ハサカ県北東部でロシア軍と米軍が初の合同パトロール(2020年5月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北東部のジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村近郊で、ロシア軍部隊がダイルナー・アーガー村一帯でパトロールを実施した。

部隊には、初めて米軍部隊を随行した。

同地では、17日にトルコ軍の国境警備隊員が農夫を射殺し、緊張が高まっていた。

 

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県南部でダーイシュを狙って爆撃(2020年5月27日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が26日夜に県南部のシリア軍・親政権民兵の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘が発生したのを受け、ロシア軍戦闘機が27日、同地を爆撃した。

また、タブカ市南のサウラ油田で大きな爆発が発生した。

同地は、シリア軍、ロシア軍が駐留している。

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県タッル・タムル町近郊の農地に放火(2020年5月27日)

ハサカ県では、ANHA(5月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊の農地に放火し、火災が発生した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報局は声明を出し、トルコが支援する「傭兵」2人がシリア民主軍との戦闘の末に投降したと発表した。

2人は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯地域やアレッポ県アフリーン市一帯のトルコの占領に協力していた戦闘員。

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県のM4高速道路沿線での爆発でトルコ軍兵士1人死亡、トルキスタン・イスラーム党が関与か?(2020年5月27日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから83日目となる5月27日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(場所特定せず)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(場所特定せず)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市に近いガッサーニーヤ村のM4高速道路沿線で大きな爆発が発生し、トルコ軍の士官1人と兵士1人が負傷した。

負傷した2人はトルコ軍のヘリコプターで、トルコ領内(ハタイ県レインハル市)に搬送されたが、重傷だった兵士1人はその後死亡した。

これに関して、シリア人権監視団は、爆発が「反体制派諸派」を伴ったトルコ軍の車輌を狙ったものだと発表した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)は、爆発が、トルコ軍パトロール部隊が国民軍を随行して通過するのに合わせて発生、これと前後して部隊は無差別発砲を受けたと伝えた。

イナブ・バラディー(5月26日付)は、この弾薬庫がトルキスタン・イスラーム党のものだと思われるとしたうえで、トルコ軍将兵以外にも国民軍の戦闘員3人が負傷したと伝えた。

しかし、トルコ国防省は事件発生直前に、反体制派の弾薬庫と思われる建物で火災が発生、その後に大爆発を起こす様子を撮影した無人航空機(ドローン)の映像を公開し、爆発がトルコ軍のパトロール部隊が通過した際に偶然発生したものだとの見解を示した。

兵士死亡を受けて、トルコ軍は国境地帯上空にヘリコプターに派遣、ロシア軍戦闘機と偵察機もイドリブ県上空での偵察・監視活動を強化した。

その後、今度はガッサーニーヤ村近郊に位置するトルキスタン・イスラーム党勢力下のタイバート村で大きな爆発が発生した。

爆発はトルキスタン・イスラーム党の武器弾薬庫で起きたもので、戦闘員6人が死亡、多数が負傷した。

爆発発生時、ロシア軍のヘリコプター複数機がタイバート村上空を旋回していたが、爆発がロシア軍による爆撃か否かは不明。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、トルコ軍が兵站物資を積んだ車輌30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、サルミーン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タカード村でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町とウンム・ワラド村を結ぶ街道で、シリア軍第15師団の兵士2人が武装集団の発砲を受けて、死亡した。

AFP, May 27, 2020、ANHA, May 27, 2020、AP, May 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2020、‘Inab Baladi, May 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2020、NeSyria, May 27, 2020、Reuters, May 27, 2020、SANA, May 27, 2020、SOHR, May 27, 2020、UPI, May 27, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民78人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,053人に(2020年5月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月27日付)を公開し、5月26日に難民78人(うち女性23人、子供40人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは78人(うち女性23人、子供40人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,053人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,803人(うち女性55,578人、子ども93,970人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,331人(うち女性242,841人、子供412,461人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2020をもとに作成。

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米軍が出没するタッル・タムル町(ハサカ県)に近いM4高速道路沿線でロシア軍がパトロールを実施(2020年5月26日)

ハサカ県では、SANA(5月26日付)やシリア人権監視団によると、大型トレーラーなど約25輌からなる米軍の車列が違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がタッル・タムル町に近いM4高速道路沿線でパトロールを実施した。

パトロールは同地に出没する米軍部隊を牽制するのが目的。

AFP, May 26, 2020、ANHA, May 26, 2020、AP, May 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2020、Reuters, May 26, 2020、SANA, May 26, 2020、SOHR, May 26, 2020、UPI, May 26, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県西部に所属不明のドローンが墜落し、農地で火災が発生(2020年5月26日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから82日目となる5月26日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(場所特定せず)確認した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ナースィフ村で、武器を搭載した無人航空機(ドローン)1機が墜落し、農地で火災が発生した。

ドローンの所属は不明。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、サーリヒーヤ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、トルコ軍は兵站物資を積んだ車輌25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている通行所からシリア領内に進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のカルクール・ダム(カルクール村)一帯を砲撃し、農地で火災が発生した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山一帯を砲撃した。

AFP, May 26, 2020、ANHA, May 26, 2020、AP, May 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2020、Reuters, May 26, 2020、SANA, May 26, 2020、SOHR, May 26, 2020、UPI, May 26, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民53人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は579,973人に(2020年5月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月26日付)を公開し、5月25日に難民53人(うち女性16人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは53人(うち女性16人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,973人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,725人(うち女性55,555人、子ども93,930人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,253人(うち女性242,831人、子供412,421人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2020をもとに作成。

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プーチン大統領はエフィモフ駐シリア大使をシリア関係強化担当大統領特使に任命(2020年5月25日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、アレクサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使をシリア関係強化担当大統領特使に任命した。

エフィモフ大使は1月から駐シリア・ロシア大使を務めている。

SANA(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 25, 2020、ANHA, May 25, 2020、AP, May 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2020、Reuters, May 25, 2020、SANA, May 25, 2020、SOHR, May 25, 2020、UPI, May 25, 2020などをもとに作成。

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ロシアの仲介でシリア民主軍とシリア軍がアレッポ市からハサカ県ヤアルビーヤ町にいたるM4高速道路全線を再開(2020年5月25日)

SANA(5月25日付)は、イラク国境に面するハサカ県のヤアルビーヤ町からハサカ市を経由し、アレッポ市に至るM4高速道路沿線全域の安全が確保され、民間車輌の往来が再開されたと伝えた。

M4高速道路は、トルコによる「平和の泉」侵攻作戦(2019年10月)を受けて2019年11月に閉鎖された後、2020年1月までにシリア軍が沿線に駐留し、再開されていたが、「トルコの傭兵」の攻撃が続いていた。

一方、ANHA(5月25日付)によると、M4高速道路の全線再開は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア軍が、ロシアを保証国として合意したもので、住民の移動を容易にし、その負担軽減するのが目的。


ANHAによると、高速道路の通行が認められるのは毎日4回。

民間車輌は車列を編成し、午前8時と11時に、ロシア軍憲兵隊の護衛を伴って、ラッカ県のアイン・イーサー市とハサカ県のタッル・タムル町を往来する。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159004375133115

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シリア人権監視団によると、これを受けて、トルコの支援を受ける国民軍はタッル・タムル町一帯からアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にいたるM4高速道路沿線から北7キロの地点まで撤退した。

撤退は、2019年10月の「平和の泉」作戦終了時にロシアとトルコが交わした合意に基づくものだという。

AFP, May 25, 2020、ANHA, May 25, 2020、AP, May 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2020、Reuters, May 25, 2020、SANA, May 25, 2020、SOHR, May 25, 2020、May 26, 2020、UPI, May 25, 2020などをもとに作成。

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「イランの民兵」所属と思われるドローンがトルコの支援を受ける国民解放戦線の車輌を爆撃し、司令官を殺害(2020年5月25日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから81日目となる5月25日、所属不明の無人航空機(ドローン)による爆撃が1件確認された。
シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がザーウィヤ山地方のバーラ村近郊でトルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)の第1歩兵師団の司令官の車輌を爆撃し、乗っていた司令官を殺害した。

ドローンは「イランの民兵」のものと思われるという。

このほか、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党の活動拠点であるジスル・シュグール市で爆発が発生した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

AFP, May 25, 2020、ANHA, May 25, 2020、AP, May 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2020、Reuters, May 25, 2020、SANA, May 25, 2020、SOHR, May 25, 2020、UPI, May 25, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民93人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は579,920人に(2020年5月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月25日付)を公開し、5月24日に難民93人(うち女性28人、子供48人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは93人(うち女性28人、子供48人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,920人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,672人(うち女性55,539人、子ども93,903人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,200人(うち女性242,815人、子供412,394人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2020をもとに作成。

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トルコのソイル内務大臣は、閣僚として初めて、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域を訪問(2020年5月24日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、閣僚として初めて、トルコが占領するアレッポ県北部の「オリーブの枝」地域を訪問した。

ソイル内務大臣が訪問したのは、同地域の拠点都市の一つラーイー村。

ソイル内務大臣のツイッター公式アカウント(https://twitter.com/suleymansoylu/)によると、大臣は、副大臣2人と憲兵隊(ジャンダルマ)総司令官とともに同地の駐留部隊を視察した。

https://twitter.com/suleymansoylu/status/1264531221490667520

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

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トルコはリビアにシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約500人を新たに派遣(2020年5月24日)

シリア人権監視団は、トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約500人を、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と戦う国民合意政府(GNA)を支援するために、新たにリビアに派遣したと発表した。

これにより、リビアに派遣されたシリア人傭兵は約10,000人となった。

このうち、約200人が18歳以下の子供。

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍兵士がイドリブ県でのイード・アル=フィトルの礼拝に参加(2020年5月24日)

シリア人権監視団は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山でのイード・アル=フィトルの集団礼拝にトルコ軍兵士が参加したと発表し、写真や映像を公開した。

 

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県北部への砲撃を続け、農地で火災拡大(2020年5月24日)

ハサカ県では、ANHA(5月24日付)、SANA(5月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町一帯の農地への砲撃を継続する一方、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のアニーク・ハワー村、タッル・ムハンマド村に対しても砲撃を行い、農地で火災が発生した。

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2~3月にかけてのシリア・ロシア軍とトルコ軍・「決戦」作戦司令室の戦闘で避難していたIDPs約22万5000人が帰宅を果たす(2020年5月24日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから80日目となる5月24日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

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シリア人権監視団は、2~3月にかけてのシリア・ロシア軍とトルコ軍・「決戦」作戦司令室の戦闘で避難生活を余儀なくされていた国内避難民(IDPs)約22万5000人が、停戦から80日が経った5月24日までに帰宅を果たしたと発表した。

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民85人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は579,827人に(2020年5月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月24日付)を公開し、5月23日に難民85人(うち女性25人、子供43人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは85人(うち女性25人、子供43人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,827人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,579人(うち女性55,511人、子ども93,855人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,107人(うち女性242,787人、子供412,346人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2020をもとに作成。

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トルコによってリビアに派遣されたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人がリビア国民軍との戦闘で死亡(2020年5月23日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣されたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人がリビア国民軍との戦闘で死亡したと発表した。

これにより、リビア国内での戦闘で死亡したシリア人戦闘員は318人(うち18歳以下の子供18人)となった。

AFP, May 23, 2020、ANHA, May 23, 2020、AP, May 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2020、Reuters, May 23, 2020、SANA, May 23, 2020、SOHR, May 23, 2020、UPI, May 23, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でイラン・イスラーム革命防衛隊の車輌が狙われ、3人死亡(2020年5月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラン・イスラーム革命隊の車輌がマヤーディーン市近郊の砂漠で爆発に巻き込まれ、3人が死亡した。

ハバル24(5月23日付)によると、爆発は所属不明の無人航空機(ドローン)によるもので、3人が死亡、5人が負傷したという。

AFP, May 23, 2020、ANHA, May 23, 2020、AP, May 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2020、Reuters, May 23, 2020、SANA, May 23, 2020、SOHR, May 23, 2020、UPI, May 23, 2020、Xeber 24, May 23, 2020などをもとに作成。

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ロバーク元駐バーレーン米国大使「北・東シリア自治局支配地域はシーザー・シリア市民保護法の制裁対象から除外される」(2020年5月23日)

ウィリアム・ロバーク元駐バーレーン米国大使は北・東シリア自治局ユーフラテス地域コバネ地区の代表と会談を行った。

会談が行われた場所は不明。

ANHA(5月23日付)によると、会談において、ロバーク氏は近く施行されるシーザー・シリア市民保護法に関して、北・東シリア自治局支配地域は制裁対象から除外されると述べた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が兵站物資を積んだ大型トレーラーなど50輌を、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に進入させた。

車列はシャッダーディー市方面に向かった。

AFP, May 23, 2020、ANHA, May 23, 2020、AP, May 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2020、Reuters, May 23, 2020、SANA, May 23, 2020、SOHR, May 23, 2020、UPI, May 23, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年5月23日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから79日目となる5月23日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県4件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がカフルナブル市一帯およびバーラ村一帯で交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, May 23, 2020、ANHA, May 23, 2020、AP, May 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2020、Reuters, May 23, 2020、SANA, May 23, 2020、SOHR, May 23, 2020、UPI, May 23, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民62人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は579,742人に(2020年5月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月23日付)を公開し、5月22日に難民62人(うち女性19人、子供32人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは62人(うち女性19人、子供32人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,742人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,494人(うち女性55,486人、子ども93,812人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,022人(うち女性242,762人、子供412,303人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰還はなかった。

なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,779人(うち女性22,963人、子供27,050人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,375人(うち女性405,522人、子供670,816人)となった(数値に変更あり)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2020をもとに作成。

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所属不明の戦闘機がダイル・ザウル県で「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して爆撃、20人死亡(2020年5月22日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(5月22日付)によると、所属不明の戦闘機がブーカマール市近郊にある「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して爆撃を実施した。

狙われたのはファーティミーユーン旅団やイラク人民動員隊で、爆撃により、司令官1人を含む20人が死亡、15人以上負傷した。

AFP, May 22, 2020、ANHA, May 22, 2020、AP, May 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2020Jurf News, May 22, 2020、Reuters, May 22, 2020、SANA, May 22, 2020、SOHR, May 22, 2020、UPI, May 22, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県、ラッカ県を砲撃し、農場が火災に(2020年5月22日)

ラッカ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のタマーミーヤ村、一帯の小麦・大麦畑を砲撃し、火災が発生した。

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アレッポ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシーラーワー町近郊のカルーティー村一帯の小麦・大麦畑を砲撃し、火災が発生した。

また消火作業に当たろうとした住民1人がトルコ軍と国民軍の発砲を受けて負傷、その後搬送された病院で死亡した。

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ハサカ県では、ANHA(5月22日付)やSANA(5月22日付)によると、兵站物資を積んだトルコ軍の車輌約30輌がラアス・アイン市西に違法に設置されているアドワーニーヤ国境通行所からシリア領内に進入した。

AFP, May 22, 2020、ANHA, May 22, 2020、AP, May 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2020、Reuters, May 22, 2020、SANA, May 22, 2020、SOHR, May 22, 2020、UPI, May 22, 2020などをもとに作成。

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米主導の有志連合のヘリコプターがダイル・ザウル県シュハイル村で空挺作戦を敢行し、住民1人を逮捕(2020年5月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団やSANA(5月22日付)によると、米主導の有志連合のヘリコプター複数機がシュハイル村で空挺作戦を敢行し、住民1人を逮捕、連行した。

一方、シリア人権監視団によると、ブサイラ市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍がシャッダーディー市一帯でパトロールを実施した。

AFP, May 22, 2020、ANHA, May 22, 2020、AP, May 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2020、Reuters, May 22, 2020、SANA, May 22, 2020、SOHR, May 22, 2020、UPI, May 22, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍とアル=カーイダ系のフッラース・ディーン機構が捕虜交換(2020年5月22日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから78日目となる5月22日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、新興アル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構とシリア軍ががタフタナーズ市で捕虜交換を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)によると、捕虜交換を行ったのは「信者を煽れ」作戦司令室。

捕虜交換では、フッラース・ディーン機構側が、ラタキア県トルコマン山での戦闘で捕捉した兵士3人を解放、シリア軍側は戦闘員の妻を含む女性2人と子供3人を解放した。

このほか、トルコ軍は兵站物資を積んだ車輌約100輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原ザクーム村一帯を砲撃した。

AFP, May 22, 2020、ANHA, May 22, 2020、AP, May 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2020、Reuters, May 22, 2020、SANA, May 22, 2020、SOHR, May 22, 2020、UPI, May 22, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民37人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は579,680人に(2020年5月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月22日付)を公開し、5月21日に難民37人(うち女性12人、子供19人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは37人(うち女性12人、子供19人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,680人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者184,432人(うち女性55,467人、子ども93,780人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,704,348人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,960人(うち女性242,743人、子供412,271人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2020をもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で所属不明の無人航空機を攻撃、ダーイシュ・メンバーと思われる2人が死亡(2020年5月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、トルコ占領下のアフリーン市南のイスカーン(イースカー)村とガザーウィーヤ村を結ぶ街道を走行する軍用車1輌を爆撃し、乗っていた男性が死亡した。

ホワイト・ヘルメットは、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)やツイッターのアカウント(https://twitter.com/SyriaCivilDef/)を通じて、アフリーン市近郊での謎の爆発で、2人が死亡し、1人が負傷したと発表し、その写真を公開した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/2678389425818782?__xts__%5B0%5D=68.ARCNZJffFhF4PJYVcmsu_IxaHsh-pfW0_LTfdl0MzA5d94RoSyYRVSyOzYKRbsv6BA9TqTBvCsXuZzYh3CSDqyhlA9vnXdbLWUNpV9q2Dq5EbGAS8iLwFW2qaZpc_oFaIoqeu_kJ_sKc_zEJoF9J-g_wJA77dSTMAraW0AmPsY7Sf_u_H1T1OZkfExcwttor5CTSzvRq_tktxS-aSqEpv1KIsemDzklGYpYKyWfLBhKp9huUDBN3_q1BW0sG2lb3YixFXj5JfWR6KSMKieXQqLvgWSX0F_ymNASpv_uu6oieLIQTGnSIR0eKcy7-HVn4xmnLyBida2yUc7_vs8PUuCV2o-Hm&__tn__=-R

ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)は、複数の活動家らの話として、爆撃を行ったドローンが米主導の有志連合の所属で、標的となった車には20万米ドルが積まれており、爆撃によってその一部は焼失したと伝えた。

また、トルコの支援を受ける国民軍は、住民らが事件現場に近づくことを禁止しているという。

https://twitter.com/aeSuhA0JYrlneGt/status/1263399142199570435

ドゥラル・シャーミーヤはまた、死亡した2人のうちの1人の身元が判明したと伝え、身分証明書の画像を公開した。

同サイトによると、死亡したのは、ダーイシュ(イスラーム国)の元司令官で「オリーブの枝」地域に逃亡していたアブー・ザーキー・ティバーニーなる男性。

ダーイシュのハマー州の司令官で、2019年のイドリブ県サルミーン市での住民殺害などに関与した。

ティーバーニー氏は、イドリブ県でのシャーム解放機構による摘発を逃れて、「オリーブの枝」地域に逃亡し、潜伏していたという。

公開された身分証明書は、「ブルブル市地元評議会」が発行したもので、アブドゥッラッザーク・ファーリス、1993年8月2日生まれ、などと書かれている。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県北部をトルコ軍と国民軍が砲撃し、農地で火災発生(2020年5月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がサフルーンジュ村、カズアリー村を砲撃した。

また、トルコの支援を受ける国民軍が、M4高速道路沿線のクーバルラク村、クールファル村、カズアリー村、フッリーヤ村、ハーリディーヤ村を砲撃した。

また、ANHA(5月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、タッル・アブヤド市近郊のタマーニー村の小麦・大麦畑に放火した。

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アレッポ県では、ANHA(5月21日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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