ロシア当事者和解調整センターは、シャーム解放機構がホワイト・ヘルメット、西側の諜報機関とともに、シリア軍の有毒ガス使用を偽装する準備をしていると発表(2021年3月19日)

ロシア当事者和解調整センターのアレクサンドル・カルポヴ(Alexander Karpov)副センター長(海軍少将)は、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム解放機構)の「テロリスト」たちが、ホワイト・ヘルメットと西側諜報機関と連携して、イドリブ県北東部でシリア軍による有毒ガスの使用を偽装する準備をしているとの情報を得たと発表した。

RT(3月19日付)などが伝えた。

AFP, March 19, 2021、ANHA, March 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2021、Reuters, March 19, 2021、RT, March 19, 2021、SANA, March 19, 2021、SOHR, March 19, 2021などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣:「イスラエルには自国の安全を守り、自衛する権利がある」(2021年3月18日)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣はモスクワでイスラエルのガビ・アシュケナージ外務大臣と会談し、『シャルク・アウサト』(3月18日付)によると、シリアにおける「イランの民兵」の処遇などについて意見を交わした。

会談後の記者会見で、アシュケナージ外務大臣は、「イスラエルを含む地域の安定を維持するため、イランの活動を食い止めねばならない」としたうえで、「我々は自国の安全保障を守るため、自らの力であらゆることをする。イランをめぐる問題の解決策を見つけるため、ロシアなどと協力する」と述べた。

ラヴロフ外務大臣は、今月末に予定されている制憲委員会第6ラウンドを建設的なものとすべく、アスタナ・プロセスの保障国(トルコ、イラン)と努力していると述べる一方、シリア領内に対するイスラエルの度重なる爆撃・ミサイル攻撃へのロシアの姿勢を訊かれ、「イスラエル政府には自国の安全を守り、自衛する権利がある」と答えた。

シリアン・オブザーバー(3月18日付)などが伝えた。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、al-Sharq al-Awsat, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021、The Syrian Observer, March 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるハマー県、ヒムス県、ラッカ県の砂漠地帯でダーイシュに対して75回以上の爆撃を実施(2021年3月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるハマー県、ヒムス県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して75回以上の爆撃を実施した。

また、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯では、シリア軍と親政権民兵がダーイシュのセルの摘発活動を継続した。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年3月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所(ルマイラーン町、タッル・バイダル村)に設置されている基地に向かった。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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イラク国家安全保障担当顧問はフール・キャンプを「時限爆弾」と評して、米大使にその解体を要請(2021年3月18日)

イラクの国家安全保障担当顧問のカースィム・アアラジー氏は広報局を通じて声明を出し、マシュー・テュエラー在イラク米大使との会談で、北・東自治局の支配下にあるハサカ県のフール・キャンプを解体するよう求めたと発表した。

アアラジー氏は声明で、首都バグダードで行われた大使との会談が、両国の戦略対話会合の一環で行われ、安全保障、科学技術、経済、文化などといった分野について意見を交わしたとしたうえで、大使に次のように伝えたことを明らかにした。

イラクは、国際社会が参加するかたちで、さまざまな国籍のテロリストを収容しているフール・キャンプをめぐる問題の実質的・最終的な解決を必要としている。
フール・キャンプを現状のまま維持することは、時限爆弾のようなものだ。なぜなら、そこにはイラク人児童20,000人が収容されているが、彼らは、イラクとこの地域に脅威を及ぼすダーイシュ(イスラーム国)になってしまうからだ。この問題を解決するためにみなが肩を寄せ合わねば、イラク、この地域、そして世界の安全を脅かすことになる。

ANHA(3月18日付)が伝えた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理課にあるフール・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県出身の国内避難民(IDPs)261人がスワル町にバスで移送された。

IDPsの移送は、フール・キャンプの閉鎖をめざすシリア民主評議会のイニシアチブによるもの。

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トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県タッル・リフアト市一帯でトルコ軍、シリア国民軍がシリア民主軍と交戦(2021年3月18日)

アレッポ県では、ANHA(3月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のタッル・マディーク村、ザイワーン村、タッル・ラッハール村、ラジオ塔、シャッアーラ村、シャッアーラ遺跡、シャイフ・イーサー村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、バイナ村、ダイル・ジャマール村一帯を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もトルコの占領下にあるアアザーズ市一帯を砲撃した。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民113人と国内避難民(IDPs)457人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,766人、2019年以降帰還したIDPsは80,628人に(2021年3月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月18日付)を公開し、3月17日に難民113人(うち女性34人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民113人(うち女性34人、子供58人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,766人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,518人(うち女性76,774人、子ども129,981人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は880,046人(うち女性264,084人、子供448,530人)となった。

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一方、国内避難民457人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は80,628人(うち女性29,480人、子供30,362人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,349,224人(うち女性412,039人、子供674,128人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 18, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2021年3月17日)

アレッポ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、バイナ村、マヤースィー村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村一帯に侵攻、シリア民主軍が迎撃し、激しい戦闘となった。

AFP, March 17, 2021、ANHA, March 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2021、Reuters, March 17, 2021、SANA, March 17, 2021、SOHR, March 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民127人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,653人に(2021年3月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月17日付)を公開し、3月16日に難民127人(うち女性38人、子供65人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民127人(うち女性38人、子供65人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,653人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,405人(うち女性76,774人、子ども129,981人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,933人(うち女性264,050人、子供448,472人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は80,008人(うち女性29,185人、子供30,239人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,604人(うち女性411,744人、子供674,005人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍が首都ダマスカス一帯のミサイル攻撃、シリア軍防空部隊がこれを迎撃(2021年3月16日)

SANA(3月16日付)は、イスラエル軍が23時35分、占領下のゴラン高原から、首都ダマスカス一帯の複数カ所を狙ってミサイル複数発を発射したが、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

 

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シリア人権監視団によると、標的となったのはダマスカス国際空港から数キロ離れたシリア軍の拠点内にある「イランの民兵」の武器弾薬庫複数棟。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ラッカ県とダイル・ザウル県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュを爆撃、メンバー15人殺害(2021年3月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラッカ県とダイル・ザウル県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して80回以上の爆撃を実施し、メンバー15人を殺害した。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

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ブロンステイン米国務省シリア問題担当副特使を代表とする米使節団がダイル・ザウル県シュハイル村への病院襲撃事件に関してシリア民主軍に謝罪を要請(2021年3月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、デヴィッド・ブロンステイン米国務省シリア問題担当副特使を代表とする米使節団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村にあるシュハイル病院に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の襲撃(3月5日)に関して、病院のスタッフに正式に謝罪するようシリア民主軍に要請した。

謝罪要請は、使節団のシュハイル村訪問時に行われた。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍はトルコ軍によるラッカ県アイン・イーサー市一帯の基地増設に不快感を示す(2021年3月16日)

ロシア当事者和解調整センターのアレクサンドル・カルポヴ(Alexander Karpov)副センター長(海軍少将)は、シリア政府と北東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯に新たな基地を設置し、部隊を増強していることに不快感を示した。

カルポヴ副センター長は「ロシア側は、トルコ軍がアイン・イーサー市一帯の複数拠点に軍事機器を搬入し、要塞を強化していることに大いに不快感を感じている…。こうした行為は、相互覚書への違反であり、シリアの紛争解決に向けた両国の取り組みを阻害する」と述べた。

ANHA(3月16日付)が伝えた。

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アレッポ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、アイン・ダクナ村、バイルーン村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村一帯に潜入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が迎撃し、交戦となった。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アイン・イーサー市一帯を砲撃した。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

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EU理事会は「シリア革命」10周年に合わせて声明を出し、制裁継続の意思を改めて示すとともに、逮捕者の釈放、シリア人に対する犯罪の停止、国連安保理決議第2254号の遵守を求める(2021年3月15日)

欧州連合(EU)理事会は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて声明を出し、アサド大統領、その政権に対する制裁継続の意思を改めて示すとともに、逮捕者の釈放、シリア人に対する犯罪の停止、国連安保理決議第2254号の遵守を求めた。

EU理事会は、「体制の暴力的な抑圧が10年におよぶ紛争をもたらした」としたうえで、「抑圧の停止、逮捕者の釈放を求め続ける」との意思を改めて表明し、「シリアの体制とその同盟者」に国連安保理決議第2254号の完全履行を求めた。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は「シリア革命」10周年に合わせて論説を寄稿し、米国とEUにシリアの人道危機を終わらせるため、トルコに協力するよう求める(2021年3月15日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせてブルームバーグ(3月15日付)に論説を寄稿し、米国とEU、とりわけジョー・バイデン大統領に対して、シリアの人道危機を終わらせるため、トルコに協力するよう呼びかけた。

エルドアン大統領は、シリアの危機の唯一の解決策がシリア国民を構成するすべての集団を代表する能力のある政治体制を樹立することだとしたうえで、米国にシリアに関する約束を遵守するよう求めた。

エルドアン大統領はまた、シリア革命に対するトルコの姿勢が今も変わっていないと強調した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、Bloomberg, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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フランス外務省は「シリア革命」10周年に合わせて声明を出し、シリアとの関係改善に関してアサド政権が政治的解決を定めた国連安保理決議を遵守することにかかっていると表明(2021年3月15日)

フランス外務省は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて声明を出し、シリアとの関係修復は、アサド政権が紛争の政治的解決を定めた国連安保理決議を遵守することにかかっていると表明した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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米英仏独伊外相が「シリア革命」10周年に合わせて共同声明を出し、「シリアの市民を見捨てない」と表明(2021年3月15日)

米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアの外務大臣は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて共同声明を出し、「我々は、国連安保理決議第2254号に基づき、すべてのシリア人の権利と未来を保護する平和的解決の探求を復活させるために尽力している。この悲劇が今後10年にわたって続くことを許すことはない…。我々はシリアの市民を見捨てない」と発表した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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英国は「シリア革命」10周年に合わせてミクダード外務在外居住者大臣、シブル大統領府特別顧問ら6人を新たに制裁対象に(2021年3月15日)

ドミニク・ラーブ英外務大臣は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて、アサド政権が平和的な改革を求めるシリア人に対して10年間にわたって蛮行を尽くしてきたとして、政権の高官および関係者6人を、渡航禁止と資産凍結を骨子とする制裁対象に追加したと発表した。

新たに制裁対象となったのは、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ルーナー・シブル大統領府特別顧問、投資家のヤースィル・イブラーヒーム氏、ビジネスマンのムハンマド・バラー・カーティルジー氏、マーリク・アルヤー共和国護衛隊司令官、ザイド・サラーフ少佐。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線のマアラク村に潜入を試み、シリア民主軍と激しく交戦(2021年3月15日)

ラッカ県では、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線のマアラク村に潜入を試み、人民防衛隊(YPG)主体のと激しく交戦した。

一方、アイン・イーサー市近郊では、トルコ軍とシリア国民軍が撃ったロケット弾の不発弾が爆発し、子供1人が死亡した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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イドリブ市近郊の街道で、トルコ軍の車輌の通過に合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士2人が負傷(2021年3月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市近郊の街道で、トルコ軍の車輌の通過に合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バラカート山、ダーラ・イッザ市一帯を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室が応戦、第46中隊基地一帯で交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山一帯を砲撃、シリア軍がこれに応戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民67人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,468人に(2021年3月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月15日付)を公開し、3月14日に難民67人(うち女性20人、子供34人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民67人(うち女性20人、子供34人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,468人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,220人(うち女性76,718人、子ども129,886人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,748人(うち女性263,994人、子供448,377人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は79,409人(うち女性28,901人、子供30,120人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,005人(うち女性411,460人、子供673,886人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市近郊のハムラーン村にある石油精製用燃焼装置と市場がシリア軍とロシア軍のミサイル攻撃を受け火災に(2021年3月14日)

アレッポ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のハムラーン村にある石油精製用燃焼装置と市場がシリア軍とロシア軍のミサイル攻撃を受け、火災が発生した。

一方、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のザンガル村を砲撃し、子供1人が死亡、子供2人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまたまた、マンビジュ市近郊のシャイフ・ナースィル村(別名クルト・ワイラーン村)、クールフユーク村、カーウカリー村、タッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーイーヤ村を砲撃した。

AFP, March 14, 2021、ANHA, March 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2021、Reuters, March 14, 2021、SANA, March 14, 2021、SOHR, March 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年3月14日)

ハサカ県では、SANA(3月14日付)によると、米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, March 14, 2021、ANHA, March 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2021、Reuters, March 14, 2021、SANA, March 14, 2021、SOHR, March 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民53人と国内避難民(IDPs)579人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,401人、2019年以降帰還したIDPsは79,409人に(2021年3月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月14日付)を公開し、3月13日に難民53人(うち女性16人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民53人(うち女性16人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,401人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,153人(うち女性76,698人、子ども129,852人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,681人(うち女性263,974人、子供448,343人)となった。

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一方、国内避難民579人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは579人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は79,409人(うち女性28,901人、子供30,120人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,005人(うち女性411,460人、子供673,886人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 14, 2021をもとに作成。

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イドリブ市内でトルコ軍の車列が狙われ、アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊を名乗るグループが犯行声明(2021年3月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市のコルニーシュ街道で、トルコ軍の車列を通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

この爆発に関して、アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊を名乗るグループが声明を出し、「サルキーン市西郊外のマドルーサ村の国境近くで、児童アフマド・ヤースィル・アブドを殺害したことの報復として、イドリブ市南東部のコルニーシュ街道でNATOトルコ軍の車列を狙った」と発表した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して22回の爆撃を実施(2021年3月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して22回の爆撃を実施した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合ヘリコプターの支援を受けて、ダイル・ザウル県でダーイシュを攻撃、メンバー6人殺害(2021年3月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスワル町近郊の砂漠地帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合ヘリコプターの支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のセルに対する攻撃を行い、メンバー6人を殺害した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約35輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市近郊のタブカ航空基地の警護にあたるシリア民主軍の兵士2人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーからなるグループの発砲を受けて死亡した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市に爆弾1発を投下(2021年3月13日)

ラッカ県では、ANHA(3月13日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市に爆弾1発を投下した。

投下された爆弾は不発弾。

空き地に着弾し、被害はなかった。

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アレッポ県では、ANHA(3月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカンタラ村とザルナイータ村を砲撃した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県西部のイルハーブ村とタカード村にあるシャーム解放機構の軍事拠点や倉庫に対して5回の爆撃を実施(2021年3月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のイルハーブ村とタカード村にあるシャーム解放機構の軍事拠点や倉庫に対して5回の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルヤディーン村を砲撃し、女性1人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、マシーク村、ヒルバト・ナークース村、タッル・ワースィト村、シャーグーリート村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民48人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,348人に(2021年3月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月13日付)を公開し、3月12日に難民48人(うち女性15人、子供25人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民48人(うち女性15人、子供25人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,348人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,100人(うち女性76,682人、子ども129,825人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,628人(うち女性263,958人、子供448,316人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,830人(うち女性28,624人、子供30,007人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,347,426人(うち女性411,183人、子供673,773人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.