トルコ占領下のアレッポ県バーブ市の地元評議会前で住民が抗議デモ(2023年3月6日)

クルド民族組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(3月6日付)は、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるアレッポ県バーブ市の地元評議会前で住民が抗議デモを行い、生活状況や治安状況の改善を訴えた。

AFP, March 6, 2023、ANHA, March 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2023、Reuters, March 6, 2023、SANA, March 6, 2023、SOHR, March 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア駐留ロシア軍はPYDが主導する北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に食料、毛布、衣類、テントなど貨物車輌4輌分の支援物資を提供(2023年3月6日)

ロシア駐留シリア軍の司令部があるフマイミーム国際空港(ラタキア県)に設置されているロシア当事者和解調整センターは、クルド民族組織の民主統一党(PYD)が主導する北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に食料、毛布、衣類、テントなど貨物車輌4輌分の支援物資を提供した。

シリア駐留ロシア軍が、北・東シリア自治局に支援を行うのはこれが初めて。

SANA(3月6日付)が伝えた。

AFP, March 6, 2023、ANHA, March 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2023、Reuters, March 6, 2023、SANA, March 6, 2023、SOHR, March 6, 2023などをもとに作成。

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カーミシュリー市にあるアラーヤー刑務所で収監中のダーイシュのメンバーらが暴動(2023年3月6日)

ハサカ県では、SANA(3月6日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市にあるアラーヤー刑務所(北・東シリア自治局が管理)で、収監中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーらが暴動を起こし、人民防衛隊(YPG)主体の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がスエズ運河など刑務所一帯地域で厳戒態勢を敷いた。

AFP, March 6, 2023、ANHA, March 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2023、Reuters, March 6, 2023、SANA, March 6, 2023、SOHR, March 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地震発生以降、4万9000人がトルコからシリアに帰国、うち1万2000人が強制退去者(2023年3月6日)

シリア人権監視団は、6日のトルコ・シリア大地震と20日の余震による死者は3月4日の段階で6,795人、このうちシリア政府の支配地での死者は2,248人、シリア北西部での死者は4,547人に達していると発表した。

また、トルコで被災して死亡したシリア人は4267人、シリア領内に移送された犠牲者の数は1,793人に達した。

このうち、1,570人の遺体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、166人がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、22人がラーイー村北の通行所から、20人がジャラーブルス国境通行所から、15人がハマーム村北の通行所からシリアに移送された。

一方、トルコからシリアに帰国したシリア人は、約4万9000人に達した。

このうち約3万7000人は、トルコ・シリア大地震に被災者としてトルコ国内の被災県で一時保護身分証の発給を受けるか、トルコ国籍保有者、約1万2000人が一時保護制度のもとで滞在を認められず、強制退去を余儀なくされた難民・移民。

4万9000人のうち、1万7000人はバーブ・ハワー国境通行所、1万1000人はジャラーブルス国境所、9万人はバーブ・サラーマ国境通行所とタッル・アブヤド国境通行所を経由してシリアに入ったという。

AFP, March 6, 2023、ANHA, March 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2023、Reuters, March 6, 2023、SANA, March 6, 2023、SOHR, March 6, 2023などをもとに作成。

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ダルアー市で正体不明の武装集団が、ダーイシュに忠誠を誓う武装グループのリーダー1人を殺害(2023年3月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、正体不明の武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うムハンマド・ムサーラマを名乗る人物(別名ハフウ)が率いる武装グループのリーダー1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県でシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2023年3月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊でシャーム解放機構がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

シャーム解放機構はまた、カフルナブル市の森林地帯で、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室はまた、カフルバッティーフ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ市内の住居32棟を接収(2023年3月5日)

ハサカ県では、SANA(3月5日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のジャブサ協会集合住宅(ズフール地区とグワイラーン地区の間に位置)の住居32棟を接収し、住民を立ち退かせた。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ブサイラ市でシリア民主軍の検問所を襲撃、1人が重傷を負い、その後死亡(2023年3月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃、1人が重傷を負い、その後死亡した。

AFP, March 5, 2023、ANHA, March 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2023、Reuters, March 5, 2023、SANA, March 5, 2023、SOHR, March 5, 2023などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域と北・東シリア自治局の支配地を隔てるハムラーン村(アレッポ県)の通行所の財政収入を暫定内閣国防省に移譲(2023年3月4日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動(東部地区)に所属するシャフバー連合は3日付で、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域と北・東シリア自治局の支配地を隔てるハムラーン村(アレッポ県)の通行所の財政収入を暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立傘下組織)国防省に引き渡すことに合意した。

シャフバー連合のアリー・ハサン広報局長は、イナブ・バラディー(3月4日付)の取材に対して、財政収入は移譲されるものの、通行所そのものの管理は、引き続きシャーム自由人イスラーム運動が行うという。

シリア人権監視団によると、トルコの圧力によるものだという。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、‘Inab Baladi, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023、March 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に設置されているラーイー村北の通行所は保守作業による通行止めを解除したと発表(2023年3月4日)

トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のラーイー村北に設置されている通行所を管理するラーイー国境通行所はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/CobanbeySY/)を通じて、保守作業を完了し通行を再開すると発表した。

https://www.facebook.com/CobanbeySY/posts/pfbid02G4gVQ78ZR922eZFyjQuxkk5uJpcCaUC2K6QaZWafbY2ohSa4VXoMCGJmV54Uz6SFl?__cft__[0]=AZWiq4A8c3YaVkcq65c6INAuWIuCy-7ocwJomSWwiGevZV5S39unDn0q3j26V561MkSlG2-kQZHeRO9j-k0R79Zvzz0bCfZ4FVnRpu_qE4bBNHzIp0g9QA7OTOjF_WpZK1n3qLh2POVxjusfEI0YMiulIEuAbJuo2RXxbyomQgYIJnkeZCMxldINLRQsC4RSb-fvDMKy-N63IEwSZI6NwBry&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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ハマー県で反体制派がシリア軍の拠点をドローンで爆撃(2023年3月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」に所属する武装した無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるシャトバ村一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所を爆撃した。

爆撃による死傷者は今のところ確認されていない。

同監視団によると、「ジハード主義武闘諸派」は外国人やシリア人の教官の監督のもと、手製のドローンを開発し、操縦の訓練を受けているという。

なお、「ジハード主義武闘諸派」がシャーム解放機構なのか、「決戦」作戦司令室に所属するそれ以外の武装集団なのかは不明。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラトミスリーン市南で、シャーム解放機構のロケット弾製造工場で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

一方、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるマアッラト・ナアサーン村一帯を砲撃した。

このほか、シャーム解放機構の総合治安機関がイドリブ市で指名手配中の男性1人を射殺、1人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市東を砲撃(2023年3月4日)

アレッポ県では、ANHA(3月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東のバグディーク村を砲撃し、男性1人が負傷した。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】PYDに近いANHAは北・東シリア自治局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の被災者が依然困難に直面していると伝える(2023年3月4日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(3月4日付)は、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の被災者の避難生活が、必需品の不足ゆえに依然困難に直面していると伝えた。

同サイトによると、両地区には、2月20日にシリア政府の同意のもとに諸外国から受け取った支援物資がシリア・アラブ赤新月社によって搬入されたものの、燃料、医薬品、穀物、子供用ミルクの供給は依然として制限されているという。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団は地震による死者が6,795人、このうちシリア政府の支配地での死者は2,248人、シリア北西部での死者は4,547人に達していると発表(2023年3月4日)

シリア人権監視団は、2月6日のトルコ・シリア大地震と20日の余震による死者は3月4日の段階で6,795人、このうちシリア政府の支配地での死者は2,248人、シリア北西部での死者は4,547人に達していると発表した。

また、トルコで被災して死亡し、シリア領内に移送された犠牲者の数は1,793人に達しているという。

このうち、1,570人の遺体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、166人がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、22人がラーイー村北の通行所から、20人がジャラーブルス国境通行所から、15人がハマーム村北の通行所からシリアに移送された。

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はトルコ占領下の「平和の泉」地域の住民らが、シリア国民軍ハムザ師団による支援物資の横取りに抗議し、支援物資を廃棄したと発表(2023年3月3日)

シリア人権監視団は、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるハサカ県のラアス・アイン市で住民らが、シリア国民軍ハムザ師団による支援物資の横取りに抗議し、支援物資を廃棄したと発表し、その様子を撮影したビデオを公開した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌16輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌16輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は448輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で756輌となった。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、アレッポ県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2023年3月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村、ナイラブ村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャッラーダ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアイン・イーサー村を砲撃した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とシリア国民軍がシリア政府の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するターディフ市一帯で交戦(2023年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシリア国民軍がシリア政府の支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するターディフ市一帯で交戦した。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する北の嵐旅団が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に潜入しようとしたパレスチナ人1人を拘束し、家族に身代金を要求(2023年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に潜入しようとしたパレスチナ人1人を拘束した。

このパレスチナ人はシリア軍に従軍する兵士。

北の嵐旅団は家族に対して釈放と引き換えに5000ユーロの身代金を要求しているという。

AFP, March 3, 2023、ANHA, March 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2023、Reuters, March 3, 2023、SANA, March 3, 2023、SOHR, March 3, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に設置されているラーイー村北の通行所は保守作業を行うために3日と4日に全面通行止めにすると発表(2023年3月2日)

トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に設置されているラーイー村(アレッポ県)北の通行所を管理するラーイー国境通行所はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/CobanbeySY/)を通じて、保守作業を行うために3日と4日に全面通行止めにすると発表した。

https://www.facebook.com/CobanbeySY/posts/pfbid036G8f3o5gtet8gagSsse5t6ispxFH5ZJ5oHuzeeXr6XaQ7mRVdjKrtUXhap6UiAfxl?__cft__[0]=AZXClL3Oh7d58Q4xIBc_5grSayztGDni1Pk5C9Lnngy9LRU89bvPhxHsHudDMTm8ImBugBPtMGerTM7PKc5dNMxaYf6HjDQafQ1PWrbwpyTJc28o-LlPLTLCxvf7xh615isDpWE1vf83t3bry3akTj9Bk773puDTe1y1pdX4X0NuLA0AnMwpBy8Jfq8EADJEuwFJKXEwNj6vY3eDs6JQZ0Vb&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, March 4, 2023、ANHA, March 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2023、Reuters, March 4, 2023、SANA, March 4, 2023、SOHR, March 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域でシリア国民軍所属組織どうしが交戦(2023年3月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のアミーヤ村でシリア国民軍に所属するハムザ師団シャンマル自由人連合と第3軍団が交戦した。

戦闘の理由は不明。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がトルコ国境に近いカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプを強襲し、20人を逮捕(2023年3月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関に所属する警察部隊が、ハマー県住民の訴えを受けて、トルコ国境に近いカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプを強襲し、20人を逮捕した。

これに対して、キャンプの住民らが抵抗し、警官部隊の一部を放逐した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・シャフム村で正体不明の武装集団が住民を銃で撃ち殺害した。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県トルコマン山地方のアティーラ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2023年3月2日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるトルコマン山地方のアティーラ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカウカバー村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村一帯の森林地帯、バーラ村を砲撃した。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県内のシリア民主軍検問所を襲撃、兵士1人死亡(2023年3月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスブハ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの襲撃を受け、兵士1人が死亡した。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年3月2日)

ラッカ県では、ANHA(3月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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ハマー県とダイル・ザウル県でキノコを収穫中の住民8人がダーイシュの攻撃などにより死亡(2023年3月2日)

ハマー県では、ダーイシュ(イスラーム国)がサラミーヤ市近郊のドゥワイズィーン村でキノコを収穫していた住民を襲撃し、3人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、カバージブ村でキノコを収穫していた住民らがダーイシュが残した地雷に触れて、爆発によって5人が死亡、40人以上が負傷した。

SANA(3月2日付)が伝えた。

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプの住民がテロ集団内に閉じ込められていると非難、反体制派は反論(2023年3月2日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、米国(有志連合)の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプからの複数情報によるとして、米国が支援する複数のテロ集団(シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)のこと)が、食料、水、医療などの深刻な不足に苦しむキャンプの住民少なくとも2000人をキャンプ内に閉じ込め、安全が保障されないなか人道支援を行うことができない状態にあると発表した。

RIAノーヴォスチ通信(3月2日付)が伝えた。

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これに対して、ルクバーン・キャンプ地元評議会は声明を出し、エゴロフ副センター長の発表に反論、シリアの体制、ロシア、「イランの民兵」がキャンプを包囲し続け、物資の搬入を阻止していると批判した。

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0UyKPzcjnpTkk6tJ5g1g8hoXeqtJr5FrbM54xs3X4XRKditR6PMykmgL3rwaGiZpHl

タドムル・シリア砂漠諸部族評議会も声明を出し、国際的な調査監視機関にキャンプに対する包囲の実態や活動家の逮捕の状況を調査するよう求めた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid096AhXQrQKuLkuXHvfkcyorZo1f5qWwuZS8r88259fCArTtSyJwxTngWBLauoAHXCl&id=100064778913449

AFP, March 2, 2023、ANHA, March 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2023、Reuters, March 2, 2023、RIA Novosti, March 2, 2023、SANA, March 2, 2023、SOHR, March 2, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域でトルコの災害緊急事態管理局(AFAD)が食料や医療関連物資の輸送を禁じているとして抗議デモが発生(2023年3月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市アアザーズ市の東に位置するヤフムーム村近郊のスルール集合住宅で、トルコ・シリア大地震で被害が大きかったジンディールス町などから避難してきた住民ら800人あまりが、トルコの災害緊急事態管理局(AFAD)が、食料や医療関連物資の輸送を禁じているとして抗議デモを行い、支援物資を届けるよう要求した。

AFP, March 1, 2023、ANHA, March 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2023、Reuters, March 1, 2023、SANA, March 1, 2023、SOHR, March 1, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】サウジアラビアからの支援物資150トン分を積んだ貨物車輌6輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サウジアラビアからの支援物資150トン分を積んだ貨物車輌6輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は432輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で740輌となった。

AFP, March 1, 2023、ANHA, March 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2023、Reuters, March 1, 2023、SANA, March 1, 2023、SOHR, March 1, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア民主軍に所属するタッル・アブヤド軍事評議会報道官は地震発生以降もトルコ軍とシリア国民軍が砲撃を続けていると非難(2023年3月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・アブヤド軍事評議会のウィサーム・ウマル報道官は、ANHA(3月1日付)に対して、トルコ・シリア大地震が発生した2月6日以降も、トルコ軍とその「傭兵」(シリア国民軍)がラッカ県アイン・イーサー市一帯やタッル・アブヤド市一帯地域に対して、重火器や軽火器などで攻撃を続け、同地の治安と安定を揺るがそうとしていると批判した。

AFP, March 1, 2023、ANHA, March 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2023、Reuters, March 1, 2023、SANA, March 1, 2023、SOHR, March 1, 2023などをもとに作成。

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