ロシア難民受入移送居住センター:難民274人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は653,693人に(2021年4月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月2日付)を公開し、4月1日に難民274人(うち女性82人、子供140人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民274人(うち女性82人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は653,693人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者258,445人(うち女性77,689人、子ども131,532人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,973人(うち女性264,965人、子供450,023人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,839人(うち女性30,925人、子供31,035人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,352,435人(うち女性413,484人、子供674,801人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 2, 2021をもとに作成。

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米『フォーリン・ポリシー』誌はシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載(2021年4月1日)

『フォーリン・ポリシー』(4月1日付)は米国のシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載した。

「米国の制裁は無垢のシリア人を殺している」と題され記事には、国際的な(西側諸国の)制裁の結果として生じている燃料、電力不足に政府が対処できない状況が続くなか、記者(Hasan Ismaik)の親戚の子供が命を落としていくさまが紹介されている。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Foreign Policy, April 1, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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ヨルダン当局はシリア人難民3人に対して14日以内に国外に退去するよう通達したと発表(2021年4月1日)

シリア人権監視団は、ヨルダン当局が、シリア人難民3人に対して14日以内に国外に退去するよう通達したと発表した。

国外退去が要請された3人のなかには、シリア国内で投獄の経験があり、刑務所内での拷問などについてメディアで証言した女性反体制活動家のハスナ・ハリーリー氏も含まれているという。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市でシリア国民軍に所属する戦闘員が、トルコからの給与支払いの延滞に抗議してデモ(2021年4月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、シリア国民軍に所属する戦闘員が、トルコからの給与支払いの延滞に抗議して、デモを行った。

複数の消息筋によると、トルコの諜報機関は、70日にわたって給与の支払いを行っていないという。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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シリア軍、パレスチナ人からなるクドス旅団などが、ロシア軍の航空支援を受けて、ダイル・ザウル県マヤーディーン市東の砂漠地帯で、ダーイシュの残党に対する大規模な掃討作戦を開始(2021年4月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、パレスチナ人からなるクドス旅団などからなる複数の民兵組織が、ロシア軍航空部隊の航空支援を受けて、シリア政府支配下のマヤーディーン市東の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する大規模な掃討作戦を開始した。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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米軍の車列がハサカ県からイラクに小麦を不正に持ち出す一方、イラクから兵站物資を搬入(2021年4月1日)

ハサカ県では、SANA(4月1日付)によると、米軍の貨物トレーラー12輛からなる車列が、県北東部のタッル・アッルー村の穀物サイロに貯蔵されていた小麦を、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して、シリア国外に持ち去った。

また、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約20輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県とダイル・ザウル県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民256人と国内避難民(IDPs)664人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は653,419人、2019年以降帰還したIDPsは83,839人に(2021年4月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月1日付)を公開し、3月31日に難民256人(うち女性77人、子供131人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民256人(うち女性77人、子供131人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は653,419人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者258,171人(うち女性77,607人、子ども131,392人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,699人(うち女性264,883人、子供449,883人)となった。

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一方、国内避難民664人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは664人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,839人(うち女性30,925人、子供31,035人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,352,435人(うち女性413,484人、子供674,801人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2021をもとに作成。

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EU加盟18カ国の外務大臣は共同声明を出し、シリアの「体制」による犯罪の追及と処罰を求める(2021年3月31日)

EU加盟18カ国の外務大臣は共同声明を出し、シリア国内での犯罪の追及と処罰を求めた。

共同声明に参加したのは、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ベルギー、アイルランド、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルグ、ポー乱打尾、スロベニア、ブルガリア、アーストリア、マルア、ポルトガル。

声明では、2011年の民主化デモに対する「体制の野蛮な対応」が10年におよぶ犯罪と人道危機をもたらし、その間「体制は化学兵器を使用」したと非難、「体制」と外国の支援者の責任を追及した。

そのうえで、国際刑事裁判所に対して、シリア国内での犯罪を捜査し、加害者を処罰するよう求めた。
シリア軍による化学兵器使用を改めて非難・追及し、シリア政府、イスラーム過激派を含む武装グループに対して責任者の処罰を求めた。

AFP(4月1日付)などが伝えた。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がシリア政府の支配下にあるハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュに対して約15回の爆撃を実施(2021年3月31日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機6機がシリア政府の支配下にあるハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約15回の爆撃を実施した。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のシャッラーン町で製薬工場の完成式典が行われ、ハタイ県副知事らが出席(2021年3月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡のシャッラーン町で、製薬工場の完成式典が行われ、ハタイ県副知事、同地の自治を委託されているアフリーン地元評議会の幹部、トルコの資金援助を受けている市民団体の代表らが出席した。

一方、トルコ占領下のアフリーン市では30日深夜から31日未明にかけて、シリア国民軍に所属する武装集団どうしが撃ち合いとなり、住民1人が戦闘に巻き込まれて死亡、1人が負傷した。

撃ち合いとなったのはスルターン・ムラード師団とシリア国民軍憲兵隊。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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内務省が所轄する「資金洗浄・テロ資金援助撲滅委員会」は、700あまりの個人・団体が記載されたリストを公開、トルコのエルドアン大統領らを制裁対象に(2021年3月30日)

アラビー・ジャディード(3月31日付)などが伝えたところによると、シリアの内務省が所轄する「資金洗浄・テロ資金援助撲滅委員会」は、700あまりの個人・団体が記載された制裁対象リストを『官報』を通じて公開した。

リストに記載されている個人・団体は、テロ支援の罪で資産凍結などの制裁の対象となる。

リストに記載されている主な個人・団体は以下の通り:

  • レジェップ・タイイップ・エルドアン(トルコ大統領)
  • アフマド・ダウトオール(トルコ前首相)
  • サルマーン・アウダ(サウジアラビア人説教師)
  • アブドゥルアズィーズ・タリーフィー(サウジアラビア人説教師)
  • ユースフ・カルダーウィー(エジプト人宗教学者)
  • ムハンマド・アウディー(クウェート人説教師)
  • アブドゥッラー・フサイニー(シリア領内に潜伏しているとされるサウジアラビア人活動家)
  • ハーリス・ダーリー(シリア領内に潜伏しているとされるイラク人活動家)
  • ナスル・ハリーリー(シリア交渉委員会代表)
  • アブドゥルハキーム・クタイファーン(反体制活動家)
  • ワリード・ジュンブラート(レバノンの進歩社会主義党前党首)
  • サミール・ジャアジャア(レバノン軍団代表)
  • カタール慈善機構
  • 公正発展党(AKP、トルコ)
  • ムスタクバル潮流(レバノン)

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-‘Arabi al-Jadid, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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シリアへの支援について話し合うための国連・EU共催の「第5回ブリュッセル会合」で日本、ドイツ、米国が追加支援を表明(2021年3月30日)

シリアへの支援について話し合うための国連・欧州連合(EU)共催の閣僚級会合「第5回ブリュッセル会合」が3月29日と30日に開催され、80以上の国や国際機関がオンライン方式で参加した。

参加したのは、EU加盟各国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、イラク、イラン、日本、カザフスタン、サウジアラビア、レバノン、カタール、韓国、クウェート、UAE、米国、国連、アラブ連盟、GCCなど。

日本からは、鷲尾英一郎外務副大臣が出席、2021年以降、シリアと周辺諸国に対して行ってきた29億ドル以上の支援に加えて、新たに約2億ドルの追加拠出を決定したと表明した。

また、越境(クロスボーダー)、クロスラインでの人道支援の効果的な実施、国連安保理決議第2254号に沿った政治的解決、制憲委員会(憲法制定委員会)での議論の加速、すべてのシリア人が参加し、国際社会の理解が得られるかたちでの大統領選挙実施に向けて、国際社会、国連と連携を続けるとの意思を示した(鷲尾外務副大臣の声明)。

会合ではまた、ドイツが約11.2億ドル、米国が約6億ドルの支援を行うことを表明した。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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サウジアラビアのファイサル外務大臣「国連の監視下での政治的正常化が復興への参与の条件」(2021年3月30日)

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣は、でシリアとの関係正常化について「国連の監視下での政治的正常化こそがシリア危機唯一の解決策であり、これが復興への参与の条件となる」と述べた。

ファイサル外務大臣はまた、イランに対して、シリア人口宗派構造を変更しないよう求めた。

アラビーヤ(3月29日付)が伝えた。

AFP, March 30, 2021、Alarabia, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍・シリア国民軍とシリア軍が砲撃戦(2021年3月30日)

ラッカ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊に展開するシリア軍の拠点に向かって砲撃を行った。

これに対して、シリア軍部隊も応戦し、砲撃戦となった。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民212人と国内避難民(IDPs)653人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は652,936人、2019年以降帰還したIDPsは83,175人に(2021年3月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月30日付)を公開し、3月29日に難民212人(うち女性64人、子供108人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民212人(うち女性64人、子供108人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は652,936人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者257,688人(うち女性77,462人、子ども131,146人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,216人(うち女性264,738人、子供449,637人)となった。

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一方、国内避難民653人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは653人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,175人(うち女性30,623人、子供30,896人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,351,771人(うち女性413,182人、子供674,662人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 30, 2021をもとに作成。

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ブリンケン米国務長官は国連安保理で2020年に停止された2カ所の国境通行所を通じた越境(クロスボーダー)人道支援の再開と現在も唯一利用が認められている通行所の使用延長を求める(2021年3月29日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は、国連安保理で開かれたシリアの人道状況への対応をめぐる会合に出席し、2020年7月に停止されたバーブ・サラーム国境通行所(アレッポ県)とヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を通じた越境(クロスボーダー)人道支援の再開と、現在も唯一利用が認められているバーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)を通じた支援の期間延長を呼びかけた。

ブリンケン国務長官は次のように発言した。

安保理は複雑な多くの課題に取り組んでいる。だが、これはそうした課題ではない…。シリアの人々の命は、緊急支援が受けられるかどうかにかかっている。我々は、そうした支援が彼らのもとに届けられるための経路を作り出し、それを閉鎖するのではなく、開かねばならない。

安保理が当時、これらの二つの人道的な通行所(バーブ・サラーマ国境通行所とヤアルビーヤ国境通行所)を再び承認しなかったことの正当な理由はなかった。また、これらの通行所が今日も閉鎖されたままである正当な理由もない。

安保理メンバーはすべき仕事をしなければならない。それは人道支援のため三つの国境通行所すべてを再び承認することだ。

シリア人数百万人の生活がかかっている人道支援を政治的な争点にすることを止めよう。

CNN(3月29日付)などが伝えた。

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国連安保理は2014年7月14日に、安保理決議第2165号を採択し、半年に限って反体制派支配地域への国連関連機関による越境人道支援を行うことを認めていた。

同決議では、周辺諸国の同意とシリア政府への通告(同意は不要)がなされれば、反体制派の支配下にあったバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)、ラムサー国境通行所(ダルアー県)、クルド民族主義勢力の民主統一党(PYD)の実効支配下にあったヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を経由して人道支援を行うことができる旨、定められていた。

同決議はその後、安保理決議第2191号(2014年12月17日採択――2016年1月10日まで延長)、第2332号(2016年12月21日採択――2018年1月10日まで延長)、第2393号(2017年12月19日採択――2019年1月10日まで延長)、第2449号(2018年12月14日採択――2020年1月10日まで延長)、第2504号(2020年1月11日採択――2020年6月10日まで延長)、決議2533号(2020年7月11日採択――2021年7月10日まで延長)で更新された。

だが、国連安保理決議第2504号では、シリア政府の支配下に復帰したラムサー国境通行所とヤアルビーヤ国境通行所が除外された。

また、賛成12、棄権3(ロシア、中国、ドミニカ共和国)で辛うじて採択された決議2533号では、トルコの占領下に置かれていたバーブ・サラーマ国境通行所が除外された。

AFP, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、CNN, March 29 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年3月29日)

アレッポ県では、ANHA(3月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

また、トルコ占領下のアフリーン市マフムーディーヤ地区では、シリア国民軍に所属しているシャーム戦線とスルターン・ムラード師団のメンバーどうしが交戦し、住民らが巻き添えとなって負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(3月29日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, March 29, 2021、ANHA, March 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2021、Reuters, March 29, 2021、SANA, March 29, 2021、SOHR, March 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市西一帯を爆撃(2021年3月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市西一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

狙われたのは、シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣の施設複数棟。

また、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、カンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯、ルワイハ村、マジュダリヤー村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアジャミー村近郊の街道で、シリア軍第4師団に従軍していた男性2人(兄弟)が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるウンム・ルンマーン村の民家を武装集団が襲撃し、1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県15件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は23件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 29, 2021、ANHA, March 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2021、Reuters, March 29, 2021、SANA, March 29, 2021、SOHR, March 29, 2021、March 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民196人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は652,724人に(2021年3月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月29日付)を公開し、3月28日に難民196人(うち女性58人、子供100人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民196人(うち女性58人、子供100人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は652,724人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者257,724人(うち女性77,398人、子ども130,618人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,004人(うち女性264,674人、子供449,529人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は82,552人(うち女性30,325人、子供30,762人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,351,118人(うち女性412,884人、子供674,528人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市一帯を砲撃(2021年3月28日)

アレッポ県では、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、ズワイヤーン村、タッル・ジブリーン村、アイン・イナーブ村、スムーカ村、シャフバー・ダムを砲撃した。

AFP, March 28, 2021、ANHA, March 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2021、Reuters, March 28, 2021、SANA, March 28, 2021、SOHR, March 28, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がフール・キャンプで治安回復を目的とする大規模な「人道と治安」作戦を開始(2021年3月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプで、シリア民主軍、同軍に所属する人民防衛隊(YPG)、女性防衛隊(YPJ)、テロ撲滅部隊(Yekîneyên Antî Teror‏、YAT)、内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)からなる合同部隊が、大規模な治安回復作戦を開始した。

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ANHA(3月28日付)によると、内務治安部隊(アサーイシュ)とシリア民主軍が午前4時にフール・キャンプ一帯に展開、キャンプ内で「人道と治安」と銘打った治安回復作戦を開始した。

作戦に参加したのは、内務治安部隊の隊員5,000人に加えて、シリア民主軍所属各組織、女性防衛隊。



 

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内務治安部隊のハリー・ハサン報道官は、フール・キャンプ入り口で記者会見を行い、「人道と治安」作戦が、キャンプ内のダーイシュ(イスラーム国)のセルの摘発し、その影響力を奪うことが目的であることを明らかにした。

記者会見には、シリア民主軍のキーヌー・カブラーイル報道官、人民防衛隊(YPG)のヌーリー・マフムード報道官、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域評議会総司令部のアフィーナール・ダイラク氏も同席した。

ハサン報道官によると、キャンプに捕虜として収容されているダーイシュ(イスラーム国)・メンバーは、ヒスバ(宗教警察)や独自の法廷を設置する一方、子供たちに独自の教育を施し、そのことが新たなテロリストを生み出し、世界全体の脅威となる危険があるとしたうえで、子供たちを救出する必要があると強調した。

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内務治安部隊は声明を出し、「人道と安全」作戦での最初の成果として、ダーイシュ・メンバーの疑いがあるとして手配リストに記載されていた9人をキャンプの第1ブロックで拘束したを発表した。

うち1人は、ダーイシュによるメンバー勧誘に長らく携わっていたアブー・サアド・イラーキーなる幹部も含まれているという。

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SANA(3月26日付)は、複数の地元筋の話として、シリア民主軍の部隊が米主導の有志連合の支援を受けて、26日朝からキャンプを包囲し、突入の構えをみせていると伝えていた。

また、ANHA(3月26日付)も、フール町一帯地域の部族長や名士が、フール・キャンプを「世界でもっとも危険なキャンプ」と評し、シリア民主軍と内務治安部隊に対して、「断固たる措置」を講じ、「キャンプ内外でダーイシュのセルを摘発・掃討するための大規模作戦を実施するよう要請したと伝えていた。

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シリア人権監視団によると、2021年に入ってキャンプでは、41人が殺害されている。

うち30人がイラク難民(子供2人、女性5人を含む)、8人がシリア人国内避難民(IDPs、子供1人、女性3人を含む)、1人がシリア評議会(シリア人IDPsの管理を委託されている組織)の議長、2人がアサーイシュ隊員。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

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一方、SANA(3月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県ハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配地)で、シリア軍が米軍のヘリポート近くの民家複数棟の住民を強制的に立ち退かせた。

AFP, March 28, 2021、ANHA, March 26, 2021、March 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2021、Reuters, March 28, 2021、SANA, March 26, 2021、March 28, 2021、SOHR, March 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県東部の砂漠地帯で、ダーイシュに対して約30回の爆撃を実施し、戦闘員6人殺害(2021年3月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シリア政府の支配下にあるイスリヤー村に至る街道沿線の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約30回の爆撃を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員6人を殺害した。

AFP, March 27, 2021、ANHA, March 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2021、Reuters, March 27, 2021、SANA, March 27, 2021、SOHR, March 27, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯の戦闘でシリア民主軍によって殺害されたシリア国民軍の遺体7体がロシア軍の仲介でトルコに引き渡される(2021年3月27日)

ラッカ県では、ANHA(3月27日付)によると、3月18日から20日にかけてシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯で発生したトルコ軍およびその支援を受けるシリア国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘で、シリア民主軍によって殺害されたシリア国民軍の戦闘員37人の遺体の一部が、ロシア軍の仲介によって、トルコ軍に引き渡された。

シリア人権監視団によると、引き渡された遺体は7体。

AFP, March 27, 2021、ANHA, March 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2021、Reuters, March 27, 2021、SANA, March 27, 2021、SOHR, March 27, 2021などをもとに作成。

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米軍の貨物トレーラー38輛からなる車列がハサカ県北東部の穀物サイロに貯蔵されていた小麦をイラクに持ち出す(2021年3月27日)

ハサカ県では、SANA(3月27日付)によると、米軍の貨物トレーラー38輛からなる車列が、県北東部のタッル・アッルー村の穀物サイロに貯蔵されていた小麦を、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して、シリア国外に持ち去った。

AFP, March 27, 2021、ANHA, March 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2021、Reuters, March 27, 2021、SANA, March 27, 2021、SOHR, March 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民205人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は652,340人に(2021年3月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月27日付)を公開し、3月26日に難民205人(うち女性62人、子供105人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民205人(うち女性62人、子供105人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は652,340人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者257,092人(うち女性77,283人、子ども130,842人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は881,620人(うち女性264,559人、子供449,333人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は81,857人(うち女性30,036人、子供30,620人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,350,453人(うち女性412,595人、子供674,386人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 27, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県タッル・タムル町一帯を砲撃、侵攻を試みるが、シリア民主軍が撃退(2021年3月26日)

ハサカ県では、SANA(3月26日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のハシュマ村、ダルダーラ村の民家に対して攻撃を行った。

ANHA(3月26日付)によると、シリア国民軍はライハーニーヤ村方面からの侵攻を試みたが、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会が迎撃し、これを撃退した。

ANHA(3月27日付)によると、シリア民主軍はこの戦闘で、シリア国民軍戦闘員3人を殺害、車輌1輌を破壊した。

AFP, March 26, 2021、ANHA, March 26, 2021、March 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2021、Reuters, March 26, 2021、SANA, March 26, 2021、SOHR, March 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュに対して約12回の爆撃を実施(2021年3月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるスフナ市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約12回の爆撃を実施した。

AFP, March 26, 2021、ANHA, March 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2021、Reuters, March 26, 2021、SANA, March 26, 2021、SOHR, March 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民174人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は652,135人に(2021年3月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月26日付)を公開し、3月25日に難民174人(うち女性52人、子供89人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民174人(うち女性52人、子供89人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は652,135人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者256,248人(うち女性77,221人、子ども130,737人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は881,415人(うち女性264,497人、子供449,228人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は81,857人(うち女性30,036人、子供30,620人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,350,453人(うち女性412,595人、子供674,386人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 26, 2021をもとに作成。

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ヒズブッラーはロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に部隊を展開させていることを明らかにするとともに、シリアからの撤退を求められたとの一部報道を否定(2021年3月25日)

レバノンのヒズブッラーの渉外部門責任者のアンマール・ムーサウィー氏は、マナール・チャンネル(3月25日付)のインタビューに応じ、そのなかで、ヒズブッラーがシリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県のフマイミーム航空基地に部隊を展開させ、ロシア軍とともに任務に就いていることを明らかにした。

ムーサウィー氏はまた、3月15日のムハンマド・ラアド国民議会議員を代表とするヒズブッラー使節団のロシア訪問時に、シリアからの撤退を求められたとの一部報道を否定し、訪問が双方の協力関係にとって建設的なものだったと述べた。

また、ヒズブッラーは、英国とオランダを除く多くの国と関係を築いており、そのなかには、トルコ、一部湾岸諸国、EU諸国が含まれると付言した。

AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Qanat al-Manar, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ外務省高官筋はロシアと通行所再開を合意したとの一部報道を否定(2021年3月25日)

トルコ外務省高官筋は、アラビー・ジャディード(3月25日付)に対して、イドリブ県とアレッポ県での通行所再開について、ロシアから再開について提案がされ、その是非について協議を行っているが、同国との間でいかなる合意も締結されていないと述べた。

AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-‘Arabi al-Jadid, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。

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