ダルアー県ナワー市でシリア軍・地元民兵がハウラーン地方のワーリー/アミールを名乗る幹部らダーイシュのメンバー8人を殲滅(2024年1月28日)

ダルアー県では、SANA(1月28日付)によると、関係当局がナワー市でダーイシュ(イスラーム国)のアジトに対する治安作戦を実施し、ハウラーン地方のワーリー(総督)/アミール(司令官)を名乗るウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者(通称ビ・シャーイブ)、護衛のアワド・ウワイド・アブー・アフマド・クサイバ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市出身のズクールを名乗る人物とその子供3人を含むダーイシュの幹部メンバー8人を殲滅した。



これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュに属すと見られるグループとの地元の武装集団のメンバー3人が死亡、6人が負傷、シリア軍第5軍団所属の第8旅団が地元の武装集団や中央委員会(元反体制武装集団メンバーを代表する組織)とともにブスラー・シャーム市からナワー市に応援に駆けつけて、ダーイシュと激しく交戦、幹部司令官1人を含む8人を殺害したと発表していた。

HFL(1月28日付)によると、なお、ウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者は、ダルアー県シャジャラ町出身で、アミール/ワーリーとして2018年までヤルムーク渓谷で活動、その後ダーイシュのスリーパーセル間の連携を構築する活動を再開していたという。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、HFL, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を開始すると発表(2024年1月27日)

ハサカ県では、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を開始すると発表した。


作戦開始を受けて、キャンプ住人の情報と記録を更新するための捜査チームがキャンプ内各所にチェック・ポイントを設置したが、「ムハージラート」(ムハージリーンの女性複数形)地区に収容されているダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻ら女性が、捜査チームを襲撃、チェック・ポイントへの方かを試みた。

これに対して、アサーイシュが介入し、女性らを強制排除した。
これに対して、キャンプ内では、

一方、「人道と安全」作戦第3段階を取材するためにフール・キャンプ入りしていたメディア・チームがキャンプの第5区で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの妻や子供たちの襲撃を受け、ロナヒ衛星テレビの記者が投石などによって軽傷を負った。

ANHA(1月27日付)が伝えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がダイル・ザウル県シューラー村に近い砂漠地帯で、ダーイシュの陣地複数ヵ所を狙って爆撃(2024年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシリア政府の支配下にあるシューラー村に近い砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の陣地複数ヵ所を狙って爆撃を実施した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で、シリア軍とシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで激しい砲撃戦を行い、子供1人が巻き添えとなって死亡(2024年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで激しい砲撃戦を行い、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸のカスラ村で子供1人が巻き添えとなって死亡した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県、アレッポ県各所を砲撃(2024年1月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構が敵対勢力と内通しているとして拘束していたメンバー50人あまりを釈放(2024年1月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が敵対勢力と内通しているとして拘束していたメンバー50人あまりを釈放した。

釈放されたメンバーのなかには、ムスリム・アーフィス氏、アブー・ウサーマ・ムニール氏、ファウワーズ・アスファル氏、アブー・アブドゥー・トゥウーム氏、アブー・ザッル・ムハムバル氏、アブー・ムニール・ムハムバル氏、アブー・ハッターブ・ハサカーウィー氏ら幹部メンバー、セカンド・ランクのメンバーらも含まれているという。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月27日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月27日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024、Suwayda 24, Janyary 27, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍の偵察用ドローン1機が撃墜される(2024年1月27日)

アレッポ県では、ANHA(1月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーキーヤ村で、トルコ軍の偵察用無人航空機(ドローン)1機が撃墜された。

だが、トルコ軍は別のドローンでスムーキーヤ村を爆撃した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のCONOCOガス田の米軍基地が「イランの民兵」の攻撃を受け、米軍兵士3人負傷(2024年1月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、ANHA(1月26日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田の米軍(有志連合)基地が無人航空機(ドローン)複数機の攻撃を受け、基地に駐留する米軍は防空システムでドローン2機を撃墜、それ以外のドローンは基地周辺で爆発した。

シリア人権監視団が27日に明らかにしたところによると、この攻撃で米軍兵士3人が負傷した。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024、January 27, 2024などをもとに作成。

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トルコ当局がシリア北部の占領地で活動するシリア国民軍所属諸派の戦闘員らを傭兵として雇用し、アフリカのニジェールに派遣(2024年1月26日)

シリア人権監視団は、複数の信頼できる情報筋から得た情報として、トルコ当局がシリア北部の占領地で活動するシリア国民軍所属諸派の戦闘員らを傭兵として雇用し、アフリカのニジェールに派遣しようとしていると発表した。

ニジェールへの派遣は「現地でのダーイシュ(イスラーム国)と戦うこと」が目的とされ、スルターン・ムラード師団の将兵などトルコに高い忠誠を誓っている戦闘員ら合計で3,500人あまりが派遣される見込みで、第1陣約300人は、同師団のファフーム・イーサー司令官のもと、昨年12月29日にアレッポ県ハワール・キリス村からトルコを経由し、秘密裡に現地に向かったという。

傭兵の雇用期間は6ヵ月で、給与として毎月1,500米ドルが支払われるほか、負傷した場合は最高で3万5000米ドルが、戦死した場合は遺族に6万米ドルが支払われるという。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県でイラク人民動員隊に所属するヌジャバー大隊の陣地複数ヵ所を襲撃、4人を殺傷(2024年1月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のシューラー村近郊の砂漠地帯で、オートバイ複数台に乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、イラク人民動員隊に所属するヌジャバー大隊の陣地複数ヵ所を襲撃、2人を殺害、2人を負傷させた(27日に死者は3人となった)。

ダーイシュのスリーパーセルはまた、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ村で教員1人を殺害した。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024、January 27, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所でアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者を批判する抗議デモ(2024年1月26日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、ダイル・ハッサーン村、アティマ村、アレッポ県のサッハーラ村で、同機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者を批判する抗議デモが行われた。

イドリブ市では、住民数十人が、ダイル・ハッサーン村、アティマ村、サッハーラ村では国内避難民(IDPs)らが集まり、シャーム解放機構によって拘束された逮捕者の釈放を求めた。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月26日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月26日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024、Suwayda 24, January 26, 2024などをもとに作成。

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トルコは占領下の「オリーブの枝」地域内のアレッポ県カトマ村近郊に「サラーム村」の名で新たな入植地を建設(2024年1月26日)

アレッポ県では、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のカトマ村近郊に、トルコが「サラーム村」の名で新たな入植地を建設した。

入植地は、シリア各所からの国内避難民(IDPs)を定住させるためのもの。

ANHA(1月26日付)が伝えた。


AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県ラサーファ市近郊の砂漠地帯を爆撃するなか、シリア軍と国防隊が同地でダーイシュと激しく交戦(2024年1月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がラサーファ市近郊の砂漠地帯を爆撃するなか、シリア軍と国防隊が同地でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続(2024年1月25日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月25日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024、Suwayda 24, January 25, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県北部のシリア軍陣地をドローンで爆撃(2024年1月25日)

アレッポ県では、ANHA(1月25日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村にあるシリア軍の陣地1ヵ所を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

トルコ軍はまた、マーリキーヤ村に対しても爆撃を行った。

トルコ軍はさらに、シリア国民軍とともにタナブ村にあるシリア軍の陣地1ヵ所を狙って砲撃を行い、シリア軍兵士1人が負傷した。

このほかにも、トルコ軍は、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーラーン村、ハルビーサーン村を爆撃した。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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アスタナ21会議が閉幕:ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は「ロシア、イラン、そしてトルコは、米国の不法駐留がシリア不安定の主な原因であるという意見で一致している」と述べる(2024年1月25日)

カザフスタンの首都アスタナで24日から開催されていたアスタナ21会議が閉幕声明を採択し、2日間の日程を終了した。

会議の保証国であるロシア、イラン、トルコが発表した閉幕声明の骨子は以下の通り:

  • シリアの主権、統一、独立、領土の一体性、国連憲章を順守することを確認。
  • シリアに対して繰り返されるイスラエルの攻撃を国際法、国際人道法への違反、シリアの主権s侵害として非難、その停止を求める。
  • ゴラン高原占領拒否。
  • シリア主導による政治プロセスを通じた危機解決の重要性を確認。
  • テロ撲滅、シリア難民の自発的帰還にふさわしい環境の整備、シリア全土への人道支援。
  • シリアの主権、平和、領土の一体性に抵触する分離主義的アジェンダの阻止。
  • シリア国内でのテロ活動を非難。
  • イドリブ県の緊張緩和地帯での安定実現への取り組み継続。
  • シリアの主権と領土の一体性を維持したかたちでのシリア北東部の安全と安定の実現。「テロとの戦い」を口実とする違法な自治政府の樹立の拒否。
  • 石油資源の違法な盗奪反対。
  • シリアにおけるテロ、自治政府樹立に向けた違法なイニシアチブを支援する外国を非難。
  • シリア北東部における平和的デモ弾圧、徴兵、差別的な教育実施を非難。
  • 早期回復プロジェクトなどへの国連、および関連機関の支援増大を求める。
  • ガザ地区における人道危機への懸念を表明、イスラエル軍の攻撃停止の必要を確認。
  • 次回の会合を2024年下半期に実施することを合意。

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一方、ロシア政府代表団を率いるアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は記者会見で、ロシア、イラン、そしてトルコは、米国の不法駐留がシリア不安定の主な原因であるという意見で一致していると述べた。

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SANA(1月24日付)が伝えた。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ県ジスル・シュグール市でアラビア半島出身のメンバー1人の自宅を強襲、このメンバーを拘束(2024年1月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がジスル・シュグール市で、アラビア半島出身のメンバー1人の自宅を強襲、このメンバーを拘束した。

拘束されたメンバーは、新興のアル=カーイダの一つフッラース・ディーン機構の元メンバーと見られる。

AFP, January 24, 2024、ANHA, January 24, 2024、‘Inab Baladi, January 24, 2024、Reuters, January 24, 2024、SANA, January 24, 2024、SOHR, January 24, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シャアファ村でシリア民主軍への蜂起を主導するアカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏が率いるアラブ部族の武装グループが住民3人を拉致(2024年1月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシャアファ村で23日深夜から24日未明にかけて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への蜂起を主導するアカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏が率いるアラブ部族の武装グループが灌漑事業に従事する住民3人を拉致した。

AFP, January 24, 2024、ANHA, January 24, 2024、‘Inab Baladi, January 24, 2024、Reuters, January 24, 2024、SANA, January 24, 2024、SOHR, January 24, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月24日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月24日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 24, 2024、ANHA, January 24, 2024、‘Inab Baladi, January 24, 2024、Reuters, January 24, 2024、SANA, January 24, 2024、SOHR, January 24, 2024、Suwayda 24, January 24, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県とハサカ県をドローンで攻撃、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員多数が死傷(2024年1月24日)

アレッポ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のバグディーク村、クールタッバ村を砲撃した。

トルコ軍はその後、バグディーク村を無人航空機(ドローン)複数機で爆撃した。

トルコ軍はこのほかにも、タッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とハサカ市を結ぶ街道を移動中の内務治安部隊(アサーイシュ)の車輛1台を無人航空機(ドローン)1機で爆撃、乗っていた隊員2人を殺害した。

シリア人権監視団によると、運転手1人が死亡、乗っていた4人が負傷した。

AFP, January 24, 2024、ANHA, January 24, 2024、al-‘Arabi al-Jadid, January 24, 2024、‘Inab Baladi, January 24, 2024、Reuters, January 24, 2024、SANA, January 24, 2024、SOHR, January 24, 2024などをもとに作成。

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シリアでの停戦と和平について話し合うアスタナ21会議が2日間の日程で開幕(2024年1月24日)

シリアでの停戦と和平について話し合うアスタナ21会議がカザフスタンの首都アスタナで2日間の日程で開幕した。

会議には、会議の保証国であるロシア、イラン、トルコから、アレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使を代表とするロシア政府代表団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイラン政府代表団、アフメット・ユルドゥズ外務副大臣を代表とするトルコ政府代表に加えて、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣を代表とするシリア政府代表団、シリア革命反体制国民連立傘下の暫定内閣前首班のアフマド・トゥウマ氏が代表を務める反体制派代表団が参加している。

加えて、ヨルダン、レバノン、イラク政府、ナジャート・ルシュディー・シリア問題担当国連特別副代表らからなる国連代表団、赤十字国際委員会の代表団がオブザーバーとして参加している。

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このうち、サッバーグ外務在外居住者副大臣を代表とするシリア政府代表団は、ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使を代表とするロシア政府代表団と会談し、会議の議題とおよびそれに対する両国の連携姿勢について協議した。


続いて、シリア政府代表団は、ハージー外務大臣補を代表とするイラン政府代表団と会談し、同じく会議の議題とおよびそれに対する両国の連携姿勢について協議した。

シリア政府代表団はさらに、ルシュディー特別副代表ら国連代表団と会談し、会議に議題、シリア情勢にかかる国連の役割について協議した。

SANA(1月24日付)が伝えた。

AFP, January 24, 2024、ANHA, January 24, 2024、‘Inab Baladi, January 24, 2024、Reuters, January 24, 2024、SANA, January 24, 2024、SOHR, January 24, 2024、Syria TV, January 24, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方を砲撃、新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードのメンバー1人が負傷(2024年1月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を砲撃、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードのメンバー1人が負傷した。

シリア軍はまた、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村、バイニーン村に対しても砲撃を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村などを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃した。

AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月23日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月23日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024、Suwayda 24, January 23, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍はアレッポ県マンビジュ市北西でシリア国民軍のドローンを撃墜(2024年1月23日)

アレッポ県では、ANHA(1月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のサイヤード村でシリア国民軍の無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。


AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍の車列がハサカ県ルマイラーン町近郊の村で住民に発砲(2024年1月23日)

ハサカ県では、SANA(1月23日付)によると、車輛4台からなる人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるルマイラーン町近郊のサイーダ村で住民に発砲、1人が負傷した。

AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024などをもとに作成。

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国防省はシリア軍がダルアー県ブスラー・シャーム市でテロリストが仕掛けた爆発物を撤去するとともに、国境警備隊がヨルダン国境近くでドローン1機を撃墜したと発表(2024年1月23日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍がダルアー県のブスラー・シャーム市でテロリストが仕掛けた爆発物を撤去するとともに、国境警備隊がヨルダン国境近くで無人航空機(ドローン)1機を撃墜したと発表、その写真を公開した。


SANA(1月23日付)が伝えた。

AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県タリーラ保護区でレバノンのヒズブッラー、国防隊、シリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃(2024年1月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタリーラ保護区でレバノンのヒズブッラー、国防隊、シリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、ヒズブッラーのメンバー1人と国防隊メンバー5人が負傷した。

AFP, January 22, 2024、ANHA, January 22, 2024、‘Inab Baladi, January 22, 2024、Reuters, January 22, 2024、SANA, January 22, 2024、SOHR, January 22, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アリーハー市などを砲撃、住民らが負傷(2024年1月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、タフタナーズ市、トゥウーム村一帯、アリーハー市、サルジャ村を砲撃、アリーハー市で子供2人を含む住民4人が、サルジャ村で住民2人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、アリーハー市への砲撃で、女性1人、子供4人を含む6人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、ワサータ村、カスル村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市とザムリーン村を結ぶ街道で、何者かが仕掛けた爆弾が軍用車輛の通過に併せて爆発、乗っていたシリア軍兵士5人が死亡した。

AFP, January 22, 2024、ANHA, January 22, 2024、‘Inab Baladi, January 22, 2024、Reuters, January 22, 2024、SANA, January 22, 2024、SOHR, January 22, 2024などをもとに作成。

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