ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でトルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回の砲撃を確認したと発表(2023年4月9日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イドリブ県内の「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、トルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回の砲撃を確認した、と発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 9, 2023をもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯でキノコを収穫していた若い2人を拉致(2023年4月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯でキノコを収穫していた若い2人を拉致、連行した。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がアレッポ県カフル・アンマ村一帯で交戦し、シリア軍兵士1人死亡(2023年4月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が8日夜から9日未明にかけて、カフル・アンマ村一帯で交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

またバスラトゥーン村近郊でも、シャーム解放機構がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はまた、カフル・アンマ村一帯とカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、サラーキブ西を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯、ドゥワイル・アクラード村、アンカーウィー村、ファターティラ村などを地対地ミサイルなどで攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で総合情報部の傘下で活動する地元民兵のリーダーで麻薬密売に関与しているとされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県、ラッカ県を砲撃(2023年4月9日)

アレッポ県では、ANHA(4月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のブルジュ・カース村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(4月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村を砲撃した。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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シリアからイスラエルに向かって再びロケット弾3発が発射、イスラエル軍戦闘機が報復としてシリア南部各所をミサイル攻撃(2023年4月9日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午前5時24分、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、速報として、シリアからイスラエルに向かってロケット弾3発が発射されたことが検知され、うち2発がイスラエル領内に入り、1発が空地に着弾、もう1発が防空兵器に迎撃されたのを受けて、イスラエル軍がシリア領内への爆撃を継続している、と発表した。

午前6時00分にも、速報として、イスラエル軍戦闘機複数機が第4師団の軍事複合施設、さらにはシリア軍のレーダー1ヵ所と砲台複数ヵ所などの追加の標的を爆撃したと発表した。

また、この爆撃に先立って、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)は、ロケット弾攻撃に使用されたシリア領内の発射基複数ヵ所を爆撃したとも付言した。

さらに、一連の爆撃が、シリア領内からイスラエルへのロケット弾の発射への対抗措置で、シリア領内で起きていることの責任はシリア軍にあり、イスラエルの主権侵害の試みは認められないと強調した。

午前7時37分には、速報として、イスラエル軍のドローンがシリア領内のロケット弾発射台を爆撃し、破壊したとする映像を公開した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍機がミサイル攻撃を行ったのは、スワイダー県西部のレーダー大隊基地、占領下のゴラン高原に隣接する第90旅団基地、ダルアー県東部の第52師団基地、ヤルムーク渓谷内の複数ヵ所。

イスラエル軍は合わせて、占領下ゴラン高原からダルアー県とクナイトラ県の農村地帯を砲撃した。

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一方、シリア軍筋は報道声明を出し、9日午前5時頃、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から南部地区の複数ヵ所を狙ってミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、ミサイルの一部を撃破したが、若干の物的被害が出たと発表した。

SANA(4月9日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/mod.gov.sy/posts/pfbid0LxsHoxZ8mDJJASDtvdvePYpCRMey5sBH5sonL1VbnMybXvikLK1BrnXD3gQBvpYFl?locale=ar_AR

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イスラエルのチャンネル13(4月9日付)は、この爆撃に関して、アサド大統領の弟のマーヒル・アサド少将が司令官を務めるシリア軍第4師団の拠点が標的となったと伝えた。

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イスラエルのニュース1(4月10日付)は、シリア領内からの攻撃が続いた場合、イスラエル軍がマーヒル・アサド少将が管理する麻薬製造取引関連の施設を標的にすることを検討していると伝えた。

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イスラエルのアルマー研究教育センターが9日に発表したところによると、シリア領内からのロケット弾攻撃は、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団と、「南部レバノン」を名乗る民兵によるものと見られると発表した。

イスラエル軍はダルアー県のナーフタ町、イズラア市、クナイトラ県のバアス市などに向けてミサイル8発を発射した。

AFP, April 9, 2023、Alma Research and Education Center, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、Channel 13, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、News 1, April 10, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯でシリア軍兵士2人を襲撃し、殺害(2023年4月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊の砂漠地帯でシリア軍兵士2人を襲撃し、殺害した。

シリア人権監視団は9日、死者が士官(中尉)2人を含むシリア軍兵士6人に増加したと発表した。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023、April 9, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所を砲撃(2023年4月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市出身の空軍情報部のメンバーが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ダーイル町では麻薬密売人と見られる男性1人が正体不明の武装集団によって狙われ死亡した。

さらに、インヒル市近郊でも、住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023、April 9, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディ総司令官は自身がイラクのスライマーニーヤ市でドローンの攻撃を受けたことをトルコの犯行と断じて非難(2023年4月8日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディ総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)で、7日晩に自身が米軍高官やクルディスタン愛国同盟の幹部らとスライマーニーヤ市のテロ対策本部での会談を終え、スライマーニーヤ国際空港に向かう途中、トルコ軍所属と見られる無人航空機(ドローン)の攻撃を受けたことに関して、「シリアの同胞を支援するクルディスタン愛国同盟の姿勢がトルコを不快にさせている」として、トルコの犯行と断じ、これを厳しく非難した。

https://twitter.com/MazloumAbdi/status/1644599594632749056

また、北・東シリア自治局も世論向けの声明を出し、イラクへの主権侵害だと非難した。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でトルキスタン・イスラーム党4回の砲撃を確認したと発表(2023年4月8日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イドリブ県内の「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、トルキスタン・イスラーム党による4回の砲撃を確認した、と発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 8, 2023をもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化やアラブ連盟への復帰に抗議するデモ(2023年4月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域ないのバーブ市、「オリーブの枝」地域のジンディールス町、アフリーン市で、シリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化やアラブ連盟への復帰に抗議するデモが行われた。



AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023、April 8, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍がシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室と交戦(2023年4月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がファターティラ村一帯への侵攻を試み、「決戦」作戦司令室に参加している国民解放戦線に所属するナスル軍と激しく交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるドゥワイル・アクラード村、アンカーウィー村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯で掃討作戦を開始したシリア軍と交戦し、士官1人を殺害(2023年4月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊の砂漠地帯で掃討作戦を開始したシリア軍と交戦し、作戦に参加しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の部隊を指揮するシリア人士官(少尉)を殺害した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はアブディー総司令官がイラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で襲撃を受けたとの情報を否定するも、CENTOM報道官は攻撃を認める(2023年4月7日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍のマズルーム・アブディー総司令官がイラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で襲撃を受けたとの情報について、事実無根で、イラク・クルディスタン地域の一部勢力を政治的恐喝しようとするのが狙いだと発表した。

ANHA(4月7日付)が伝えた。

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バスニュース(4月7日付)は、信頼できる情報筋の話として、7日晩にアブディー総司令官が米軍高官やクルディスタン愛国同盟の幹部らとスライマーニーヤ市のテロ対策本部での会談を終え、スライマーニーヤ国際空港に向かう途中、トルコ軍所属と見られる無人航空機(ドローン)の攻撃を受けたと伝えていた。

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しかし、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(4月7日付)が伝えたところによると、米中央軍(CENTCOM)のジョー・ブッチーノ報道官(大佐)は、スライマーニーヤ(空港近く)で車列が爆撃を受けたことを確認した。車列には米軍関係者も乗っていたが、被害はなかった」と述べた。

米国の複数の高官の話として、米軍の軍関係者3人がアブディー総司令官が襲撃された際に同じ車に同乗していたという。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、Basnews, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023、The Wall Street Journal, April 7, 2023などをもとに作成。

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国防省はシリア軍部隊がラタキア県北部で「テロ集団」の攻撃に応戦し、多数のテロリストを殺傷したと発表(2023年4月7日)

国防省は声明を出し、シリア軍部隊がラタキア県北部で「テロ集団」の攻撃に応戦し、多数のテロリストを殺傷、「アブー・カターダ」と呼ばれる外国人の遺体を回収したと発表、遺体の写真を公表した。

https://www.facebook.com/mod.gov.sy/posts/pfbid0TbcaZVCwjR5MnGFZM9vXb4ER8Rx1VhJUnxbHGjjXcNBMPZhJN28SwGmRwmfWzov4l?locale=ar_AR

SANA(4月7日付)が伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は、6日に新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構がトルコマン山地方のシリア軍の拠点複数ヵ所への攻撃し、同機構のメンバー1人とシリア軍兵士複数が死亡したと発表した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アティマ村で、エルサレムでのイスラエル警察とパレスチナ人の衝突で、パレスチナ人数十人が負傷、400人以上が拘束されたことに抗議するデモ(2023年4月6日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月6日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村で、5日未明から6日にかけて、イスラエルとパレスチナの双方が首都と主張するエルサレムで、ラマダーン月の夜をモスクで明かそうとしていたパレスチナ人をイスラエル警察が強制排除しようとして、両者が衝突、パレスチナ人数十人が負傷、400人以上が拘束されたことに抗議するデモが行われた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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イドリブ市でシリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化、アラブ連盟への復帰に抗議するデモ(2023年4月6日)

イドリブ県では、MMC(4月6日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市でシリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化、アラブ連盟への復帰に抗議するデモが行われた。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02y3zCJbdGnPTUH1UKD4iN4PtXDAfXd3FZJYHiQ7UngwtD3negensYE2tkQV2NrhVml

 

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、MMC, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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シャーム軍団とシャーム解放機構が治安部門の責任者らの逮捕合戦(2023年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構支配下のバービスカー村の検問所などで、同機構の総合治安機関が、シャーム軍団の治安局の副局長、同軍団のイドリブ地区司令官ら3人を逮捕した。

逮捕は、シャーム軍団が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つであるアレッポ市アアザーズ市の地元評議会職員のIDカードを所持していたシャーム解放機構の治安部門のメンバーを逮捕したことを受けたもの。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ市の時計広場前で、スマートフォンにアサド大統領の写真を表示させた画像を拡散したとして若い女性1人を逮捕(2023年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構支配下のイドリブ市の時計広場前で、スマートフォンにアサド大統領の写真を表示させた画像を拡散したとして、同機構の総合治安機関が若い女性1人を逮捕した。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がブサイラ市でシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち、殺害(2023年4月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われるオートバイに乗った武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局はカナダ政府使節団の訪問を受け、ダーイシュのカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意(2023年4月6日)

北・東シリア自治局渉外関係局は声明を出し、5日にカナダ政府の使節団の訪問を受け、同自治局高官や女性防衛隊(YJP)の代表らが対応、自治局が収容しているダーイシュ(イスラーム国)のカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意したと発表した。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されているダーイシュのメンバーが、キャンプ内で活動する慈善団体の事務所に放火(2023年4月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが、キャンプ内で活動する慈善団体の事務所に放火した。

4日にもこの慈善団体が管理するテント1張が放火の被害を受けていた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県でダーイシュのスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団の戦闘員7人死傷(2023年4月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のマラーフ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団に参加するシリア人戦闘員2人が死亡した。

ダーイシュのスリーパーセルとクドス旅団はまた、アーラーク村でも交戦し、クドス旅団の士官(少尉)1人を含む2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年4月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は777輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で1085輌となった。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム解放機構がアレッポ県、イドリブ県で交戦(2023年4月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるアウラム・スグラー村、第46中隊基地一帯のシリア軍拠点複数ヵ所を地対地ミサイルで攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町で若い男性らが正体不明の武装集団によって銃で撃たれ、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県カウカバー村への侵入を試み、シリア軍兵士6人を死傷させたと発表(2023年4月5日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イドリブ県のカウカバー村でトルキスタン・イスラーム党に属するテロ・グループがシリア政府支配地への侵入を試み、シリア軍兵士2人を殺害、4人を負傷させたと発表した。

トルキスタン・イスラーム党側もシリア軍の迎撃によち12人が死亡した。

「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党による4回(イドリブ県)の砲撃を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月5日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 5, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資が1ヵ月を経て北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に到着(2023年4月4日)

ANHA(4月5日付)は、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資を積んだ貨物車輌20輌が、アレッポ市と「シャフバー地区」(タッル・リフアト市一帯地域)の間に位置するアフダース村の通行所を経由してシリア政府支配地から北・東シリア自治局の支配地に入り、同自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に到着したと伝えた。

このうち貨物車輌は、3月6日にイラクから北・東シリア自治局の支配地に届けられ、シリア政府の支配地との境界に位置するターイハト・トゥワイマート村の通行所を通過しようとしたが、シリア政府当局の許可が得られず、3月14日に一端撤収、その後再び通過を試み、3月29日にシリア政府支配地に入ったが、シリア軍第4師団の検問所などで足止めに遭うなどしていた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ホワイト・ヘルメットの隊員と、2017年4月のハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件の被害者遺族とされる住民や市民団体らが、事件発生から6年が経ったのに合わせて抗議デモ(2023年4月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)によると、ホワイト・ヘルメットの隊員と、2017年4月のハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件の被害者遺族とされる住民や市民団体らが、事件発生から6年が経ったのに合わせて、抗議デモを行った。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県、ハマー県でのシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室との戦闘でシリア軍兵士6人が死亡(2023年4月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

また「決戦」作戦司令室がバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にある同地方のフライフィル村一帯、ファッティーラ村一帯、スフーフン村一帯、ナイラブ村一帯を砲撃、フライフィル村とハルーバ村一帯のシャーム解放機構アブー・バクル・スィッディーク旅団の拠点に潜入したが、同旅団との戦闘でシリア軍兵士3人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構がガーブ平原で砲撃戦を行い、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023、April 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃(2023年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はシリアへの爆撃でダーイシュの幹部ハーリド・イヤード・アフマド・ジャブーリーを殺害したと発表(2023年4月3日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、シリアへの爆撃によって、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部ハーリド・イヤード・アフマド・ジャブーリー容疑者を殺害したと発表した。

声明によると、ジャブーリー容疑者は、欧州への攻撃の契約やダーイシュの指導体制の構築を担っていたという。

なお、攻撃による民間人の死傷者はなかったという。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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