トルコ軍がイドリブ県のM4高速道路沿線に設置した警備用の詰所に国民解放戦線の戦闘員が配置(2021年1月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、スフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村、カフル・ウワイド村、マジュダリヤー村などを砲撃、「決戦」作戦司令室がこれに応戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、マアーッラト・ナアサーン村では、シリア軍からの発砲で女児1人が負傷した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線では、1月5日にトルコ軍がクファイル村、ビダーマー町、ズアイニーヤ村、ラタキア県のアイン・フール村に至る区間に設置した警備用の詰所に国民解放戦線の戦闘員が配置された。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159692193203115%20https://meganews27.com/wp-content/uploads/2021/01/1609830300.jpg

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県19件、ラタキア県5件、アレッポ県0件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 6, 2021、ANHA, January 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 6, 2021、Reuters, January 6, 2021、SANA, January 6, 2021、SOHR, January 6, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民408人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は642,574人に(2021年1月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月6日付)を公開し、1月5日に難民408人(うち女性123人、子供208人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民408人(うち女性123人、子供208人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は642,574人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者247,326人(うち女性74,347人、子ども125,866人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は871,854人(うち女性261,623人、子供444,357人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 6, 2021をもとに作成。

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「イランの民兵」の影響力が強いダイル・ザウル県ブーカマール市にロシア軍が部隊を派遣(2021年1月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあり、「イランの民兵」の影響力が強いブーカマール市にロシア軍の装甲車、四輪駆動車などからなる部隊が入り、シリア政府に近いカーティルジー・インターナショナル・グループ社の民兵が拠点としている市内中心部に位置するサッカー場に進駐した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でダーイシュに対して20回以上の爆撃を実施(2021年1月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して20回以上の爆撃を実施した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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PYDに近いサイトはトルコ軍がハサカ県に狂犬約50匹を放ったと伝える(2021年1月5日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(1月5日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯からハサカ県ラアス・アイン市一帯にいたる地域(いわゆる「平和の泉」地域)を占領しているトルコが、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市近郊に位置するハズラ村北の国境に設置されたゲートから「危険な病気」に感染していると思われる狂犬約50匹を放ったと伝えた。

ハズラ村の複数の情報筋によると、トルコ軍は国境のゲートを開放し、狂犬約50匹をアムーダー市方面に放ちったという。

トルコ軍がシリア領内に狂犬を放つのが目撃されたのは、これが2度目だという。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市西のM4高速道路沿線の占領地に新たな基地の設置を開始(2021年1月5日)

ラッカ県では、ANHA(1月5日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西のM4高速道路沿線の占領地に新たな基地の設置を開始した。


この基地は、M4高速道路の北から500メートルの距離、同道路の南側に設置されているシリア軍とロシア軍の合同拠点から1キロの距離に位置し、レーダー、重火器などが設置されている。

トルコ軍はまた、国民軍とともに、アイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。

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アレッポ県では、ANHA(1月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、マンナグ村を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(1月5日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊でシリア民主軍の車輌が道路に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士2人が死亡した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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SANAは米軍がハサカ県各所からダーイシュのイラク人メンバー多数をタンフ国境通行所の基地に移送したと伝えるが、シリア人権監視団はこれを否定(2021年1月5日)

SANA(1月5日付)は、複数の地元筋の話として、米軍が、ハサカ県内の北・東シリア自治局支配地内の複数の刑務所に収監していたダーイシュ(イスラーム国)のメンバー数十人を、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所に設置されている米軍基地に移送したと伝えた。

移送されたダーイシュ・メンバーは60人。

うち10人がシャッダーディー市東のキャンプ・ブルガール刑務所(ジャブサ・ガス刑務所)の収監者、50人がハサカ市の工業高校刑務所(グワイラーン刑務所)。

護衛を伴った米軍装甲車複数輌でシャッダーディー市に設置されている米軍基地に移送sれたのち、ヘリコプターでタンフ国境通行所に向かったという。

移送されたメンバーのなかには、爆弾製造を統括していたイラク人のカーズィム・ハサン・ジャルカーム氏(アブー・バラー)、車爆弾の製造を専門とするイラク人のハラファーン・ジュドゥーア・ハムド氏らが含まれているという。

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これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュ・メンバー60人の移送は、有志連合が定期的に行っているイラク人メンバーのイラクへの移送であって、タンフ国境通行所には移送されておらず、その数も数十人単位ではないと発表した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民299人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は642,166人に(2021年1月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月5日付)を公開し、1月4日に難民299人(うち女性90人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民299人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は642,166人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者246,918人(うち女性74,224人、子ども125,658人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は871,446人(うち女性261,500人、子供444,149人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 5, 2021をもとに作成。

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米財務省は対シリア制裁に違反したアラブ・フランス銀行(UBAF)が857万2500ドルを支払することに同意したと発表(2021年1月4日)

米財務省は声明を出し、フランスに本社を置くアラブ・フランス銀行(UBAF)が、シリア政府の資産凍結と送金禁止を定めた2011年8月17日の大統領令第13582号に対する127件の違反に対する民事訴訟を回避するため、857万2500ドルを支払することに同意したことを受けて、外国資産管理局(OFAC)がNCBと「和解」したと発表した。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、SOHR, January 5, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

親シリアのレバノン人政治家「米国とイスラエルは、シリアがゴラン高原を放棄する見返りに、シリア領内からの米軍撤退、シリアによるレバノン掌握を認めるというオファーをしている」(2021年1月4日)

シリア政府に近いレバノンの政治家で、レバノン・タウヒード潮流の代表を務めるウィアーム・ワッハーブ氏(ドゥルーズ派)は、ジャディード・チャンネル(1月4日付)のインタビューで、イスラエルと、ジョー・バイデン米次期政権がシリアに対して「新たなオファー」が行われたと述べた。

ワッハーブ氏によると、「新たなオファー」とは、シリアがイスラエルの占領下にあるゴラン高原を放棄する見返りとして、米国がシリア領内から撤退、また、シリア北西部の反体制派の問題の決着、復興開始、そしてシリアによるレバノンの掌握を認めるというものだというが、真偽は不明。

AFP, January 4, 2021、ANHA, January 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2021、al-Jadid TV, January 4, 2021、Reuters, January 4, 2021、SANA, January 4, 2021、SOHR, January 4, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年1月4日)

ラッカ県では、ANHA(1月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、トルコ占領下のバーブ市の南に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村を砲撃した。

AFP, January 4, 2021、ANHA, January 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2021、Reuters, January 4, 2021、SANA, January 4, 2021、SOHR, January 4, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車列が兵站物資などを積んでイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年1月4日)

ハサカ県では、SANA(1月4日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士1人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内に設置されている基地に向かった。

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ラッカ県では、SANA(1月4日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマンハル村に至る街道で、シリア民主軍の車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士3人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると死者は4人)。

AFP, January 4, 2021、ANHA, January 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2021、Reuters, January 4, 2021、SANA, January 4, 2021、SOHR, January 4, 2021、January 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民282人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は641,867人に(2021年1月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月4日付)を公開し、1月3日に難民282人(うち女性85人、子供144人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民282人(うち女性85人、子供144人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は641,867人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者246,619人(うち女性74,134人、子ども125,506人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は871,147人(うち女性261,410人、子供443,997人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 4, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍はシリアとレバノンの若者700人が同軍への従軍を志願してきたと発表(2021年1月3日)

イスラエル軍人事科は、イスラエル・アラブ人、シリア人、レバノン人多数が同軍への入隊を志願していると発表した。

Ynetニュース(1月3日付)が伝えた。

人事科によると、昨年(2020年)1年間にイスラエル軍に志願したイスラエル・アラブ人の数は予備役を含めて1,000人以上となった。

この数は前年の2倍以上だという。

イスラエル軍に従軍したイスラエル・アラブ人はタイベ市、 カランスワ市、東エルサレムのイスラーム教徒、ガレリアのベドウィン、北部のキリスト教徒など。

志願兵の増加は、人事科がオンラインを通じて従軍を呼びかけたことによるもので、2020年だけで約4,000人が志願を申し出てきたという。

この4,000人のなかには、域内のいわゆる「敵国」からの応募もあり、レバノンとシリアの若者約700人がイスラエル軍への従軍を志願してきたという。

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これに関して、『シャルク・アウサト』(1月4日付)は、イスラエルのアラブ人政治家たちがこのデータに疑義を呈し、ねつ造だと主張していると伝えた。

AFP, January 5, 2021、ANHA, January 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2021、Reuters, January 5, 2021、SANA, January 5, 2021、al-Sharq al-Awsat, January 4, 2021、SOHR, January 5, 2021、Ynet News, January 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市などを砲撃し、女性1人を含む2人負傷(2021年1月3日)

ラッカ県には、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊、同市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線、第93旅団基地、マアラク村を砲撃した。

この砲撃で、女性1人を含む2人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(1月3日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のフーシャリーヤ村に侵攻しようとした国民軍を撃退した。

AFP, January 3, 2021、ANHA, January 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2021、Reuters, January 3, 2021、SANA, January 3, 2021、SOHR, January 3, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍装甲車がRPG弾の攻撃を受ける一方、マストゥーマ村に駐留するトルコ軍はシリア政府支配下のサラーキブ市を砲撃(2021年1月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市北のカファルヤー町に至る街道を移動中のトルコ軍装甲車に対して、正体不明の武装集団がRPG弾複数発を発射した。

事件を受け、トルコ軍とその支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)が同地一帯に展開した。

一方、シャーム解放機構は、軍事・治安権限を握るマストゥーマ村のバアス前衛キャンプに駐留するトルコ軍部隊が、前日に引き続いて、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市を砲撃した。

また「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるハザーリーン村、ミラージャ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約32輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県7件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は16件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 3, 2021、ANHA, January 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 3, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 3, 2021、Reuters, January 3, 2021、SANA, January 3, 2021、SOHR, January 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民317人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は641,575人、2019年以降帰還したIDPsは66,673人に(2021年1月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月3日付)を公開し、1月2日に難民317人(うち女性196人、子供162人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民317人(うち女性196人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は641,575人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者246,327人(うち女性74,046人、子ども125,357人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は870,855人(うち女性261,322人、子供443,848人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人(うち女性1人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,673人(うち女性23,222人、子供27,457人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,269人(うち女性405,781人、子供671,223人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 3, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市の「イランの民兵」運営局が地元住民や外国人からなる新たな民兵組織「ハーシミーユーン軍団」を結成(2021年1月2日)

サダー・シャルキーヤ(1月2日付)は、複数の地元メディア筋の話として、ダイル・ザウル県ブーカマール市の「イランの民兵」運営局が、地元住民や外国人からなる新たな民兵組織「ハーシミーユーン軍団」を発足させたと伝えた。

「ハーシミーユーン軍団」は、イランが支援するシリア軍第47中隊の指揮下に置かれ、メンバーは同中隊のエリート50人から構成され、ブーカマール市出身のハーッジ・ラーギブ氏、イラン人のハーッジ・ダフカーン氏が司令官を務めるという。

AFP, January 2, 2021、ANHA, January 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2021、Reuters, January 2, 2021、Sada al-Sharqiya, January 2, 2020、SANA, January 2, 2021、SOHR, January 2, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部ではトルコ軍・国民軍とシリア民主軍が交戦し、トルコ軍兵士2人負傷、ドローンが通行所を攻撃、またアレッポ県とラッカ県のトルコ占領地で相次いで爆発が発生(2021年1月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会がトルコの占領下にあるバーブ市近郊のハズワーン村一帯でトルコ軍を狙撃し、2人を負傷させた。

ANHA(1月2日付)によると、これに対して、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンナグ航空基地一帯、タッル・リフアト市、同市近郊のシャイフ・ヒラール村、シャイフ・イーサー村、タアーナ村、スムーカ村、シャフバー・ダム、マルアナーズ村、シャワーリガ村、ナイラビーヤ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のウンム・アダサ村、ダンダニーヤ村、ウンム・ジャッルード村などを砲撃、シリア人権監視団によると、国民軍とシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの縦」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にある地域とを隔てるウンム・ジャッルード村の通行所を攻撃した。

ノース・プレス(1月2日付)によると、ドローンは石油トレーラー複数輌を攻撃した。

このほか、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジンディールス町で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、9人が負傷した。

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ラッカ県では、SANA(1月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアイン・イーサー・キャンプ、サイダー村を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(1月2日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市内の野菜市場近くで、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供2人が死亡、女性1人が負傷した。

シリア人権監視団などによると、死亡したのは子供2人と女性1人を含む4人。

AFP, January 2, 2021、ANHA, January 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2021、North Press, January 2, 2021、Reuters, January 2, 2021、SANA, January 2, 2021、SOHR, January 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府の支配下にあるイドリブ県サラーキブ市を砲撃(2021年1月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室もアーフィス村一帯のシリア軍の拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は、アーフィス村一帯の「決戦」作戦司令室の拠点を砲撃した他、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、国民解放戦線に所属するナスル軍がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のジューリーン村一帯で、シリア軍の車輌を対戦車ミサイルで攻撃、死傷者が出た。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が県西部の第46中隊基地一帯で交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県10件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県4件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 2, 2021、ANHA, January 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 2, 2021、Reuters, January 2, 2021、SANA, January 2, 2021、SOHR, January 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2021年1月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月2日付)を公開し、1月1日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 2, 2021をもとに作成。

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トルコのソイル内務大臣がイドリブ県内のIDPsキャンプ数カ所を視察(2021年1月1日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握しているイドリブ県の国境地帯を電撃訪問し、トルコによって建設されたマシュハド・ルーヒーン村の国内避難民(IDPs)キャンプなど複数のキャンプを視察訪問した。

視察したキャンプのなかには、建設されたばかりのキャンプや建設中のキャンプも含まれていた。

AFP, January 2, 2021、ANHA, January 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 2, 2021、Reuters, January 2, 2021、SANA, January 2, 2021、SOHR, January 2, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留するダイル・ザウル県ウマル油田の労働者住宅地区近くで2度にわたって爆発が発生(2021年1月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置し駐留しているウマル油田の労働者住宅地区近くで2度にわたって爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。

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シリア軍、国防隊、パレスチナ人民兵クドス旅団、ロシア軍は12月30日のバス襲撃事件を受けてダイル・ザウル県などで対ダーイシュ掃討作戦を開始(2021年1月1日)

ヒムス県では、SANA(1月1日付)によると、12月30日にシリア政府の支配したにあるダイル・ザウル県カバージブ村近郊で発生したバス襲撃事件で犠牲となった親政権民兵39人(うち士官8人)の葬儀が、アブドゥルカーディル・シャカファ軍事病院で執り行われた。

シリア人権監視団によると、軍関係者や住民数万人が葬儀に参列した。

事件に関しては、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信が、12月31日にダーイシュのメンバーが実行したとする声明を出している。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、国防隊、パレスチナ人民兵のクドス旅団とともに、県南部の砂漠地帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所に対する大規模掃討作戦を開始した。

ロシア軍戦闘機も作戦を支援、同地およびアレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境地帯を数十回にわたって爆撃した。

AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊を砲撃、シリア民主軍兵士3人が死亡(2021年1月1日)

ラッカ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍と国民軍の砲撃で、12月31日から1月1日にかけて人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士3人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

一方、トルコ占領下のバーブ市では、トルコ軍の貨物トラックに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ハサカ県では、SANA(1月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃した。

AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構がラッカ県のロシア軍基地を襲撃(2021年1月1日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、ANHA(1月1日付)、ハベル24(1月1日付)、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(1月1日付)などによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・サマン村に設置されているロシア軍基地が12月31日深夜から1月1日未明にかけて襲撃を受け、爆発と銃撃戦が発生、ロシア軍兵士複数人が負傷した。

攻撃を行ったのは、新興のアル=カーイダ系組織の一つでイドリブ県で活動しているフッラース・ディーン機構で、SNSを通じて次のような声明を出し、犯行を認めた。

「現場では悲惨な状況が続いているものの、汝らの同胞であるフッラース・ディーン機構の中隊の一つがラッカ県のタッル・サマンでロシア軍部隊の巣窟を襲撃することに成功した」。

フッラース・ディーン機構が、反体制派の支配地域であるいわゆる「解放区」以外で作戦を実行したのは、これが初めて。


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シリア人権監視団によると、攻撃を行ったのはフッラース・ディーン機構のメンバー2人。

爆弾を仕掛けた車をロシア軍基地の前に停車させ、基地に向けて発砲、車を置いたまま逃走し、その直後に爆発が発生したという。

この爆発で、ロシア軍兵士数人が爆弾の破片を浴びて負傷したという。

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一方、ANHA(1月1日付)によると、攻撃は爆弾を搭載した車1台と自爆戦闘員5人によって行われた、と伝えた。

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また、「ラッカは沈黙によって惨殺される」は、爆発発生直後に銃撃戦が起こり、ロシア軍兵士多数が死傷したと伝えた。

AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Raqqa-sl, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021、Xeber24, January 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2021年1月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月1日付)を公開し、2020年12月31日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 1, 2021をもとに作成。

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シリア人権監視団:2020年の1年間での死者数は6,817人(2020年12月31日)

シリア人権監視団は、2020年の1年間での死者数が6,817人にのぼったと発表した。

死者の内訳は以下の通り:

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  • 民間人:1,528人(うち18歳以上の女性197人、18歳未満の子供231人)

ロシア軍戦闘機の爆撃で死亡した民間人:235人(うち女性41人、子供58人)
トルコ軍地上部隊によって殺害された民間人:16人(うち女性3人、子供2人)
トルコ軍国境警備隊によって殺害された民間人:9人(うち子供3人)
米主導の有志連合によって殺害された民間人:13人(うち女性1人、子供1人)
イスラエル軍の攻撃によって殺害された民間人:4人
シリア軍戦闘機の爆撃で死亡した民間人:115人(うち女性21人、子供38人)
シリア軍ヘリコプターの爆撃で死亡した民間人:12人(うち女性2人、子供1人)
シリア軍地上部隊の砲撃で死亡した民間人:117人(うち女性37人、子供23人)
シリア軍によって殺害された民間人:34人(うち女性7人、子供1人)
シリア政府の刑務所での拷問で死亡した民間人83人
反体制派諸派によって殺害された民間人:53人(うち女性10人、子供7人)
シャーム解放機構によって殺害された民間人:29人
「平和の泉」部隊(国民軍)によって殺害された民間人:12人(うち女性2人、子供1人)
ダーイシュ(イスラーム国)が処刑した民間人:2人
ダーイシュ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍などによって暗殺された民間人:273人(うち女性23人、子供12人)
シリア民主軍によって殺害された民間人:24人(うち女性3人、子供4人)
地雷の爆発で死亡した民間人:165人(うち女性12人、子供52人)
爆弾の爆発で死亡した民間人:50人(うち女性3人、子供7人)
即席爆弾の爆発で死亡した民間人:148人(うち女性10人、子供8人)
死因不明者:134人(うち女性19人、子供12人)

  • イスラーム主義諸派、武装諸派、そのほかの運動、組織のシリア人戦闘員:918人
  • シリア軍離反兵:5人
  • シリア民主軍のシリア人戦闘員:172人
  • シリア民主軍の外国人戦闘員:4人
  • シリア軍兵士:1,503人
  • 人民諸委員会、国防隊、親政権民兵のシリア人戦闘員:833人
  • レバノンのヒズブッラー:22人
  • 親政権・親イランのシリア人以外の戦闘員(ほとんどがシーア派):227人
  • ジハード主義者:963人
  • ダーイシュ・メンバー:537人
  • トルコ軍兵士:94人
  • 身元不明者:11人

 

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2020年12月31日)

ハサカ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市に違法に駐留する米軍兵士が基地の近くで遊んでいた子供を射殺(2020年12月31日)

ハサカ県では、SANA(12月31日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている基地に駐留する米軍の兵士たちが、同市のタワッスイーヤ地区近くで遊んでいた子供たちに向けて発砲、1人が死亡した。

撃たれたのは、12歳のムハイディー・フサイン・ファッラーフくん、バジュダリー部族の子息。

複数の住民によると、ムハイディーくんは、米軍が接収したラムユ油田近くで、ほかの子供数人と遊んでいたところを、米軍の発砲を受けたという。

米軍は、同地に近づこうとする住民に対して、連日発砲し、威嚇を続けていたという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、北・東シリア自治局の支配下にあるラウダ砂漠近郊の街道で、空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる3人を拘束した。

3人のうち、1人はズィーバーン町出身のシリア人、残る2人はイラク人だという。

また北・東シリア自治局の支配下にあるアブリーハ村では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊が突入し、ダーイシュの元メンバー5人を逮捕した。

5人の中には、ハイル州(ダイル・ザウル県)のワーリーの親族1人も含まれているという。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるハルムーシーヤ村では、シリア国民軍に所属する自衛部隊がダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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