ヌールッディーン・ザンキー運動はイドリブ県の2組織を吸収合併(2016年3月21日)

アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動は声明を出し、イドリブ県のタッルアーダー村を拠点とするスンナの民連合、同県ダーナー市を拠点とするイスラーム・ムサンナー大隊を吸収合併したと発表した。

Kull-na Shuraka', March 21, 2016
Kull-na Shuraka’, March 21, 2016

 

AFP, March 21, 2016、AP, March 21, 2016、ARA News, March 21, 2016、Champress, March 21, 2016、al-Hayat, March 22, 2016、Iraqi News, March 21, 2016、Kull-na Shuraka’, March 21, 2016、al-Mada Press, March 21, 2016、Naharnet, March 21, 2016、NNA, March 21, 2016、Reuters, March 21, 2016、SANA, March 21, 2016、UPI, March 21, 2016などをもとに作成。

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シリア政府を支持する部族長名士評議会は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を非難、拒否(2016年3月21日)

シリア政府を支持する部族長名士評議会はハサカ県カーミシュリー市で会合を開き、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言への対応を協議、「地理、人民、そして歴史という観点からシリアの主権に抵触する」と批判、これを拒否した。

AFP, March 21, 2016、AP, March 21, 2016、ARA News, March 21, 2016、Champress, March 21, 2016、al-Hayat, March 22, 2016、Iraqi News, March 21, 2016、Kull-na Shuraka’, March 21, 2016、al-Mada Press, March 21, 2016、Naharnet, March 21, 2016、NNA, March 21, 2016、Reuters, March 21, 2016、SANA, March 21, 2016、UPI, March 21, 2016などをもとに作成。

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アラブ連盟ベン・ヒッリー事務副長は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を非難、拒否(2016年3月21日)

アラブ連盟のアフマド・ベン・ヒッリー事務副長は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「国の分割が目的」だと非難、「シリアの統一は連名の中心的課題の一つ」と強調し、これを拒否した。

ARA News(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 21, 2016、AP, March 21, 2016、ARA News, March 21, 2016、Champress, March 21, 2016、al-Hayat, March 22, 2016、Iraqi News, March 21, 2016、Kull-na Shuraka’, March 21, 2016、al-Mada Press, March 21, 2016、Naharnet, March 21, 2016、NNA, March 21, 2016、Reuters, March 21, 2016、SANA, March 21, 2016、UPI, March 21, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で4回の爆撃を実施(2016年3月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月20日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して11回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回で、アイン・イーサー市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 21, 2016などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン地域のバールザーニー大統領は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「シリアの未来にもっともふさわしい解決策」と支持(2016年3月20日)

イラク・クルディスタン地域のマスウード・バールザーニー大統領は、ノウルーズに合わせてクルド人に対してメッセージを発表し、そのなかで「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「連邦制はシリアの未来にもっともふさわしい解決策だ」と述べた。

ARA News(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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シリア政権寄りのクルド愛国平和的変革運動も「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月20日)

SANA(3月20日付)によると「クルド愛国平和的変革運動」が声明を出し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を「テロリストとの戦争状態にあるなかで…こうした宣言は英断とは言えない」と非難、これを拒否した。

また人民党、ハサカ県の複数の社会団体も同様に「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」宣言を拒否した。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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南部戦線が「インヒル統合軍」の結成、ダルアー県インヒル市でダーイシュに対する浄化作戦の開始、ダーイシュに忠誠を誓ったとされるハムザト・アサド・アッラー大隊本部(タファス市)を制圧(2016年3月20日)

ダルアー県では、南部戦線(自由シリア軍)が、「インヒル統合軍」の結成を宣言し、インヒル市でダーイシュ(イスラーム国)に対する浄化作戦の開始を発表した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(3月21日付)によると、ムウタッズ・ビッラー旅団、イスラームの曉からなる南部戦線がタファス市で、ダーイシュに忠誠を誓ったとされるハムザト・アサド・アッラー大隊と交戦し、同大隊の本部を制圧した。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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前日に引き続きダーイシュの本拠地ラッカ市が激しい爆撃を受け、女性子供を含む39人が死亡(2016年3月20日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、前日に続き、ロシア軍がダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市各所を10回以上にわたり空爆し、子供5人、女性7人を含む39人が死亡した。

一方、SANA(3月20日付)は、シリア軍がラッカ市南部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して集中的な空爆を行ったと報道し、ロシア軍ではなく、シリア軍が空爆を行ったと主張した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、戦闘機(所属明示せず)が同地を空爆した。

一方、SANA(3月20日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、タドムル市一帯、フナイフィース村一帯、サワーナ町一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州広報局は、シリア軍との戦闘でシャーイル山(ハマー県)西部一帯、フワイスィース村一帯のシリア軍拠点複数カ所を制圧したと発表した。

これに関して、ARA News(3月20日付)は、ダーイシュがカルヤタイン市南西部のマハッサ山のシリア軍拠点3カ所を制圧したと伝えるとともに、ダーイシュ(イスラーム国)はタドムル市郊外のアライン丘でシリア軍と交戦、これを奪還したと報じた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がシャイフ・ナッジャーラ市に近いカフルサギール村で交戦した。

ARA News(3月20日付)によると、ダーイシュは一時カフルサギール村を制圧したが、シリア軍はその後ダーイシュを撤退させ、同村を奪還したという。

一方、SANA(3月20日付)によると、シリア軍がカフルサギール村、バービンス村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

他方、ARA News(3月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はシャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなる「穏健な反体制派」との戦闘の末、ムライギル村、トゥーカトリー村を制圧した。

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ハマー県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍が北カスタル村、南カスタル村、マフカル村北東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル県工業地区、ハラービシュ地区、フワイジャト・サクル、ジャフラ村、ブガイリーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県、ラタキア県などで、シリア軍、YPGがヌスラ戦線などからなる反体制派との交戦を続ける(2016年3月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃し、住民4人が死亡、女性、子供を含む複数人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の指揮下にあるシリア軍、シリア人・アラブ系・アジア系の民兵がカルア山一致、スーダ村一帯で第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月20日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、スーダ村に近い第287地点、第397地点、第409地点でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、カルア山、アイン・バイダー村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(3月20日付)によると、シリア軍がアンカーウィー村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は19日の停戦違反件数を5件と発表(2016年3月20日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月19日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反の内訳はアレッポ県2件(アレッポ市アシュラフィーヤ地区、ハイダリーヤ地区)、ラタキア県2件、ハマー県1件。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会のムスラト報道官は第2期人民議会選挙終了までのジュネーブ3会議延期を求めるシリア政府代表団の要請を拒否(2016年3月20日)

リヤド最高交渉委員会のサーリム・ムスラト報道官は、シリア政府代表団がスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に、第2期人民議会選挙が終わるまでジュネーブ3会議の会合を延期するよう求めていることに関して、「国際社会の合意に反する」と述べ、拒否する姿勢を示した。

ARA News(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2016、AP, March 20, 2016、ARA News, March 20, 2016、Champress, March 20, 2016、al-Hayat, March 21, 2016、Iraqi News, March 20, 2016、Kull-na Shuraka’, March 20, 2016、al-Mada Press, March 20, 2016、Naharnet, March 20, 2016、NNA, March 20, 2016、Reuters, March 20, 2016、SANA, March 20, 2016、UPI, March 20, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で爆撃を実施せず(2016年3月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月19日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は実施されなかった。

CENTCOM, March 20, 2016などをもとに作成。

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マアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)でヌスラ戦線とジュンド・アクサー機構が拉致した第13師団メンバーの釈放を求めるデモ続く(2016年3月19日)

イドリブ県では、ARA News(3月19日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市で、住民が抗議デモを行い、シャームの民のヌスラ戦線とジュンド・アクサー機構によって拉致されている第13師団メンバーの釈放を求めた。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言批判の動きが続くなか、サッルーム共同代表らがハサカ県のアラブ人部族名士と会談(2016年3月19日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、マーリキーヤ市でクルド青年運動が、政権打倒と「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に反対する抗議デモを行った。

一方、ARA News(3月19日付)によると、ラアス・アイン市でアラブ人部族の名士らによる会合が開催され、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立評議会のマンスール・サッルーム共同代表、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官らが出席し、連邦制の樹立について意見を交わした。

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シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)も声明を出し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「クルド人民を民族的・愛国的な希望から遠ざけるもので、シリアのクルド人の民族的・地理的特性から乖離している」と批判、これを拒否した。

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シリア・アッシリア民主機構は声明を出し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「独断的且つ違法な行為を拒否する」と発表した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、March 22, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は宣伝ビデオを発表し、「アラブの春」、「シリア革命」への自らの理解、役割を総括(2016年3月19日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の広報部門マナーラ・バイダーは「シリア革命」における戦線の役割や「アラブの春」への自らの理解を総括する宣伝ビデオをインターネットを通じて拡散した。

「栄光の相続人2」(https://www.youtube.com/watch?v=Zvt7bGsOhqs&feature=youtu.be)と題された36分の宣伝ビデオでは、ヌスラ戦線シューラー評議会メンバー複数人が公の場に初めて登場した。

ビデオに登場した幹部は、アブドゥッラヒーム・アトゥーン氏、アフマド・サラーマ・マブルーク氏、ジャマール・フサイン・ザイニーヤ氏、ズィヤード・イード・フサイン氏、ルワイユ・ザイド氏。

アトゥーン氏は「アブー・アブドゥッラー・シャーミー」の名で、ヌスラ戦線のシューラー評議会メンバー、シャリーア委員会メンバーを務め、シャーム自由人イスラーム運動の元司令官アブー・ハイイル氏の兄弟だという。

宣伝ビデオのなかで、アトゥーン氏は「もし我々が「アラブの春」が起きた国で起こっていることを理解したいのなら、我々はより包括的に問題に目を向けねばならない。「アラブの春」を経験した国は世界システムのなかに身を置いており、そこでの政治的権威は国連によって代表され、宗教的権威も安保理、常任理事国によって代表され、さらに経済的権威はIMFによって代表されてしまっている。このシステムはカリフ制が崩壊し、イスラーム世界が50以上の国に分断され、ユダヤ人政体がパレスチナというイスラーム世界の心臓部に埋め込まれたことで生じた」などと述べた。

Kull-na Shuraka', March 19, 2016
Kull-na Shuraka’, March 19, 2016

マブルーク氏は「アブー・ファラグ・ミスリー」の名で知られるエジプト人で、ヌスラ戦線シューラー評議会メンバー、フォローアップ委員会メンバーを務め、エジプトのジハード団の元幹部で、アイマン・ザワーヒーリー氏にも近いという。

宣伝ビデオのなかで、マブルーク氏は「これまでに起こっていることのすべてから、我々は、民主主義や国際法といった概念が新植民地主義の道具に過ぎないことを理解するようになっている。ムルスィーを政権の座に就かせた民主主義を、彼ら自身(欧米諸国)は転覆させ、スィースィーを支援した。またアルジェリアでは、イスラーム救国戦線が選挙で勝利し、権力を掌握すると、軍がクーデタでこれを打倒し、フランスがこれを祝福した」となどと述べた。

Kull-na Shuraka', March 19, 2016
Kull-na Shuraka’, March 19, 2016

ザイニーヤ氏は「アブー・マーリク・タッリー」「アブー・マーリク・シャーミー」の名で知られ、マアルーラー市(ダマスカス郊外県)の聖タクラー教会のシリア人およびレバノン人修道女ら12人の拉致事件(2013年)の首謀者とされる人物。

宣伝ビデオのなかで、ザイニーヤ氏は「シャームのジハードは多くのステージ、フェーズを経て、誠実なる信徒の学舎となった。それは時に進展、繁栄を遂げ、また時に後退を余儀なくされるが、ジハードを行う者たちが屈服しないことだけは確かなことだ」などと述べた。

Kull-na Shuraka', March 19, 2016
Kull-na Shuraka’, March 19, 2016

フサイン氏とザイド氏はシリア国内でヌスラ戦線が初めて行った2件の殉教者作戦の実行犯で、いずれもダイル・ザウル県ブサイラ市出身。

Kull-na Shuraka', March 19, 2016
Kull-na Shuraka’, March 19, 2016

なお、ビデオには、このほかにもハーリド・ブン・ウマル・バータルフィー氏(「アブー・ミクダード・キンディー」の名で知られ、イエメンで活動するアル=カーイダの報道官を務める人物)、サミール・シャイフ・アリー氏(ファトフ軍が運営するイドリブ大学教育学部長)、アブー・フィラース・ハラビー氏(メディア活動家)のインタビュー映像に加えて、ノーム・チョムスキー氏、アルジェリアのムハンマド・アラビー・ザイトゥート氏の映像も利用されている。

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シャームの民のヌスラ戦線の幹部の一人アブー・マーリヤー・カフターニー氏はインターネットを通じて音声声明(https://youtu.be/wvAJffMsJb8)を出し、そのなかで「これらの者たちがいなければ、我々はシャームの国で武器を手にすることはできなかった」と述べ、「シリア革命」5周年に祝意を表明した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県で、シリア軍、YPGがヌスラ戦線などからなる反体制派と交戦(2016年3月19日)

アレッポ県では、ARA News(3月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアレッポ市アシュラフィーヤ地区、サカン・シャバービー地区で、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団などからなる反体制武装集団と交戦、西クルディスタン移行期民政局実効支配下のシャイフ・マクスード地区を後者が砲撃した。

一方、アレッポ市カースティールー街道一帯、バニー・ザイド地区、ブアイディーン交差点一帯、インザーラート地区、ハイヤーン町、バヤーヌーン町ではシリア軍が反体制武装集団と交戦した。

また、ARA News(3月19日付)によると、シリア軍はアレッポ県北西部のアンダーン山一帯に進軍した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ハラスター・カンタラ村、ドゥーマー市に対して空爆、「樽爆弾」投下、砲撃を行った。

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ハマー県では、ARA News(3月19日付)によると、反体制武装集団(自由シリア軍)がラービヤ村のシリア軍拠点を攻撃した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュの本拠地ラッカ市に対する爆撃で住民39人、ヒスバ隊員5人が死亡(2016年3月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市内のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所が空爆を受け、子供5人、女性7人を含む住民39人、ダーイシュの宗教警察(ヒスバ)隊員5人が死亡した。

空爆は、国立病院一帯、パノラマ地区、フィルドゥース地区、サクナ(兵舎)地区がロシア軍によるものか、シリア軍によるものかは不明だという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とロシア軍がタドムル市一帯を70回以上になわたり空爆、また地上ではシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が砲撃を行った。

SNN(3月19日付)によると、戦闘にはラタキア県、ハマー県方面から派遣されたヒズブッラー戦闘員の増援部隊も参加したという。

一方、SANA(3月21日付)によると、シリア軍(第3師団)が「支援部隊」とともにダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、カルヤタイン市近郊のスナイヤト・ヒート、スナイヤト・ラーシド、ラワースィー・ティワール山、クルディー丘、ラワービー・タヒーン、ジュバイル山一帯を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月21日付)によると、シリア軍がティーム油田一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月19日付)によると、「穏健な反体制派」と目される複数の武装集団がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ムライギル村を制圧した。

一方、ARA News(3月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はシャーム戦線、スルターン・ムラード旅団との戦闘の末にジャッカ村、カマーリーヤ村を制圧した。

このほか、スルターン・ムラード旅団が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタッル・バッタール村、タッル・シャイール村、サンダラ村および周辺農場地帯、ジャッカ村、シュワイリーン村、ラーイル村、ドゥワイビク村、アフティームッラート村、アーディヤ村、ダーイヒリーヤ村、スーラーン村、カフラ村、タラーリーン村を軍事地域に指定したと発表した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、March 20, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、SNN, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は18日の停戦違反件数を2件と発表(2016年3月19日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月18日に2件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

2件はいずれもヒムス県での「真理の獅子」とシャーム自由人イスラーム運動による砲撃によるもので、これによりシリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、リヤド最高交渉委員会に29からなる質問状を提示、回答を求める一方、シリア政府代表団は第2期人民選挙終了まで会合の延期を要請(2016年3月19日)

『ハヤート』(3月20日付)などによると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府、リヤド最高交渉委員会の代表団に対して、29からなる質問状を示し、回答を求めた。

クッルナー・シュラカー(3月21日付)が入手した質問状のコピーによると、29の質問内容は以下の通り:

1. 国連安保理決議第2254号の文脈において「統治」転換をどのように理解しているか?
2. この統治にかかる任務、義務とは何か? 国連安保理決議第2254号に基づく政治移行プロセスを保障するため、果たされるべき最優先・最重要な責務とは何か? この統治の起点において対処されるべきもっとも重要な問題とは何か?
3. 統治にかかる任務、義務を遂行するにもっともふさわしい機関、しくみとは何か?
4. この機関(ないしはしくみ)はどのように樹立され得るか?
5. この統治はどのようにすべての人々を包摂し得るか?
6. この統治において、女性の代表をどのように実現し得るか?
7. 市民社会、営利集団、無所属の愛国的な名士はどのように代表されるか?
8. 統治機関に参加する公式な基準とは何か?
9. 人民議会、司法、自治体といった既存の統治機関と、この統治との関係をどのようなものとするか?
10. 統治機関の代表者をどのように選出、任命し得るか?
11. 統治における非宗派主義的な性質はどのように保障され得るか?
12. 統治の枠組みのなかで、シリアの地理的区分はどのように代表されるか?
13. 統治の枠組みは、政治的な境界、つまり既存の行政区画に従うか?
14. 地方レベルにおいて、宗派、人種といった集団はどのように代表され得るか?
15. この統治が原則とする意思決定の基盤とは何か(多数決か、圧倒的多数かなど)?
16. 統治機関による決定実行をどのように効果的に保証するか?
17. 統治機関の営為は、どのようにして国連安保理決議第2254号の基本原則に従って保証し得るか?
18. この問題を保証するために設置すべき監視のしくみとはどのようなものか?
19. 統治機関による任務遂行と既存の国家機関(大統領、立法府、行政府、自治体)およびその任務の関係はどのようなものとするか?
20. その他の既存の制度の改革は必要か? 必要な場合、どのような改革が必要か?
21. 統治機関の設置、活動を促進するため、シリアの憲政システムにおいてどのような変革を行う必要があるか?
22. 移行期において、統治の枠組みと治安部門はどのように結びつけられるべきか?
23. 治安部門の改革に責任を負う独立した機関を設置するべきか? 必要な場合、どのような機関を設置すべきか?
24. 治安部門の運営を民主的に監督するのに必要な統治機関とはどのようなものか?
25. この統治機関に関する意見の相違はどのように対処、解決され得るか?
26. 政府機関の活動の継続はどのように保証され得るか?
27. 政府機関が行うべき責務とは何か?
28. 政府機関の運営やその幹部職の任免を調整する原則、仕組みとはどのようなものか?
29. 国内避難民、難民の帰国を調整するために行う優先事項とは何か?

Kull-na Shuraka', March 21, 2016
Kull-na Shuraka’, March 21, 2016
Kull-na Shuraka', March 21, 2016
Kull-na Shuraka’, March 21, 2016

 

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一方、ジュネーブ3会議に出席中のシリア政府代表団団長バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、報道声明を出し、そのなかでスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に対して、4月13日が投票日の第2期人民議会選挙が終わるまで交渉を延期するよう要請したと発表した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で1回の爆撃を実施(2016年3月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月18日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、アイン・イーサー市近郊に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 19, 2016などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月18日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「独断的措置」と批判、「シリアの未来は分権主義に基づく多元的代議体制のなかにあり、連邦制のなかにはない」と拒否した。

AFP, March 19, 2016、AP, March 19, 2016、ARA News, March 19, 2016、Champress, March 19, 2016、al-Hayat, March 20, 2016、Iraqi News, March 19, 2016、Kull-na Shuraka’, March 19, 2016、al-Mada Press, March 19, 2016、Naharnet, March 19, 2016、NNA, March 19, 2016、Reuters, March 19, 2016、SANA, March 19, 2016、UPI, March 19, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線最高指導者のジャウラーニー氏が声明で「シリア革命」5周年に祝意、「シャームの民」に共闘を呼びかける(2016年3月18日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の名で声明を出し、「シリア革命」5周年に祝意を表明した。

シリアでは、2011年3月15日にチュニジアでの政治変動に端を発する「アラブの春」が波及するかたちでダルアー市で抗議デモが発生し、「反体制派」はこの日を「シリア革命」記念日と位置づけている。

ヌスラ戦線の広報サイト「マナーラ・バイダー」が配信した声明において、「革命5周辺を迎える我らが民へのメッセ維持」と題されており、そのなかでジャウラーニー氏は「我々はシャームの民、イスラームのウンマに対して、祝福されし革命と祝福されしジハードが5年を迎えたことへの祝意を述べたい。そして驚愕に値するさまざまな犠牲と殉教を伴ったことを書き留めたい」と表明した。

そのうえで「シャームは今、勝利を継続し、栄光に向かうための新たな段階へと踏み出そうとしている。我々は皆…勝利に先立って、最後の忍耐を乗り越えていかねばならない。我々はシャームの民の一員だ。シャームは我々の一部だ。我々とシャーム、そしてその民を分かつのは、死のみだ。我々は改めて、アッラーのお許しのもと、息絶えるまで道を貫徹することを約束する」と強調、共闘を訴えた。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

 

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に立ち会ったシリア民主評議会メンバーも「法律面、組織面、論理面において連邦制など何ら存在しない」と非難(2016年3月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のメンバーの一人アーミル・ハッルーシュ氏は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「法律面、組織面、論理面において連邦制など何ら存在しない」と非難した。

ハッルーシュ氏は「(ハサカ県ルマイラーン町での)会合出席者の間でもニュアンスの違いがあり、連邦制というのが法律面、組織面、論理面において(樹立宣言された)連邦制とは異なると考えている者もいる。それ(連邦制樹立宣言)は、三つの地区(ジャズィーラ地区、コバネ、アイン・アラブ地区)の間の自治の仕組みを発展させることを検討するための計画案で、民主連邦制という名のもとに新たな統治形態をめざすものだった。つまり連邦制など何ら存在しない」と述べた。

ARA News(3月18日付)が伝えた。

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ARA News(3月18日付)によると、ラッカ県で活動するラッカ自由人旅団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への参加を決定した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」と目される反体制武装集団69組織が共同声明で「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否(2016年3月18日)

ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」と目される反体制武装集団69組織が共同声明を出し、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を「シリア分割を目的とした危険な措置」と非難、拒否する姿勢を表明した。

共同声明を出したのは、北部師団、イスラーム軍、シリア革命家戦線、シャーム軍団、ヌールッディーン・ザンキー運動、ヤルムーク軍、ナスル軍、シャーム戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、シャーム軍、フルカーン戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、第1沿岸師団、ラフマーン軍団、第2沿岸師団、アジュナード・シャーム、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ヒムス解放運動、ヒムス軍団、「命じられるまま正しくあれ」連合、アンサール・イスラーム戦線、第16歩兵師団、イスラーム覚醒大隊、スルターン・ムラード旅団など。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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トルコのガジアンテップでアラブ人部族長が「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を拒否し、YPGに対抗するため「東部部族軍」結成を発表(2016年3月18日)

Turkpress(3月19日付)はシリア各地のアラブ人部族長がトルコのシャンウルファ市で、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に抗議し、人民防衛隊に対抗するため、「東部部族軍」の名で新たな武装組織を結成することに合意したと伝えた。

東部部族軍の結成に合意したのは、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県の部族長45人で、結成会議には、トルコで活動する自由シリア軍のアフマド・ビッリー准将も同席した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、Turkpress, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県、ヒムス県、アレッポ県で金曜礼拝後に反体制デモが発生:アサド政権打倒に加えて「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言拒否が表明される(2016年3月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、ファトフ軍支配下のサラーキブ市で、金曜礼拝後にデモが発生し、参加者は、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に抗議するとともに、アサド政権の打倒を訴え、反体制武装集団司令官に組織の統合を呼びかけた。

同様のデモはマアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市、ジャルジャナーズ町、タフタナーズ市、ハーン・シャイフ市、フバイト村でも発生した。

Kull-na Shuraka', March 18, 2016
Kull-na Shuraka’, March 18, 2016

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ヒムス県では、ARA News(3月18日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方、ヒムス市ワアル地区で金曜礼拝後に、アサド政権の打倒を訴えるデモが発生し、住民らが参加した。

ARA News, March 18, 2016
ARA News, March 18, 2016

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アレッポ県では、ARA News(3月18日付)によると、アレッポ市内各所でも同様のデモが発生した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県のアラブ人部族は「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を非難、拒否すると宣言(2016年3月18日)

ハサカ県で活動するとされるアラブ人部族の武装連合組織「東部戦線」およびその政治母体の「シリア部族最高評議会」のムダッル・ハマード・アスアド報道官は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「シリアの主権、領土の統一性に抵触し、民族対立を助長する」と非難、拒否すると表明した。

なお声明によると、「東部戦線」と「シリア部族最高評議会」はバッカーラ部族、ジュブール部族、タイイ部族、ジャイス(カイス)部族、ズファイル部族、ブー・バナー部族、バキール・アカイダート部族、シャラービーイーン部族、ウドワーン部族、ファドアーン部族から構成されている、という。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織どうしがダーイシュ・ヒムス州司令官の弔問の是非をめぐり交戦(2016年3月18日)

イドリブ県では、ARA News(3月18日付)によると、サルキーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)との関係が取りざたされるアル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構と、アル=カーイダのメンバーが結成するも、アル=カーイダとの関係を否定し、リヤド最高交渉委員会する一方で、各地でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線との共闘を続けるシャーム自由人イスラーム運動が交戦した。

戦闘は、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州のワーリーで、17日にアレッポ県での空爆で死亡したハッサーン・アッブード氏(サルキーン氏出身)の弔問所設置の是非をめぐるもので、シャーム自由人イスラーム運動が、ジュンド・アクサー機構が設置した弔問用のテントを破壊したことをきっかけだったという。

ARA News(3月18日付)が伝えた。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリア政府、リヤド最高交渉委員会双方に4項目からなるジュネーブ3会議議案を提示(2016年3月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブでシリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会の代表団の双方と3度目となる個別会談を行った。

デミストゥラ特別代表が1日で両代表団と会談するのはこれが初めて。

『ハヤート』(3月19日付)によると、この会談で、デミストゥラ特別代表は、シリア政府代表団、リヤド最高交渉委員会代表団のそれぞれに、ジュネーブ3会議での議題に関する2ページからなる文書を提示した。

この文書は、①非宗派的で信頼できる移行期統治機関の樹立、②新憲法起草案、③新憲法のもとでの自由且つ構成な選挙の準備、④政治移行期および移行期後の基本原則、の4点からなるという。

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シリア政府代表団の団長を務めるバッシャール・ジャアファーリー国連シリア代表はデミストゥラ特別代表との会談後の記者会見で、政治的解決策の「基本要素」に関する文書を提出したことを明らかにした。

ジャアファーリー国連シリア代表は、「会談は有益で、シリアの危機に対する政治的解決策の「基本要素」にかかる文書について集中的に審議した」ことを明らかにしたうえで、「「基本要素」と我々が名づける諸原則が承認されれば、我々の国の未来を建設するのに貢献する真摯なシリア人どうしの対話が実現することになる」と述べた。

『ハヤート』によると、この文書は8項目からなり、シリアの統一、独立、世俗性、主権の維持、テロとの戦いなどを骨子とするという。

また、『ハヤート』(3月21日付)が入手した内部文書によると、シリア政府代表団がデミストゥラ特別代表に提出した文書には、「テロとの戦い」におけるシリア軍への支援、周辺諸国による反体制武装集団への支援停止、ゴラン高原の回復、などが盛り込まれているという。

 

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一方、リヤド最高交渉委員会は、すでに4ページからなる文書をデミストゥラ特別代表に提出済で、ジュネーブ合意に基づく移行気統治機関の樹立を主要議題にするよう求めている。

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デミストゥラ特別代表は、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間の「隔たりは大きい」としつつ、来週以降の個別会談において議題について集中的に議論を続ける意向を示した。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、March 21, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県、ダマスカス郊外県で、シリア軍と反体制派の戦闘続く(2016年3月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、シリア軍がガッサーニーヤ村を空爆し、4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マルジュ・スルターン村一帯で、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘が続いた。

AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。

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