ロシア難民受入移送居住センター:難民72人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,513人に(2020年6月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月2日付)を公開し、6月1日に難民72人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

https://syria.mil.ru/images/11-bul-refugees-09012019-1000-new-en.jpg

このうちレバノンから帰国したのは難民72人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,513人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,265人(うち女性55,718人、子ども94,206人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,793人(うち女性242,994人、子供412,697人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 2, 2020をもとに作成。

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トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)400人を新たにリビアに派遣(2020年6月1日)

シリア人権監視団は、トルコが国民合意政府(GNA)を支援するために、シリア人傭兵(国民軍戦闘員)400人を新たにリビアに派遣したと発表した。

これにより、リビアに派遣された国民軍戦闘員は11,600人に達した。

トルコ占領下のシリア北部では2,500人がリビア派遣に備えて教練を受けているという。

また、シリア人権監視団によると、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との最近の戦闘で、国民軍戦闘員12人が新たに死亡した。

これにより、リビアで戦死した国民軍戦闘員は351人(うち18歳以下の子供20人)となった。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン地域での外出禁止令発出を受けて北・東シリア自治局が所轄するスィーマルカー国境通行所再び閉鎖(2020年6月1日)

ハサカ県では、ANHA(6月1日付)によると、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたイラク・クルディスタン地域での外出禁止令発出を受けて、北・東シリア自治局が所轄するスィーマルカー国境通行所局が、6月2日から6日までの4日間通行所を閉鎖することを決定した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ市内、タッル・リフアト市近郊でトルコと国民軍の権利侵害と占領に反対する抗議デモ(2020年6月1日)

アレッポ県では、ANHA(6月1日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で、トルコやその支援を受ける国民軍によるアフリーン市住民への権利侵害に抗議するデモが行われ、住民数百人が参加した。

また、タッル・リフアト市一帯のいわゆる「シャフバー地区」でも、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)や地元住民数千人が、タッル・スースィーン村からサルダムIDPsキャンプに向かってデモ行進を行い、トルコの占領に抗議した。


一方、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジンディールス町では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、多数が死傷した。

さらに、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるマンビジュ市北のヤーシリー村とウンム・アダサ村一帯で、トルコの支援を受ける国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会が散発的に交戦した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)などによると、トルコ占領下のマーリア市で、国民軍憲兵隊の隊員1人が、高速で走行していたトルコ軍装甲車にひかれて、死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(6月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のジャフバル穀物サイロ一帯を砲撃した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路沿線のイドリブ県アリーハー市内に展開(2020年6月1日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから88日目となる6月1日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県6件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線のブサンクール村で、正体不明の武装集団が反体制武装組織メンバーの車を襲撃し、乗っていた2人が死亡、子供1人が負傷した。

こうしたなか、トルコ軍は、M4高速道路上に位置するアリーハー市内に展開した。

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ貨物車輌25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、県南部のルワイハ村一帯を砲撃、シリア軍兵士4人が死亡、3人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町と東ムライハ村を結ぶ街道で第4師団の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民88人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,441人に(2020年6月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月1日付)を公開し、5月31日に難民88人(うち女性27人、子供45人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民88人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,441人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,193人(うち女性55,696人、子ども94,169人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,721人(うち女性242,972人、子供412,660人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰還はなかった。

なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,785人(うち女性22,965人、子供27,053人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,381人(うち女性405,524人、子供670,819人)となった(数値修正)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020をもとに作成。

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所属不明の戦闘機がダイル・ザウル県砂漠地帯で「イランの民兵」の車輌を攻撃し、5人死亡(2020年5月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がブーカマール市近郊の砂漠地帯で「イランの民兵」の車輌を攻撃し、5人が死亡した。

AFP, May 31, 2020、ANHA, May 31, 2020、AP, May 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2020、Reuters, May 31, 2020、SANA, May 31, 2020、SOHR, May 31, 2020、UPI, May 31, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県とラタキア県への砲撃を続ける(2020年5月31日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから87日目となる5月31日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が県南部のルワイハ村、バイニーン村一帯にある反体制武装集団の拠点を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市の国立病院前で第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

AFP, May 31, 2020、ANHA, May 31, 2020、AP, May 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 31, 2020、Reuters, May 31, 2020、SANA, May 31, 2020、SOHR, May 31, 2020、UPI, May 31, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民93人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,353人に(2020年5月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月31日付)を公開し、5月30日に難民93人(うち女性28人、子供48人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは93人(うち女性28人、子供48人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,353人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,105人(うち女性55,669人、子ども94,124人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,633人(うち女性242,945人、子供412,615人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 31, 2020をもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍の兵士1人が殺害される(2020年5月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組がブサイラ市にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所に向けて発砲し、1人が死亡、1人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(5月30日付)によると、米軍の大型車輌や装甲車など25輌からなる車列が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に進入した。

AFP, May 30, 2020、ANHA, May 30, 2020、AP, May 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2020、Reuters, May 30, 2020、SANA, May 30, 2020、SOHR, May 30, 2020、UPI, May 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍の砲撃により、ハサカ県の農地で火災発生(2020年5月30日)

ハサカ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコ軍のその支援を受ける国民軍が、タッル・タムル町近郊のアリーシャ村、タッル・タウィール村を砲撃し、農地で火災が発生した。

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ラッカ県では、ANHA(5月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の穀物サイロ一帯を砲撃した。


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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラーイー村で国民軍憲兵隊2人が正体不明の武装集団の発砲を受けて、死亡した。

AFP, May 30, 2020、ANHA, May 30, 2020、May 31, 2020、AP, May 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2020、Reuters, May 30, 2020、SANA, May 30, 2020、SOHR, May 30, 2020、UPI, May 30, 2020などをもとに作成。

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リビアでの戦闘でトルコが派遣したスルターン・ムラード師団の司令官が死亡(2020年5月30日)

ハリーファ・ハフタル将軍が率いるリビア国民軍は声明を出し、首都トリポリ南の国際空港一帯での戦闘で、トルコによって派遣されたスルターン・ムラード師団(国民軍所属)のムラード・アズィーズィー司令官を殺害したと発表した。

ANHA(5月30日付)が伝えた。

AFP, May 30, 2020、ANHA, May 30, 2020、AP, May 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2020、Reuters, May 30, 2020、SANA, May 30, 2020、SOHR, May 30, 2020、UPI, May 30, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はロシアの最新鋭戦闘機MiG-29の供与を受ける(2020年5月30日)

シリア軍は、ロシアより最新鋭戦闘機MiG-29複数機の供与を受け、6月1日からシリア領空での訓練を開始すると発表した。

SANA(5月30日付)が伝えた。

AFP, May 30, 2020、ANHA, May 30, 2020、AP, May 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2020、Reuters, May 30, 2020、SANA, May 30, 2020、SOHR, May 30, 2020、UPI, May 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県西部のシリア政府支配地を砲撃する一方、シリア軍はイドリブ県、ラタキア県の反体制派支配地を砲撃(2020年5月30日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから86日目となる5月30日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県6件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーウィヤ山地方で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市西のマルアンド村、キンダ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は兵站物資を積んだ車輌35輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯、ハッダーダ村一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、スフナ市近郊の砂漠地帯でシリア軍と親政権の民兵の車輌が2度にわたって爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士4人が死亡、5人が負傷した。

AFP, May 30, 2020、ANHA, May 30, 2020、AP, May 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 30, 2020、Reuters, May 30, 2020、SANA, May 30, 2020、SOHR, May 30, 2020、UPI, May 30, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民75人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,260人に(2020年5月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月30日付)を公開し、5月29日に難民75人(うち女性23人、子供38人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは75人(うち女性23人、子供38人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,260人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,012人(うち女性55,641人、子ども94,076人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,540人(うち女性242,917人、子供412,567人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 30, 2020をもとに作成。

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ロシアの民間軍事会社がリビアへの派遣を準備していた若者15人がリビア行きを拒否(2020年5月29日)

サウト・アースィマ(5月29日付)は、ダマスカス郊外県ザーキヤ町でロシアの民間軍事会社と、リビアでの戦闘に参加するための契約を交わし、ヒムス市内の集合センターに移動した若者15人が、そこでのロシア軍将校との面談後に、リビア行きを拒否し、ザーキヤ町に引き返したと伝えた。

シリア人権監視団によると、ロシアの民間軍事会社によってリビアに派遣されたラッカ県、ヒムス権、ラタキア県、ハサカ県出身のシリア人傭兵は940人に上るという。

AFP, May 29, 2020、ANHA, May 29, 2020、AP, May 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2020、Reuters, May 29, 2020、SANA, May 29, 2020、Sawt al-‘Asima, May 29, 2020、SOHR, May 29, 2020、UPI, May 29, 2020などをもとに作成。

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リビアでの戦闘でトルコが派遣したシリア人民兵(国民軍)13人が新たに死亡(2020年5月29日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣されているシリア人民兵(国民軍戦闘員)13人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との最近の戦闘で死亡したことを確認したと発表した。

これにより、リビアで死亡した国民軍戦闘員は331人となった。

うち18歳以下の子供は20人に達している。

一方、トルコは、国民軍戦闘員数百人を新たにリビアに派遣した。

これにより、リビアに派遣された国民軍戦闘員は11,200人に達した。

またトルコ占領下のアレッポ県北部では、2,300人がリビアへの派遣に備えて教練を受けているという。

AFP, May 29, 2020、ANHA, May 29, 2020、AP, May 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2020、Reuters, May 29, 2020、SANA, May 29, 2020、SOHR, May 29, 2020、UPI, May 29, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県、ハサカ県でトルコ軍と国民軍による農地への放火が続く(2020年5月29日)

アレッポ県では、ANHA(5月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シーラーワー町近郊のバースィラ村からバイナ村に至る農地に放火し、火災が発生した。

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ハサカ県では、ANHA(5月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・タムル町近郊のライハーニーヤ村からカースィミーヤ村に至る農地に放火し、火災が発生した。

AFP, May 29, 2020、ANHA, May 29, 2020、AP, May 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2020、Reuters, May 29, 2020、SANA, May 29, 2020、SOHR, May 29, 2020、UPI, May 29, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍とシャーム解放機構が激しく交戦し、双方に8人の死者(2020年5月29日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから85日目となる5月29日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーウィヤ山地方のファッティーラ村に攻撃を加え、シャーム解放機構と激しく交戦、シリア軍と親政権民兵の兵士5人と、シャーム解放機構メンバー3人が死亡した。

シリア軍と親政権民兵はまた、バイニーン村一帯にある「決戦」作戦司令室の拠点複数カ所への潜入を試み、同地の森林地帯で交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, May 29, 2020、ANHA, May 29, 2020、AP, May 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 29, 2020、Reuters, May 29, 2020、SANA, May 29, 2020、SOHR, May 29, 2020、UPI, May 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民69人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,185人に(2020年5月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月29日付)を公開し、5月28日に難民69人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは69人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,185人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,937人(うち女性55,618人、子ども94,038人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,465人(うち女性242,894人、子供412,529人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 29, 2020をもとに作成。

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シリア人権監視団は、ダーイシュ元メンバーがリビアに派遣されていることを確認したと発表(2020年5月28日)

シリア人権監視団は、ヒムス県東部で活動していたダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーが率いる戦闘員約50人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と戦うため、トルコによって「傭兵」(国民軍戦闘員)としてリビアに派遣されていることを確認したと発表した。

トルコによって派遣された戦闘員約50人を率いるこのメンバーは、ダーイシュ・ヒムス州の元治安責任者。

ダーイシュがヒムス県で勢力を失うと、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)に忠誠を誓い、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡に向かい、自身が率いるダーイシュの元メンバー約50人とともに、今年初めにリビアに渡ったという。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県での空挺作戦でダーイシュ・メンバー4人を拘束、シリア民主軍3人がダーイシュと思われる武装集団によって斬首(2020年5月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて、ジュダイド・アカイダート村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)メンバー4人を拘束した。

4人はイラク人と見られる。

一方、シャハーバート村にあるシリア民主軍の検問所がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団の襲撃を受け、戦闘員3人が斬首された。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がハサカ県北東部に新たな基地を設置(2020年5月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍装甲車12輌からなる車列が、ヘリコプター2機を伴い、マーリキーヤ(ダイリーク)市西のトルコ国境に向かい、カスル・ディーブ村に軍事基地を新設した。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍がアレッポ県北部で合同パトロール(2020年5月28日)

アレッポ県では、ANHA(5月28日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県で米軍がロシア軍のパトロール部隊に対峙、住民が米軍に投石(2020年5月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の装甲車2輌がタッル・タムル町近郊のM4高速道路沿線に展開し、パトロールを実施するロシア軍部隊に対峙した。

米軍がロシア軍の進行を阻止することはなかったが、同地の住民がロシア軍車列を追尾しようとした米軍の装甲車に対して投石などを行い、これを駆逐した。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159016910658115

一方、SANA(5月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のカーヒラ村とダシーシャ村の住民が、街道上で米軍装甲車からなるパトロール部隊に立ちふさがり、進行を阻止し、米軍部隊は退却を余儀なくされた。

 

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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トルコと国防軍による農地への放火で住民2人死亡(2020年5月28日)

ハサカ県では、SANA(5月28日付)によると、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊の小麦・大麦畑に何者かが放火し、消火に当たっていた住民2人が死亡、1人が負傷した。

ANHA(5月28日付)によると、火災はトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の放火によるもの。

ANHAはまた、タッル・タマル近郊のウンム・カイフ村の小麦・大麦畑で発生した火災の消火活動にあたる住民に対して、トルコ軍が発砲したと伝えた。

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アレッポ県では、ANHA(5月28日付)によると、トルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市西のジャールカリー村の農地(小麦・大麦畑)に発砲し、火災が発生した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、5月17日から25日までの間にトルコの支援を受ける「傭兵」(国民軍戦闘員)9人をアフリーン市、マーリア市、バーブ市近郊などで殺害したと発表した。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍がイドリブ県のM4高速道路でパトロールを実施、投石を受ける(2020年5月28日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから84日目となる5月28日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月28日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がM4高速道路で合同パトロールを実施した。

両軍部隊はこの日、タルナバ村を出発し、アリーハー市西のアウラム・ジャウズ村までの区間を巡回した。

沿線にはトルコ軍部隊が展開し、警戒活動にあたったが、各所で住民や戦闘員が投石などを行い、抗議の意思を示した。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

このほか、トルコ軍が、兵站物資を積んだ車輌約30輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, May 28, 2020、ANHA, May 28, 2020、AP, May 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2020、Reuters, May 28, 2020、SANA, May 28, 2020、SOHR, May 28, 2020、UPI, May 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民65人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,116人に(2020年5月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月28日付)を公開し、5月27日に難民65人(うち女性20人、子供33人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは65人(うち女性20人、子供33人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,116人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,868人(うち女性55,598人、子ども94,003人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,369人(うち女性242,874人、子供412,494人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2020をもとに作成。

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米主導の有志連合報道官はシリア北東部にパトリオット・ミサイルが配備されたとの情報を否定(2020年5月27日)

米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/OIRSpox/)を通じて、米軍がダイル・ザウル県にパトリオット・ミサイルを配備したとの情報を「さらなるフェイク・ニュース」と一蹴、これを否定した。

https://twitter.com/OIRSpox/status/1265645067903139840?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1265645067903139840%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.enabbaladi.net%2Farchives%2F388291

発表は、ダイル・ザウル・メディア・センター(DMC)が26日に、ダイル・ザウル県のCONOCOガス工場にある有志連合の基地にパトリオット・ミサイルが配備されたと伝え、写真を掲載したのを受けたもの。

https://www.facebook.com/Alialigma/posts/3246886255323865

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、DMC, May 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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シリア政府の警察部隊がハマー県北部のトルコ軍監視所を訪問、トルコ本国で教練を受ける?!(2020年5月27日)

トルコのイスタンブールを拠点とする反体制派系のシリア・テレビ(5月27日付)は、複数の地元筋の話として、シリアの警察部隊が、政府支配下のハマー県北部のムーリク市近郊に維持されているトルコ軍の監視所に派遣され、駐留するトルコ軍の教練を受けていると伝えた。

同チャンネルによると、派遣された警察官は約150人。

25日にムーリク市近郊のトルコ軍監視所に到着し、トルコ軍とともにイドリブ県南部のハーン・シャイフーン市を巡回するなどして、教練を受けたという。

なお、同チャンネルによると、5月上旬にも、シリアの警察部隊がトルコのシャンルウルファ県にある教練キャンプに派遣され、15日間の教練を受け、近く別の警察部隊に対する教練が10日間の日程で行われるという。

教練の目的は定かでないが、警察部隊は、トルコ軍が監視所や拠点を設置しているM4高速道路の警備にあたるものと見られる。

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、Syria TV, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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