「決戦」作戦司令室はイドリブ県に飛来した有志連合所属と思われるドローンを迎撃(2020年8月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーリム市近郊のスンマーク山に展開する「決戦」作戦司令室の部隊が、超低空で飛来した所属不明の無人航空機(ドローン)を重火器で迎撃した。

ドローンは米主導の有志連合所属と見られる。

AFP, August 9, 2020、ANHA, August 9, 2020、AP, August 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2020、Reuters, August 9, 2020、SANA, August 9, 2020、SOHR, August 9, 2020、UPI, August 9, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍と国民軍がラッカ県を砲撃、ハサカ県でシリア民主軍と交戦(2020年8月9日)

ラッカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、アイン・イーサー市近郊の フーシャーナー村に近いM4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍が、タッル・タムル町近郊で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

この戦闘で、国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員2人が死亡した。

AFP, August 9, 2020、ANHA, August 9, 2020、AP, August 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2020、Reuters, August 9, 2020、SANA, August 9, 2020、SOHR, August 9, 2020、UPI, August 9, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県に新たな拠点を設置、「決戦」作戦司令室とともにシリア軍を砲撃(2020年8月9日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから156日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配下のサーン村、ダイル・サンバル村、ザーウィヤ山地方一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

また「決戦」作戦司令室もシリア政府支配下のハーン・スブル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村、マウザラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、ラタキア県クルド山地方に近いラーキム丘に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は71カ所となった。
(シリア人権監視団の計算だと67)

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市ラムル・ジャヌービー地区にある「ロシアの民兵」の住居に武装集団が押し入り、1人を殺害した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月11日付)によると、殺害されたのはアラー・ナージー・イード氏。

ロシアの民間軍事会社に雇われリビアでの戦闘に参加していた人物だという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県1件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 9, 2020、ANHA, August 9, 2020、AP, August 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2020、August 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2020、Reuters, August 9, 2020、SANA, August 9, 2020、SOHR, August 9, 2020、August 10, 2020、UPI, August 9, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民412人と国内避難民(IDPs)27人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は584,733人、2019年以降帰還したIDPsは66,071人に(2020年8月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月9日付)を公開し、8月8日に難民412人(うち女性124人、子供210人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民412人(うち女性124人、子供210人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は584,733人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者189,897人(うち女性57,110人、子ども96,575人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は814,425人(うち女性244,386人、子供415,066人)となった。

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一方、国内避難民27人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは27人(うち女性7人、子供8人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した27人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は27人(うち女性7人、子供8人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,071人(うち女性23,047人、子供27,192人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,667人(うち女性405,606人、子供670,958人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2020をもとに作成。

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アカイダート部族は米軍にクルド人戦闘員の排除とダイル・ザウル県、ラッカ県、ハサカ県の自治を要求(2020年8月8日)

『シャルク・アウサト』(8月8日付)は、ダイル・ザウル県ズィーバーン町、ハワーイジュ村などでアラブ系部族による抗議デモと蜂起が続くなか、アカイダート部族の族長や名士が有志連合を主導する米軍と会談し、部族側の要求を示したと伝えた。

アカイダート部族のシャイフの一人は、同紙に対して「ズィーバーン町で、米軍の士官複数が出席し、事態収拾に向けた会合が開かれた。人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に近い部族からも複数人が出席した」と述べた。

このシャイフは「(会合での要求は)もはや事態収拾全般に限定されるものではなかった。シリア民主軍によって奪われている権利の回復が求められた。なかでも、この地域の住民は自治から排除され、クルディスタン労働者党(PKK)のメンバーに委ねられている。とくに治安や石油といった部門がそうだ」としたうえで、次のように述べた。

「シャイフたちの要求は、アラブ人による政治的な地元自治局の結成に集中した。この自治局は、ダイル・ザウル県、ラッカ県、ハサカ県の農村地域の自治を統括するものだ。また、アラブ系部族の子息からなる軍隊を設置し、治安維持、汚職撲滅にあたることも求められた」。

AFP, August 9, 2020、ANHA, August 9, 2020、AP, August 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2020、Reuters, August 9, 2020、SANA, August 9, 2020、SOHR, August 9, 2020、UPI, August 9, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアアザーズ市内で、住民とトルコ軍部隊が交戦(2020年8月8日)

アレッポ県では、ANHA(8月8日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市内で、住民とトルコ軍部隊が交戦した。

戦闘は、トルコ軍装甲車が地元の子供をひき逃げしたことがきっかけで発生したという。

 

AFP, August 8, 2020、ANHA, August 8, 2020、AP, August 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2020、Reuters, August 8, 2020、SANA, August 8, 2020、SOHR, August 8, 2020、UPI, August 8, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でアラブ系部族、シリア民主軍、有志連合の三者会合(2020年8月8日)

ダイル・ザウル県のムーハサン市で、ブーカマール郡部族評議会、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、米主導の有志連合の各代表による三者会合が開催され、アラブ系部族長を狙った暗殺事件、ズィーバーン町などでのアラブ系部族の蜂起などへの対応について協議した。

ANHA(8月8日付)によると、会合には、ブーカマール郡のシュアイタート部族の族長であるナースィル・タッラーフ・ハラフ氏を代表とする族長と名士の代表20人あまり、シリア民主軍ダイル・ザウル地区司令官のルーニー・ムハンマド氏およびダイル・ザウル軍事評議会メンバー、有志連合の民生担当チームが出席した。

会合のなかで、ムハンマド司令官は、アラブ系部族長らの暗殺事件に関して、シリア政府、ダーイシュ(イスラーム国)、トルコが背後にいると釈明、検問所の増設やパトロールの強化、武装集団の潜入阻止と掃討を通じて対応すると述べた。

これに対して、族長や名士からは、シリア民主軍の措置への支持が表明されるとともに、有志連合に対して、諜報面でのシリア民主軍の支援を要請した。

 

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ANHA(8月8日付)は、ラッカ県のスフバ部族、ムアーディラ部族などの族長、ダイル・ザウル県のブーカマール市一帯の部族の族長たち、ハサカ県フール町一帯のハワーティナ部族の族長、アカイダート部族の戦闘員が、シリア民主軍への支持を表明したと伝えた。

AFP, August 8, 2020、ANHA, August 8, 2020、AP, August 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2020、Reuters, August 8, 2020、SANA, August 8, 2020、SOHR, August 8, 2020、UPI, August 8, 2020などをもとに作成。

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ラタキア県ハッダーダ丘などでシリア軍と「決戦」作戦司令室の戦い続く(2020年8月8日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから156日目を迎えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がブルカーン丘一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のクルド山一帯、とりわけハッダーダ丘一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室に所属するシャーム解放機構がカフルバッティーフ村一帯でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対してシリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、バーラ村、スフーフン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、戦車や兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県8件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 8, 2020、ANHA, August 8, 2020、AP, August 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2020、Reuters, August 8, 2020、SANA, August 8, 2020、SOHR, August 8, 2020、UPI, August 8, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民284人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は584,733人に(2020年8月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月8日付)を公開し、8月7日に難民371人(うち女性189人、子供111人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民371人(うち女性189人、子供111人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は584,733人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者189,485人(うち女性56,986人、子ども96,365人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は814,013人(うち女性244,262人、子供414,856人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2020をもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室の戦闘激化、トルコ軍ドローンが爆撃(2020年8月7日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから155日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、ファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、ザーウィヤ山地方に展開するトルコ軍部隊が、シリア政府支配下のマアッラト・ヌウマーン市を砲撃したほか、バイラクタルTB2無人航空機(ドローン)も同市を爆撃した。

トルコ軍はまた、戦車4輌や兵站物資を積んだ車輌約35輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、タッルアーダ村近郊では、正体不明の武装集団が、シャーム解放機構のメンバー戦闘員1人を含む2人に発砲し、殺害した。

また、トルキスタン・イスラーム党の拠点都市で「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市内の民家で、爆発が発生し、子供1人が死亡、女性と子供を含む4人が死亡した。

爆発は爆弾ではなく、武器装備が爆発したと思われる。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のハッダーダ丘一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、空軍情報部の工作員がジッリーン村近郊の街道で正体不明の武装集団の襲撃を受けて、殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県4件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 7, 2020、ANHA, August 7, 2020、AP, August 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 7, 2020、Reuters, August 7, 2020、SANA, August 7, 2020、SOHR, August 7, 2020、UPI, August 7, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民284人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は584,362人に(2020年8月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月7日付)を公開し、8月6日に難民284人(うち女性145人、子供85人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民284人(うち女性145人、子供85人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は584,362人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者189,114人(うち女性56,875人、子ども96,176人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は813,642人(うち女性244,151人、子供414,667人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 7, 2020をもとに作成。

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マフルーフ氏が苦境に立たされるなか、MTNインターナショナルはMTNシリア株を売却すると発表(2020年8月6日)

ロイター通信(8月6日付)は、南アフリカの大手携帯通信会社MTNインターナショナルは、同社が保有するMTNシリアの株式の75%を売却し、中期的に中東から撤退、アフリカでの事業に力点を置くとの方針を示したと伝えた。

MTNインターナショナルの社長兼CEOのロブ・シューター氏が記者会見で明らかにしたところによると、同社は現在、MTNシリアの株式の25%を保有するテレインヴェスト社に持株を売却するための協議を行っているという。

シューター氏は、MTNインターナショナル社が中東市場において良好な地位を占めてきたが、「非常に複雑な環境のなかで貢献は非常に小さいものだった…。中期的には、本国(南アフリカ)により近いアフリカのコアな市場にエネルギーを集中させることが最善だと感じた」と述べた。

なお、MTNインターナショナル社は、シリアでの事業を推進していたビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏がシリアの司法当局からの追徴金支払いを命じられたことで苦境に立たされていた。

これに対して、MTNシリアの株式の25%を保有するテレインヴェスト社は、5月3日、追徴金を負担する用意があるとの声明を出していた。

AFP, August 6, 2020、ANHA, August 6, 2020、AP, August 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2020、Reuters, August 6, 2020、SANA, August 6, 2020、SOHR, August 6, 2020、UPI, August 6, 2020などをもとに作成。

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トルコはシリア人傭兵(国民軍戦闘員)を新たにリビアに派遣(2020年8月6日)

シリア人権監視団によると、トルコはシリア人傭兵(国民軍戦闘員)を新たにリビアに派遣した。

これにより、トルコがリビアに派遣した国民軍戦闘員の数は17,300人(うち子供350人)、契約が終了し、帰国した戦闘員の数は6,600人となった。

一方、リビアに派遣されたジハード主義者の数は10,000人(うちチュニジア人は2,500人)。

リビアでの戦闘で死亡したシリア人戦闘員は481人(うち子供34人)。

AFP, August 6, 2020、ANHA, August 6, 2020、AP, August 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2020、Reuters, August 6, 2020、SANA, August 6, 2020、SOHR, August 6, 2020、UPI, August 6, 2020などをもとに作成。

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ラタキア県ハッダーダ丘でシリア軍と「決戦」作戦司令室の攻防続く(2020年8月6日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから154日目を迎えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下の戦略的要衝ハッダーダ丘一帯に4度にわたって進攻を試みたが、「決戦」作戦司令室がこれを撃退した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はこの進攻に際して、ハッダーダ丘、マズガリー村、トゥッファーヒーヤ山、フドル丘、タルディーン村、カッバーナ村などを砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のキンサッバー町一帯、シャルフ砦、トゥーバール砦を砲撃し、シリア軍兵士9人、「決戦」作戦司令室戦闘員5人が死亡したほか、ロシア軍兵士1人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室を主導するシャーム解放機構がシリア政府支配下のサラーキブ市近郊のジャウバース村一帯を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のアーフィス村、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、シリア軍兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, August 6, 2020、ANHA, August 6, 2020、AP, August 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2020、Reuters, August 6, 2020、SANA, August 6, 2020、SOHR, August 6, 2020、UPI, August 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがカーミシュリー市を爆撃し、1人負傷(2020年8月6日)

ハサカ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のスエズ運河地区にある電気ケーブル工場を爆撃し、従業員1人が負傷した。

その一方で、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯の国境地帯で27回目となる合同パトロールを実施した。

AFP, August 6, 2020、ANHA, August 6, 2020、AP, August 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2020、Reuters, August 6, 2020、SANA, August 6, 2020、SOHR, August 6, 2020、UPI, August 6, 2020などをもとに作成。

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アカイダート部族長らがシリア駐留米軍本部を訪れ、ハフル氏殺害事件の調査継続を誓約させる(2020年8月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アカイダート部族の族長の一人であるイブラーヒーム・ジャドアーン・ハフル氏(マトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏の甥)ら、ズィーバーン町、シュハイル村の部族長と名士多数が、シリア駐留米軍の本部が設置されているウマル油田を訪問し、北・東シリア自治局支配下の同地における社会福祉の状況、政情などについて意見を交わした。

会合で、米軍側は、部族長らに対して、マトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏殺害事件(8月2日)の調査を継続することを誓約した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、イラク(イラク・クルディスタン地域)との国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して、米主導の有志連合の大型トレーラーなど約30輌が新たに進入し、県内に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, August 5, 2020、ANHA, August 5, 2020、AP, August 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2020、Reuters, August 5, 2020、SANA, August 5, 2020、SOHR, August 5, 2020、UPI, August 5, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県、アレッポ県でトルコ軍、国民軍がシリア民主軍と交戦、双方合わせて3人死亡(2020年8月5日)

ラッカ県では、ANHA(8月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプとサイダー村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市に近いシリア政府支配下のターディフ市近郊で、トルコの支援を受ける国民軍とシリア民主軍が交戦し、国民軍の戦闘員1人が死亡した。

AFP, August 5, 2020、ANHA, August 5, 2020、AP, August 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2020、Reuters, August 5, 2020、SANA, August 5, 2020、SOHR, August 5, 2020、UPI, August 5, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年8月5日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから153日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府支配下のカフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

トルコ軍はまた、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線に展開し、沿線設置されていた監視ポストの一部を撤去した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室を構成する国民解放戦線がクルド山地方のシリア軍拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を0件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 5, 2020、ANHA, August 5, 2020、AP, August 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 5, 2020、Reuters, August 5, 2020、SANA, August 5, 2020、SOHR, August 5, 2020、UPI, August 5, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民115人と国内避難民(IDPs)2人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,751人、2019年以降帰還したIDPsは66,041人に(2020年8月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月5日付)を公開し、8月4日に難民115人(うち女性35人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民115人(うち女性35人、子供58人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,751人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,503人(うち女性56,692人、子ども95,864人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は813,031人(うち女性243,968人、子供414,355人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人(うち女性1人、子供1人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人(うち女性1人、子供1人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,041人(うち女性23,039人、子供27,182人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,637人(うち女性405,598人、子供670,948人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 5, 2020をもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県で住民が蜂起、シリア民主軍と米軍が介入(2020年8月4日)

ダイル・ザウル県では、北・東シリア自治局支配下のズィーバーン町、ハワーイジュ村、ジュダイド・アカイダート村、ジャディート・ジュダイダト・バカーラ村、タヤーナ村、スブハ村、アブー・アブー・ナティール村、シュハイル村、シャンナーン村で、地元住民が蜂起した。

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ジスル(8月4日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月4日付)、SANA(8月4日付)によると、蜂起は、8月2日にズィーバーン町近くでアカイダート部の族長の一人のおじにあたるマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏が殺害された事件に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍や北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)などの対応の不備に抗議するデモに端を発していた。

事件を防ぐことができなかったシリア民主軍の責任を追及し、米主導の有志連合に犯人の特定と逮捕を求めるなどして抗議の意思を示していた参加者は、道路でタイヤを焼くなどして次第に過激化、一部が武装し、シリア民主軍の検問所などを襲撃した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍はダイル・ザウル県とハサカ県で「テロの盾」作戦と銘打って、ダーイシュの細胞の摘発を続けている。

だが、検問所での住民の逮捕・拘束、暴行、侮蔑、そして強制捜査を口実とした民家での略奪などに対する住民の不満が高まっていたという。

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一方、SANAは、8月3日にもズィーバーン町で抗議デモが発生していたとしたうえで、住民がシリア民主軍の退去を求めるとともに、米軍の占領に異議を唱えたと伝えた。

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武装した地元住民は、シュハイル村、ズィーバーン町、ハワーイジュ村からシリア民主軍を排除した。

ハワーイジュ村では、シリア民主軍が本部として転用していたハワーイジュ学校を制圧、焼き討ちにしたほか、ハンヴィー(HMMWV)1輌と四輪駆動車2台を破壊、シリア民主軍兵士2人を殺害した。

また、ジュダイド・アカイダート村では、デモ参加者がシリア民主軍の戦闘員7人を拘束、車輌3台と武器を奪って抵抗した。

さらに、スワル町南のナムリーヤ村の住民は、シャッダーディー市方面からシュハイル村に向かおうとしていたシリア民主軍の車列に対峙し、これを撃退させた。

これに対して、シリア民主軍はハサカ県シャッダーディー市、ダイル・ザウル県スーサ町、バーグーズ村、ウマル油田から大規模増援部隊を派遣し、検問所を再強化、実弾を使用して鎮圧にあたった。

これにより、ハワーイジュ村で住民6人が負傷し、シュハイル村の病院に搬送された。

また同村近郊では、男性1人が「正体不明の武装集団」(武装した住民)に撃たれて、即死した。

さらに、女性1人がシリア民主軍の「正体不明の武装集団」の撃ち合いに巻き込まれて死亡した。

米軍も戦闘機やヘリコプターを現地に派遣、シュハイル村、ズィーバーン町、ハワーイジュ村では戦闘機が上空を超音速で低空飛行し、住民を威嚇した。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、al-Jisr Press, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民101人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,636人に(2020年8月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月4日付)を公開し、8月3日に難民101人(うち女性30人、子供51人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民101人(うち女性30人、子供51人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,636人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,388人(うち女性56,657人、子ども95,806人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,916人(うち女性243,933人、子供414,297人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2020をもとに作成。

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所属不明の戦闘機複数機がイラク国境に近いユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊の「イランの民兵」拠点を爆撃、15人あまりが死亡(2020年8月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機複数機が3日午前5時頃に、イラク国境に近いユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊に飛来、同地に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃し、武器弾薬庫などが破壊され、15人あまりが死亡した。

爆撃は、イマーム・アリー基地(イマーム・アリー・コンパウド)、鉄道線路、砂漠奥地にも及んだ。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、犠牲となったのは、ファーティミーユーン旅団の民兵。

死傷者は、イラク領内に搬送された。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県ラアス・アイン市でトルコ軍兵士が何者かに撃たれて死亡(2020年8月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市でトルコ軍兵士が何者かに撃たれて死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(8月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のスライブ村を砲撃した。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍がゴラン高原南部の境界地帯に地雷を敷設した4人組を爆撃したと発表(2020年8月3日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、ゴラン高原南部のイスラエル占領地に沿って設置されている有刺鉄線に4人組の男たちが近づき地雷を敷設、イスラエル軍がこれを攻撃する映像を公開した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1290322858393120768

アドライ報道官は電話でのブリーフィングのなかで、4人組が「イスラエル領内にいたが、有刺鉄線の向こう側だった」としたうえで、午後11時頃にイスラエル軍特殊部隊が、ライフル銃による攻撃を受けたため、爆撃で応戦したことを明らかにした。

この交戦でのイスラエル側の死傷者はなく、4人組は全員が死亡したものと見られるという。

アドライ報道官はよると、イスラエル軍は数日前にも、境界地帯に接近する「羊飼い」の疑わしい動きを監視していたとしたうえで、「我々はこうした試みをヒズブッラーによる脅迫と結びつけることはできていない。しかし、我々は現時点でその可能性は否定しない」と付言した。

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一方、シリア軍筋は、イスラエル軍ヘリコプター複数機が午後10時40分、クナイトラ県の前線に配置されているシリア軍の拠点複数カ所に向けてミサイルを発射したと発表した。

ミサイル攻撃による被害は物的なものに限られたという。

SANA(8月3日付)と伝えた。

また、これと前後して、イフバーリーヤ・チャンネル(8月3日付)は、シリア軍が首都ダマスカス南西上空でイスラエル軍の攻撃に対して地対空ミサイルで応戦したと伝えた。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、al-Ikhbariya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がラタキア県クルド山地方で激しく交戦、ロシア軍が同地を爆撃(2020年8月3日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから151日目を迎えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山地方のハッダード丘一帯に進攻、同地を支配下に置くと「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この戦闘で、シリア軍兵士12人が死亡、17人以上が負傷した。

また、「決戦」作戦司令室側も、シャーム解放機構の戦闘員4人、国民解放戦線の戦闘員2人が死亡した(ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、シリア軍側の死者は35人、負傷者は40人)。

ハッダーダ丘は、ラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路が通りイドリブ県のジスル・シュグール市、ビダーマー町を見下ろすことができる戦略的要衝。

戦闘が激化したのを受けて、ロシア軍戦闘機複数機が出撃し、同地のほか、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村、トゥッファーヒーヤ村、ハッダーダ村などを激しく爆撃し、シリア軍を支援した。


対するトルコ軍も武装した偵察機を派遣、上空から偵察監視活動を行った。

戦闘は12時間あまりにわたって続いた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、ラタキア県クルド山地方に進攻したシリア軍はビンニシュ市を砲撃、ロシア軍も同市を爆撃、ロシア軍の爆撃で、子供2人を含む住民4人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

これ対して、トルコ軍はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯を砲撃した。

また、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県0件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民129人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,535人に(2020年8月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月3日付)を公開し、8月2日に難民129人(うち女性39人、子供66人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民129人(うち女性39人、子供66人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,535人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,287人(うち女性56,627人、子ども95,755人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,815人(うち女性243,903人、子供414,246人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2020をもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県を砲撃し、男性1人負傷(2020年8月2日)

ラッカ県では、ANHA(8月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線に位置するフーシャーナー村一帯を砲撃し、男性1人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(8月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯のタッル・ハルマル村、ヌワイハート・ダーダー村、アブダーン村、ハドラーウィー村を砲撃した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年8月2日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから150日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カフルナブル市一帯で砲撃戦を行った。」

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民113人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,406人に(2020年8月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月2日付)を公開し、8月1日に難民113人(うち女性34人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民113人(うち女性34人、子供58人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,406人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,158人(うち女性56,588人、子ども95,689人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,686人(うち女性243,864人、子供414,180人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2020をもとに作成。

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米国務省レヴァント問題担当次官補代理が反体制活動家で元首相のリヤード・ヒジャーブ氏と会談(2020年8月1日)

在ダマスカス米国大使館はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/usembassysyria)を通じて、ジョエル・レイバーン国務省レヴァント問題担当次官補代理が反体制活動家で元首相のリヤード・ヒジャーブ氏が国務省高官と会談し、国連安保理決議第2254号の実施状況、シーザー・シリア市民保護法などについて意見を交わしたと発表した。

https://twitter.com/USEmbassySyria/status/1289633217193095170

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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