブッラー戦闘員が、ジハード主義武装集団と交戦、後者の戦闘員2人が死亡した。

一方、ジャルジャナーズ町では、シャーム自由人イスラーム運動所属のアフル・スンア旅団のフサーム・アブー・バクル司令官の車に仕掛けられた爆弾が爆破された。

このほか、シリア人権監視団によると、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所の管理局棟に「アッラーの他に神なし」と書かれた旗が掲げられた。

他方、マサール・プレス(8月18日付)によると、「アブー・イッズ・ファールージー」を名乗るシャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人が、ラタキア県とイドリブ県を結ぶ街道で、何者かが敷設した爆弾の爆発に巻き込まれて、死亡した。

SANA(8月18日付)によると、ハミーディーヤ村、アンカーウィー村、アミーカ村、サルマーニーヤ村、ハムカ丘、マウザラ村、スフーフン村、ジューズィフ村、カンスフラ村北部、アナブ村、カフル・ウワイド村、ガッサーニーヤ村、バルシューン村、カルクール村、マジャース村、ズィヤーディーヤ村、アアワル丘、サラーリーフ村、クファイル村、タッル・トゥーカーン村、タマーニア町、フライカ村、ムハムバル村をシリア軍が空爆などで攻撃し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などファトフ軍戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザバダーニー市に対して「樽爆弾」25発以上を投下する一方、地対地ミサイルと思われる砲弾28発を打ち込んだ。

また市内では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、ザフラ地区、西ハーッラ地区を制圧した。

シリア軍、国防隊はまた、ハラスター市で、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦したほか、シリア軍戦闘機がドゥーマー市を2度にわたって空爆した。

一方、SANA(8月18日付)によると、シリア軍がアルバイン市、ハラスター市を空爆するとともに、ハラスター市、マディーラー市で反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー市でも、シリア軍はレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに進軍を続けた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市がシリア軍の「樽爆弾」による空爆を受けた。

またダルアー市内の病院で、シャームの民のヌスラ戦線の治安部門責任者が何者かによって射殺された。

一方、SANA(8月18日付)によると、ラジャート高原にあるタッバ村をシリア軍を攻撃し、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員らを殲滅、同地を制圧した。

シリア軍はまた、マール丘、アクラバー村を空爆したほか、ファタス、東カラク村で反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月18日付)によると、ウンム・アッザーム・ダム一帯、ナブア・サフル村、クーム・バーシャー村、フッリーヤ村、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月18日付)によると、タッル・ザハブ町、サアン・アスワド村、サアン村、ザアフラーナ村、ダイル・フール村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月18日付)によると、シリア軍が国防隊とともに、キンサッバー町一帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、バイト・ズィーファー村北部、バラードゥーン・ダム一帯、バイト・アワーン村、カトフ・ガナム村、マールーニーヤート村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月18日付)によると、アズィーザ村、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市アンサーリー地区、サラーフッディーン地区、サイフ・ダウラ地区、旧市街、シャッアール地区、ブスターン・カスル地区、マルジャ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Masar Press Agency, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全保障地帯」内で交戦(2015年8月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内に位置するウンム・フーシュ村を制圧したダーイシュ(イスラーム国)に対して、反体制武装集団が砲撃を行い、ダーイシュのメンバー1人が死亡した。

また反体制武装集団は、17日にマーリア市近郊で拘束したとされるダーイシュ・メンバーで爆弾敷設責任者を処刑した。

一方、SANA(8月18日付)によると、シリア軍が航空士官学校一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供2人が死亡した。

一方、SANA(8月18日付)によると、ダイル・ザウル市ジュナイナ地区をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、ARA News(8月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、1963年から2003年までタドムル市遺跡博物館局長を務めていたハーリド・アスアド氏を処刑した。

一方、SANA(8月18日付)によると、タドムル市北西部採石場一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、ジュッブ・ジャッラーフ村、ウンム・リーシュ村、ラスム・ラック村、ナースィーフ農場、フーシュ・ザバーディー村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月18日付)によると、サフン丘、カスル村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、August 20, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。

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ファトフ軍を構成するジュンド・アクサー機構のメンバー約40人がダーイシュ(イスラーム国)に加入(2015年8月18日)

シリア人権監視団によると、イドリブ県を実効支配するファトフ軍を構成するジュンド・アクサー機構のメンバー約40人が離反し、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、加入した。

ジュヌード・アクサー機構の「イスラーム法学者」は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動やシャームの民のヌスラ戦線が主導するファトフ軍に関して、「ファトフ軍の兵士は、イスラーム国の兵士のようにヌサイリー派体制に対抗することはできない」と述べているという。

なお、クッルナー・シュラカー(8月19日付)によると、ジュンド・アクサー機構は、シリアに潜入した「ムハージリーン」(外国人戦闘員)を主体とする組織で、アル=カーイダに忠誠を誓っているが、ダーイシュとヌスラ戦線の対立とは一線を画しているという。

AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、August 19, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。

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国連安保理は「シリア主導の政治的プロセスを通じた紛争解決」を支持する安保理議長声明を採択(2015年8月17日)

国連安保理は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が7月末に提案した紛争解決に向けた作業部会設置(https://syriaarabspring.info/?p=21151)を支持する安保理議長声明(S/PRST/2015/15)を全会一致で採択した。

S/PRST/2015/15は、「シリアの現下の危機への唯一の持続的解決策は、2012年6月のジュネーブ合意の完全履行を目的とした…包括的且つシリア主導の政治的プロセスを通じてなされる」と強調し、国連安保理決議2139号が定める通り、すべての当事者に民間人への攻撃を停止するよう改めて要求、また「シリア領の一部が、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などのテロ組織の支配下にあることにもっとも深刻な懸念」を表明した。

そのうえで、デミストゥラ共同特別代表の提案に従い、①「すべての人々の安全と保護」、②「政治および法に関する諸問題」、③「安全保障および対テロ問題」、③「復興および開発」に関する4つの作業グループの設置を支持すると表明した。

S/PRST/2015/15は、7月末のデミストゥラ共同特別代表による作業部会設置案の提示を受けて、フランスが決議案を作成し、安保理で議論が重ねられてきた。

審議において、ベネズエラが、紛争解決に向けた政治プロセスについて直接言及することで、シリアの主権が侵害されるとして、最後まで疑義を呈していた。

安保理議長声明(S/PRST/2015/15)の全文は以下の通り:

“The Security Council recalls its resolutions 2042 (2012), 2043 (2012), 2118 (2013), 2139 (2014), 2165 (2014), 2170 (2014), 2175 (2014), 2178 (2014), 2191 (2014), 2199 (2015), and 2235 (2015) and presidential statements of 3 August 2011, 2 October 2013 and 24 April 2015.

“The Security Council reaffirms its strong commitment to the sovereignty, independence, unity and territorial integrity of Syria and all other States affected by the Syrian conflict, and to the purposes and principles of the Charter of the United Nations.

“The Security Council stresses that the only sustainable solution to the current crisis in Syria is through an inclusive and Syrian-led political process that meets the legitimate aspirations of the Syrian people, with a view to full implementation of the Geneva Communiqué of 30 June 2012 and, in this regard, emphasizes the urgency for all parties to work diligently and constructively towards this goal.

“The Security Council reiterates its demands as set forth in resolution 2139 that all parties cease any attacks against civilians as such, as well as any indiscriminate use of weapons in populated areas, including such use involving shelling and barrel bombs; as well as its demand for the immediate end to arbitrary detention, torture, kidnappings, abductions and forced disappearances of civilians and the immediate release of those arbitrarily detained, including journalists and humanitarian personnel; stresses the importance of implementation of such demands, in accordance with relevant provisions of international law, in creating an environment conducive to the commencement of substantive political negotiations and in building confidence among the parties; and reiterates, in this regard, that the primary responsibility to protect its population lies with the Syrian authorities.

“The Security Council expresses its gravest concern that parts of Syria are under control of terrorist groups such as Islamic State in Iraq and the Levant (ISIL) and Al Nusrah Front (ANF), condemns the ongoing and multiple terrorist acts by ISIL, ANF and all other individuals, groups, undertakings and entities associated with Al-Qaida, condemns further the targeting of civilians based on their ethnicity, religion and/or confessional affiliations, expresses concern about the negative impact of terrorism, violent extremist ideology in support of terrorism, and action that destabilizes Syria and the region, with a devastating humanitarian impact on the civilian population, reaffirms its resolve to address all aspects of the threat, and calls on all parties to commit to putting an end to terrorist acts perpetrated by ISIL, ANF and all other individuals, groups, undertakings and entities associated with Al-Qaida.

“The Security Council commends the Special Envoy for his efforts in convening the Geneva consultations, from April to June 2015, with a broad range of stakeholders with respect to the crisis in Syria as part of the effort to operationalize the 2012 Geneva Communiqué.

“The Security Council supports the approach set out by the Special Envoy that in order to work towards political negotiations and a political transition based on the Geneva Communiqué, four thematic areas need to be addressed through more focused consultations and discussions with the Syrian parties in four thematic working groups: safety and protection for all; political and legal issues; military, security and counterterrorism issues; and continuity of public services and reconstruction and development.

“The Security Council urges all parties to engage in good faith in the efforts of the Special Envoy, through his good offices, and to continue consultations and thematic discussions, and notes that these efforts can build on recent initiatives, including the meetings in Moscow, Cairo, Paris and Astana.

“The Security Council demands that all parties work urgently towards the comprehensive implementation of the Geneva Communiqué, aimed at bringing an end to all violence, violations and abuses of human rights and violations of international humanitarian law and the launching of a Syrian-led political process leading to a political transition that meets the legitimate aspirations of the Syrian people and enables them independently and democratically to determine their future, including through the establishment of an inclusive transitional governing body with full executive powers, which shall be formed on the basis of mutual consent while ensuring continuity of governmental institutions.

“The Security Council welcomes the Secretary-General’s statement of 29 July 2015 that there can be no military solution to the Syrian conflict, and reiterates its endorsement of a political solution through implementation of the Geneva Communiqué.

“The Security Council stresses that rapid progress on a political solution should include full participation by all segments of Syrian society, including women, and represents the only sustainable way to resolve the situation in Syria peacefully.

“The Security Council emphasizes the need for robust international and regional assistance in support of the Special Envoy’s efforts.

“The Security Council expresses grave alarm that the Syrian crisis has become the largest humanitarian emergency crisis in the world today, threatening peace and security in the region, and that at least 250,000 have been killed, including well over 10,000 children, and 12 million people have been forced to flee their homes, including over 4 million who have sought refuge in neighbouring countries, and more than 12.2 million people in Syria require urgent humanitarian assistance. In this regard, the Security Council recalls its decision as set forth in resolution 2165 (2014) that all Syrian parties to the conflict shall enable the immediate and unhindered delivery of humanitarian assistance directly to people throughout Syria.

“The Security Council recalls the need for all parties to respect the relevant provisions of international humanitarian law and the United Nations guiding principles of humanitarian emergency assistance.

“The Security Council requests that the Secretary-General report back to the Security Council on the results of the next phase of consultations within 90 days.”


AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はビデオ声明で「トルコのエルドアン大統領は裏切り者…、攻撃目標となるだろう」と発言(2015年8月17日)

ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州広報局は、トルコ人と思われるメンバーの声明を映像で公開し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を「裏切り者」と非難し、シリア領内のダーイシュ拠点などを空爆し続ける米軍にインジルリク空軍基地などの使用を認めたエルドアン大統領を「標的とする」と脅迫した。

映像に登場する男性は、トルコ語で「十字軍との同盟を解消しなければ…、エルドアン大統領はイスラーム国の攻撃目標となるだろう」などと述べている。

またこの男性は、トルコ国内のダーイシュ・メンバーに対して、「どのような方法でも、そしてどこにいても、できることをすることで…同胞を救済」するよう呼びかけた。

ARA News(8月18日付)が伝えた。

ARA News, August 18, 2015
ARA News, August 18, 2015

 

AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市でダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年8月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)はシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区各所を砲撃する一方、ラシュディーヤ地区では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

またジュナイナ村、ヒサーン村、フサイニーヤ町がシリア軍の砲撃を受けた。

一方、複数の活動家によると、ダーイシュはハトラ村、フサイニーヤ町で住民30人を、「髭を剃った」、「礼拝時間に街を歩いていた」といった罪状で逮捕し、ダイル・ザウル航空基地一帯での堀建設のために連行した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内に位置するマーリア市南部のハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

またダーイシュは、アアザーズ市近郊のドゥーディヤーン村近郊のガス工場一帯でジハード主義武装集団と交戦し、ジハード主義武装集団戦闘員7人が死亡した。

これを受け、有志連合は、ダーイシュによって制圧されたウンム・フーシュ村(マーリア市郊外)を空爆した。

一方、SANA(8月17日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月17日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外の採石所一帯、ワーディー・ザカーラ、西部三角地帯、ワーディー・アブヤド・ダム、アブー・タッラーハ村、柑橘農園、ジャズル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市、マヌーフ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(8月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が、シリア・レバノン国境のジュースィーヤ村(クサイル市近郊)近郊のヒズブッラーの哨所複数カ所を襲撃し、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。  

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、August 18, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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反体制派がアレッポ市、ラタキア市に対して無差別砲撃を行い、子供2人を含む10人以上が死亡(2015年8月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市ハーリディーヤ地区、カルム・タッラーブ地区、ハムダーニーヤ地区砲撃し、子供2人を含む10人が死亡、シリア軍兵士、国防隊隊員ら複数が負傷した。

一方、SANA(8月17日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、アンサーリー地区、アーミリーヤ地区、ラームーサ地区、マンスーラ村、ハーン・アサル村、カフルハムラ村、バルクーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市内の旅客バス・ターミナル近く、ハルシュ街道一帯、バフルーリーヤ町郊外に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民5人が死亡した。

これに関して、シリア・アラブ・テレビ(8月17日付)は、ラタキア市への砲撃によって20人が負傷したと伝えた。

一方、シリア軍は、キンサッバー町一帯、ラビーア町一帯を砲撃した。

他方、SANA(8月17日付)によると、アイドゥー村、マルジュ・ザーウィヤ村をシリア軍が空爆し、ブルジュ・カスブ村、カルフース村、マッルーハ峰、カスブ村、アイン・ハウル村、ナワーラ山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が前日に引き続き、ドゥーマー市、アルバイン市、ハラスター市への空爆を続け、男性1人が死亡した。

シリア軍はまた、アイン・タルマー渓谷一帯に対しても砲撃を行ったほか、国防隊とともにハラスター市の車輌局一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はさらに、アルバイン市を空爆し、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

このほか、ザバダーニー市では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、バラダー渓谷のバスィーマ町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、ARA News(8月17日付)は、ワーディー渓谷のアイン・フィージャ町で活動する反体制武装集団がシリア政府と一時休戦に合意し、同町の水道施設から退去し、首都ダマスカス県への水道供給が再開されたと伝えた。

他方、SANA(8月17日付)によると、ザバダーニー市内でシリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などに対する作戦を継続し、市内の建物群46カ所を制圧した。

これにより、シリア軍はザフラ地区、西ハーッラ地区を完全に制圧したという。

シリア軍はまた、アルバイン市、ハラスター市に対して空爆を行い、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県ではシリア人権監視団によると、シリア軍がイブタア町を「樽爆弾」で空爆した(死傷者はなかった)。

一方、SANA(8月17日付)によると、シリア軍がナスィーブ村をシリア軍が空爆するとともに、ダルアー市各所で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、ファトフ軍が包囲するフーア市、カファルヤー町周辺一帯で、国防隊、人民諸委員会が、ジハード主義武装集団と交戦し、国防隊・人民諸委員会隊員5人が死亡した。

『ハヤート』(8月18日付)によると、ジハード主義武装集団はフーア市、カファルヤー町に「無差別砲撃」を続けたという。

これに対して、シリア軍も、フーア市、カファルヤー町を包囲するジハード主義武装集団に対して空爆を行った。

一方、SANA(8月17日付)によると、ジスル・シュグール市、カルクール村南部アウラム・ジャウズ村、マルイヤーン村、アブー・ズフール町、ズィヤーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月17日付)によると、ジャズラム丘、フワイズ村、ハウワーシュ村、フワイジャ村、サルマーニーヤ村、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、カフルズィーター市、ジスル・バイト・ラース村、カルアト・マディーク町、ザイズーン村、バフサ村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月17日付)によると、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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オブライアン国連人道問題担当事務次長はドゥーマー市へのシリア軍の爆撃を非難(2015年8月17日)

シリアを訪問中のスティーブン・オブライアン国連人道問題担当事務次長は、16日のドゥーマー市に対するシリア軍の空爆に関して、記者会見で、民間人への攻撃は「違法で、受け入れられず、停止されねばならない」と述べた。

そのうえで、「この長い紛争のすべての当事者は、民間人を保護し、国際人道法を尊重すべきだ」と訴えた。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会は、イランの「民族浄化」計画を非難(2015年8月17日)

シリア・イスラーム評議会は声明を出し、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町をめぐるイランとシャーム自由人イスラーム運動の停戦交渉(の失敗)に関して、イランがザバダーニー市に対して「民族浄化」を行おうとしていると断じ、この「計略」を阻止するようイスラーム教徒、とりわけイスラーム教徒の為政者に求めた。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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ロシア・イラン外相会談「アサド政権退陣を条件として受け入れることはできない」(2015年8月17日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、ロシアの首都モスクワを訪問し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談、イラン核開発をめぐる協力、シリア情勢などを含む中東情勢、ウクライナ情勢について協議した。

会談後の共同記者会見で、ラブロフ外務大臣は、シリア情勢に関して「シリアの危機を解決するための努力と協力を強化することを集中的に協議した」としたうえで、「シリアの危機は、平和的、外交的、政治的なかたちでのみ解決し、外国が介入せずに、すべてのシリアの当事者による話合いのなかでのみ到達し得る。シリアの未来はシリア人自身が決する」と強調した。

また「我々の立場は当初から変化していない…。我々は常に、シリアの未来と運命が…外国の介入や前提条件のないかたちで、シリア人自身の手のなかにあることを支持してきたし、常に支持している」と述べた。

また米国、湾岸諸国の対シリア政策をめぐっては、「解決策は政治的であるべき」との点で意見が一致しているが、シリア指導部の将来をめぐっていくつかの対立点があることを明らかにした。

そのうえで「シリア国民が国とその指導部の運命を決定する。ロシアは、シリアの合法的な指導部が移行期終了とともに退陣するようあらかじめ合意することを、条件として受け入れることはできない」と強調した。

一方、ザリーフ外務大臣も「イランとロシアは、外国の干渉を排除したかたちでシリアの危機解決を解決するという点で共通の姿勢をとっている…。我々は、シリア国民が自らの運命を決し、諸外国はこれを促さねばならないという点で一致している。我々はシリア国民が自らの運命を決し、危機を解決するにあたって、前提条件を課してはならない」と述べた。

SANA, August 17, 2015
SANA, August 17, 2015

 

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は「安全保障地帯」設置に執着(2015年8月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は声明を出し、17日のシリア軍によるドゥーマー市空爆を非難、「シリア人のための安全保障地域の設置に反対する者は…、シリア政府に自らが望む蛮行を行ってもよいという明確なメッセージを送るものである」と述べ、米トルコ両国政府が設置合意したとされるアレッポ県北部での「安全地帯」への支持を表明した。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全保障地帯」で攻勢を続ける(2015年8月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市とサンダフ村を結ぶ街道で爆弾を爆発させ、反体制武装集団と交戦した。

また有志連合と思われる戦闘機がバーブ市近郊のターディフ市一帯を空爆した。

一方、スィッリーン町南部で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュが交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市を空爆・砲撃し、女性1人が死亡した。

一方、SANA(8月16日付)によると、タドムル市西部郊外、カルヤタイン市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がハサカ市郊外のファスタート地区を空爆する一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・ブラーク町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア軍の少尉が死亡した。

シリア軍はまた、ジャフラ村、ハトラ村、ハゥイージャト・サクル村などを砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市内で男性1人を処刑した。

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スワイダー県では、SANA(8月16日付)によると、ヒルバト・アウワード村、サアド丘で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がカスル・ブン・ワルダーン村、フワイズ村、フワイジャ村、マシーク村、ハウワーシュ村、アンカーウィー村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月16日付)によると、アルバイド村、東クワイリス町、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アレッポ市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。</p>

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県ドゥーマー市、アイン・フィージャ町などを無差別爆撃し、90人以上が死亡(2015年8月16日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市の市場を「樽爆弾」などで空爆し、子供複数を含む82人が死亡(シリア人権監視団によると、その後死者は96人に)、250人以上が負傷した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、同市からの第一報告によると、犠牲者のほとんどは民間人で、シリア軍は最初の空爆で人々が負傷者を救出するために集まったところを再び空爆したという。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015
Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015
Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015

シリア軍はまた、ダマスカス県への水道を封鎖している反体制武装集団が活動するバラダー渓谷のアイン・フィージャ町を「樽爆弾」で空爆し、子供6人を含む15人が死亡した。

一方、ザバダーニー市一帯では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、シリア軍が市内各所を「樽爆弾」で空爆した。

シリア軍、国防隊はまた、バラダー渓谷のバスィーマ町一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともにザバダーニー市内で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などと交戦し、市内西部の建物群複数カ所(バラダー交差点一帯など)を制圧した。

また市内のコルニーシュ交差点一帯で、爆発物の撤去作業などを完了し、迫撃砲、爆弾多数を押収した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アルマー町、ヌアイマ村、ダルアー市難民キャンプ地区一帯をシリア軍が「樽爆弾」、地対地ミサイルなどで空爆した。

一方、SANA(8月16日付)によると、ダルアー市内ブスラー広場一帯、ダム街道地区一帯など、ヌアイマ村、東カラク村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、アンサール旅団、タファス戦車旅団、ハウラーン・ファッルージャ師団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が少なくとも2度にわたってイドリブ市を空爆し、10人以上が死亡した。

シリア軍はまたジャバーラー、ヒザーリーン村、フライフィル村、さらにはファトフ軍が包囲するフーア市、カファルヤー町周辺を空爆し、ファトフ軍戦闘員3人が死亡した。

さらにフーア市、カファルヤー町一帯では、国防隊、人民諸委員会が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などと交戦した。

一方、SANA(8月16日付)によると、ムハムバル村、マルジュ・ズフール村、カルクール村、アウラム・ジャウズ村、ジスル・シュグール市、ビンニシュ市、トゥウーム村北部、タフタナーズ市西部、ラーム・ハムダーン村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町、カンスフラ村、バサーミス村、シャーグーリート村、ヒザーリーン村、アルナバ村、ハーミディーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市アーミリーヤ地区、ラームーサ地区を手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(8月16日付)によると、アレッポ市旧市街、サイフ・ダウラ地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、科学研究センター一帯、シャイフ・ルトフィー村、マンスーラ村、カフルハムラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市で迫撃砲弾の爆発により子供1人が死亡した。

またシリア軍はヒムス市ワアル地区を砲撃した。

さらにタスニーン村およびタルビーサ市郊外では、シリア軍との戦闘で、反体制武装集団(ヒムス軍団など)の司令官を含む19人が死亡した。

一方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がガジャル村、ウンム・シャルシューフ村、ブルジュ・カーイー村、ラスタン市を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、フワイジャ村、カルアト・マディーク町、シャリーア村を空爆・砲撃する一方、ファトフ軍もジューリーン村を砲撃した。

一方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、タッル・ワースィト村、ジャズラム丘、ジスル・バイト・ラース村、カルアト・マディーク町、ザイズーン村、バフサ村、サルマーニーヤ村、カフルズィーター市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がジャウバル区内マイサルーン地区で、反体制武装集団が掘削した全長600メートル、深さ17メートルの地下トンネルを発見した。

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クナイトラ県では、SANA(8月16日付)によると、ジュャバーター・ハシャブ村、ラスム・タヒーン、ウーファーニヤー村、フッリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月16日付)によると、タルティヤーフ村、ドゥワイリカ村、サルマー町、ブー・ザダーク山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、ِAugust 18, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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ズウビー情報大臣「シリア国民、シリア政府、アサド大統領の存在に抵触するような政治プロセスは誤った選択肢だ」(2015年8月16日)

マフムード・ズウビー情報大臣は、イランの首都テヘランで開幕した第8回イスラームラジオ・テレビ連合総会に出席し、基調演説を行った。

演説のなかで、ズウビー情報大臣は「シリアは今日、モスクや教会が標的となり、イスラーム教徒、キリスト教徒、子供、女性が、思想的・宗教的・政治的な帰属に関係なく、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線、そして穏健な反体制派に反対したという理由だけで殺されている」と述べたうえで、「シリア、イラク、エジプト…の立憲制に対するテロ攻撃はイスラエルの占領政体に資するだけだ」と警鐘を鳴らした。

ズウビー情報大臣はまた「シリアは鼓動するアラブの心臓であるだけでなく、鼓動するイスラーム教・キリスト教の心臓でもあり、イスラーム共同体、そして全世界に代わってテロと戦っている」と主張し、「シリア国民…、シリア政府、その長であるバッシャール・アサド大統領の存在に抵触するような政治プロセスは誤った選択肢だ」と強調した。

SANA, August 16, 2015
SANA, August 16, 2015

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外相がオブライアン国連人道問題担当事務次長と会談「人道分野に携わる活動家のなかに、一部諸外国・諸勢力の思惑のもとに支援を行う者がいた」(2015年8月16日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、シリアを訪問中のスティーブン・オブライアン国連人道問題担当事務次長と会談した。

SANA(8月16日付)によると、シリア政府が、一部諸外国の支援を受けたタクフィール主義テロへの抵抗を続けるシリア国民の人道的ニーズに応えようとしていると述べる一方、人道分野に携わる一部活動家のなかに、シリア国民ではなく、一部諸外国・諸勢力の思惑のもとに支援を行う者がいたことで、シリア政府と国連の間の協力関係に悪影響が生じていたと苦言を呈した。

これに対して、オブライアン次官は、今回の訪問がシリア政府の要求および現地の実態を把握し、シリア国民のニーズに応えることが目的だとしたうえで、人道支援の政治化を回避したいとの応えたという。

SANA, August 16, 2015
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AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が、米軍の軍事教練を受けた第30師団メンバー7人を釈放(2015年8月16日)

『ハヤート』(8月17日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、アレッポ県アフリーン市郊外にで拘束した第30師団のメンバー7人を釈放したと発表した。

7人は、米軍による軍事教練を受け、シリア領内に送り込まれた「穏健な反体制派」の第30師団のメンバーで、7月末にアフリーン市郊外でヌスラ戦線に拘束されていた13人の一部。

これに関して、第30師団は15日付で声明を出し、ヌスラ戦線がメンバー7人を釈放したことを明らかにするとともに、ナディーム・ハサン大佐を含む残りのメンバーが近く釈放されることを望むと発表した。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015

 

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アサド大統領の甥のスライマーン・アサド容疑者が「精神病、麻薬中毒症」の治療のため釈放される(2015年8月16日)

「バスナーダー調整」は、フェイスブックの公式ページを通じて、7日にラタキア市内でハッサーン・シャイフ空軍大佐を射殺し、10日に当局に逮捕されたアサド大統領の甥のスライマーン・アサド氏が釈放されたと発表した。

それによると、スライマーン氏は「精神病を患っており、麻薬中毒者であるため、関係当局は拘置所外で治療を行う」目的で釈放されたという。

バスナーダーとは、シャイフ空軍大佐の生地であるラタキア県バスナーダー村のこと。

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しかし、クッルナー・シュラカー(8月17日付)は、ラタキア県の軍事情報局の中佐の話として、スライマーン氏が証拠不十分で釈放されたと伝えた。

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シャーム戦線「ダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けてトルコと協力する」(2015年8月16日)

アレッポ県で活動するシャーム戦線は声明(ファトワー)を出し、ダーイシュ(イスラーム国)をイスラーム教徒とはみなさないとする一方、トルコについては「国民も政府もイスラーム教徒の国家」だと絶賛し、ダーイシュ殲滅に向けてトルコと協力すると表明した。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
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米、ドイツがトルコ南部に配備していたパトリオット・ミサイルを撤収すると相次いで発表(2015年8月16日)

ドイツのウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン国防大臣は15日、2013年1月以来トルコ南部に配備されているドイツ軍のパトリオット・ミサイル発射台を2016年1月に撤収する、と発表した。

また、米国務省とトルコ国防省も16日に共同声明を出し、トルコ南東部に配備しているパトリオット・ミサイル発射台を10月に撤収すると発表した。

トルコ政府は2012年11月、シリアの紛争の波及を抑止するため、NATOに対して、パトリオット・ミサイルの配備を要請、これを受け、米国、ドイツ、オランダの参加国は2013初めにトルコ南部にパトリオット・ミサイル発射台を配備していた。

AFP(8月16日付)などが伝えた。

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トルコのボズクルEU担当相「シリア北部に安全保障地帯を設置し、家や学校を建設し、シリア人難民の帰還を促したい」(2015年8月15日)

トルコのヴォルカン・ボズクルEU担当大臣は、米トルコ両政府が設置合意したとされるアレッポ県北部の「安全地帯」に関して、「トルコは、シリア北部に安全地帯を設置し、家や学校を建設し、シリア人難民のそこへの帰還を促したいと考えている」と述べた。

ARA News(8月16日付)が伝えた。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の停戦破棄、シリア軍、反体制武装集団が無差別攻撃を再開(2015年8月15日)

ダマスカス郊外県ザバダーニー市およびイドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦が、反体制武装集団(シャーム自由人イスラーム運動)とイラン高官の交渉が難航するなか、期限の16日6時を待たずして破棄され、シリア軍がザバダーニー市一帯に対する空爆・砲撃を再開したのに対し、反体制武装集団は東グータ地方での攻撃を激化、またファトフ軍がフーア市に対して砲撃を再開した。

『ハヤート』(8月16日付)によると、停戦破棄は、シリア当局が収監中の逮捕者を何人釈放するかをめぐり妥協点が見出せなかったこと、またイドリブ県(フーア市、カファルヤー町など)のシーア派住民をダマスカス県およびダマスカス郊外県に避難させる代わりに、ザバダーニー市の反体制武装集団の退避の安全を保障する案が合意に達しなかったことによるという。

これに関して、シャーム自由人イスラーム運動などからなるムジャーヒディーン・シューラー評議会は声明を出し、「ヒムス市、クサイル市のシナリオを繰り返さないため…、イランによるすべての提案を拒否する」と発表した。

複数の反体制消息筋によると、イラン側は、①国連監視下でザバダーニー市からの反体制武装集団の退避・撤退、②シリア軍の同市への進駐、③ザバダーニー市民への支援物資の搬入、④ザバダーニー市一帯半径40キロの地域からの重火器の撤収を要求していた。

これに対して、シャーム自由人イスラーム運動は、シリア当局が収監中の逮捕者約2万人の釈放を要求したが、イラン側は、釈放の代償として、フーア市、カファルヤー町の民間人数千人のダマスカス県、ダマスカス郊外県への避難を要求した、という。

シリア人権監視団によると、交渉は、イランおよびヒズブッラーのメンバーからなる使節団と、ザバダーニー市の地元戦闘員などとの間で行われていたが、前者が、シリア当局が釈放できる逮捕者(捕虜)の数を1,000人としたため、決裂したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、停戦破棄を受けて、シリア軍がザバダーニー市に対する空爆・砲撃を再開した。

クッルナー・シュラカー(8月15日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)によると、イスラーム軍が「ザバダーニー市救済」の戦いを開始し、県内各所での攻撃を激化させ、ハラスター市内の車輌局周辺のシリア軍拠点複数カ所および技術研究所でシリア軍と交戦、兵士多数を殺傷し、同地を制圧した。

これに対して、シリア軍はダーライヤー市、さらには14日にダマスカス県への水道供給を再び遮断している「バラダー渓谷ムジャーヒディーン評議会」が活動しているバラダー渓谷のバスィーマ町、ダイル・ムクリン町、アイン・フィージャ町、カフィール・ザイト村を地対地ミサイル、「樽爆弾」などで砲撃・空爆した。

またザバダーニー市近郊のマダーヤー町、ブカイン市でも、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がマディーラー市、アルバイン市、ハラスター市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(8月16日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線のダマスカス県カラムーン区司令官のアブー・ラーティブ・マザーウィー氏が何者かによって爆殺された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、停戦破棄を受けて、ファトフ軍が200発のロケット弾、迫撃砲でフーア市、カファルヤー町を無差別攻撃した。

一方、SANA(8月15日付)によると、アブー・ズフール町一帯、ムハムバル村、バサーミス、カルクール村、ビンニシュ市、マアッラト・ヌウマーン市をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対して、反体制武装集団はフーア市に対して砲撃を加えた。

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ヒムス県では、『ハヤート』(8月16日付)によると、県北部で活動する「イウティサーム・ビッラー作戦司令室」(ヒムス軍団、シャームの民のヌスラ戦線などが参加)が、ザバダーニー市救済に向けて、タスニーン村、ジャッブーリーン村、カフルナーン村などのシリア軍拠点を解放するための戦いを開始すると発表した。

しかし、クッルナー・シュラカー(8月16日付)によると、タスニーン村一帯での戦闘で、反体制武装集団戦闘員19人が死亡したという。

一方、SANA(8月15日付)によると、キースィーン村、ウンム・シャルシューフ村、ガントゥー市、タルビーサ市、ブルジュ・カーイー村、アンジャル村、アブー・タッラーハ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がバフサ村郊外でシリア軍の車輌2台を襲撃、また同地一帯、ジューリーン村でシリア軍、国防隊と交戦した。

これに対してシリア軍はジスル・バイト・ラース村、アトシャーン村、タッル・ワースィト村、カルクール村、ズィヤーラ町、ラターミナ町を砲撃・空爆、ファトフ軍もムハルダ市に砲撃を加えた(この砲撃・空爆による死傷者はなかった)。

一方、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、カストゥーン村、タッル・ワースィト村、ジャズラム丘、ズィヤーラ町、ザイズーン村、ハルービー村?、カフルズィーター市、カスル・ブン・ワルダーン村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市イザーア地区、アアザミーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、ザバディーヤ地区、サラーフッディーン地区、サイフ・ダウラ地区をシリア軍が砲撃、またザバディーヤ地区、サイフ・ダウラ地区でジハード主義武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

一方、SANA(8月15日付)によると、マンスーラ村、アレッポ市科学研究センター施設一帯、旧市街、ライラムーン地区、ザフラー協会地区、ブスターン・カスル地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、マイサルーン病院、サイフ・ダウラ地区、ラドヤーン地区、マシュハド広場一帯、サラーフッディーン交差点一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がダルアー市ゼノビア学校一帯、意思組合ビル一帯、避難民キャンプ一帯、スィーバ地区、ハマーディーン地区、同市南部および西部郊外、アトマーン村、ヤードゥーダ村、ハッラーブ・シャフム村、フラーク市、ブスル・ハリール市、スーラ町、アルマー町、サイダー町、ヌアイマ村、シャイフ・マスキーン市、ナワー市、サムリーン村、インヒル市、ハーッラ丘、ジャースィム市、カフルシャムス町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハウラーン殉教者大隊、ヤルムーグ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月15日付)によると、ダルアー県制圧をめざす「真理の嵐の戦い」に参加する反体制武装集団が、ダルアー市東部入り口のシリア軍検問所に対して、爆弾を積んだ車を突入させ、爆破した。

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クナイトラ県では、SANA(8月15日付)によると、ハムル丘一帯、ウンム・バーティナ村、マムティナ村、アブー・シャトバ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、August 16, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)は米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」内で攻勢を続け、トルコ・アレッポ市間の兵站路上に位置するタラーリーン村を制圧し、反体制武装集団の一大拠点マーリア市を完全包囲(2015年8月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マーリア市北部に位置するタラーリーン村でジハード主義武装集団と交戦し、同村の西部を掌握、同村一帯を完全制圧した。

タラーリーン村は、トルコとアレッポ市を結ぶ兵站路上に位置する戦略的要衝で、同村を制圧したことで、ダーイシュはアレッポ市北部の反体制武装集団の拠点であるマーリア市を完全包囲した。

同監視団によると、同地で9日から激化していた戦闘で、マーリア市、ウンム・フーシュ村、タラーリーン村を拠点とするジハード主義武装集団戦闘員76人と、ダーイシュ45人が死亡した。

マーリア市完全包囲に際して、ダーイシュは爆弾を積んだ車で6回にわたり自爆攻撃などを行った。

タッラーリーン村、ウンム・フーシュ村、そしてマーリア市は、米トルコ両政府が「安全地帯」設置で合意したとされる地域内に位置し、米国がトルコとともにダーイシュの排除を企図している。

一方、SANA(8月15日付)によると、ワディーヒー村、ブラート村、サフィール市東部、東クワイリス町一帯、アルバイド村、ジャディーダ村、航空士官学校一帯で、シリア軍が反ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外三角地帯、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所一帯、ワーディー・ザカーラ、フナイフィース村、カルヤタイン市を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ロシアのラブロフ外務大臣が「第2回カイロ大会」の主導者らと会談(2015年8月15日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、「第2回カイロ大会」の開催を主導したハイサム・マンナーア氏(「カフム」代表)、ハーリド・マハーミード氏、ジャマール・スライマーン氏、ジハード・マクディスィー氏と会談した。

シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ3」開催に向けてロシア外務省高官らと折衝を行うためにモスクワを訪問したマンナーア氏らに対して、ラブロフ外務大臣は「モスクワ訪問は、あなたがたにとってこれが初めてではない。しかし、前回の会談と異なっているのは、我々は今回は、シリアの現状を受け入れられないとの共通の理解のもとに会していることだ」と述べた。

そのうえで、ラブロフ外務大臣は、ジュネーブ合意(2012年6月)の原則やスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表のイニシアチブに沿って、政治的解決を実現するために国際社会が努力を結集すべきだと述べた。

クッルナー・シュラカー(8月15日付)などが伝えた。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)からのシャーム自由人イスラーム運動撤退をめぐって停戦交渉続く(2015年8月14日)

『ハヤート』(8月15日付)は、ダマスカス郊外県ザバダーニー市およびイドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦(15日午前6時までの予定)が16日まで再延長され、シャーム自由人イスラーム運動とイラン高官の間でザバダーニー市に籠城する反体制武装集団戦闘員の退避、撤退の交渉が続けられていると伝えた。

イランとトルコの仲介のもとで行われているとされる交渉においては、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が反体制武装集団が折衝を主導し、負傷した戦闘員がザバダーニー市から退避するための回廊の設置、そして退避後の反体制武装集団全戦闘員の撤退などについて話し合いが続けられており、反体制武装集団側は負傷者リストのリストを提出したという。

また、シリア人権監視団によると、交渉では、シャーム自由人イスラーム運動戦闘員をザバダーニー市外に移送するためのバスの手配および安全の確保と、フーア市とカファルヤー町への人道・食糧支援物資の搬入が主に話し合われているという。

交渉が長引くなか、バラダー渓谷で活動する「バラダー渓谷ムジャーヒディーン評議会」が声明を出し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がザバダーニー市への攻撃を停止し、同市から撤退しなければ、首都ダマスカスへの水道供給を停止すると脅迫した。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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シリア国境に面するアルサール村(ベカーア県)で「自由シリア軍」司令官殺害(2015年8月14日)

NNA(8月14日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村の広場で、反体制活動家のアブドゥッラー・フサイン・リファーイー大佐が何者かによって射殺された。

リファーイー大佐は、いわゆる自由シリア軍の司令官としてレバノン領内(アルサール村一帯)での活動を指導していた人物。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「我々は米国が企図している地域分割を拒否しなければならない」(2015年8月14日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が、2006年のレバノン紛争停戦記念日に合わせてテレビ演説を行った。

演説において、ナスルッラー書記長は「我々は、7月戦争(レバノン紛争)で我々を支えてくれた同盟者が敗北したり孤立したりすることを受け入れることはない…。あのときに狙われた一人がミシェル・アウン(元)司令官であり、私はあなたたちに言いたい。あなたたちはアウン司令官を孤立させることはできない…。我々の同盟者の正当な要求を支援するため、我々がシリアや南部の問題に専念していたとしても、我々の選択肢は開かれている」と述べ、アウン氏率いる自由国民潮流への全面支持を表明した。

一方、シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は「米国はテロに乗じて、地域を分割し、再構成し、新たな国境線を引こうとしており、テロ組織ダーイシュ(イスラーム国)がシリアでそのために活動することを望んでいる…。シリア・アラブ軍は5年にわたりシリアのあらゆる地域で戦い、シリアの統合を維持し、その分割を拒否してきた…。我々は米国が企図している分割を拒否しなければならない…。イスラエル、そしてサウジアラビアを筆頭とする一部地域諸国はこうした米国の姿勢を支持している」と述べた。

Naharnet, August 13, 2015
Naharnet, August 13, 2015

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