アレッポ県北部で国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下の村を砲撃(2020年8月16日)

アレッポ県では、ANHA(8月16日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北西のウンム・アダサ村を砲撃した。

AFP, August 16, 2020、ANHA, August 16, 2020、AP, August 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2020、Reuters, August 16, 2020、SANA, August 16, 2020、SOHR, August 16, 2020、UPI, August 16, 2020などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県でロシア軍所属と思われるドローン1機を撃墜(2020年8月16日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから163日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のバイニーン村近郊の森林地帯上空で、ロシア軍所属と思われる武装した無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタディール村、カスル村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバーを殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 16, 2020、ANHA, August 16, 2020、AP, August 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2020、Reuters, August 16, 2020、SANA, August 16, 2020、SOHR, August 16, 2020、UPI, August 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民323人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は587,940人に(2020年8月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月16日付)を公開し、8月15日に難民323人(うち女性97人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民323人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は587,940人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者192,504人(うち女性57,892人、子ども97,906人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は817,032人(うち女性245,168人、子供416,397人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2020をもとに作成。

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アームーダー市に駐留するロシア軍部隊がドローンと思われる飛翔体を撃破(2020年8月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アームーダー市に駐留するロシア軍部隊が、同市上空に接近してきた無人航空機(ドローン)と思われる飛翔体を撃破した。

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『シャルク・アウサト』(8月15日付)は、米軍がダイル・ザウル県とハサカ県の油田地帯を防衛するため、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員2,200人対する教練を行っていると伝えた。

AFP, August 15, 2020、ANHA, August 15, 2020、AP, August 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2020、Reuters, August 15, 2020、SANA, August 15, 2020、al-Sharq al-Awsat, August 15, 2020、SOHR, August 15, 2020、UPI, August 15, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県北部のトルコ占領地で爆発が相次ぎ、2人死亡(2020年8月15日)

アレッポ県では、SANA(8月15日付)によると、トルコ占領下のジャラーブルス市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、7人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた警部1人が死亡した

AFP, August 15, 2020、ANHA, August 15, 2020、AP, August 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2020、Reuters, August 15, 2020、SANA, August 15, 2020、SOHR, August 15, 2020、UPI, August 15, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民317人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は587,429人に(2020年8月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月15日付)を公開し、8月14日に難民317人(うち女性95人、子供162人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民317人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は587,429人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者192,181人(うち女性57,795人、子ども97,741人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は816,709人(うち女性245,071人、子供416,232人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 15, 2020をもとに作成。

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トルコの占領下にあるシーラーワー町近郊(アレッポ県アフリーン郡)でシャーム軍団がヤズィード教徒の老人を殺害(2020年8月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡シーラーワー町近郊のシューダイラ村でシャーム軍団がヤズィード教徒の老人を殺害した。

また、ジャラーブルス市の基地に駐留するトルコ軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町一帯を砲撃した。

さらに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村でトルコの支援を受ける国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦した。

AFP, August 14, 2020、ANHA, August 14, 2020、AP, August 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2020、Reuters, August 14, 2020、SANA, August 14, 2020、SOHR, August 14, 2020、UPI, August 14, 2020などをもとに作成。

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ポンペオ米国務長官「トランプ大統領は3月にアサド大統領に書面で直接対話を提案した」(2020年8月14日)

マイク・ポンペオ米国務長官は、2012年にシリアの首都ダマスカスで失踪した米国人ジャーナリストのオースティン・タイス氏の誕生日(1989年8月11日)に合わせて発表した声明のなかで、ドナルド・トランプ大統領がシリアのアサド大統領との直接交渉を呼びかけていることを明らかにした。

ポンペオ国務長官は声明のなかで、「米国政府は、オースティン氏を釈放しようと、何度もシリア高官と関わろうと試みてきた。トランプ大統領は3月に、バッシャール・アサドに書面で直接対話を提案した。国外で人質となっている、あるいは不当に拘束されているすべての米国市民の帰国に向けた大統領の取り組みを誰も疑うべきではない。オースティン・タイス氏の事件以上に強い決意が示されている場所はない」と述べた。

AFP, August 14, 2020、ANHA, August 14, 2020、AP, August 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2020、Reuters, August 14, 2020、SANA, August 14, 2020、SOHR, August 14, 2020、UPI, August 14, 2020などをもとに作成。

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トルコの警察当局は反体制活動家のアフマド・ラッハール准将をイスタンブールの滞在先で逮捕(2020年8月14日)

トルコの警察当局は反体制活動家のアフマド・ラッハール准将をイスタンブールの滞在先で逮捕した。

逮捕の理由は明らかではないが、ドゥラル・シャーミーヤ(8月14日付)が複数のメディア筋の話として伝えたところによると、ラッハール氏が湾岸諸国から資金を受け取り、メディアを通じて頻繁に国民軍を非難してきたことが背景にあるという。

ラッハール氏は2012年にシリア軍を離反し、トルコで反体制活動を行ってきた。

(ドゥラル・シャーミーヤ(8月17日付)によると、トルコの警察当局は、17日にラッハール准将を釈放した。)

AFP, August 14, 2020、ANHA, August 14, 2020、AP, August 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2020、August 17, 2020、Reuters, August 14, 2020、SANA, August 14, 2020、SOHR, August 14, 2020、UPI, August 14, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2020年8月14日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから161日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、カンスフラ村、ファッティーラ村、バーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府支配下のサラーキブ市を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アーイブ村の村長とその子供2人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 14, 2020、ANHA, August 14, 2020、AP, August 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2020、Reuters, August 14, 2020、SANA, August 14, 2020、SOHR, August 14, 2020、UPI, August 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民368人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は587,112人に(2020年8月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月14日付)を公開し、8月13日に難民368人(うち女性110人、子供188人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民368人(うち女性110人、子供188人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は587,112人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者191,864人(うち女性57,700人、子ども97,579人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は816,392人(うち女性244,976人、子供416,070人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2020をもとに作成。

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ロシア外務省のザハロワ報道官はアレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路でのトルコ軍との合同パトロールを中止すると発表(2020年8月13日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路でのロシア軍とトルコ軍の合同パトロールに関して、シリア軍の拠点に対する武装集団の攻撃が激化しているとして、中止を発表した。

合同パトロールは、3月5日にロシアとトルコが交わした緊張緩和地帯第1ゾーンでの停戦合意に基づいて、準備・実施されてきた。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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トルコはカタールに派遣するはずのシリア人(国民軍戦闘員)約120人を新たにリビアに派遣(2020年8月13日)

シリア人権監視団は、トルコの諜報機関(国家情報機関(MIT))がシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約120人を新たにリビアに派遣したと発表した。

派遣されたのは、アレッポ県アフリーン郡で活動していたスライマーン・シャー師団のメンバー。

彼らは、トルコの政府機関を支援するためにカタールに向かうとの合意を交わしていたが、カタールではなくリビアに移送されたという。

これにより、トルコがリビアに派遣した国民軍戦闘員の数は17,420人(うち子供350人)、契約が終了し、帰国した戦闘員の数は6,000人となった。

一方、リビアに派遣されたジハード主義者の数は10,000人(うちチュニジア人は2,500人)。

リビアでの戦闘で死亡したシリア人戦闘員は481人(うち子供34人)。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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米主導の有志連合のドローンがイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構に近いウズベク人を殺害(2020年8月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の無人航空機(ドローン)が、トルコとの国境に近いサルマダー市近郊の街道を移動中の車を攻撃し、乗っていた男性1人を殺害した。

死亡したのは、ウズベキスタン国籍のアブー・ヤフヤーを名乗る人物。

アブー・ヤフヤー氏は、どの組織にも属さず、軍事教練の教官として活動していたが、最近になって新興のアル=カーイダ系組織の一つであるフッラース・ディーン機構に協力するようになっていたという。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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米軍部隊がハサカ県ルーバール村の農業空港に進入しようとしたロシア軍部隊の進行を阻止(2020年8月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合を主導する米軍部隊が、マーリキーヤ市近郊のルーバール(ルーバールヤー)村の農業空港に進入しようとしたロシア軍部隊の進行を阻止した。

農業空港は米軍が基地として使用しており、進行を阻止されたロシア軍部隊は、ルーバール村西のサイファーン・ダム方面に向かった。

一方、SANA(8月13日付)やシリア人権監視団によると、米軍の大型トレーラーなど40輌からなる車列が、ワリード国境通行所を経由してイラク領から新たに進入した。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県、ラッカ県を砲撃、ハサカ県で水道水供給を停止(2020年8月13日)

アレッポ県では、ANHA(8月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(8月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のアフダクーを砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所に駐留するトルコ軍部隊とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市およびその周辺地域への水道水の供給を停止した。

水道水の供給が停止されるのは8度目。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府支配下の部族が会合、声明を通じてそれぞれの為政者との連帯を表明(2020年8月13日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月13日付)によると、アカイダート部族に属すブカイル部族の呼びかけにより、スワル町近郊のバイダ村でアカイダート部族の族長や名士による拡大会合が開かれた。

会合には、族長と名士3,000人に加えて、ダイル・ザウル民政評議会のガッサーン・ユースフ共同議長、米主導の有志連合の代表が出席した。

会合では、ブカイル部族の族長であるアフマド・アブー・ハウラ氏、バカーラ部族のアーミル・ファーディル氏、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のルーニー・ムハンマド東部地区司令官らが演説し、内乱拒否、シリア民主軍への支持、アラブ系部族の連帯を訴えた。

その後、ブカイル部族が閉幕声明を発表し、自由で統一されたシリアへと至るため、シリアでの政治的変革プロセスの推進に取り組むことを主唱、アカイダート部族を含むアラブ系部族に、治安と安定の維持に向けたシリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会への支援、シリア政府と「イランのシーア派民兵」の排斥、治安問題への対応、部族の増長らの殺害事件の調査を要求した。

また、有志連合に対しては、「地域の第1責任者」として、これらの要求を実現するよう要請した。

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一方、ハサカ県では、SANA(8月13日付)によると、ブーアースィー部族の族長や名士が声明を出し、米国の占領に抵抗するダイル・ザウル県のアラブ系部族への支持と連帯を表明した。

またアラブ系部族の族長や名士からなるシリア統一連合も声明を出し、シリア民主軍のアラブ系部族に対する犯罪行為を非難、米軍の撤退を訴えた。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民347人と国内避難民(IDPs)38人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は586,744人、2019年以降帰還したIDPsは66,109人に(2020年8月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月13日付)を公開し、8月12日に難民347人(うち女性104人、子供177人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民347人(うち女性104人、子供177人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は586,744人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者191,496人(うち女性57,590人、子ども97,391人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は816,024人(うち女性244,866人、子供415,882人)となった。

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一方、国内避難民38人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは38人(うち女性8人、子供13人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した38人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は38人(うち女性8人、子供13人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,111人(うち女性23,056人、子供27,206人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,707人(うち女性405,615人、子供670,972人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2020をもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年8月13日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから160日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村、バイニーン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府支配下のカフルナブル市を砲撃した。

一方、トルコ軍憲兵隊は、越境しようとしたシリア人青年1人を射殺した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のラシュー丘を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マアルバ町とガサム村を結ぶ街道で、正体不明の武装集団が、ハウラーン法務局の元判事に発砲し、殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官「ロシアだけでなく、シリア政府とも連携して軍事作戦を行っている」(2020年8月12日)

ケネス・マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官(海兵隊大将)は、ロシアだけでなく、シリア政府とも連携してシリアでの軍事作戦を行っていると述べた。

米平和研究所との遠隔会談で、マッケンジー司令官は、「ロシア、さらにはアサド政権軍とも交戦や衝突に入ることを望んでいない」としたうえで、「有志連合を主導するCENTCOMは、下士官レベルでロシア、そしてシリア側と連絡をとり合い、シリアでの衝突や対立を回避し、現地でのダーイシュ(イスラーム国)に対する戦争に齟齬が生じないよう連携している」と述べた。

また「これは協力ではなく、齟齬が生じないよう、とくに軍事作戦や空爆にかかる技術的対応だ。シリア政府との関係も同じだ」と付言した。

『シャルク・アウサト』(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、al-Sharq al-Awsat, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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マンビジュ市近郊での国民軍との戦闘でシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の戦闘員1人死亡(2020年8月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がトルコの占領地に面するマンビジュ市近郊の境界地帯で、国民軍の進攻を受け、戦闘員1人が死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(8月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、アイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町近郊で、シリア軍とトルコの支援を受ける国民軍が交戦した。

AFP, August 12, 2020、ANHA, August 12, 2020、AP, August 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2020、Reuters, August 12, 2020、SANA, August 12, 2020、SOHR, August 12, 2020、UPI, August 12, 2020などをもとに作成。

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シリア由来のコロナウイルス感染症対策としてヨルダンがジャービル国境通行所を閉鎖(2020年8月12日)

ヨルダンのサラーマ・ハマード内務大臣は、ジャービル国境通行所(シリア側はダルアー県のナスィーブ国境通行所)を8月12日から20日まで閉鎖すると発表した。

シリア由来のヨルダン人の新型コロナウイルス感染者が増加傾向にあることを受けた措置。

AFP, August 12, 2020、ANHA, August 12, 2020、AP, August 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2020、Reuters, August 12, 2020、SANA, August 12, 2020、SOHR, August 12, 2020、UPI, August 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍がイドリブ県のM4高速道路で合同パトロールを再開(2020年8月12日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから159日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がM4高速道路で合同パトロールを実施した。

合同パトロールは約20日ぶりで、両軍の車列はタルナバ村からラタキア県アイン・フール村にたる区間を巡回した。

その後、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シャーム解放機構はシリア政府支配下のマアッラト・ヌウマーン市を砲撃した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のタッル・ワースィト村、カストゥーン村、ズィヤーラ町を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はシリア政府支配下のジューリーン村のシリア軍基地を砲撃した。

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アレッポ県、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構がミズナーズ村で捕虜交換を行った。

シリア軍は女性7人を釈放する一方、シャーム解放機構はシリア軍の士官1人と住民2人を開放した。

士官1人と住民2人はシーア派宗徒だという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 12, 2020、ANHA, August 12, 2020、AP, August 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2020、Reuters, August 12, 2020、SANA, August 12, 2020、SOHR, August 12, 2020、UPI, August 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民407人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は586,397人に(2020年8月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月12日付)を公開し、8月11日に難民407人(うち女性122人、子供207人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民407人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は586,397人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者191,149人(うち女性57,468人、子ども97,214人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は815,677人(うち女性244,762人、子供415,705人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2020をもとに作成。

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ダーイシュ・メンバーの家族のロシア人女性と子供がフール・キャンプからの脱走を試みる(2020年8月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、フール・キャンプから脱走を試みたロシア人女性4人と子供4人を拘束した。

8人はダーイシュ(イスラーム国)戦闘員の家族で、シリア赤新月社の給水車のタンクのなかに隠れて逃げようとしていたという。

なお、同監視団によると、8月7日にも、ダーイシュの家族の女性5人と子供7人が脱走を試みていた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と親政権民兵の部隊が、ダイル・ザウル県ティブニー町とマアダーン町を結ぶ街道で、ダーイシュ(イスラーム国)の要撃を受け、5人が死亡した。

AFP, August 11, 2020、ANHA, August 11, 2020、AP, August 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2020、Reuters, August 11, 2020、SANA, August 11, 2020、SOHR, August 11, 2020、UPI, August 11, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県タッル・リフアト市一帯でトルコ軍、国民軍がシリア民主軍と交戦(2020年8月11日)

アレッポ県では、ANHA(8月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマルアナーズ村一帯で交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のシャッラーフ村で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団と東部自由人連合の戦闘員どうしが、略奪品の配分をめぐって衝突、戦闘となった。

AFP, August 11, 2020、ANHA, August 11, 2020、AP, August 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2020、Reuters, August 11, 2020、SANA, August 11, 2020、SOHR, August 11, 2020、UPI, August 11, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍、「決戦」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦(2020年8月11日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから158日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配下のサラーキブ市を砲撃した。

また、「決戦」作戦司令室もダーディーフ村一帯、ルワイハ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、ルワイハ村、カフル・ウワイド村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、ハルーバ村、バイニーン村、ダイル・サンバル村一帯、マアッルバリート村、マジュダリヤー村、アリーハー市東一帯、ナイラブ村を砲撃した。

この砲撃戦で、女性1人がナイラブ村で負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(イドリブ県8件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 11, 2020、ANHA, August 11, 2020、AP, August 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2020、Reuters, August 11, 2020、SANA, August 11, 2020、SOHR, August 11, 2020、UPI, August 11, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民389人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は585,990人に(2020年8月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月11日付)を公開し、8月10日に難民389人(うち女性177人、子供199人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民389人(うち女性177人、子供199人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は585,990人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者190,742人(うち女性57,364人、子ども97,007人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,192人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は815,270人(うち女性244,640人、子供415,498人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2020をもとに作成。

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シリア軍がロシア軍の航空支援を受けて、ハマー県東部の砂漠地帯でダーイシュを掃討(2020年8月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ロシア軍の航空支援を受けて、県東部の砂漠地帯(イスリヤー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)のセルを捜索、これを掃討した。

AFP, August 10, 2020、ANHA, August 10, 2020、AP, August 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2020、Reuters, August 10, 2020、SANA, August 10, 2020、SOHR, August 10, 2020、UPI, August 10, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県での爆発で国民軍戦闘員1人負傷(2020年8月10日)

ハサカ県では、SANA(8月10日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のフワイシュ・ナイーム村で国民軍所属のスルターン・ムラード師団の本部前でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

シリア人権監視団によると、この爆発で、戦闘員1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(8月10日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, August 10, 2020、ANHA, August 10, 2020、AP, August 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2020、Reuters, August 10, 2020、SANA, August 10, 2020、SOHR, August 10, 2020、UPI, August 10, 2020などをもとに作成。

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