トルコ軍の無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ県のカラ・クーザーク橋一帯、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃(2025年4月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカラ・クーザーク橋一帯、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

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シリア民主軍、アサーイシュがダイル・ザウル県でダーイシュに対する治安作戦を実施(2025年4月30日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが声明を出し、ダイル・ザウル県内の陣地がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの襲撃を受けて、兵士5人が死亡したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターはまた、別の声明でガラーニージュ市にある陣地を襲撃したダーイシュのスリーパーセルを撃退したと発表した。

シリア人権監視団によると、いずれの攻撃もガラーニージュ市の陣地に対して行われた。

一方、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、ジャルズィー村で治安作戦を実施し、11人を逮捕した。

また、アズバ村では、アサーイシュの緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)が、米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー3人を逮捕した。

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ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市で麻薬撲滅部隊が麻薬密売者1人を逮捕した。

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ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で、シャルア移行期政権の国防省予備部隊とドゥルーズ派からなる地元の武装グループが激しく交戦、40人あまり死傷:スワイダー県でもドゥルーズ派が標的に(2025年4月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市および周辺一帯で、アフマド・シャルア移行期政権の国防省予備部隊とドゥルーズ派からなる地元の武装グループが29日夜から30日未明にかけて激しい戦闘を続けた。

戦闘激化を受けて、内務省総合治安局が外出禁止令を発出した。

これにより、双方合わせて22人(うち16人が国防省予備部隊兵士・内務省総合治安局隊員、6人がドゥルーズ派住民)が死亡、15人あまりが負傷した。

また、内務省総合治安局は大規模な捜索活動を実施し、40人あまりの住民を逮捕、連行した。

一方、SANAは、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市にある内務省総合治安局の検問所が29日晩に法律違反者のグループの襲撃を受けて、隊員3人が負傷したと伝えた。

また、別のグループが同市の農地に展開し、民間の車輌や内務省総合治安局の車輌に向けて発砲し、6人が死亡、複数が負傷した。

保健省広報局によると、法律違反者のグループの襲撃による死者は11人、負傷者多数に上った。

これに対して、内務省総合治安局はアシュラフィーヤト・サフナーヤー市一帯に増援部隊を派遣し、すべての街区に展開、多数を逮捕した。




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スワイダー県では、シリア人権監視団スワイダー24によると、国防省予備部隊、内務省総合治安局がダウル村に対して、無人航空機などで攻撃を加え、ドゥルーズ派の宗徒3人が負傷した。

これと前後して、ブラーク村に近い、首都ダマスカスとスワイダー県を結ぶ街道で、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市の住民を守るために同市に向かっていた地元武装集団の車列が武装グループの要撃を受けて、若者多数が死亡した。

戦闘では、車列を襲撃した武装グループのメンバー少なくとも8人も死亡した。

また、アフマド・シャルア移行期政権を支持する武装グループが、ドゥルーズ派が住むラッサース村と大スワラ村の民家を襲撃した。

さらに、国防省所属の第40師団の部隊が内務省総合治安局の部隊とともに、大スワラ村内に展開した。

一方、SANAによると、法律違反者のグループがスワイダー県とダルアー県を結ぶ高速道路近くで内務省総合治安局を襲撃、2人を殺害した。

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SANAによると、ダマスカス郊外県、スワイダー県、ダルアー県、クナイトラ県の各知事と地元の名士らが会合を開き、ジャルマーナー市やアシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘を収束させるための原則合意を交わした。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県ジュバーター・ハシャブ村方面に侵攻(2025年4月29日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、軍用車輛4台からなるイスラエル軍地上部隊が28日深夜から29日未明にかけて、フッリーヤ街道から砕石所街道を経て、ジュバーター・ハシャブ村方面に侵攻した。

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アレッポ市などで正体不明の武装グループが住民らを相次いで殺害(2025年4月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のザブディーヤ地区で2人組の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

また、アレッポ市スッカリー地区で前政権のシリア軍の協力者とされる男性1人が武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

さらに、アレッポ市のマサーキン・ハナーヌー地区では、シャーム自由人イスラーム運動のメンバー1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タルナバ村近郊で、前政権によって殺害されたと見られる住民3人が埋葬された集団墓地が発見された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、28日に誘拐されていたカルフィース村の若い男性が、正体不明の武装グループによって銃で殺害され、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スライヒーン村で正体不明の武装グループが若い男性1人(前政権の軍事情報部の職員)を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のムハージリーン地区出身のきょうだい2人がダイル・バアルバ地区で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県でのダーイシュによるテロ活動活発化を受けて治安措置を強化(2025年4月29日)

ANHAによると、シリア民主軍はダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)によるテロ活動活発化を受けて、治安措置を強化すると発表した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダフラ村で正体不明の武装グループが重員1人を銃で撃ち殺害した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、昨年に兵士5人が死亡していたと新たに発表した。

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ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒジュリー師はダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘を「憎むべきテロ攻撃」と断じたうえで、「暫定政権は何をしているのか」「なぜ決定を包み隠すのか」と非難(2025年4月29日)

ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師は、ムワッヒド・ドゥルーズ・ムスリム精神指導部のフェイスブック・アカウントを通じて声明を出し、預言者ムハンマドを侮辱した録音データの拡散を契機に発生したダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘に関して、タクフィール主義テロ一味によって殺害された無辜の住民に哀悼の意を捧げるとともに、「憎むべきテロ攻撃」として強く非難した。

ヒジュリー師はまた、アフマド・シャルア移行期政権のもとで続く虐殺と不安定が偶発的なものではなかったとしてうえで、「裏切者認定」の新たな風潮を非難、「暫定政権は何をしているのか」「なぜ決定を包み隠すのか」と非難した。

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一方、SANAによると、ドゥルーズ派のシャイフ・アクル府が声明を出し、あらゆる侮辱を拒否するとしたうえで、「祖国の敵」による行為であり、その「目的は分断」、「シリアの愛国的インフラの解体」にあると批判した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘に呼応するかたちでスワイダー県のサアラ航空基地を正体不明の武装グループが襲撃(2025年4月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データの拡散に伴うダマスカス郊外県のジャルマーナー市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での混乱に関連して、正体不明の武装グループがサアラ航空基地を迫撃砲などで攻撃した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市に続いて、サフナーヤー市とアシュラフィーヤト・サフナーヤー市でも激しい戦闘(2025年4月29日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サフナーヤー市とアシュラフィーヤト・サフナーヤー市で28日深夜から29日未明にかけて、地元の武装グループがアフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の検問所1ヵ所を襲撃、激しい戦闘となった。

これを受けて、内務省総合治安局は両市で午後11時から翌朝まで外出禁止令を発出した。

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法務省は預言者ムハンマドを侮辱した録音データの発信者をドゥルーズ派の宗教指導者の1人マルワーン・キーワーン師と特定し、同師に対して逮捕状を発行:キーワーン師は関与を否定(2025年4月29日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、法務省は、預言者ムハンマドを侮辱した録音データの発信者をドゥルーズ派の宗教指導者の1人マルワーン・キーワーン師と特定し、同師に対して逮捕状を発行した。

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これに対して、キーワーン師は、シリア化学兵器記録センター所長のザーヒル・サーキト氏(准将)のXを通じて、関与を否定する映像を公開した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘収束に向け、シャルア移行期政権と地元の名士らが合意(2025年4月29日)

SANA、ジャルマーナー・ニュース・ネットによると、犠牲者や被害者の補償、加害者の処罰、事件の真相のメディアでの発表を骨子とする合意が成立した。

合意は、アフマド・シャルア移行期政権のアーミル・シャイフ・ダマスカス県知事の名代として、東グータ郡高官のムハンマド・アリー・アーミル氏が、ダマスカス郊外県の政治問題局長のアフマド・トゥウマ氏とともに、ジャルマーナー市の名士やドゥルーズ派の宗教指導者らとの会談で交わされた。

その内容は以下の通り。

市内で殺害された若者たちの遺族に対し、権利の回復と損害の補償を保証する。
攻撃に関与した者の責任追及と、正規の手続きに従って司法に引き渡す努力を行うことを約束する。
事件の実態をメディアで明らかにし、あらゆるかたちの扇動を抑制する。
民間人の往来のためダマスカス県とスワイダ県間の交通の確保に努める。


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ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データが拡散:ダマスカス郊外県ジャルマーナー市で、ドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが強まり、戦闘に発展、30人あまりが死傷(2025年4月29日)

シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データが拡散されたことを受けて、ダマスカス郊外県のジャルマーナー市で、ドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが強まり、28日深夜から29日未明にかけて、武装グループと地元住民(ドゥルーズ派)を軽火器や中火器で激しい撃ち合いとなった。

事態に対処するため、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(新シリア軍)の大規模部隊がジャルマーナー市一帯に集結し、戦闘を収束させようとして一部街区を砲撃した。

また、内務省総合治安局の部隊が、違反行為の阻止と外出禁止令を発出するためにジャルマーナー市一帯に展開した。

戦闘を受けて、住民がドゥルーズ派の学生らがジャルマーナー市から避難した。

一連の戦闘で、住民7人、武装グループのメンバー(移行期政権予備部隊の兵士)7人が死亡、住民15人を含む複数人が負傷した。

なお、音声データの拡散を受けて、アレッポ大学とヒムス大学の大学寮などでもドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが見られた。

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SANAによると、内務省は報道声明を出し、預言者ムハンマドを侮辱した録音データが拡散された件について、重大な関心を持っているとしたうえで、関係当局が、録音データの声の主を特定するための調査を行っていると発表した。

内務省はまた、声明のなかで、預言者の地位を擁護した市民や宗教関係者に謝意を示すとともに、公共の秩序を守り、治安の紊乱、個人の命や財産を脅かさないよう強調した。

内務省はさらに、この件を受けて、ジャルマーナー市一帯で、同市内外の武装グループどうしが断続的に交戦、これにより同地に展開していた内務省総合治安局の隊員を含む複数の死傷者が出たと発表した。

また、これに対して、総合治安局の複数の部隊が国防省部隊の支援を受けて、戦闘を収束させ、住民を守り、社会平和を維持するために同地に展開し、同様の事件が再発するのを阻止するために封鎖措置が講じられるとともに、法律違反者の追跡が行われたと付言した。


一方、宗教関係省は、この件について声明を出し、本件を引き続き注視するとともに、宗教的・国家的アイデンティティの根幹をなす聖地や宗教的象徴の保護に深い関心を寄せていると発表した。

SANAによると、法務省は声明を出し、この事件について、預言者ムハンマド(彼に平安あれ)への侮辱行為に対して決して寛容な姿勢を取らないと表明した。

また、宗派対立を煽る者たちを裁くために、正当な手段として司法制度に訴えることの重要性を強調した。

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イスラエル軍のザミール参謀総長:シリア南部、沿岸部、イラク国境地帯にトルコ、同胞団、スンナ派の軍事基地を設置しないこと、トルコがシリア国内の軍・治安面でのプレゼンスを放棄することで合意した(2025年4月28日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、イスラエル軍のエヤル・ザミール参謀総長はトルコとの間でレッドラインについて合意したことを明らかにした。

ザミール参謀総長によると、レッドラインとは、シリア南部、沿岸部、そして南部からイラク国境に至る地域にトルコ、同胞団、スンナ派の軍事基地を設置しないこと、トルコがシリア国内におけるあらゆる軍・治安面でのプレゼンスを放棄することを骨子とするという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がカルアト・ジャンダル村東の「アイン・ブルジュ」の名で知られる旧シリア軍第36特殊連隊の陣地複数ヵ所を爆破する一方、ブルブル山の山頂に新たな陣地を設置した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)がスワイサ村近郊に展開する車輌連隊、戦車連隊内で査察を実施した。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル県ジャズラト・ミーラージュ村でシリア民主軍の陣地を襲撃し、自衛部隊の隊員5人を殺害、1人を負傷さ(2025年4月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがジャズラト・ミーラージュ村の川床に設置されているシリア民主軍の陣地を襲撃し、自衛部隊の隊員5人を殺害、1人を負傷させた。

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トルコ軍の無人航空機1機がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を爆撃(2025年4月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機1機がティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

同地では、アフマド・シャルア暫定大統領とシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官がシリア民主軍の移行期政権への統合に合意した3月10日以降、戦闘は収束していた。

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ラタキア県、アレッポ県、ハマー県、ダマスカス郊外県などで住民の殺害相次ぐ(2025年4月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、70歳代の男性がジャブラ市近郊のルマイラ村の自宅前で正体不明の武装グループによって殺害された。

また、3月のアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊によるアラウィー派住民への虐殺のなかで、殺害されたと見られるアラウィー派住民6人を遺棄した集団墓地がカルダーハ市近郊のブスターン・バーシャー村で発見された。

一方、SANAによると、アイン・バイダー町で内務省総合治安局が旧シリア軍第25特殊任務師団に所属していたムハンマド・ジャウダト・シハーダ容疑者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のアレッポ大学の職員が前政権とつながりがあったと疑われ、正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市でアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊の兵士が民家に押し入ろうとして、警官に射殺された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ディーマース町で、1ヵ月前に誘拐され、行方不明になっていた男性が即決処刑され、遺体で発見された。

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ダルアー県では、SANAによると、ラジャート高原一帯で内務省総合治安局が法律違反者、誘拐犯、窃盗犯らに対する治安作戦を実施した。

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アレッポ県アフリーン市でシリア国民軍ムウタスィム師団の本部が正体不明の武装グループの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡、4人が負傷(2025年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフリーン市でシリア国民軍に所属するムウタスィム師団の本部が正体不明の武装グループの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡、4人が負傷した。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県アズバ村、ガラーニージュ市を強襲し、アズバ村の議会議長とガラーニージュ市長を逮捕(2025年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がアズバ村、ガラーニージュ市を強襲し、アズバ村の議会の議長とガラーニージュ市長を逮捕した。

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シリア人権監視団:今年に入って帰属する宗派を理由に殺害された人の数は210人に(2025年4月27日)

シリア人権監視団は、今年に入って、帰属する宗派を理由に殺害された人の数が210人(うち男性197人、女性10人、子ども3人)に達していると発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のフサイナート地区で正体不明の武装グループが前政権の関係者2人を銃で撃ち殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、バイト・サギーラ村で正体不明の武装集団が、若い男性1人が銃で撃たれて死亡した。

また、フィドユー村で内務省総合治安局が誤射し、若い男性1人が死亡した。

さらに、ジャブラ市で正体不明の武装グループが若い男性を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、前政権の国防隊が首を斬って殺害した住民17人の遺体が発見された。

また、オートバイに乗った2人組の武装グループがヒムス市のフルン・ナーズィヒーン地区の民家に向けて発砲し、女性1人を殺害した。

さらに、タッルカラフ市近郊のマスィーダ村で内務省総合治安局が検問で制止を振り切ろうとした2人を銃で撃ち、1人が即死、1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のジュマイリーヤ地区で、レバノンのヒズブッラーの元メンバー1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフワ村とウンム・ワラド村を結ぶ街道で、オートバイに乗った正体不明の武装グループが若い男性1人を殺害した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県でルワイヒーナ村近郊で男性とその妻、そして子どもらに暴行を加えたうえに逮捕、イスラエル領内に連行(2025年4月26日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がルワイヒーナ村近郊で男性とその妻、そして子どもらが乗った車を追跡、暴行を加えたうえに逮捕、イスラエル領内に連行した。

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アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯で、シリア民主軍と、シリア国民軍スルターン・ムラード師団が交戦し、スルターン・ムラード師団の戦闘員1人が死亡(2025年4月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン・ダム一帯で、シリア民主軍と、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団が衝突、交戦し、スルターン・ムラード師団の戦闘員1人が死亡した。

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ダマスカス県アッシュ・ウルール地区でアラウィー派の若者らに向けて銃を発砲、4人が死亡(2025年4月26日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、車に乗った正体不明の武装グループにアッシュ・ウルール地区でアラウィー派の若者らに向けて銃を発砲、4人が死亡した。

また、ハサカ県出身のきょうだいが何者かによって撃たれて、1人が死亡、1人が負傷した。

このほかにもと、首都ダマスカスとスワイダー県を結ぶ街道で、スワイダー県出身の3人が正体不明の武装グループによって誘拐され、2人が銃で撃たれて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブーカマール市昨日のハリー村で治安作戦を実施し、イラクから武器や麻薬を密輸しているグループのメンバー4人を逮捕した。

また、シャアファ村では、女性1人が遺体で発見された。

さらに、内務省総合治安局は、「イランの民兵」とつながりがあったとして、隊員数十人を解雇した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャッアール地区で「イランの民兵」の元メンバーが正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市のマタール地区で、正体不明の武装グループが前政権時代のシリア軍第4師団の元兵士1人を殺害した。

また、ナワー市では、前政権の中央委員会のメンバーらに暴行を加えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クタイラビーヤ町で、14歳の少年が何者かによって殺害された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、2日前に誘拐された30歳代の男性1人が遺体で発見され、ヒムス市ザフラー地区の病院に収容された。

一方、SANAによると、県治安局が前政権のアッサーフ・イーサー・ナイサーニー少将を逮捕した。

また、内務省総合治安局は、クサイル市でレバノンから貨物車輛1台によって運び込まれ、隠されていた武器を押収し、密輸に関与していた複数人を逮捕した。

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シリア人権監視団は、4月に入ってから、アフマド・シャルア移行期政権の刑務所で、ダルアー県やダイル・ザウル県出身の前政権の関係者7人が拷問を受けるなどして死亡したと発表した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県各所に侵入(2025年4月25日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がアイン・バイダ村に至る交差点一帯に展開し、検問所を設置、通行人や車への尋問を行った。

イスラエル軍はまた、車輌3台でジュバーター・ハシャブ村に侵入した。

イスラエル軍はさらに、マンタラ・ダムに至る街道近くに看板を設置し、同地に近づいた住民を逮捕すると警告した。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受けてダイル・ザウル県ハワーイジュ村で、ダーイシュ・メンバーと見られる若い男性1人らを逮捕(2025年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アブー・ハシャブ村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタンクローリーを襲撃した。

一方、シリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受けて、ハワーイジュ村で、ダーイシュ・メンバーと見られる若い男性1人とそのきょうだい、おじを逮捕した。

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ヒムス市で内務省総合治安局が前政権の准将を逮捕しようとして戦闘となり、多数死傷:ヒムス市各所でアラウィー派住民が殺害される(2025年4月25日)

ヒムス県では、SANAが県の治安筋の話として伝えたところによると、内務省総合治安局が前政権のシリア軍のアリー・シャルフーブ空軍准将の居場所についての情報を得て、同地を封鎖し、逮捕を試みたが、激しい戦闘が発生し、隊員多数が負傷した。

シリア人権監視団によると、戦闘はヒムス市のワーディー・ザハブ地区で発生し、内務省総合治安局の隊員1人が死亡、3人が負傷した。

また、前日に誘拐され、行方不明となっていたカフルアーヤー村出身の技士が遺体で発見された。

さらに、内務省総合治安局が正体不明の武装グループとともに、ヒムス市のカラム・ルーズ地区にある大学3年生の住居を強襲し、この大学生を逮捕、連行した。

ハドリー地区でも公務員の住居が強襲され、家族5人が逮捕された。

カラム・ザイトゥーン地区でも、正体不明の武装グループがアラウィー派の住民の住居を強襲し、この住民ときょうだいを殺害した。

サビール地区でもオートバイに乗った2人組の武装グループがアラウィー派の若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

ハーディル地区でも住民1人が正体不明の武装グループによって撃たれて死亡した。

シリア人権監視団によると、ヒムス市各所で、内務省総合治安局によって逮捕、連行されたのち、殺害された住民の数は25日だけで7人に達している。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、武装した遊牧民のグループがガーブ平原に展開し、住居を破壊、農産物を荒らすなどした。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、バイダー港で大きな爆発が発生した。


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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市で内務省総合治安局が前政権のシリア軍のマフムード・ザーヒル・ファルハーン・ハーッジ・ハサン准将を逮捕した。

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『ルモンド』は、3月に沿岸部で発生した民間人に対する虐殺行為について調査を行い、シャルア移行期政権の関係者が関与されたことが確認されたとして、そのことを示す映像を公開(2025年4月25日)

『ルモンド』は、3月に沿岸部で発生した民間人に対する虐殺行為について調査を行い、複数の映像により、アフマド・シャルア移行期政権の関係者が関与されたことが確認されたとして、そのことを示す映像を公開した。

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レバノンのヒズブッラーの民兵がレバノン領内からヒムス県クサイル市一帯地域のシリア軍の陣地複数ヵ所を砲撃(2025年4月24日)

ヒムス県では、SANAが国防省筋からの情報として伝えたところによると、レバノンのヒズブッラーの民兵がレバノン領内からクサイル市一帯地域にあるシリア軍の陣地複数ヵ所に向けて多数のロケット弾を発射した。

シリア軍はこれを受け、ロケット弾5発が発射された地点を確認、捕捉し、反撃を行った。

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SANAによると、外務在外居住者省は声明を出し、23日のアラブ連盟定例閣僚級会議でシリアの主権、独立、領土の一体性の維持、シリア国民の選択の尊重、移行期への支援を確認した声明が採択されたことに謝意を示した。

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シリア自由軍がダーイシュによる検問所設置を受けてシリア砂漠地帯に展開する部隊に即時に警戒態勢をとるよう通達を発出(2025年4月24日)

シリア人権監視団によると、シリア自由軍がシリア砂漠地帯に展開する部隊に対して、即時に警戒態勢をとるよう通達を発出した。

この通達は、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと見られる武装グループが23日晩にヒムス県タドムル市に近い三角地帯に新たな検問所を設置し、通行者に対して身元確認を行ったのを受けたもの。

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ダイル・ザウル県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が麻薬密輸グループのメンバー3人を逮捕した。

一方、シリア民主軍はアブー・ハマーム市で2人を逮捕、連行した。

逮捕の理由は不明。

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ラタキア県で前政権時代のシリア軍の准将や「シャッビーハ」が殺害される(2025年4月24日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア国立病院内で、前政権時代のシリア軍の准将だったバースィル・アブドゥルカリーム・サラーマ氏が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

また、内務省総合治安局がカルダーハ市のサファルキーヤ地区を強襲し、「シャッビーハ」とされる男性1人を殺害した。

一方、内務省によると、県治安局がアルーワ・スライマーン容疑者を逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組の武装グループがハマー市アイン・ルーズ交差点近くで70歳代の男性に向けて銃を発砲、男性は死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダブア航空基地近くにある空家でスワイダー県出身の男性を含む2人が遺体で発見された。

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ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局の麻薬撲滅局国外に密輸されようとしていた大量の麻薬を押収した。

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