シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のカタナー市で、ドゥルーズ派が経営する複数の店舗のシャッターなどに、何者かによって脅迫的な文言が書き込まれる事件が発生した。
書かれた文言には「戻ってくるぞ」「ドゥルーズ=ユダヤ人」「開けるな、血が流れるぞ」などがあり、住民の間に強い不安と恐怖が広がっている。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県では、前政権の国防隊の一つカラムーンの盾旅団の司令官だったラーミズ・バフブーフ氏がナブク市で銃で撃たれ殺害された。
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シリア人権監視団によると、アレッポ県では、治安部隊がハーン・アサル村で、違法薬物の取引に関与したとされる犯罪組織に対して大規模な強制捜索を実施し、銃撃戦の末に2人を殺害、他数人を拘束、大量の違法薬物と武器を押収した。
また、ヒムス県でも南東部で治安部隊が武装グループが激しく交戦、1人を殺害、1人を拘束した。
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シリア人権監視団によると、ダルアー県では、タファス市で、地元武装グループの元指導者の兄弟2人を含む3人がが、同グループのメンバーだった家族によって殺害された。
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シリア人権監視団によると、タルトゥース県では、バニヤース市郊外のバイダー村付近で、アラウィー派の男性がオートバイに乗った武装グループの銃撃を受けて死亡した。
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シリア人権監視団によると、ハマー県では、サルハブ市で、前政権の協力者と非難を受けていたアラウィー派の男性が銃撃され、死亡した。
また、マラフ町の30代女性の遺体が、サルハド市に至る街道で発見された。
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シリア人権監視団によると、スワイダー県では、イラー村で地元の部族どうしの銃撃戦が発生し、10歳の子どもが流れ弾で死亡した。
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シリア人権監視団によると、ラタキア県では、治安部隊はジャブラ市で前政権の国防隊の幹部だったフィラース・ムフィード・サイード容疑者を逮捕した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の防空システムがイランから飛来した無人航空機やミサイルをシリア領空で迎撃し、ナブア・サフル村、アイン・ティーナ村、スワイサ村などで複数回の爆発が確認された。
また、ガディール・ブスターン村で無人航空機1機が撃墜された。
また、車輌3台と兵士15人からなる地上部隊がジュバーター・ハシャブ村に侵入し、村の入口に検問所を設置した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サニーム・ハッフ地区にミサイルが落下し、激しい爆発が発生した。
また、マジュダル村に無人航空機1機が墜落した。
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ダルアー県は、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がサフム・ジャウラーン村近郊、タファス市、ヤードゥーダ村、イズラア市近郊で無人航空機それぞれ1機ずつを撃墜した。
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SANAも、ダルアー県のダルアー市とヤードゥーダ村の間の地域、サフム・ジャウラーン村、タファス市、アジャミー村、ジッリーン村、そしてダルアー市西のヤルムーク郊外地区に近いマフタラ地区などに、イランとイスラエルの航空戦によって破壊されたミサイルなどの残骸が落下したと伝えた。



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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アームーダー市上空に無人航空機1機が飛来した。
これに対して、重火器や対空装備を積んだ28台の貨物車輛からなる米主導の有志連合の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラクからシリア領内に進入、カスラク村の基地に向かった。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合の部隊が、シャンナーン村近郊の砂漠の上空でイランが発射したと見られるミサイル1発を迎撃し、ミサイルは民家の近くに落下した。
また、有志連合は防空システムでタヤーナ村近郊の砂漠地帯上空に飛来したイラン所属と見られる無人航空機1機を撃墜した。
さらにこれと前後して、県東部のフライティム地区にも同様の無人航空機1が飛来し、有志連合が撃破した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が18日深夜から19日未明にかけてシリア民主軍とともに、カラーマ村で特殊空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の武器輸送部門の責任者1人を逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに所属すると見られるオートバイに乗った武装グループが、呪術を行っていたとされる女性2人を殺害した。
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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の麻薬撲滅部隊が緊急対応部隊(HAT)とともに、ハサカ県ハサカ市のアズィーズィーヤ地区、ヌシューワ地区、グワイラーン地区で大規模な治安作戦を実施し、麻薬密輸グループのメンバー10人を逮捕し、大量の麻薬類、武器、通信機器、薬物使用器具を押収した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市で住民1人がアフマド・シャルア移行期政権傘下の武装グループによって誘拐され、その後殺害された。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ダーリー村の貯水井戸内で、前政権時代に殺害されたと見られる身元不明の8人の遺体が発見された。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ルハイバ市に設置されている検問所の要員が、旧政権時代と同じように通過する車の運転手から「みかじめ料」を徴収しているとして、そのことを裏づける映像を公開した。
徴収は旧シリア軍第4師団を想起させるという。
また、ナブク市で正体不明の武装グループが前政権の国防隊に協力していたとされる男性1人を銃で撃ち殺害した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局傘下の治安グループがアレッポ市近郊のナイラブ・キャンプで、武器が隠されているとして民家1棟に押し入り、なかにいた女性に暴行を加え、窃盗を働いた。
アレッポ県では、前政権のシャッビーハを想起させるこうした犯罪が増えているという。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアイスラ村で正体不明の武装グループが民家を襲撃し、住民1人を拉致、その後殺害した。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍はダルアー県のタファス市上空でイランの無人航空機1機を、ナーフィア村上空で2機を撃墜した。
イスラエル軍はまた、クナイトラ県のサイダー・ジャウラーン村上空でイランの無人航空機3機を撃墜した。
同監視団によると、イスラエル軍はさらにダルアー県のヤードゥーダ村、マサーキン・ジャリーン村、ジャースィム市でもイランの無人航空機を撃破した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がジュバーター・ハシャブ村に近いシャハール森林地帯に軍用車輛や重機で侵入し、大規模伐採作業を実施した。
作業は少なくとも500ドゥーナムに及び、松などの樹木が伐採された。
イスラエル軍はまた、クードナ村とアスバフ村を結ぶ街道に土塁を積み、これを封鎖した。
イスラエル軍はさらに、クードナ村東のアフマル丘にイスラエル国旗を掲揚した。
これに加えて、イスラエル軍地上部隊は、東サムダーニーヤ村に侵入し、同村とアジュラフ村を結ぶ街道に検問所を設置した。
イスラエル軍はこのほかにも、以下3方面からシリア領内に侵入、展開した:マスハラ村の西、ジャッバー村の南にあるブフース道路沿いに、戦車および四輪駆動の軍用車輌を伴う部隊が展開、西サマダーニーヤ村方面に、戦車2輌とハンヴィー(HMMWV)1輌が侵入、ムシャイリファ村に、軍用車輌10台からなる部隊が侵入。
加えて、ラスム・ハワーリド村に戦車4輌と軍用車輌2台を伴う部隊が進入し、マスハラ町に向けて移動中だという。
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シリア人権監視団は、イスラエル軍がクナイトラ県、ダルアー県に散布したビラの画像を公開した。
ビラには以下の通り記されている。
親愛なる住民の皆さん
地域における最近の治安状況を受け、同空域は封鎖中である。
ドローンなどの無人航空機の使用はすべて、敵対的な標的と識別され、対処および攻撃の対象となり、使用者および地域全体が危険にさらされる可能性がある。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンスーラ村で正体不明の武装グループが前政権の協力者とされる人物1人を銃で撃ち殺害した。
また、サフィーラ市近郊のスバイヒーヤ村交差点で、市民1人が武装グループによって銃で撃たれて死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市クスール地区で17日に正体不明の武装グループによって拉致されていたムルシド派の50歳代の農業技師が殺害され、遺体で発見された。
また、ムフターリーヤ村では、20歳代の若い女性が自宅で何者かによて首を閉められて死亡、遺体で発見された。
このほかにも、ヒムス市のタドムル交差点・ダーヒヤ地区間から南東部郊外に至る地域で、内務省総合治安局と武装グループが激しく交戦した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サヌーバル村に100人あまりからなる内務省総合治安局の部隊が突入し、住民に暴行を加え、若い男性9人を逮捕した。
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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、ダイル・ザウル県のムハイミーダ村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが同地の民政評議会の車を襲撃、職員1人を殺害したと発表した。
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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは、麻薬撲滅部隊がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市で特殊作戦を実施し、麻薬密売グループのメンバー複数を逮捕、武器などを押収した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合は、北・東シリア地域民主自治局のラッカ市当局に対して、ラッカ市北の穀物サイロに設置されている刑務所に収容されていたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員の移送が完了したことを受けて、サイロに至る橋を再開するよう要請した。
この橋は、閉鎖されてから4年以上が経過していた。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊がハミーディーヤ村の民家15棟を基地近くにあるとして破壊した。
また、兵員輸送車4輌からなる部隊が、東サムダーニーヤ村に侵入、複数の住居に対して強制捜査を行い、市民2人を逮捕、連行した。
イスラエル軍地上部隊はさらに、タルジャナ村とアマル農場からマンタラ・ダムに至る街道一帯に侵入し、道路を封鎖した。
一方、イスラエル軍はサイダー・ジャウラーン村近郊に飛来したイランの無人航空機1機を撃破した。
イスラエル軍はまた、ラフィード町上空でイランの無人航空機2機を迎撃し、これを破壊、残骸が村の東部に落下した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イランの無人航空機2機がハイト村に、1機がハフスィーン村に墜落した。
また、4機がクサイル村上空でイスラエル軍の迎撃を受け、一部が撃墜され、墜落した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、上空でイスラエル軍がイランのミサイルを迎撃する爆発音が複数回にわたって確認された。
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スワイダー24によると、アウス村近郊に弾道ミサイルの残骸が落下した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタルトゥース市のコルニーシュ地区にあるカフェで、経営者が女性に暴行を加えた同局隊員を店から追い出そうとしたが、逆に隊員らから暴行を受けた。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、国防省傘下の武装グループがラフターヤー村の住民をヒルバト・ティーン・ヌール町に連行し、即決処刑した。
マシュラファ村一帯で、正体不明の武装グループが住民を襲撃、4人を殺害し、2人を負傷させた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダイル・ザウル市で厳戒態勢を敷いた。
市の東側にある拘置所から逮捕者らが脱走したのを受けたもの。
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沿岸部では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダッアース・ダッアース容疑者(前政権の総合情報部幹部)を逮捕した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属するハムザ師団とスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)からなる合同部隊が、ナイラビーヤ村を強襲し、指名手配者(北・東シリア地域民主自治局の協力者)を捜索するとして、住宅を強制捜査し、女性らに尋問した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、クドスィーヤー市で内務省総合治安局の隊員がダイル・ザウル県出身の一家に暴行を加えた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがサナマイン市で国防省の兵士1人を自宅前で銃で撃ち殺害した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ルクヌッディーン区で15歳の青年が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。
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イナブ・バラディーは、シリア南部で、イスラエルとイランのシリア上空での攻防で落下・墜落したミサイルや無人航空機を取材するメディア活動家らがイスラエル軍によって拘束される事件が発生したと伝えた。
同サイトによると、6月14日、+963メディアの特派員を務める活動家のナーディル・ダッブー記者(アブー・マアン・ハウラーニー)と、メディア活動家のヌール・ジャウラーン氏が、クナイトラ県でイラン製の無人航空機がシリア領内に墜落した様子を取材し、被害を受けた民間人を記録していたところをイスラエル軍に追跡され、尋問を受けた。
この事件に関して、シリア人ジャーナリスト協会は6月15日付の
声明で、「イスラエル軍によるシリア領内で記者への度重なる深刻な侵害が行われている」として厳しく非難、国際的な独立調査の実施と責任者の処罰を求めた。
同協会によれば、これらの侵害行為は国際人道法における犯罪に該当し、記者の安全を保障するジュネーブ条約第一追加議定書の第79条および第51条に違反しているという。
ダッブー記者はシリア人ジャーナリスト協会内の報道の自由センターへの証言で、「我々は、シリア領内の民間地域にいたにもかかわらず30分以上にわたって追跡され、軍事区域に侵入したとして尋問された」と語った。
また、この事件に関して、クナイトラ県に住む活動家アフマド・カイワーン氏は、イスラエル軍が記者2人を追跡中に、クードナ村で若者2人と子ども1人も逮捕したことを明らかにした。
子どもは直後に釈放されたが、拘束中にイスラエル軍から拷問を受けたという。
一方、2人の若者もダッブー氏らと関係ないことが確認され、同日夜に釈放された。
なお、シリア人ジャーナリスト協会によると、アサド政権が崩壊して以降、銃撃、逮捕、暴行、機材の押収、報道妨害といったイスラエル軍による記者への侵害行為は4件を記録しているという。
2024年12月25日には、クナイトラ県のスワイサ村で抗議行動取材中に、メディア活動家のアリー・ナッジャール氏がイスラエル兵に撃たれて足を負傷した。
また、2025年1月8日には、フランス人カメラマンのシルヴァン・メルカディエ氏と、シリア人記者ムハンマド・ファイヤード氏が、クナイトラ県ハミーディーヤ村で取材中に拘束された。
さらに、記者のユースフ・ガリービー氏が2人の同僚とともに取材を妨害され、暴行を受け、機材を押収された。
ガリービー氏は、住民の協力で逃げることができたが、後にイスラエル軍からノートパソコンのパスワードを電話で要求され、身の安全のためにやむなく提供したという。
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SANAによると、ダルアー県では、ナワー市とヒルバト・カイス村に無人航空機2機が墜落し、一部の住宅に物的被害が発生した。
また、ナーフィア村の農地にも無人航空機2機が落下したが、人的被害は報告されていない。
さらに、ジャースィム市周辺では、国内避難民(IDPs)のテント近くにミサイルの残骸が落下し、テントが一部炎上した。
死傷者はなかった。
このほか、クナイトラ県のムシャイダ村近郊でも、残骸が落下した。





また、シリア人権監視団によると、ダルアー県上空をイスラエル軍戦闘機が低空飛行で旋回した。
さらに、サイダー町の兵力引き離し地域(AOS)の境界線(Line A)に設置されている国連兵力引き離し部隊(UNDOF)の拠点の近くにイランの無人航空機1機が墜落し、火災が発生した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は兵力引き離し地域(AOS)の境界(Line A)上空に接近したイラン所属と見られる無人航空機1機をアブー・ラジャム村近くで撃墜した。
一方、装甲車4輌からなるイスラエル軍部隊がクナイトラ県の東サムダーニーヤ村に侵入し、民家などを捜索、若い男性2人を逮捕し、連行した。
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スワイダー県では、スワイダー24によると、ラーミー村に隣接する渓谷地帯やダーラ村・サカーカー村間の農村地帯にミサイルの残骸が落下、またアリーカ村近郊でイランの無人航空機1機がイスラエル軍に撃墜された。
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SANAによると、ダイル・ザウル県では、治安部隊が、国防省部隊と連携し、法律違反者、テロ、誘拐、麻薬流通に関わる犯罪者らに対する包括的な治安作戦を開始した。
SANAによると、この作戦で、法律違反者、誘拐組織、麻薬密売人など複数名を逮捕、大量の武器・弾薬を押収した。





一方、シリア人権監視団によると、スバイハーン市で、内務省総合治安局がカーティルジー・クループ社の民兵の司令官だったウマル・バドル・ハーリド容疑者を逮捕した。
また、内務省の治安部隊がマヤーディーン市で治安作戦を実施し、「イランの民兵」のスリーパーセルのメンバー21人、前政権と取引のあった商人らを逮捕した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループが15日深夜から16日未明にかけてハマー市クスール地区で前政権の内通者とされる住民1人を殺害した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カムーナ国内避難民(IDPs)キャンプで女性とその夫が何者かによって銃で撃たれて死亡した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、15日深夜から16日未明にかけて、ザーキヤ町の前町長がオートバイに乗った2人組の襲撃を受けた。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ムフターリーヤ村で30歳代のアラウィー派の住民1人が銃で撃たれて死亡した。
また、ヒムス市では、内務省総合治安局が民間の自動車1台に向けて発砲し、1人を殺害、4人を負傷させた。
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『ワシントン・ポスト』によると、2012年8月に首都ダマスカス近郊で消息を絶ったフリージャーナリストのオースティン・タイス氏に関して、アサド大統領の戦略問題担当顧問のバッサーム・ハサン氏が、2025年4月にFBIとCIAの尋問を受け、その際、タイス氏が一時的に収監施設から脱走した後、アサド大統領から殺害命令を受け、これを部下に伝え、2013年に殺害が実行されたと証言したと伝えた。
米当局は、この証言の真偽を確認中であり、裏づけとなる証拠は得られていないという。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がベドウィンの民兵とともに、13日晩にアクラード・ダーサニーヤ村を襲撃して逮捕していた住民1人が遺体で発見された。
遺体には拷問を受けた跡があり、頭を銃で撃たれていた。
また、ヒルバト・スーダー村で女性1人と子ども7人を含む11人の遺体が埋葬された集団墓地が発見された。
さらに、ヒムス市とミスヤーフ市を結ぶ街道に設置されている内務省総合治安局の検問所にいた武装グループが、アラウィー派の住民に帰属宗派を尋問、この住民に向けて発砲し、殺害した。
このほか、内務省総合治安局がベドウィンの民兵とともに、13日晩にアクラード・ダーサニーヤ村を襲撃して逮捕していた住民1人が遺体で発見された。
遺体には拷問を受けた跡があり、頭を銃で撃たれていた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、14日深夜から15日未明にかけてハマー市のクスール地区で若い男性(旧シリア軍の予備役兵)が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。
また、ハマー市のアンダルス地区でユースフ・アスファル前人民議会議員が武装グループに拉致された。
これを受けて、ハマー市のアースィー広場の県庁舎前で住民数十人が、市内での誘拐、殺人、強盗に抗議し、誘拐されたユースフ・アスファル前人民議会議員の消息を調査するよう要求した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った武装グループがシャイフ・サアド村の農地で働いていた男女2人を銃で撃ち殺害した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のビスィーン村を内務省総合治安局が強襲し、2人(ファーディー・サクル氏と息子)が殺害された。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク国境に面するブーカマール市近郊の砂漠地帯にあるアフマド・シャルア移行期政権の軍事拠点1ヵ所がロケット弾による攻撃を受け、同地に展開する新生シリア軍の第86師団の兵士1人が負傷した。
ロケット弾攻撃は、イラク領内の国境地帯に展開するイラクの人民動員隊の部隊が行ったもので、新生シリア軍はロケット弾が発射された地域に重機関銃などで応戦、また米主導の有志連合のヘリコプター複数機が上空を旋回し、警戒にあたった。
また、これを受け、シャルア移行期政権の当局は、ユーフラテス川西岸の支配地と北・東シリア地域民主自治局/シリア民主軍の支配下にあるユーフラテス川東岸を結ぶサーリヒーヤ町の通行所以外のすべての通行所を封鎖した。
閉鎖されたのは、ムーハサン市・ダフラ村、ブーライル村・スブハ村、バクラス村・シュハイル村、マヤーディーン市・ズィーバーン町、アシャーラ市・ダルナジュ村、ブーカマール市・ブーガーズ村間のすべての橋上・水上通行所。
「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治局の支配地に侵入するのを阻止するためだという。
だが、数時間後、閉鎖されていた通行所は再開された。
また、内務省総合治安局が人民動員隊に対処するため、増援部隊を乗せた車列を国境地帯に派遣した。
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一方、SANAによると、イラクとの国境にあるダイル・ザウル県のブーカマール国境通行所(イラク側はアンバール県カーイム国境通行所)が再開され、旅客やトラックの通行が開始された。
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