米フォックス・ニュースはシリア北東部の「イマーム・アリー基地」(イマーム・アリー・コンパウンド)の新たな衛星写真を公開(2020年5月13日)

米フォックス・ニュース(5月13日付)は、ダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川西岸のイラク国境地帯にあるとされる「イランの民兵」の「イマーム・アリー基地」(イマーム・アリー・コンパウンド)の衛星写真を公開した。

写真は5月12日に撮影したものだという。

AFP, May 14, 2020、ANHA, May 14, 2020、AP, May 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2020、Fox News, May 14, 2020、Reuters, May 14, 2020、SANA, May 14, 2020、SOHR, May 14, 2020、UPI, May 14, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2020年5月13日)

アレッポ県では、SANA(5月13日付)、ANHA(5月13日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、シャフバー・ダム、スムーキーヤ村を砲撃した。

一方、トルコ占領下のアフリーン市では、市内のジーハーン病院裏で爆弾が爆発し、複数人が負傷した。

AFP, May 13, 2020、ANHA, May 13, 2020、AP, May 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2020、Reuters, May 13, 2020、SANA, May 13, 2020、SOHR, May 13, 2020、UPI, May 13, 2020などをもとに作成。

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米軍の車輌がハサカ県南部の油田地帯で偵察活動(2020年5月13日)

ハサカ県では、SANA(5月13日付)によると、兵站物資を積んだ米軍の車輌5輌が、フール町東に違法に設置されたトゥーカジー国境通行所からシリア領内に進入し、ジャブサ油田など県南部の油田地帯で写真を撮影するなどの偵察活動を行った。

AFP, May 13, 2020、ANHA, May 13, 2020、AP, May 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2020、Reuters, May 13, 2020、SANA, May 13, 2020、SOHR, May 13, 2020、UPI, May 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月13日付)を公開し、5月12日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,770,561人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2020をもとに作成。

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ロシア、トルコ両国はイドリブ県での停戦違反を確認せず(2020年5月13日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから69日目となる5月13日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がハザーリーン村一帯で交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、フーア市近郊のサワーギヤ町では、シャーム軍団の拠点が正体不明の武装集団の攻撃を受け、戦闘となった。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町とバッカール村を結ぶ街道で武装集団が住民を射殺した。

AFP, May 13, 2020、ANHA, May 13, 2020、AP, May 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2020、Reuters, May 13, 2020、SANA, May 13, 2020、SOHR, May 13, 2020、UPI, May 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア民間軍事会社ワグナー・グループの傭兵やシリア人民兵を乗せたと思われる旅客機がリビアへ(2020年5月12日)

フライト・アウェアーは、シャーム・ウィング社のSAW351便が11日午後10時57分にラタキア県のバースィル・アサド国際空港(フマイミーム航空基地)を離陸、12日12時49分にリビア東部のベイダ町近郊の空港に着陸したことを明らかにした。

トルコのボスポラス監視団によると、SAW351が着陸したのは、ベンガジ市の東約78キロの距離に位置するハーディム航空基地。

SAW351は、シリア人戦闘員や、ロシアの民間軍事会社ワグナー・グループの傭兵を乗せて、ダマスカス国際空港を離陸したのち、バースィル・アサド国際空港を経由して、リビアに向かったと見られるという。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、Bosphorus Observer, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Flight Aware, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)で、国民軍北部旅団の戦闘員が撃たれて死亡(2020年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、国民軍に所属する北部旅団の戦闘員が自宅前で何者かに撃たれて死亡した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、5日から11日にかけて、トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町近郊、シーラーワー町近郊、マーリア市近郊、アフリーン市で、トルコの支援を受ける国民軍の拠点やパトロール部隊を攻撃し、6人を殺害、3人を負傷させたと発表した。

ANHA(5月12日付)が伝えた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ一帯の農村地帯を砲撃、農地で火災が発生した。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県住民が米軍パトロール部隊の前に立ちはだかり、進行を阻止(2020年5月12日)

ハサカ県では、SANA(5月12日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のダシーシャ村とカーヒラ村の住民が、農具を片手に街道に立ちふさがり、米軍装甲車からなるパトロール部隊の進行を阻止し、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、米軍のパトロール部隊に対峙したのは、親政権の農夫と国防隊隊員。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県などを砲撃(2020年5月12日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから68日目となる5月12日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーウィヤ山地方のハルーバ村、カフル・ウワイド村、スフーフン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌35輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月12日付)を公開し、5月11日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,770,561人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2020をもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)11人が戦闘で新たに死亡(2020年5月11日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)11人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との戦闘で新たに死亡したと発表した。

これにより、リビアでの戦闘で死亡したシリア人傭兵(ムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザート師団、スライマーン・シャー師団)の数は279人となった。

なお、リビアに派遣されたシリア人傭兵の数は約8,510人、トルコがシリア領内に設置しているキャンプで、派遣に向けて教練を受けている傭兵は約3,450人に達しているという。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍がハカサ県北東部国境地帯で合同パトロール(2020年5月11日)

ハサカ県では、ANHA(5月11日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町西方の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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シリア軍は前日に奪われたハマー県北部のタンジャラ村、マナーラ村を奪還(2020年5月11日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから67日目となる5月11日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(場所は明示せず)確認した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室との激しい戦闘の末、10日に奪われていたガーブ平原のタンジャラ村、マナーラ村を奪還した。

2日におよぶ戦闘では、シリア軍兵士36人、「信者を煽れ」作戦司令室戦闘員19人が死亡した。

これに関して、シリア軍筋は、SANA(5月11日付)に対して、シリア軍部隊がタンジャラ村にある「テロ・グループ」の拠点を攻撃し、大打撃を与えたことを明らかにした。

同筋によると、10日午前、フッラース・ディーン機構とトルキスタン・イスラーム党からなる「テロ・グループ」がタンジャラ村のシリア軍拠点を襲撃、これを制圧したが、シリア軍が直ちに応戦し、拠点を奪還したという。

一方、シリア軍は、ザーウィヤ山地方のフライフィル村一帯で塹壕を掘削していたシャーム解放機構の重機を攻撃した。

これにより、シャーム解放機構のメンバー2人が負傷したという。

また、ジスル・シュグール市近郊にあるシャーム解放機構の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘となった。

このほか、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌約55輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に二度に分けて新たに進入させた。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月11日付)を公開し、5月10日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2020をもとに作成。

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米軍部隊がハサカ県タッル・タムル町一帯でパトロール活動を敢行(2020年5月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍部隊がタッル・タムル町一帯でパトロール活動を敢行した。

パトロール部隊には米軍ヘリコプター1機が随行し、警戒活動にあたった。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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トルコはシリア人傭兵(国民軍戦闘員)の新規部隊をリビアに派遣(2020年5月10日)

シリア人権監視団は、トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)の新規部隊をリビアに派遣したと発表した。

新たに派遣されたのは、アレッポ県アターリブ市などの出身者で、スルターン・ムラード師団、スルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団などのメンバーだという。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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ハマー県でアル=カーイダ系の「信者を煽れ」作戦司令室がシリア軍を急襲し、2カ村を制圧(2020年5月10日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから66日目となる5月10日、ハマー県でシリア軍と新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室が交戦、無人航空機(ドローン)がイドリブ県を攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、フッラース・ディーン機構と「信者を煽れ」作戦司令室に所属する武装集団が9日深夜から10日未明にかけて、ガーブ平原のマナーラ村、タンジャラ村一帯のシリア軍拠点を急襲し、タンジャラ村を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、「信者を煽れ」作戦司令室はタンジャラ村に加えて、マナーラ村も制圧したという。

ドゥラル・シャーミーヤによると、「信者を煽れ」作戦司令室は、親政権民兵隊がマナーラ村周辺地域に進軍を試みたことを受けて反撃したという。

これに対して、シリア軍はただちに応戦し、フッラース・ディーン機構などと交戦するとともに、両村一帯、アンカーウィー村、クライディーン村、カーヒラ村を砲撃した。


この戦闘で、シリア軍兵士や親政権民兵の戦闘員32人(ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、中尉1人、少尉1人を含む26人死亡)、フッラース・ディーン機構側の戦闘員13人が死亡、またアンカーウィー村に対する砲撃で女性1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハマー県ガーブ平原での戦闘激化を受けて、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

また、無人航空機(ドローン)がハルーバ村を爆撃した。

爆撃を行ったドローンの所属は不明だが、ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)は、ロシア軍の無人航空機(ドローン)がイドリブ市やイドリブ県南部上空に飛来したと伝えた。

シリア人権監視団によると、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌55輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

ビンニシュ市東で、トルコの後援を受けるシャーム軍団の拠点複数カ所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘となった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラサーファ市近くでシリア軍の車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士多数が死傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県1件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(場所は明示せず)確認した。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月10日付)を公開し、5月9日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2020をもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が新たに死亡(2020年5月9日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との戦闘で死亡し、その遺体がトルコ占領下のアレッポ県北部に搬送されたと発表した。

これにより、リビアでの戦闘で死亡したシリア人傭兵(ムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザート師団、スライマーン・シャー師団)の数は268人となった。

なお、リビアに派遣されたシリア人傭兵の数は約8,000人、トルコがシリア領内に設置しているキャンプで、派遣に向けて教練を受けている傭兵は約3,100人に達しているという。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部で国民軍に所属する武装集団どうしが交戦(2020年5月9日)

ハサカ県では、ANHA(5月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員どうしが、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のダーウーディーヤ村・アリーシャ村間の地域で交戦した。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ハムザ師団とスルターン・ムラード師団の戦闘員。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県・イドリブ県境で住民を狙撃し殺害(2020年5月9日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから65日目となる5月9日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するミーズナーズ村一帯に展開するシリア軍部隊が、同村の住民1人を狙撃し、射殺した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、マアーッラト・ウルヤー村に潜入しようとしたシリア軍部隊を撃退した。

一方、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が県北部のシリア政府支配地域を砲撃した。

これに対して、シリア軍も反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県のキンダ村一帯を砲撃した。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月9日付)を公開し、5月8日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 9, 2020をもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県に新たな基地を建設(2020年5月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が兵站物資を積んだ大型トレーラーや装甲車など50輌あまりからなる車列をシャッダーディー市に違法に設置されている基地に派遣した。

また、カスラク村に違法に設置されている基地には、武器や装備を積んだ貨物機が着陸した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合軍が、ジャズラート村にこの数日間で300輌以上の車輌を派遣、新たな基地を設置した。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県サラーキブ市内にあるシリア軍拠点を砲撃(2020年5月8日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから64日目となる5月8日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配下のサラーキブ市内にあるシリア軍拠点を砲撃した。

トルコ軍はまた、兵站物資などを積んだ車輌数十両からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍が県東部の政府支配地域内に潜入していた自由人軍のメンバー2人を捕捉した。

また、フーア市近郊のサワーギヤ町にあるシャーム軍団の拠点が何者かの襲撃を受け、戦闘となった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダブスィー・アフナーン村で空軍情報部の士官1人が何者かの襲撃を受けて、殺害された。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月8日付)を公開し、5月7日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人(数値修正)。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国――数値修正)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 8, 2020をもとに作成。

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米トランプ政権はシリアへの制裁を1年延長(2020年5月7日)

米ホワイト・ハウスは声明を出し、「ドナルド・トランプ大統領がアサド政権に対する制裁を1年延長することに同意した」と発表した。

延長されたのは、2003年のシリア問責法に基づいて2004年に発動された制裁。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「マフルーフ氏とアサド大統領の対立は特に重要だ」(2020年5月7日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は記者会見で、「ロシアはアサドと共謀し、シリア戦闘員に加えて、おそらくシリア以外の国の戦闘員を装備とともにリビアに派遣している…。戦場はますます複雑さを増している」と批判した。

一方、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が経営に深く関わっているシリアテルやMTNが追徴課税を課せられている問題に関して、次のように述べた。

シリア大統領とマフルーフの対立は、後者がシリア経済を支配していることを踏まえると重要な問題だ…。アサドに近いマフルーフは、シリアを50年にわたり支配しているアラウィー派におけるビッグ・プレーヤーだ。

この対立には2通りの解釈が可能だ。第1は、「最後のわら一本がラクダの背中を折る」というものだ。そうであって欲しい。しかし、実際にそうだったとは考えていない。一方第2は、シリア政府がシリア・ポンドの暴落で大きな経済的圧力に晒されていて、燃料や日常的な食糧品を確保するのが困難になっている、というものだ…。我々はまだ結論に達していないが、21世紀最悪の体制が汚点を暴露しているという点で、前例のない動きだと考えている。

マフルーフとの対立は特に重要だ。なぜなら、シリア政府が、自らの住み処を浄化し、マフルーフのような人物から(粛清を)始めようとすることで、ロシアからの圧力に対応しようとする努力を見て取れるからだ。また、ロシアがこうした人物を支援し、アサドがやっていることに懸念を示しているとのいう噂にも注目している。

AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍と有志連合はダーイシュの次期カリフと目されていたアブドゥッラー・カルダーシュ氏をダイル・ザウル県で逮捕(2020年5月7日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、同軍が米軍主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県のザッル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の次期カリフと目されていたアブドゥッラー・カルダーシュ氏を拘束したと発表した。

なお、この人物が、ダーイシュ自身がアブー・バクル・バグダーディー氏死後に新カリフに就任したと発表していたアブー・イブラーヒーム・クラシーと同一人物なのかは不明。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がアルーク村の揚水所を再び止水、タッル・アブヤド市近郊を砲撃しシリア民主軍兵士1人を殺害、シリア軍兵士ら3人を負傷させる(2020年5月7日)

ハサカ県では、ANHA(5月7日付)によると、ラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所に駐留するトルコ軍部隊とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市およびその周辺地域への水道水の供給を停止した。

ANHAによると、トルコ軍と国民軍がアルーク村にある揚水所を止水するのは今回で6回目。

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ラッカ県では、ANHA(5月7日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市近郊のアフダクー村を砲撃、シリア軍兵士2人が負傷した。

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、この砲撃により、シリア軍兵士2人が負傷するとともに、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、1人が負傷したという。

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アレッポ県では、ANHA(5月7日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東の国境地帯で合同パトロールを実施した。


AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ではシャーム解放機構がシリア軍を砲撃し、兵士多数死傷(2020年5月7日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから63日目となる5月7日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がM4高速道路のタルナバ村からアリーハー市近郊に至る区間で合同パトロールを実施した。

パトロールの実施に合わせて、ロシア軍の無人航空機(ドローン)複数機が、バーラ村、アリーハー市、マストゥーマ村などの上空を旋回し、偵察活動を行った。

一方、シャーム解放機構は、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯に展開するシリア軍部隊を砲撃し、シリア軍側に複数の死傷者が出た。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、シャーム解放機構はカンスフラ村一帯に潜入しようとしたシリア軍部隊を迎撃し、兵士らを殺傷したという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、治安当局がムサーラマ家の青年を逮捕したことに抗議するデモがダルアー市内で発生した。

デモ参加者は、ダルアー市ダルアー・バラド地区とマハッタ地区を結ぶ街道を、タイヤを燃やすなどして封鎖した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・ジン村で何者かがシリア軍第4師団の兵士を襲撃、殺害した。

AFP, May 7, 2020、ANHA, May 7, 2020、AP, May 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 7, 2020、Reuters, May 7, 2020、SANA, May 7, 2020、SOHR, May 7, 2020、UPI, May 7, 2020などをもとに作成。

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