ハサカ県内の刑務所に収監されていたダーイシュのイラク人メンバー約50人の身柄がシリア民主軍によってイラク政府に引き渡される(2023年6月3日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にある刑務所に収監されていたダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバー約50人の身柄が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によってイラク政府に引き渡された。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アズバ村で、ダーイシュのスリーパーセルのメンバーと見られる武装集団がシリア民主軍の元兵士を銃で殺害(2023年6月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある県北部のアズバ村の市場で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られるオートバイに乗った武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の元兵士を銃で撃ち殺害した。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、シリア自由軍から3日にわたって拷問を受けていた66歳の男性が死亡(2023年6月3日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、5月末に「警察」に拘束され、収容所でシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)から3日にわたって拷問を受けた後に1日に釈放されていた66歳の男性が死亡した。

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また、同キャンプで避難生活を続ける国内避難民(IDPs)が生活状況、人道支援の受給を求めて抗議デモを行った。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるスィーマルカー国境通行所が通商および人道部門での通関業務を再開したと発表(2023年6月3日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局の管理下にあるティグリス川河畔のスィーマルカー国境通行所が声明を出し、通商、および人道部門での通関業務を再開したと発表した。

ANHA(6月3日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/semalka.2017/posts/pfbid02MU4EsnE3f2H7h9uMESLkrfbCK5zwJfe6bbQB5uB92jzrYhGBVey4NmZJu6DjnwhUl

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配地から政府支配への初等・中等教育修了試験と高等教育進学試験の受験を希望する生徒の移動なし(2023年6月3日)

イドリブ県では、シリア政府の支配地とシャーム解放機構の支配地を隔てるM4高速道路沿線のサラーキブ市西の通行所(シャーム解放機構の支配地側にはタルナブ村の通行所がある)が、政府支配地で実施される初等・中等教育修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するシャーム解放機構の支配地在住の初等・中等教育修了予定者を受け入れを開始した。


だが、SANA(6月3日付)によると、シャーム解放機構の支配地から受験希望者が通行所を訪れることはなかった。

これに関して、通行所のナーディル・アブドゥー管理局長は、生徒が通行所に向かうことを「テロ・グループ」が阻止している、とSANAに対して明らかにした。

SANA(6月3日付)が伝えた。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュがヒムス県西部の砂漠地帯で交戦し、シリア軍兵士1人死亡(2023年6月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが県西部の砂漠地帯で交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, June 3, 2023、ANHA, June 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2023、Reuters, June 3, 2023、SANA, June 3, 2023、SOHR, June 3, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県では北・東シリア自治局支配地から初等・中等教育の修了試験と高等教育進学試験の受験希望者が政府支配地に、イドリブ県ではシャーム解放機構支配地からの生徒受け入れ準備が進む(2023年6月2日)

アレッポ県では、北・東シリア自治局の支配下にある地域で暮らす初等・中等教育9年生の女子生徒の第1陣が、マンビジュ市南西のターイハト・トゥワイマート村に設置されている通行所を通じて、シリア政府支配地に入った。

シリア政府の支配地で行われる初等・中等教育の修了試験と高等教育進学試験を受験するのが目的で、受け入れはロシア当事者和解調整センター、アレッポ県および同県の関係機関の協力のもとに行われた。

アレッポ県のムスタファー・アブドゥルガニー教育局長によると、マンビジュ郡、アイン・アラブ(コバネ)郡、バーブ郡、アフリーン郡、ジャラーブルス郡から数千人の生徒を42のセンターに受け入れ、受験前の集中授業を提供するという。

また、学生の受け入れを担当する教育局のザカリヤー・カッラ・フハンマド氏によると、ターイハト・トゥワイマート村の通行所に40台の大型バスを派遣し、第1陣となる女子生徒2,700人を通行所から県内の受け入れセンターに移送した。


SANA(6月2日付)が伝えた。

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イドリブ県のサーイル・ナースィフ・サルハブ知事は、県の保健局、教育局、シリア・アラブ赤新月社イドリブ支部などの関係部局に対して、サラーキブ市西の通行所の開放に必要なすべての措置と準備を行うよう指示した。

『ティシュリーン』(6月2日付)が伝えた。

サルハブ県知事は5月31日、シリア政府の支配地とシャーム解放機構の支配地を隔てるM4高速道路沿線のサラーキブ市西の通行所(シャーム解放機構の支配地側にはタルナブ村の通行所がある)を6月3日から6日まで開放し、政府支配地で実施される修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するシャーム解放機構の支配地在住の初等・中等教育修了予定者を受け入れると発表していた。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023、Tishrin, June 2, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配地とトルコ占領地でシリア政府とトルコ、アラブ諸国の接近・関係改善に抗議するデモ(2023年6月2日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県サッハーラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県バーブ市、アアザーズ市、スーラーン・アアザーズ町などで、「暴君の手法は一つ」と銘打ったデモが行われ、トルコとシリア政府の接近、アラブ諸国とシリア政府の関係改善の拒否が訴えられた。

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一方、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市では、同機構の総合治安機関がイスラーム解放党のメンバー1人を逮捕した。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023、June 3, 2033などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アルマナーズ市でウズベク人が銃で撃たれて死亡(2023年6月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアルマナーズ市で1日深夜から2日未明にかけて、ウズベク人が運転するオートバイが正体不明の武装集団の要撃を受け、このウズベク人は銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、麻薬密売への関与が疑われる治安機関の協力者がダルアー市ダルアー・バラド地区で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はシリア政府がスーダンからのシリア人の帰還を妨害していると非難(2023年6月2日)

北・東シリア自治局は声明を出し、スーダン軍と即応支援部隊(RSF)の戦闘による混乱が続くスーダンからのシリア人の帰還を支援している同自治局の活動をシリア政府が妨害し、同自治局支配地域への帰還を希望するシリア人に対して実現不可能とも言える条件を課す一方、政府に近いメディアや外交官らが、シャーム・ウィングで帰還希望者を移送したと喧伝し、事実を歪めようとしていると批判した。

ANHA(6月2日付)が伝えた。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カッリー町で女性らが同機構による恣意的逮捕に抗議、逮捕者の釈放やジャウラーニー指導者の打倒を要求(2023年6月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるカッリー町で、女性ら数十人が、シャーム解放機構による恣意的逮捕に抗議、逮捕者の釈放やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を要求した。

一方、シャーム解放機構は、同機構に所属する総合治安機関が、イスラーム解放党メンバーだとして逮捕していた2人を釈放した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市近郊で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受け死亡(2023年6月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市近郊の街道で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受け、銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2023年6月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のイフスィム町、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が5月31日深夜から6月1日未明にかけて、シャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯に展開するシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、アンカーウィー村一帯、クライディーン村一帯を砲撃し、農作業機が破壊された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるラタキア県北部を砲撃した。

AFP, June 1, 2023、ANHA, June 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2023、Reuters, June 1, 2023、SANA, June 1, 2023、SOHR, June 1, 2023などをもとに作成。

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米占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで生まれた女の赤ちゃんが母親に連れられシリア政府支配下のヒムス市の病院に向かって脱出する途中に死亡(2023年5月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、出産直後の女の赤ちゃんが病気を発症、母親が赤ちゃんを連れて劣悪な医療・衛生環境のキャンプを脱出し、シリア政府の支配下にあるヒムス市の病院に向かったが、赤ちゃんは病院に到着する前に死亡した。

AFP, May 31, 2023、ANHA, May 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2023、Reuters, May 31, 2023、SANA, May 31, 2023、SOHR, May 31, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がハマー県、イドリブ県で交戦(2023年5月31日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、カフルナブル市、ハザーリーン村一帯のシリア軍とロシア軍の拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, May 31, 2023、ANHA, May 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2023、Reuters, May 31, 2023、SANA, May 31, 2023、SOHR, May 31, 2023などをもとに作成。

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スーダン国内の混乱を避け、シリア人188人が北・東シリア自治局の支配地に新たに帰国(2023年5月31日)

北・東シリア自治局は、スーダン軍と即応支援部隊(RSF)の戦闘に伴いスーダン国内の混乱を受けて、同国からの退避を希望していたシリア人の帰国を支援、第2陣となる同自治局各所出身の18人(うち乳児3人)、第3陣となる170人(うち乳児18人)と遺体3体が空路でハサカ県にあるカーミシュリー国際空港(シリア政府支配下)に到着した。

これによって、スーダンから北・東シリア自治局の支配地に帰国したシリア人は341人となった。


ANHA(5月31日付)が伝えた。

AFP, May 31, 2023、ANHA, May 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2023、Reuters, May 31, 2023、SANA, May 31, 2023、SOHR, May 31, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県アブー・ラースィーン町近郊のルバイアート村を砲撃(2023年5月31日)

ハサカ県では、ANHA(5月31日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のルバイアート村を砲撃した。

AFP, May 31, 2023、ANHA, May 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2023、Reuters, May 31, 2023、SANA, May 31, 2023、SOHR, May 31, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市で、シリア国民軍の「テロ撲滅部隊」と同軍所属の別の武装集団が交戦(2023年5月31日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市の市場で、シリア国民軍に所属するいわゆる「テロ撲滅部隊」と同軍所属の別の武装集団が交戦し、「テロ撲滅部隊」の戦闘員2人が負傷した。

AFP, May 31, 2023、ANHA, May 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2023、Reuters, May 31, 2023、SANA, May 31, 2023、SOHR, May 31, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配地とトルコ占領地各所でシャーム解放機構による住民の恣意的逮捕に抗議するデモ(2023年5月30日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のサッハーラ村、イドリブ県のアティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県スーラーン・アアザーズ町、カフラ村で、シャーム解放機構による住民の恣意的逮捕に抗議するデモが発生し、その釈放やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者退任を求めた。

AFP, May 30, 2023、ANHA, May 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2023、Reuters, May 30, 2023、SANA, May 30, 2023、SOHR, May 30, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域(アレッポ県)でメディア活動家や憲兵隊員の逮捕に抗議するデモ(2023年5月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のジャラーブルス市で、文民警察(いわゆる「自由警察」)が、トルコの大統領選挙でレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の勝利を揶揄する書き込みをフェイスブックでしたメディア活動家を逮捕した。

文民警察は逮捕した活動家の身柄をシリア国民軍の憲兵隊に引き渡したとしているが、憲兵隊は、文民警察がハワール・キリス村にあるトルコの諜報機関に引き渡したと主張している。

イナブ・バラディー(5月30日付)によると、この活動家は、クッル・ラジオ/テレビの記者で、その後釈放された。

また、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍憲兵隊支部の前でも、住民らが、路上でタイヤを燃やすなどして抗議デモを行い、密輸ルートを通じてトルコに入ろうとしたシリア軍兵士1人を逮捕直後に逃がしたとして逮捕されている憲兵隊員3人の釈放を求めた。

AFP, May 30, 2023、ANHA, May 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2023、‘Inab Baladi, May 30, 2023、Reuters, May 30, 2023、SANA, May 30, 2023、SOHR, May 30, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県を爆撃し、若い男性1人が負傷(2023年5月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(5月30日付)によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバザーブール村一帯を爆撃し、若い男性1人が負傷した。

この男性は近くをオートバイで移動中、爆発の破片を受けて負傷したという。

ホワイト・ヘルメットはフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyrianCivilDefenceIdlibWhiteHelmets/)を通じて、ロシア軍戦闘機がバザーブール村近郊の民家を狙って行った爆撃で、近くをオートバイで移動中の青年1人が破片で負傷したと発表した。

https://www.facebook.com/SyrianCivilDefenceIdlibWhiteHelmets/posts/pfbid02HxvXgeDjgzf94SvSL4aBncMQ64SULbvPcwBDsDc2Eufqw1xDFh9WfeqAgqkowjMvl

また、シリア軍もザーウィヤ山地方のイフスィム町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃し、シリア軍第45特殊任務中隊の兵士1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市近郊で、軍事情報局に協力する地元民兵の司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官が死亡した。

AFP, May 30, 2023、ANHA, May 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2023、‘Inab Baladi, May 30, 2023、Reuters, May 30, 2023、SANA, May 30, 2023、SOHR, May 30, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県でダーイシュ・メンバーと見られる住民1人とトルコに内通しているとされるシャーム軍団メンバー2人を逮捕(2023年5月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がザーウィヤ山地方のイフスィム町近郊で住民1人を、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだとの容疑で逮捕した。

総合治安機関はまた、カフルタハーリーム町でも、トルコに内通しているとして、「決戦」作戦司令室を主導するシャーム軍団のメンバー2人を逮捕した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, May 30, 2023、ANHA, May 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2023、Reuters, May 30, 2023、SANA, May 30, 2023、SOHR, May 30, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局がフール・キャンプで今年初めてとなる帰還希望者への視察調査を実施(2023年5月29日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプを運営する管理局が同キャンプで今年初めてとなる視察を行い、キャンプからの出所と帰還を希望するシリア人57世帯219人の実態を調査した。

219人のほとんどはアレッポ県マンビジュ郡出身の女性と子供。

視察調査には、内務治安部隊(アサーイシュ)が同行した。

ANHA(5月30日付)によると、フール・キャンプには2022年8月現在、現在5万4390人が居住している。

内訳は、イラク人2万7816人、シリア人1万8483人、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族8091人。

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一方、シリア人権監視団によると、フール・キャンプに収容されていたラッカ県出身の61世帯がキャンプを出所した。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県マアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、子供2人を含む3人が負傷(2023年5月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、子供2人を含む3人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のがシリア政府の支配下にあるアブー・アリー山一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるバスラートゥーン村一帯を砲撃した。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

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シリア救国内閣、暫定内閣、シャーム自由人イスラーム運動はトルコのエルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利に祝意(2023年5月29日)

シャーム解放機構の支配地の自治を担うシリア救国内閣傘下の政治問題局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/syriadpa/)を通じて声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利に祝意を示した。

https://www.facebook.com/syriadpa/posts/pfbid022MKTcFhs85LGaG1yQ9pxFoRCPrDzQftZ7PQJWmhNLTPVfcQHAT9AVcC9PFTPLgLl

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トルコ占領下の「オリーブの枝」地域、「ユーフラテスの盾」地域、「平和の泉」地域の自治を担う暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立傘下組織)国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/MinistryofDefense2011/)を通じて声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利に祝意を示した。

https://www.facebook.com/MinistryofDefense2011/posts/pfbid0RFEqb7QBT2mt2PmkUGhxNxWDjbPmkPpGzc73U5BeoCjCgEFegGXrP2Jud8y3a2k1l

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シャーム自由人イスラーム運動の公式報道官を務めるアブー・アブドゥッラフマーン・ハマウィー氏はテレグラムのアカウント(https://t.me/ahrarsham/)を通じて声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利に祝意を示した。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、‘Inab Baladi, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構に近いシューラー総評議会はシリア救国内閣の教育大臣を新たに任命(2023年5月29日)

シャーム解放機構の支配下にあるいわゆる「解放区」の立法機関に相当するシューラー総評議会(2019年発足、本部イドリブ市)は、同機構の支配地域の自治を担うシリア救国内閣の教育大臣にナズィール・ムハンマド・カーディリー氏を任命した。

イナブ・バラディー(5月30日付)が伝えた。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、‘Inab Baladi, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でトルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)による3回の砲撃を確認したと発表(2023年5月29日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、トルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)がシリア軍の陣地に対して3回(イドリブ県2回、ラタキア県1回)の砲撃を行い、シリア軍兵士1人が死亡したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(5月28日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 29, 2023をもとに作成。

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シリア国民連合はエルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利を歓迎(2023年5月28日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)は声明を出し、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票の勝利について、「トルコ国民の意思と民主主義を守ろうとする同国民の意思と熱意を反映した」結果と評価、トルコがこれまで通り、国連安保理決議第2254号に沿った「包括的な政治移行」に向けてシリア人を支援し続けることを願うと表明した。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、‘Inab Baladi, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構構やジャウラーニー指導者に抗議するデモが続く(2023年5月28日)

シリア人権監視団、オリエント・ニュース(5月28日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカフルタハーリーム町、アブディーター村、アルマナーズ市、タルマーニーン村、ハルブヌーシュ村、カッリー町、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、カラーマ・キャンプ、バラカ・キャンプ、ダイル・ハッサーン村のIDPsキャンプ(ダイル・ハッサーン・キャンプ)、アレッポ県のサッハーラ村、アターリブ市、バービカ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾地域」内のアレッポ県スーラーン町、カフラ村、バーブ市などで、シャーム解放機構やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議するデモが行われ、住民らの恣意的逮捕に抗議、女性らが逮捕者の釈放、ジャウラーニー指導者の打倒などを求めた。

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に対する抗議デモは、5月に入って各所で28日のデモも含めて15日(5月5、7、8、9、15、16、17、21、22、23、24、25、26、27、28日)にわたって行われている。

また、女性らがデモにおいて中心的な役割を果たしている背景には、男性らがシャーム解放機構による逮捕を恐れているという事情があるという。

一方、オリエント・ニュースによると、デモを行っているのは、イスラーム解放党の支持者だという。

AFP, May 28, 2023、ANHA, May 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2023、Orient News, May 28, 2023、Reuters, May 28, 2023、SANA, May 28, 2023、SOHR, May 28, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部の第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2023年5月28日)

アレッポ県では、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, May 28, 2023、ANHA, May 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2023、Reuters, May 28, 2023、SANA, May 28, 2023、SOHR, May 28, 2023などをもとに作成。

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