ヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係を解消:米国とロシアの爆撃回避と「地域諸国」からの資金獲得が目的か?(2016年7月28日)

シャームの民のヌスラ戦線の最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏はビデオ声明を発表、そのなかでアル=カーイダとの関係を解消し、組織名をシャーム・ファトフ戦線に解消すると発表した。

ジャウラーニー氏が公の場で顔を晒したのは今回のビデオ声明が初めてで、アブドゥッラヒーム・アトワーン氏(アブー・アブドゥッラー・シャーミー、写真左)、アフマド・サラーマ・マブルーク氏(アブー・ファラジュ・ミスリー、エジプト人、写真右)を伴って声明文を読み上げた。

ビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=oossAtDYbrs)はカタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネルと反体制派系サイトのオリエント・ニュースを通じて28日晩に配信された。

3分半の短い声明のなかで、ジャウラーニー氏はまず「アル=カーイダ総司令部指導者のアイマン・ザワーヒリー氏、副指導者のアフマド・ハサン・アブー・ハイル氏に対して、シャームの民の利益、ジハード、革命を優先する姿勢を示してくれたことに謝意を示したい」と表明、「ウマーマ・ビン・ラーディン氏の教えに従い、特定の集団ではなく、イスラーム教徒全体の必要や利益に応じ、アル=カーイダが指導を続けることを願う」と激励した。

次に、「シャームの民のヌスラ戦線指導部は、アル=カーイダの指導者の指示や教えに従い、またシャームの民の利益やジハードに準じ…、ジハードを継続し、我々とジハードを遂行するその他の組織との乖離を解消するため、シューラーのもとにシャームの民を糾合し、その土地を解放するための統一組織を結成する」と表明、また「アル=カーイダの分派であるヌスラ戦線を標的とする口実で、シャームのイスラーム教徒に対して容赦ない空爆を続ける米国やロシアを筆頭とする国際社会の欺瞞に直面するシャームの人々の要請に応える」と言明した。

そのうえで「ヌスラ戦線指導部はヌスラ戦線の名で行ってきたすべての活動を完全停止し、「シャーム・ファトフ戦線の名で新たな組織を結成する」と宣言した。

また「この新組織は、いかなる外国の組織にも所属しない」と強調し、アル=カーイダとの関係解消したことを明らかにした。

最後に、シャーム・ファトフ軍の目的として、「アッラーの宗教の確立」、「ジハードを行うすべての組織の統合と、暴君からのシャームの全土解放」、「シャームにおけるジハードの防衛と継続」、「イスラーム教徒への奉仕」、「治安、安定、尊厳ある生活の保障」の5点を掲げた。Orient News Net, July 28, 2016

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『ハヤート』(7月29日付)が得た情報によると、ヌスラ戦線は数日前に幹部がイドリブ市郊外で会合を開き、「地域諸国の圧力に応じるかたちで」、アル=カーイダとの関係解消を全回一致で決定したという。

またこの決定は、米国とロシアがダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線に対する空爆で直接支援と、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍支配下のイドリブ県での空爆連携を模索しているなかで、ヌスラ戦線支配地域への攻撃を軽減することを狙ったものでもあるという。

会合に参加した複数のメンバーによると、会合ではまた、新たな資金援助の獲得についても審議されたという。

それによると、1万人以上とされる戦闘員を抱えるヌスラ戦線は、毎月約2,500万米ドル相当の予算(武器、兵站にかかる費用込み)を必要としており、これまではシリア国内での経済活動(農業など)、欧米人やアラブ人の人質解放の対価として得られる身代金、外国からの寄付によって収入をまかなってきたが、アル=カーイダと関係解消すれば、1,000万米ドルの資金援助がなされるとの約束がなされていたのだという。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Orient News Net, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は有志連合の爆撃支援を受け、マンビジュ市でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯を空爆、また同地では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

有志連合の空爆はマンビジュ市郊外のガンドゥーラ地区にもおよび、複数の死傷者が出たという。

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スワイダー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がラーミー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍が県東部のクライブ・サウル村一帯、ティバーラト・ディーバ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、県東部のタリーラ保護区などでダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村東部、ジャフラ村北部、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル市ハウィーカ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を完全制圧(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権民兵、アラブ系・アジア系の民兵が27日夜から28日朝にかけて、アレッポ市北部のバニー・ザイド地区を総攻撃するとともに、ロシア軍とシリア軍の戦闘機、ヘリコプターが同地を激しく空爆、同地区を完全制圧した。

この戦闘で、シリア軍側兵士38人を含む215人が死亡したという。

また、SANA(7月28日付)も、シリア軍が予備部隊の支援を受け、アレッポ市北部のバニー・ザイド市で反体制武装集団の掃討を完了し、同地を完全制圧したと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

また、アレッポ市アシュラフィーヤ地区などでは、シリア軍によるバニー・ザイド地区完全制圧を祝うデモ、行進が行われたと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

このほかアレッポ市北東部では、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属するヌールッディーン・ザンキー運動のアンマール・シャアバーン司令官がシリア軍との戦闘で死亡したという。

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クナイトラ県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がバアス市南東部のバイダ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これに対して、ヌスラ戦線はハーン・アルナバ市南部地区を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がダルアー市難民キャンプ地区、バジャービジャ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団がザーラ村郊外の火力発電所を攻撃、シリア軍がこれを撃退した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、ムーリク市、スカイク村一帯、ヒルブナフサ村で反体制武装集団拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、SANA(7月28日付)によると、イスラーム軍が旧市街カイマリーヤ地区を砲撃し、2人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月27日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は841件。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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米中央軍は2015年7月28日から2016年4月29日までの約9ヶ月間で米軍のシリア爆撃での民間人死者数が3人だけと発表(2016年7月28日)

米中央軍は2015年7月28日から2016年4月29日までの約9ヶ月間で米空軍がシリアとイラク領内でのダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して実施した空爆による民間人の被害に関する調査結果を発表した。

それによると、同期間中に米軍の空爆で死亡した両国民間人は14人で、このうちシリア人は3人だけ。

民間人犠牲者の内訳は以下の通り:

2015年7月28日、イドリブ市近郊での「ホラサン」幹部を狙った空爆で3人が死亡。
2016年2月15日、カーイム市(イラク)近郊でダーイシュ支配地域に対する空爆で3人が死亡。
2016年2月16日、モスル市(イラク)近郊でダーイシュ支配地域に対する空爆で1人が死亡。
2016年4月5日、モスル市のダーイシュ拠点に対する空爆で3人が死亡。
2016年4月26日、シャルカート村(イラク)でのダーイシュ序点に対する空爆で1人が死亡。
2016年4月29日、モスル市のダーイシュ拠点に対する空爆で3人が死亡。

この発表が真実だとすると、この期間中に米軍によるシリア領内でのダーイシュに対する空爆では民間人の犠牲者は1人も出ていないことになる。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月27日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

同発表によると、有志連合はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、ブーカマール市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(9回)、マーリア市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線最高指導者のジャウラーニー氏がアル=カーイダとの絶縁と組織名の変更に関する声明を近く発表?(2016年7月28日)

『ハヤート』(7月28日付)は、複数の活動家の話として、シャームの民のヌスラ戦線最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が27日晩に声明を出し、アル=カーイダとの絶縁の是非について声明を出す予定だと伝えた。

活動家らによると、予定されている声明において、ジャウラーニー氏は自身をヌスラ戦線の指導者ではなく、「シャーム解放戦線」指導者と名乗る予定だという。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はダルアー県西部のダーイシュ系組織との係争地から完全撤退(2016年7月27日)

ダルアー県では、ARA News(7月27日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うワリード・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)と衝突を繰り返してきた県西部のヤルムーク川一帯のすべての拠点を撤収、同地から完全撤退した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市北部のバニー・ザイド地区をシリア軍とYPG主体のシリア民主軍が挟撃し、ヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団は同地の建物群多数を喪失(2016年7月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区(サーフール地区、アンサーリー地区)に対して、シリア軍が空爆、砲撃を行い、民間人16人が死亡した。

ARA News(7月27日付)によると、アレッポ市サーフール地区に対する空爆はロシア軍によるものだという。

またシリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が反体制武装集団支配下のアレッポ市ブスターン・カスル地区、ハイダリーヤ地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、スッカリー地区、フィルドゥース地区を空爆し、住民6人が死亡した。

さらにアレッポ市都区部のバニー・ザイド地区、ライラムーン地区、カースティールー街道一帯での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員1人とシリア軍兵士1人が死亡した。

一方、ARA News(7月28日付)によると、シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を激しく空爆、また同地に展開する第16師団やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室を放逐し、多数の建物群を掌握、同地を制圧した。

また、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、同民政局の支配下にあるアレッポ市北部のシャイフ・マクスード地区の北西部に隣接するサカン・シャバービー地区(ライラムーン地区の東部)で反体制武装集団と交戦し、同地区内の建物群多数を制圧した。

サカン・シャバービー地区は、シリア軍が攻略をめざしているアレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区を見下ろす高台に位置している。

他方、SANA(7月27日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市郊外の変電所を砲撃し、アレッポ市への電力供給が途絶えた。

電力省消息筋によると、電力公社復旧チームが現地で復旧作業にあたっているという。

また、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市ラームーサ地区で住民を狙撃、女性1人が死亡、5人が負傷した。

このほか、リヤド最高交渉委員会は国連事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで、シャームの民のヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配が続くアレッポ市東部街区に対するシリア軍の完全包囲を受けて、同市の事態打開に向けた安保理緊急会合を招集するよう要請、包囲解除を主唱した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月27日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団、予備部隊とともにフーシュ・ファーラ村一帯でジハード主義武装集団と交戦し、同村南部の農場地帯を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がシャイフーニーヤ村、リーハーン農場、タッル・クルディー町、フーシュ・ナスリー村、マイダアーニー村、バイト・サワー村を空爆、またフーシュ・ファーラ村、ムハンマディーヤ町一帯ではシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャーヌーディーヤ町を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、ARA News(7月27日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村を空爆し、子供を含む民間人10人以上が死傷した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、July 28, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配するカーミシュリー市(ハサカ県)でダーイシュによる自爆テロが発生、40人以上が死亡、140人が負傷(2016年7月27日)

ハサカ県では、SANA(7月27日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配を行っているカーミシュリー市の西部地区で爆弾を積んだ車が自爆、住民44人が死亡、140人が負傷(外務在外居住者省が国連事務総長と安保理議長に宛てて送付した書簡によると、この自爆テロで民間人48人が死亡、140人が負傷)、同地の住宅や生活インフラが甚大な被害を受けた。

自爆テロが発生した西部地区のハラーリーヤ交差点とマディーナト・シャバーブ交差点間の街道は、西クルディスタン移行期民政局の管轄地域。

西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが発表した声明によると、自爆したのは「爆弾を積んだ貨物車輌」だったという。

シリア人権監視団によると、現場一帯は、西クルディスタン移行期民政局関連の施設が密集しており、そのなかにはジャズィーラ地区防衛委員会(国防省に相当)もあり、自爆テロは同地のチェックポイント近くで発生したという。

『ハヤート』(7月28日付)によると、自爆テロ発生直後は、二度にわたり爆発が発生したとの情報が流れたが、その後、2度目の爆発が現場近くの灯油タンクへの引火が原因だったことが判明した。

なおこの灯油タンクはカーミシュリー市西部地区一帯に電力を供給する発電施設のタンクで、シリア人権監視団によると、タンクの爆発によって被害が増大したという。

SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016
SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016

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事件発生から数時間後、ダーイシュ(イスラーム国)はアアマーク通信を通じて声明を出し、「アブー・アーイシャ・アンサーリー同志が爆弾を積んだ自身の貨物車輌で、カーミシュリー市西部地区にクルド人背教者どのものビル群の中心に到達…、そのただなかで車輌を爆発させた」と発表し、犯行を認めた。

同声明によると、この自爆テロは「マンビジュ市での空爆で有志連合が行う犯罪への報復」だという。

ARA News, July 27,  2016
ARA News, July 27, 2016

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一方、外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでカーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)の自爆テロに関して、停戦や和平協議再開に向けた取り組みを久慈港とするものだと批判、安保理に対してテロを支援する国々への断固たる制裁措置を早急に講じるよう求めた。

SANA(7月27日付)が伝えた。

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このほか、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、カーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)による自爆テロを厳しく非難しつつ、アル=カーイダの系譜を汲む国際テロ組織ではなく、「国際社会は、アサド政権と同政権が支援するテロ勢力に代表されるテロの根源を根絶するためのステップとして、国際法に沿った政治解決に貢献するべき」と呼びかけた。

また、シリア革命反体制勢力国民連立に参加するシリア・クルド国民評会も声明を出し、自爆テロを非難、「我々はすべての勢力に、不正とテロに対して一致団結するよう呼びかける」と表明した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北部の反体制派戦略拠点マーリア市を砲撃(2016年7月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近い反体制武装集団の戦略拠点マーリア市を砲撃した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は最高指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の顔写真を初めて公開(2016年7月26日)

シャームの民のヌスラ戦線の広報部門マナーラ・バイダーは、最高指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が近くビデオ声明を出すと発表、同氏の顔写真を初めて公開した。

Kull-na Shuraka', July 28, 2016
Kull-na Shuraka’, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部の住民に退去と「異質な傭兵の排除」を、戦闘員に投降を呼びかける(2016年7月26日)

シリア軍総司令部は、シャームの民のヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部の住民および武装集団メンバーに対して、携帯電話・スマートフォンを通じて、同地からの退去を希望する者に対して安全な通行を確保し、退去者にはすべての生活必需品を補償するとのメッセージを送り、国民和解に参加し、同地から「異質な傭兵を排除」するよう呼びかけた。

総司令部はまた、すべての武装集団に対して、武器を放棄し、免罪に向けた投降するよう呼びかけた。

SANA(7月26日付)が伝えた。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧、同市北部と北西部のシリア政府支配地域が面でつながり反体制武装集団支配地域への包囲強まる(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘の末、アレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧し、反体制武装集団の支配下にとどまるバニー・ザイド地区を射程圏内に収め、アレッポ市東部地区への封鎖をさらに強化した。

ARA News(7月25日付)によると、これにより、アレッポ市北部とアレッポ市北東部のシリア軍支配地域は面でつながったという。

またSANA(7月26日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにアレッポ市北部のカースティールー街道一帯で反体制武装集団に対する攻勢を続け、カースティールー製造所などの同地の工場施設複数棟(33施設)と、ライラムーン交差点に近いライラムーン車庫などを制圧し、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域への包囲を強化した。

シリア人権監視団によると、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区では依然として戦闘は続いており、シリア軍はダフラト・アブドゥラッブフ地区、カースティールー街道一帯、カフルハムラ村に対しても空爆を続けているという。

https://twitter.com/petolucem, July 26, 2016
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シリア軍はまた、アレッポ市マシュハド地区を「樽爆弾」で空爆し、反体制武装集団司令官1人とその家族4人、女性2人、子供1人を含む22人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市ザフラー協会地区各所を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、アレッポ市シャッアール地区では、シリア軍による同市東部の全面包囲に反対するデモが組織され、数百人が参加した。

他方、ARA News(7月27日付)によると、イドリブ県北部のアティマ村に展開する反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市郊外のジャルマ村、ディーワーン村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区に潜伏していた反体制武装集団戦闘員15人が武器を棄て、当局に投降した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがタルビーサ市に人道支援物資(トレーラー49輌分)を搬入した。

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ダルアー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村北東部、ジャムリーン村、ダルアー市アルバイーン地区、カラク地区、ブスラー広場一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、サイダー町で人質救出作戦を敢行し、シャームの民のヌスラ戦線が拘束していた14人を解放した。

シリア人権監視団によると、14人はいずれもシリア軍兵士。

一方、SANA(7月26日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がダルアー市内各所を砲撃し、女性2人と子供1人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がザーラ村でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動とシャームの民のヌスラ戦線からなる反体制武装集団は、ザーラ村郊外の火力発電所を砲撃し、利用不能になった。

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スワイダー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がジャラム・ダウラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市、ダーライヤー市を空爆した。

一方、SANA(7月26日付)によると、24日に反体制武装集団によって破壊されたアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設が一部復旧した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月25日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は825件。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、July 27, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、July 27, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

マンビジュ市一帯でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの攻防続く(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市内各所でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、米軍主導の有志連合が同地一帯を空爆した。

戦闘はマンビジュ市内南東部や同市に通じる街道一帯で激しく行われ、マンビジュ市郊外のサイヤード地区に着弾した迫撃砲により、子供2人が負傷したという。

また、ARA News(7月26日付)によると、人民防衛隊とアサーイシュの隊員から構成される緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)隊員はまた、マンビジュ市南西部でダーイシュの戦闘員15人を殲滅した。

一方、ダーイシュはバーブ市郊外の支配地域から避難しようとした住民(女性1人と子供2人)を狙撃し、また同市北部のヌウマーン村、ドゥワイル・ハワー村で住民を拉致、連行した。

またクッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、ダーイシュはマンビジュ市西部のヤーリニー村に進軍し、シリア民主軍と交戦の末戦闘員21人を殲滅し、同村を制圧した。

他方、ARA News(7月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近いバラーギーダ村一帯に潜入し、反体制武装集団と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がウンク・ハワー村、ワーディー・マースィクでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマフカル村北部および東部、ウカイリバート町交差点北部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市でアサーイシュとシリア軍が衝突、バアス大隊隊員2人が死亡(2016年7月25日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、ハサカ市中心街の治安厳戒地区内で、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュがシリア軍および人民防衛諸集団と衝突し、人民防衛諸集団の一つバアス大隊の隊員2人が死亡した。

衝突は両者の口論でアサーイシュがバアス大隊の隊員1人を殺害したことが発端で、双方の戦闘でバアス大隊の隊員さらに1人が死亡したのだという。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍ヘリがスフナ市(ヒムス県)のダーイシュ拠点を爆撃し、一家4人が死亡(2016年7月25日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、シリア軍ヘリコプターがダーイシュ(イスラーム国)支配下のスフナ市を「樽爆弾」で空爆し、一家4人が死亡、複数が負傷した。

一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がシャーイル油田、ジャズル油田、フナイフィース村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がマフカル村北部および東部、アブー・ハナーヤー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市攻略に向け、ダーイシュ支配地域とシリア民主軍支配地域を結ぶ安全回廊の設置、マンビジュ市からの住民や負傷者の退去、ダーイシュがマンビジュ市で拘束した逮捕者全員の釈放を骨子とする新提案を発表した。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市に対するシリア軍の「樽爆弾」攻撃でシャーム自由人イスラーム運動所属部隊の司令官が民間人らとともに死亡(2016年7月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マシュハド地区各所をシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」で空爆し、建物が倒壊、アブー・アマーラ大隊(シャーム自由人イスラーム運動所属)の司令官1人と女性2人を含む12人が死亡した。

「樽爆弾」による空爆は、アンサーリー地区、マルジャ地区に対しても行われたという。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区一帯では、シリア軍、親政権民兵がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘を続け、シリア軍が同地を空爆した。

アレッポ市郊外のアターリブ市(反体制武装集団支配下)でも戦闘機(所属明示せず)が24日深夜から25日未明にかけて空爆を行い、10人が死亡、数十人が負傷した。

空爆はロシア軍によるものと思われる。

一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部ライラムーン地区で反体制武装集団と交戦し、同地区内の33の建物群を制圧した。

これに対して、シャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市ハーリディーヤ地区、ハムダーニーヤ地区、ティシュリーン通り地区を砲撃し、妊婦と子供1人を含む4人が死亡した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、反体制武装集団は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、ロシア軍戦闘機がサアン村内の老人養護施設などを空爆した。

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ダルアー県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市ダム街道地区、電力機構一帯、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(7月25日付)によると、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターで、県北部の23村の名士とラタキア県代表が会し、国民和解合意の締結が行われた。

国民和解締結に参加したのは、ブラート村、バッルータ村、ウービーム村、ワター・ハーン村、タッラー村、バイト・シュクーヒー村、カファリーヤ村、フクーム村、ムライジュ村、マルジュ・フーハ村、アイン・ジャウザ村、タルティヤーフ村、サルマー町、カッラーマ村、サフクーン村、スーラース村、ヒルバト・スーラール村、ラウダ村、ダッラ村、アーリヤ村、ワーディー村、アティーラ村、カスブ村。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と「連携」するかたちで、アレッポ市北東部のナイラブ航空基地のシリア軍拠点を爆撃2016年7月25日)

アレッポ県では、ARA News(7月26日付)によると、所属不明の戦闘機がアレッポ市南東部のナイラブ航空基地内のシリア軍拠点複数カ所を空爆、これによりシリア軍兵士およびパレスチナ人からなるクドス旅団の戦闘員多数が死傷、基地内の武器庫などで大規模な火災が発生した。

空爆はクラスター爆弾、燃料気化爆弾によって行われたという。

空爆と戦後して、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は空港内のシリア軍拠点に対して砲撃を加えていたという。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、ムジャーヒディーン軍、第101師団、第13師団、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、イスラーム軍、シャーム戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動からなり、アレッポ市などでの戦闘でシャームの民のヌスラ戦線と共闘関係にある。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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首都ダマスカスのカフルスーサ区で爆弾テロ発生、また旧市街カイマリーヤ地区に迫撃砲弾複数発が着弾(2016年7月25日)

ダマスカス県では、SANA(7月25日付)によると、カフルスーサ区で爆破テロが発生し、多数の住民が負傷した。

ダマスカス警察によると、テロは爆弾が仕掛けられた車の爆発によるものだという。

これに関して、クッルナー・シュラカー(7月25日付)は、爆弾テロがイラン人学校を狙ったものだったと伝えた。

ARA News, July 26, 2016
ARA News, July 26, 2016

またSANA(7月25日付)によると、旧市街カイマリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、4人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月25日付)によると、ハラスター市郊外の住宅地をイスラーム軍が砲撃し、女性1人が死亡、女児1人が負傷した。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線幹部はアル=カーイダとの絶縁の是非をめぐって審議:「絶縁はシャームの民に利益をもたらす」「絶縁すれば外国人戦闘員はダーイシュに移籍する」(2016年7月25日)

クッルナー・シュラカー(7月25日付)は、シャームの民のヌスラ戦線の広報局メンバーの一人アブー・ウマル・ダイリー氏の話として、ヌスラ戦線のシューラー評議会が数日前に複数回にわたり会合を開き、アル=カーイダとの関係解消について審議したと伝えた。

ダイリー氏によると、会合はイドリブ県内某所で、ヌスラ戦線の幹部、司令官(アミール)、法学者が一堂に会して行われ、そのなかでダイル・ザウル方面の前司令官アブー・ムハンマド・シャルイー氏は「指導者らがアル=カーイダとの関係解消を決断することは、シャームの民の不利益を解消する…ための急務で、そうすることでイスラーム教徒そしてシャームの民に利益がもたさされる」と主張したという。

これに対して、アブー・アブドゥルッラー・アンサーリー氏は、ヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係を絶てば、一部のムハージリーン(外国人戦闘員)が、ダーイシュ(イスラーム国)やジュンド・アクサー機構に移籍してしまうとの懸念を表明、アル=カーイダとの絶縁が「背教」(リッダ)にあたるとの見解を示した。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ総司令部のザワーヒリー師はシリアのヌスラ戦線などの傘下組織に対して、欧米の民間人を拉致し、人質交換に利用せよと奨励(2016年7月25日)

アル=カーイダ総司令部のアイマン・ザワーヒリー師は、サハーブ・ネットを通じて音声声明(https://youtu.be/9rf7VKUMF64)を出し、シリア、北アフリカ、インドで活動するアル=カーイダの傘下組織に対して、欧米の民間人を拉致し、イスラーム教徒との捕虜交換を行うよう呼びかけた。

ザワーヒリー師はシャームの民のヌスラ戦線に対して、拘束中のレバノン軍兵士とスンナ派のイスラーム教徒女性を捕虜交換するよう奨励した。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は22~24日の3日間でマンビジュ市一帯を23回にわたり爆撃(2016年7月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月22日~24日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

7月22日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

7月23日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

7月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、マンビジュ市近郊(7回)、マーリア市近郊(6回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合の爆撃支援を受け、YPG主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦、マンビジュ市内バナーウィー地区を制圧(2016年7月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市サルブ地区などを空爆、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が市内各所でダーイシュと交戦し、同市のバナーウィー地区を制圧した。

これに対して、ダーイシュはマンビジュ市南西部のウーサジュリー地区、同市北西部のズナガル地区、同市南部のウンム・サラジュ丘一帯でダーイシュと交戦した。

マンビジュ市内およびその周辺での戦闘ではシリア民主軍戦闘員5人、ダーイシュ戦闘員16人が死亡、また女性と子供を含む住民8人も巻き添えとなって死亡したという。

一方、ARA News(7月24日付)によると、ダーイシュは県北部のトルコ国境に近いジャブリーン村などを攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マクサル・ヒサーン村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また戦闘機(所属明示せず)がスフナ市近郊一帯を空爆した。

一方、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外、アーラーク村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マフカル村一帯およびサラミーヤ市東部郊外の石油パイプライン一帯でシリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍兵士15人とダーイシュ戦闘員12人が死亡した。

また、ARA News(7月24日付)によると、ダーイシュはサラミーヤ市郊外でシリア軍の戦闘機を撃墜した。

一方、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がマフカル村、アブー・ハナーヤー村、アブー・フバイラート村、ヒルバ村、シャマー丘、ティバーラト・ハムラー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍による爆撃が続くなか、反体制組織「独立医療協会」は過去24時間でアレッポ市内の野戦病院4カ所と血液バング1カ所が爆撃で「利用不能」になったと主張(2016年7月24日)

アレッポ県では、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域で医療活動を行っているというシリア人の反体制組織「独立医療協会」(Independent
Doctors Association)が、過去24時間で同地に対する空爆で「小児病院」を含む野戦病院4カ所と血液バンク1カ所が「利用不能」に追い込まれたと主張した。

「小児病院」だという施設での空爆では生後2日の乳児1人が死亡したという。

空爆はロシア軍とシリア軍が行ったものだという。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がフライターン市、アナダーン市、ハイヤーン町、カフルハムラ村、ハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区農場地帯、アレッポ市スッカリー地区、サーリヒーン地区、カーディー・アスカル地区、バーブ・ハディード地区、マルジャ地区、ジュッブ・クッバ地区、バニー・ザイド地区、ハラク地区、マアーディー地区、ハイダリーヤ地区、サーフール地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、マガーイル地区、シャイフ・サアド地区、ブアイディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、ジャンドゥール地区、ジスル・ハッジ地区を空爆し、複数の死傷者が出た。

アレッポ県では、SANA(7月24日付)によると、アレッポ市国立博物館一帯を反体制武装集団が砲撃し、博物館の天井などが被害を受けた。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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首都ダマスカス旧市街のバーブ・トゥーマ地区を反体制派が砲撃し住民5人死亡、また反体制派はダマスカス郊外県の水利施設を破壊(2016年7月24日)

ダマスカス県では、SANA(7月24日付)によると、旧市街バーブ・トゥーマ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾4発が着弾し、住民5人が死亡、32人が負傷した。

反体制武装集団はまた、マッザ86地区、アルヌース地区に対しても迫撃砲を発射し、住宅が被害を受けた。

一方、シリア人権監視団によると、対するシリア軍はジャウバル区を砲撃した。

Kull-na Shuraka', July 24, 2016
Kull-na Shuraka’, July 24, 2016
ARA News, July 24, 2016
ARA News, July 24, 2016

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月24日付)によると、反体制武装集団がアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設を破壊した。

クッルナー・シュラカー(7月24日付)によると、この攻撃はシリア軍、ヒズブッラーによるフライラ村制圧への報復だという。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアルバイン市、ドゥーマー市、ハムーリーヤ市、バイト・サワー村、シャイフーニーヤ村、ダーライヤー市を空爆する一方、シリア軍がダーライヤー市、ハムーリーヤ市、サクバー市、カフルバトナー町を砲撃し、少なくとも4人が死亡した。

またダーライヤー市一帯および東グータ地方各所ではシリア軍がジハード主義武装集団と交戦し、

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ダルアー県では、SANA(7月24日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(7月24日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がバアス市を砲撃し、2人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月23日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ダマスカス県ジャウバル区で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は813件。

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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「自由シリア軍」がヌスラ戦線への全面支持を表明(2016年7月24日)

ドゥラル・シャーミーヤ(7月24日付)は、シャームの民のヌスラ戦線がアル=カーイダとのつながりを解消する可能性があると伝えた。

これに関連して、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ヒムス県、ラタキア県で活動する「穏健な反体制派」は共同声明を出し、ヌスラ戦線への全面支持を表明した。

共同声明を出したのは、自由シリア軍を名のるハック戦闘戦線、アンサール旅団、第7旅団、サバート戦線、シリア殉教者大隊、イドリブ殉教者旅団、ガーブの狼旅団、ハズム運動、アブー・アラマイン旅団、ハーリド・ブン・ワリード大隊、第30師団、第13師団、ヒムス・海岸革命家大隊。

Kull-na Shuraka', July 24, 2016
Kull-na Shuraka’, July 24, 2016

AFP, July 24, 2016、AP, July 24, 2016、ARA News, July 24, 2016、Champress, July 24, 2016、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2016、al-Hayat, July 25, 2016、Iraqi News, July 24, 2016、Kull-na Shuraka’, July 24, 2016、al-Mada Press, July 24, 2016、Naharnet, July 24, 2016、NNA, July 24, 2016、Reuters, July 24, 2016、SANA, July 24, 2016、UPI, July 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市各所、イドリブ県各所を爆撃(2016年7月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがアレッポ市カーティルジー地区を空爆し、2人が死亡した。

また戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市ジスル・ハッジ地区、ハイダリーヤ地区、シャイフ・ハドル地区、アイン・タッル地区、マイサル地区、アンジャーラ村、カブターン・ジャバル村、ムジャイビナ村、バシュカーティーン村を空爆、複数人が死傷した。

一方、SANA(7月23日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ハーリディーヤ地区、シャイフ・マクスード地区を砲撃し、子供2人が死亡、7人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ジスル・シュグール市、ハザーヌー町、タマーニア町を空爆し。子供と女性を含む10人が死亡した。

このうち、ジスル・シュグール市に対する空爆はロシア軍によるもので、住民7人が死亡、30人が負傷したという、

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがキンサッバー町一帯を「樽爆弾」で空爆、また同地ではシリア軍と「ヤルムークの戦い」作戦司令室が交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がスーハー村各所を空爆し、6人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はズラーキーヤート村のシリア軍検問所を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がミスラーバー市一帯を空爆し、子供3人を含む6人が死亡した。

またマダーヤー町に対する空爆でも男性1人が死亡した。

このほかハーン・シャイフ・キャンプ近郊のサラーム交差点一帯、フーシュ・ナスリー村、フーシュ・ファーラ村一帯が空爆を受け、シリア軍とジハード主義武装集団がマイダアー町一帯で交戦した。

一方、SANA(7月23日付)によると、シリア軍が制圧し、治安と安全を回復したバラダー警告のフライラ村に住民が帰還を開始した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市、インヒル市でシリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(7月23日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、キヒール村、ブスラー・シャーム市一帯でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うワリード・ブン・ワリード軍が仕掛けたと思われる爆弾がダルアー市・ダム街道地区間で爆発し、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

ARA News(7月23日付)によると死亡したのはヒムス・ワリード旅団の司令官ら。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハムーディーヤ村・アラム交差点一帯を砲撃した。

一方、SANA(7月23日付)によると、シリア軍がクナイトラ市中心広場一帯、西サムダーニーヤ村一帯、ハムル丘一帯、カフル・フール村・バイト・ジン村(ダマスカス郊外県)街道でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

また反体制武装集団がバアス市を砲撃し、3人が死亡、2人が負傷した。

AFP, July 23, 2016、AP, July 23, 2016、ARA News, July 23, 2016、Champress, July 23, 2016、al-Hayat, July 24, 2016、Iraqi News, July 23, 2016、Kull-na Shuraka’, July 23, 2016、al-Mada Press, July 23, 2016、Naharnet, July 23, 2016、NNA, July 23, 2016、Reuters, July 23, 2016、SANA, July 23, 2016、UPI, July 23, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダーイシュが籠城を続けるマンビジュ市内での攻撃を再開し、米主導の有志連合が同地を爆撃、民間人10人が新たに死亡(2016年7月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市内のダッラ交差点一帯、治安厳戒地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を再開し、米軍主導の有志連合が同地を空爆した。

これらの地区は依然としてダーイシュの支配下にある。

シリア民主軍は21日にダーイシュに対して48時間以内に退去するよう最後通告を出していた。

しかし、クッルナー・シュラカー(7月23日付)によると、マンビジュ市に対する有志連合の空爆で女性と子供を含む民間人10人が新たに死亡した。

一方、ARA News(7月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北部の反体制武装集団の戦略拠点マーリア市を試み、反体制武装集団と交戦、子供1人を含む住民2人が死亡、ダーイシュ戦闘員1人も死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がスフナ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、子供1人が負傷した。

またタドムル市・スフナ市間の街道一帯などで、シリア軍とダーイシュが交戦した。

一方、SANA(7月23日付)によると、シリア軍がマズバル村でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃、破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がティブニー町一帯を空爆し、女性と子供を含む10人が死亡、多数が負傷した。

AFP, July 23, 2016、AP, July 23, 2016、ARA News, July 23, 2016、Champress, July 23, 2016、al-Hayat, July 24, 2016、Iraqi News, July 23, 2016、Kull-na Shuraka’, July 23, 2016、al-Mada Press, July 23, 2016、Naharnet, July 23, 2016、NNA, July 23, 2016、Reuters, July 23, 2016、SANA, July 23, 2016、UPI, July 23, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2014年9月以降の米主導の有志連合のシリア爆撃での民間人死者数は594人に(2016年7月23日)

シリア人権監視団は、2014年9月23日に開始された米軍主導の有志連合によるシリア領内での空爆で、民間人594人が巻き添えとなって死亡していると発表した。

同監視団によると、2016年7月23日までの22ヶ月間で、有志連合の空爆によって、民間人594人が死亡、うち163人が子供、89人が女性だったという。

なお、有志連合の空爆では、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員5,107人、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員136人、スンナ軍戦闘員10人が殺害されている。

AFP, July 23, 2016、AP, July 23, 2016、ARA News, July 23, 2016、Champress, July 23, 2016、al-Hayat, July 24, 2016、Iraqi News, July 23, 2016、Kull-na Shuraka’, July 23, 2016、al-Mada Press, July 23, 2016、Naharnet, July 23, 2016、NNA, July 23, 2016、Reuters, July 23, 2016、SANA, July 23, 2016、UPI, July 23, 2016などをもとに作成。

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YPGは米国人義勇兵の死亡を認める(2016年7月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が同部隊に義勇兵として参加していた米国人がマンビジュ市での戦闘で死亡したことを認めた。

一方、ARA News(7月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近いドゥーディヤーン村、マーリア市を攻撃、反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍がタドムル市東方のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 22, 2016、AP, July 22, 2016、ARA News, July 22, 2016、Champress, July 22, 2016、al-Hayat, July 23, 2016、Iraqi News, July 22, 2016、Kull-na Shuraka’, July 22, 2016、al-Mada Press, July 22, 2016、Naharnet, July 22, 2016、NNA, July 22, 2016、Reuters, July 22, 2016、SANA, July 22, 2016、UPI, July 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とヒズブッラーがヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム戦線との戦闘の末ダマスカス郊外県バラダー渓谷のフライラ村を制圧(2016年7月22日)

ダマスカス郊外県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにバラダー渓谷のフライラ村を制圧、同地の治安と安全を回復した。

同地一帯には、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団が散在していたという。

シリア軍はまた東グータ地方で、人民防衛諸集団とともに反体制武装集団と交戦、フーシュ・ファーラ村一帯で進軍を遂げた。

これに対して、イスラーム軍はハラスター市郊外を砲撃し、1人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、バラダー渓谷のフライラ村一帯で、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

また戦闘機(所属明示せず)がザバダーニー市東部山岳地帯、ハムーリーヤ市、シャイフーニーヤ村、ドゥーマー市、リーハーン農場、ミスラーバー市を空爆し、複数人が死亡した。

このほか、ザマルカー町では、シャームの民のヌスラ戦線とラフマーン軍団が町内のモスクで殴り合いとなった。

このほか、ARA News(7月23日付)によると、特殊部隊中隊(自由シリア軍)が声明を出し、ランクース市一帯に展開するヒズブッラーの民兵司令官の一人イスマーイール・アフマド・ザフリー氏を殺害したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ市シャイフ・サイード地区、スッカリー地区を空爆、またヘリコプターがカフルハムラ村各所を空爆した。

一方、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市フィルドゥース地区、ブスターン・カスル地区では、反体制武装集団の糾合を求めるデモが発生した

他方、SANA(7月22日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市内中心街の国立公園を砲撃し、子供1人と女性2人を含む8人が死亡、34人が死亡した。

また反体制武装集団はアレッポ市ハーリディーヤ地区を砲撃し3人が死亡、7人が負傷した。

このほか、クッルナー・シュラカー(7月22日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市東部のナイラブ航空基地でシリア軍ヘリコプターを攻撃破壊した。

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ダルアー県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍がブスラー・シャーム市東部地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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イドリブ県では、ARA News(7月22日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がイドリブ市、アリーハー市、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、ジスル・シュグール市を空爆した。

一方、SNN(7月22日付)などによると、アウラム・ジャウズ村での衝突などが原因で対立を続けてきたシャーム自由人イスラーム運動とジュンド・アクサー機構が和解に向けた司法委員会の設置で合意した。

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ヒムス県では、ARA News(7月22日付)によると、戦闘機(所属不明)がラスタン市一帯を空爆、投降のビラを散布した。

AFP, July 22, 2016、AP, July 22, 2016、ARA News, July 22, 2016、Champress, July 22, 2016、al-Hayat, July 23, 2016、Iraqi News, July 22, 2016、Kull-na Shuraka’, July 22, 2016、al-Mada Press, July 22, 2016、Naharnet, July 22, 2016、NNA, July 22, 2016、Reuters, July 22, 2016、SANA, July 22, 2016、SNN, July 22, 2016、UPI, July 22, 2016などをもとに作成。

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