ホワイト・ヘルメットはシリア北西部でのコロナ感染者増加を懸念(2023年2月19日)

ホワイト・ヘルメットはフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense)などを通じて、シリア北西部(シャーム解放機構の支配地およびトルコ占領地)でのコレラ感染者数が567人に達し、うち21人が死亡したと発表した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02nvjjywu6goyzWHEfC5iSQj2d6EJWhfFM2e3nEQRNzdJqVzdPt6JJqcihJ15Etk82l

感染者数と死者数はトルコ・シリア大地震前からの累計だが、ホワイト・ヘルメットは、地震によってインフラ、上下水道が被害を受けたことで、感染者数が増加することが懸念されていると強調した。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)が、米占領下のタンフ国境通行所一帯地域内のルクバーン・キャンプで、活動家4人と子供1人を、ロシアおよびシリア政府に内通していたとして拘束(2023年2月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)が、米国(有志連合)の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のヨルダン国境との緩衝地帯にあるルクバーン・キャンプで、活動家4人と子供1人を、ロシアおよびシリア政府に内通していたとして拘束した。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがラッカ県トゥワイナーン村でキノコを収穫するために集まっていた国防隊のメンバーらを襲撃し、6人を殺害(2023年2月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがトゥワイナーン村でキノコを収穫するために集まっていた国防隊のメンバーらを襲撃し、6人を殺害した。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコからシャーム解放機構の支配地に国連とカタールからの物資を積んだ車輌23輌、トルコ占領地に国連とサウジアラビアからの物資を積んだ車輌14輌が入る(2023年2月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ・サラーマ国境通行所を経由して、サウジアラビアからの人道支援物資を積んだ貨物車輌10輌からなる車列がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に入った。

また、UNICEFの支援物資を積んだ貨物車輌4輌からなる車列も同じくバーブ・サラーマ国境通行所を経由して、「ユーフラテスの盾」地域に入った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、医薬品やテントなど国連の支援物資を積んだ貨物車輌14輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

また、テント、毛布、穀物、医療機器などをカタールからの支援物資を積んだ貨物車輌9輌からなる車列も、同じくバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

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これにより、トルコ・シリア大地震発生後、トルコ側からシリアに入った貨物車輌の数は483輌となった。

通行所別の内訳は、バーブ・ハワー国境通行所が175輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所が合わせて308輌。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア・アラブ赤新月社からの救援物資を積んだ貨物車輌20輌が、PYDが主導する北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に初めて入る(2023年2月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア・アラブ赤新月社からの救援物資を積んだ貨物車輌20輌が、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)が主導する北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に入った。

シリア軍第4師団による封鎖が続く両地区に、政府当局が用意した救援物資が入るのはこれが初めてで、地元の名士らの仲介によって搬入が実現した。

SANA(2月19日付)も、救援物資や医療支援物資を積んだシリア・アラブ赤新月社の貨物車輌3輌が、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に入ったと伝えた。

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一方、北・東シリア自治局アフリーン地域の社会問題労働委員会は、同地域傘下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区、シャフバー地区(アレッポ県タッル・リフアト市一帯地域)の住民、および避難民に対して1世帯につき25リットルの灯油の配給を開始した。

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北・東シリア自治局ユーフラテス地域の教育委員会はトルコ・シリア大地震を受けて休校としていた支配地域内の学校の授業を19日に再開したと発表した。

ANHA(2月19日付)が伝えた。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がダルアー市カーシフ地区で爆弾が仕掛けられいた車を発見(2023年2月19日)

ダルアー県では、SANA(2月19日付)によると、シリア軍がダルアー市カーシフ地区で爆弾が仕掛けられいた車を発見し、爆発物を解体した。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はトルコ・シリア大地震によるシリア人犠牲者が6,469人に達していると発表(2023年2月19日)

シリア人権監視団は、トルコ・シリア大地震の犠牲者に関して、19日の段階で6,469人に達していると発表した。

このうち、シリア政府の支配地での死者は2,203人、シャーム解放機構の支配地とトルコ占領地での死者は4,266人だという。

また、トルコで被災して死亡し、シリア領内に移送された犠牲者の数は1,779人に達した。

このうち、1,556人の遺体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、166人がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、22人がラーイー村北の通行所から、20人がジャラーブルス国境通行所から、15人がハマーム村西の通行所からシリアに移送された。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県西部でシリア国民軍の戦闘員らがシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2023年2月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部のトルコ占領地とシリア政府支配地の境界地域で、シリア国民軍の戦闘員らがシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコからハマーム村西の通行所、バーブ・ハワー国境通行所、人道支援物資が輸送される(2023年2月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域にジンディールス町近郊のハマーム村西の通行所を経由して、カタールからの人道支援物資を積んだ貨物車輌9輌からなる車列が入った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、食料など国連からの救援物資を積んだ貨物車輌14輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はヘリコプターによる強襲攻撃で、ダーイシュの幹部1人を拘束したと発表(2023年2月18日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、2月18日早朝、米軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がヘリコプターによる強襲攻撃を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)シリア州の幹部1人を拘束したと発表した。

 

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局からの燃料を積んだトレーラー100輌がアレッポ県のターイハト・トゥワイマート村の国境通行所を経由してシリア政府支配地に入る(2023年2月18日)

ANHA(2月18日付)は、北・東シリア自治局からの燃料を積んだトレーラー100輌がアレッポ県のターイハト・トゥワイマート村の国境通行所を経由してシリア政府支配地に入り、政府当局に60輌分の燃料を引き渡す一方、残りの40輌のうち、10輌は自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に、30輌はシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)に燃料を届けたと伝えた。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年2月18日)

ラッカ県では、ANHA(2月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線、ナヒール休憩所、サイダー村、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】PYDはトルコ・シリア大地震の被害に苦しむシリア北部での人口構造の変化、殺戮、略奪、市民の能力の簒奪を拒否(2023年2月18日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の総合評議会は声明を出し、トルコ・シリア大地震の被害に苦しむシリア北部において、同地を占領下に置くトルコとその支援を受ける「傭兵」(シリア国民軍)が人口構造の変化、殺戮、略奪、市民の能力の簒奪を拒否すると表明した。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュ・メンバーの子供が強制連行されたとする国連の人権専門家らの声明を否定(2023年2月18日)

北・東シリア自治局の渉外関係委員会は声明(https://aanesgov.org/ar/?p=2437)を出し、自治局が「カリフ国の幼獣」と呼ばれるダーイシュ(イスラーム国)の児童戦闘員やメンバーの子供を拉致、投獄、搾取したとする国連の人権専門家らの報告について、「リハビリテーション・センター、キャンプ、収容所はみなの前に開放されている」としたうえで、報告書の内容を否定した。

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国連の人権専門家らは2月16日、さまざまな国籍の10歳から12歳の少年少なくとも10人が2023年1月31日夜にハサカ県のロジュ・キャンプから連れ去られたと声明で発表していた。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局のギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区の評議会がラッカ県でトルコ・シリア大地震の被災者への義援金や支援物資の募集を開始(2023年2月18日)

ラッカ県では、ANHA(2月18日付)によると、アイン・イーサー市で、北・東シリア自治局のギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区の評議会が、トルコ・シリア大地震の被災者への義援金や支援物資の募集を開始した。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県アターリブ市一帯、カフル・アンマ村を砲撃、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村一帯で交戦(2023年2月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、第46中隊基地一帯に展開するシリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市一帯、カフル・アンマ村を砲撃、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村一帯で双方が交戦した。

AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はシリア民主軍とシリア国東部でヘリコプターによる強襲攻撃を行い、ダーイシュの幹部の1人を殺害、その際に米軍兵士4人と使役犬1匹が負傷したと発表(2023年2月17日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、16日晩に、米軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア北東部でヘリコプターによる強襲攻撃を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人ハムザ・ヒムスィーを殺害したが、攻撃時の爆発で米軍兵士4人と使役犬1匹が負傷したと発表した。

負傷した兵士と犬はイラクに移送され治療を受けているという。

 

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シリア人権監視団によると、攻撃はダイル・ザウル県の2ヵ所で行われたという。

また、シャルキーヤ24(2月17日付)によると、強襲はダイル・ザウル県ハジュナ村で行われた。

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シリア民主軍の広報センターは18日に声明を出し、16日に実施されたダーイシュ(イスラーム国)に対する強襲作戦の詳細を明らかにした。

声明によると、強襲はダイル・ザウル県スブハ村近郊とハージナ村で2回にわたって行われ、1回目は、シリア国民軍のテロ撲滅部隊(YAT)が有志連合とともにムハンナド・サーリー・ファドガムを名乗るダーイシュ(イスラーム国)の治安部門の司令官の居場所を包囲し、銅人物を拘束、2回目は、シリア民主軍が有志連合とともに降下作戦を実施し、ハムザ・ヒムスィーを名乗る幹部を殺害した。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、al-Sharqiya 24, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】食料、清掃籠、発電機など国連からの救援物資を積んだ貨物車輌33輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入る(2023年2月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、食料、清掃籠、発電機など国連からの救援物資を積んだ貨物車輌33輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍の戦闘員らがトルコ占領下の「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市からトルコ領内に密入国を試みたラッカ県出身の31人に暴行を加える(2023年2月17日)

シリア人権監視団は、シリア国民軍の戦闘員らが、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市からトルコ領内に密入国を試みたラッカ県出身の31人に暴行を加えて、重軽症を負わせたと発表した。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコで被災して死亡してシリア領内に搬送されたシリア人犠牲者の数が1,745人に(2023年2月17日)

シリア人権監視団は、トルコで被災して死亡して、シリア領内に搬送されたシリア人犠牲者の数が1,745人に達したと発表した。

遺体は、1,522体がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所から、166体がアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所から、22体がラーイー村北の国境通行所から、20体がジャラーブルス国境通行所から、ハマーム村西の国境通行所から15体がシリアに移送されている。

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シリア人権監視団が18日に発表したところによると、ダーイシュが殺害した住民は61人で、このほかにもワーディー・ダビーヤートにあるシリア軍の検問所を襲撃し7人を殺害した。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区で建物12棟が倒壊する一方、400棟が被害を受け、うち12棟が解体の必要あり(2023年2月17日)

北・東シリア自治局傘下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の「人民庁舎」の技術局の技師らが声明を出し、トルコ・シリア大地震の被害状況に関して、建物12棟が倒壊する一方、400棟が被害を受け、うち12棟が解体の必要があると発表した。

ANHA(2月17日付)が伝えた。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】クルド赤新月社が英国在住のクルド人(国籍不明)が集めた義援金をアレッポ県のシャフバー地区の被災者1,400世帯以上に支給(2023年2月17日)

ANHA(2月17日付)は、クルド赤新月社が英国在住のクルド人(国籍は不明)が集めた義援金を北・東シリア自治局のシャフバー地区(アレッポ県タッル・リフアト市一帯地域)の被災者1,400世帯以上に、1世帯あたり20万シリア・ポンドずつ支給した。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県スフナ市南東の砂漠地帯でキノコの収穫中にダーイシュの襲撃を受けて殺害された住民の遺体53体がタドムル国立病院に搬送(2023年2月17日)

ヒムス県では、SANA(1月27日付)によると、スフナ市南東の砂漠地帯でキノコの収穫中にダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受けて殺害された住民の遺体53体がタドムル国立病院に搬送された。

同病院のワリード・アウダ委員長によると、生存者5人も搬送され、タドムル国立病院で救急治療を受けた後に、ヒムス市の複数の病院に移送された。

SANA(2月17日付)が伝えた。

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一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュが12日にタドムル市近郊の砂漠地帯で誘拐した、キノコ収穫していた住民ら25人を解放した。

だが、同監視団によると、34人が依然として消息不明だという。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】自由シリア商工会議所は、反体制派支配地で住居の復旧作業などを行うための資金を調達するための義援金の募集を開始(2023年2月16日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月16日付)によると、自由シリア商工会議所は、反体制派支配地で住居の復旧作業などを行うための資金を調達するための義援金の募集を開始した。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県でチュニジア人のジハード主義者を拘束(2023年2月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県内(詳細な場所は不明)でチュニジア人のジハード主義者を拘束した。

このチュニジア人はどの組織にも所属していないという。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はトルコ占領地での救援物資が「避難民」(戦闘員とその家族)に集中し、地元住民が阻害されていると発表(2023年2月16日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域のタルミーシャー村(シャイフ・ハディード村近郊)で、イラクのバールザーニー慈善財団が移送した救援物資をめぐって、シリア軍との和解を拒否し、同地域に逃れてきた避難民(戦闘員とその家族)にテント29張が配給される一方、トルコによる占領以前からの住民にはテントは1張も配給されず、不満が高まっていると発表した。

地元住民は、人道状況を政治利用せずに、物資を公平に配分するよう求めているという。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ占領地とシャーム解放機構支配地にカタールや国連の支援物資が届けられる(2023年2月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域にジンディールス町近郊のハマーム村西の通行所を経由して、カタールからの人道支援物資を積んだ車列が入った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、食料など国連からの救援物資を積んだ貨物車輌22輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県西部とイドリブ県東部でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2023年2月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、第46中隊基地に展開するシリア軍部隊が、シャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市一帯、カフル・アンマ村を砲撃する一方、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

死傷者はなかった。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のサラーキブ市とシャーム解放機構支配下のナイラブ村結ぶ地域一帯で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で男性2人が車に乗った武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はシリア国民軍がトルコの占領地から北・東シリア自治局支配地域に通行所を経由して避難しようとした1,000人の通行を阻止したと発表(2023年2月16日)

シリア人権監視団は、トルコの支援を受けるシリア国民軍が、トルコの占領地から北・東シリア自治局支配地域に通行所を経由して避難しようとした男女、子供合わせて1,000人の通行を阻止していると発表した。

通行阻止に乗じるかたちで、密輸業者は、通過を希望する住民に対して、1人あたり200~1,000米ドルを密輸するよう要求しているという。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのキルギスタン人メンバーの妻子59人の身柄を同国使節団に引き渡す(2023年2月16日)

北・東シリア自治局渉外関係局は声明を出し、2月16日にキルギスタン共和国の使節団が同局を訪問し、ダーイシュ(イスラーム国)のキルギスタン人メンバーの妻ら女性18人と子供41人の身柄を引き渡すことに合意したと発表した。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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