カーミシュリー市(ハサカ県)でアラビア語名に変更されたクルド語の地名の復活を求めるデモ(2015年9月2日)

ハサカ県では、ARA News(9月2日付)によると、カーミシュリー市中心街で、1960年代、70年代にアラビア語名に更されたクルド語の地名を旧呼称に戻すよう求めるデモが行われた。

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AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)に近いシャイフ、アブー・ハバーブ・イラーキー氏がトルコのエルドアン大統領に対して背教宣告を行い、その殺害を認めるファトワーを発する(2015年9月2日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いバッタール広報機構(イスラーム国救済のための広報戦線)は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に対して背教宣告を行い、その殺害を認めるアブー・ハバーブ・イラーキー氏のファトワー(http://justpaste.it/nc1a)を発表した。

ARA News(9月2日付)によると、アブー・ハバーブ・イラーキー氏はダーイシュに近いサラフィー・ジハード主義者のイデオローグと目されている人物。

ARA News, September 2, 2015
ARA News, September 2, 2015

 

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がザバダーニー市(ダマスカス郊外県)の70~75%を制圧、反体制武装集団は首都ダマスカスやジャルマーナー市を無差別砲撃(2015年9月2日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市での作戦を継続し、市内のサイラーン交差点一帯の複数の建物群、および同交差点にいたる街道で、反体制武装集団を殲滅した。

シリア軍はまた、市内のジスル広場、電力会社交差点一帯で反体制武装集団を追撃、鉄道駅方面に進軍を続けた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍(第4師団)、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ザバダーニー市内でシャーム自由人イスラーム運動、地元武装集団に対する攻勢を強め、同市の70~75%を制圧したと発表した。

また同監視団によると、ハラスター市では、シリア政府支配下の車輌局一帯で、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

シリア軍はさらに、ダーライヤー市、ドゥーマー市一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

ドゥーマー市に対する空爆では、女性7人を含む11人が死亡したという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(9月2日付)によると、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、3人が死亡、45人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方などでのシリア軍の空爆に対抗するかたちで、反体制武装集団がダマスカス大学機械電気工学部などを砲撃し、迫撃砲1発が着弾し、学生2人が死亡、14人が負傷した

また迫撃砲弾はバーブ・トゥーマー地区にも着弾し、女性1人が死亡、8人が負傷した。

さらに、アッシュ・ウルール地区などでも迫撃砲が着弾したと思われる爆発が発生した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市、東カラク村、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町をシリア軍が空爆・砲撃した。

また、インヒル市では、男性1人が当局の拷問を受けて死亡した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月2日付)によると、ナスィーブ国境通行所を管理するハウラーン法務局のバッシャール・カーミル副裁判長(アブー・ウサーマ)がガサム村、ジーザ町間の街道で、何者かに撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区をシリア軍が空爆、また同地で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月2日付)によると、ガジャル村一帯、カフルナーン村、ラスタン市、ガントゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のタッル・ワースィト村一帯、マンスーラ村で、シリア軍が、国防隊とともに、アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構、シャーム自由人イスラーム運動、ガーブの鷹、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、トルキスターン・イスラーム党、山地の鷹などと交戦、同地一帯を9回にわたって空爆した。

これにより、反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

一方、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がクライディーン村、ダクマーン村、ザクーム村、タッル・ワースィト村、ラターミナ町、マンスーラ村、ズィヤーラ町、アンカーウィー村、バフサ村、カストゥーン村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区にシリア軍が撃ったと思われる迫撃砲弾2発が着弾した。

シリア軍はまた、アレッポ市旧市街各所、カーディー・アスカル地区、スッカリー地区、フライターン市で発砲、砲撃を行った。

これに対して、ジハード主義武装集団は、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区、マイダーン地区などシリア政府支配地域を砲撃し、複数人が負傷した。

このほか、アレッポ市北部入り口に位置するブライジュ村、シャイフ・ナッジャール市一帯でも、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)が、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(チェチェン人)が主導するアンサール・ディーン戦線と交戦した。

一方、SANA(9月2日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、スライマーン・ハラビー地区、サーフール地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月2日付)によると、サアラ航空基地に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退した。

シリア軍はまた、シャガフ村、カスル村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がビンニシュ市、サワーギヤ村、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、バーラ村南部、マアッラーター村、ハーン・シャイフーン市、ムハムバル村、アリーハー市、タッル・サラムー村、ハシール村、マタッラ村、ハミーディーヤ村、ブーヤダル村、アブー・ズフール町、アブー・ズフール航空基地周辺、ジスル・シュグール市、イシュタブリク村、アアワル丘、フライカ村、カルクール村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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米軍の軍事教練を受けた第30師団が「安全保障地帯」のマーリア市に進駐し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃(2015年9月2日)

米国がトルコで軍事教練を施した第30(歩兵)師団のメンバーの一人タラール・スライマーン氏はARA News(9月2日付)に対して、同師団が米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」にある反体制武装集団の拠点都市マーリア市での任務を開始したことを明らかにした。

タラール氏は「軍(第30師団)の前衛部隊がマーリア市に入った後、隣接するタラーリーン村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して激しい砲撃を開始した」と述べた。

また「(前衛部隊は)サンバル村、マーリド丘(マーリド村郊外)、スーラーン・アアザーズ町のダーイシュ拠点を連装ロケット弾発射機や重火器で砲撃し、複数の戦闘員を負傷させた」としたうえで、「マーリア市における自由シリア軍(第30師団のこと)は、有志連合による航空支援を受けている」と付言した。

一方、マスウード・イーブーを名乗る現地の活動家は、ARA News(9月2日付)に対し、「第30師団の高官と、シャームの民のヌスラ戦線などアレッポ県郊外のジハード主義者が属する作戦司令室との間で、マーリア市への第30師団の進駐などの調整が行われている」ことを明らかにした。

これに関して、シリア人権監視団は、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」にある反体制武装集団の拠点都市マーリア市一致、ハルジャラ村、ダフラ村、ハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が交戦したと発表した。

他方、アレッポ県では、SANA(9月2日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校、ナイラブ航空基地一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ARA News(9月2日付)によると、ユーフラテス川東部のカラフ・カウザーク村、スィッリーン町一致にダーイシュ(イスラーム国)が潜入し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州とジハード主義武装集団が交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月2日付)によると、同地では、ダーイシュに対抗するために、複数のジハード主義武装集団が統合作戦司令室を設置したという。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダルファア丘一帯(ダルファア村郊外)をダーイシュ(イスラーム国)が砲撃し、シリア軍、国防隊と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯を約20回にわたって空爆した。

シリア軍はまた、タドムル市各所に対しても砲撃を加えた。

一方、SANA(9月2日付)によると、ワーディー・ブスィーリー一帯、カルヤタイン市北部、ジャズル村、ジバーブ・ハマド村、東ヒブラ村、西ヒブラ村、ムシャイリファ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、アッシリア人権監視団によると、シリア赤新月社がダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州との交渉で、ダーイシュがカルヤタン市で拘束中のキリスト教徒住民約270人を釈放させることで合意した。

釈放される住民のなかには、シリア・カトリックのデイル・マール・エルヤーン修道院長のジャーク・ムラード神父が含まれており、近くシリア釈放される予定だという。

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ハサカ県では、ARA News(9月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)バラカ州がシャッダーディー市で大学生1人を「体制に内通している」として処刑した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアブー・ハマーム市で男性3人を「武器を不法所持」していたとして処刑した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月2日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

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ラタキア市郊外で爆弾テロが発生し、住民10人が死亡(2015年9月2日)

ラタキア県では、SANA(9月2日付)によると、ラタキア市郊外にあるハマーム広場に面した殉教者イマード・アリー学校前で、「テロリスト」が大量の爆発物を積んだ車が爆破し、住民10人が死亡、25人が重軽傷を負い、周辺の住宅などが被害を受けた。

この爆破テロに関して、ワーイル・ハルキー内閣は直ちに非難声明を出した。

一方、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するナビー・ユーヌス峰山頂一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がサルマー町一帯を空爆した。

これに対し、SANA(9月2日付)は、フルワ村、ラウダ村、ドゥワイルシャーン村に対してシリア軍が集中的な攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

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イランのアブドゥッラフヤーン副外相がシリアを訪問し、ハルキー首相、ムアッリム外相と相次いで会談(2015年9月2日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)がシリアを訪問し、ワーイル・ハルキー首相、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)と個別に会談し、二国間関係の強化、シリア紛争解決に向けた対応、「テロとの戦い」などについて意見を交わした。

SANA(9月2日付)が伝えた。

SANA, September 2, 2015
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旬刊シリア情報(試作版2015年8月21~31日)

2015年8月21日(金)から31日(月)までのシリアをめぐる主な動きは以下の通り。

1. シリア政府と反体制武装集団の戦闘

ダマスカス郊外県では、シリア軍が東グータ地方に対して無差別空爆を、反体制武装集団が首都ダマスカスに対して無差別砲撃を行う一方、イドリブ県・ハマー県・ラタキア県境では、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍などからなる反体制武装集団がシリア軍、国防隊への攻勢を強めた。

また、シリア軍やレバノンのヒズブッラーの攻撃を続けるダマスカス郊外県ザバダーニー市では、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動戦闘員の退去などを協議するための一時停戦が発効した。

2015年8月半ばに次ぐ2度目の一時停戦では、反体制武装集団を代表してシャーム自由人イスラーム運動が、シリア政府の代理を務めるイラン高官とトルコで交渉を行ったが、ザバダーニー市からの反体制武装集団戦闘員の撤退、フーア市、カファルヤー町からの民間人の非難をめぐる意見の対立は解消せず、戦闘が再開された。

(主な関連記事)

■シリア軍が東グータ地方、ザバダーニー市でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動との交戦を続ける(2015年8月21日)ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市の車輌局一帯(シリア政府支配下)で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団がシリア軍、国防隊と交戦した。またザバダーニー市では、シリア軍第4師団 … 続きを読む →

■シリア軍がドゥーマー市などダマスカス郊外県東グータ地方を「無差別空爆」し20人以上が死亡、シリア国民連合の拠点が破壊、反体制派もダマスカス県内を「無差別砲撃」(2015年8月22日) ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市に対して空爆、地対地ミサイルなどによる砲撃を加え、少なくとも住民20人が死亡、約200人が負傷、行方不明となった(シリア人権監視団は23日、シリア軍が … 続きを読む →

■シリア軍による東グータ地方への空爆が続くなか、アドラー刑務所を反体制武装集団が砲撃し死傷者発生(2015年8月23日) ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が旧市街のダマスカス中央刑務所(アドラー刑務所)近くに着弾した。これに関して、シリア・アラブ・テレビ(8月23日付)は速報で、ダマスカ … 続きを読む →

■東グータ地方に対するシリア軍の無差別空爆に対抗して、反体制派が首都ダマスカスを連日無差別砲撃(2015年8月24日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ムフイーッディーン・モスク近く、バグダード通り、ジャーッド・ナフラーウィー地区、ウマイヤ・モスク周辺、旧市街、教育省地区、カッサーア地区、バーブ・トゥーマー区、バーブ … 続きを読む →

■イスラーム軍は首都ダマスカスへの無差別砲撃への関与を否定、政府の自作自演だと主張(2015年8月25日)

イスラーム軍は声明を出し、24、25日にダマスカス県各所に対して行われた迫撃砲による無差別攻撃に関して、「ロケット弾や迫撃砲弾が、カシオン山、ダマスカス西方のサッブーラ村(ダマスカス郊外県)から発射されている」と述べ、関 … 続きを読む →

■シリア軍がダマスカス郊外県での空爆を続ける一方、ファトフ軍はイドリブ県、ハマー県、アレッポ県で攻勢(2015年8月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市、ハラスター市を14回にわたって空爆した。 同監視団によると、8月半ばに激化した東グータ地方(ドゥーマー市、ハラスター市など)でのシリア軍の空爆により … 続きを読む →

■ハマー県北部ガーブ平原でファトフ軍が再び優勢、アレッポ県バーシュカウィー村ではシャーム戦線の内部対立に乗じてシリア軍が反転攻勢(2015年8月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、トルキスターン・イスラーム党などジハード主義武装集団とシリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘 … 続きを読む →

■シリア軍とファトフ軍がイドリブ県・ハマー県・ラタキア県境一帯で攻防を続ける(2015年8月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のヒルバト・ナークース村一帯で、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、トルクメン・イスラーム … 続きを読む →

■ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市(イドリブ県)などで2度目の停戦が発効、ザバダーニー市からのシャーム自由人イスラーム運動の「安全な退去」とフーア市などからの住民の避難が争点に(2015年8月27日)

『ハヤート』(8月28日付)などは、ダマスカス郊外県ザバダーニー市とイドリブ県フーア市、カファルヤー町で戦闘を続けるシリア軍、ヒズブッラー戦闘員とシャーム自由人イスラーム運動など反体制武装集団が、48時間の一時停戦に合意 … 続きを読む →

■アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線がイドリブ県のシリア軍の牙城アブー・ズフール軍事基地の正面玄関を完全制圧(2015年8月28日) イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ズフール航空基地周辺で、シリア軍、国防隊とシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との交戦が続き、シリア軍が同地一帯に対して空爆を行った。ARA News(8 … 続きを読む→

■ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市(イドリブ県)などでの一時停戦が失効し、戦闘が再開、ダマスカス県でシャーム自由人イスラーム運動がシリア軍准将を暗殺(2015年8月29日)

27日午前5時に発効していたダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦が、48時間の期限を迎え、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌス … 続きを読む→

■ダマスカス県・郊外県、イドリブ県でシリア軍による空爆・砲撃と反体制武装集団による砲撃の応酬が続く(2015年8月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市に「樽爆弾」18発を投下、またアルバイン市、ハラスター市にも空爆を行った。 この空爆で、アルバイン市で女性1人が死亡、ドゥーマー市では子供2人、女性 … 続きを読む→

■イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの避難民がダマスカス国際空港街道で座り込みを行い、反体制武装集団による包囲解除に向けた行動をシリア政府に要求(2015年8月31日)

ARA News(8月31日付)などによると、ダマスカス国際空港街道では、イドリブ県フーア市、カファルヤー町から避難した住民が座り込みを行い、道路を封鎖、反体制武装集団による両市の解除のための行動をシリア政府に求めた。
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■ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員が進撃を続ける一方、ファトフ軍もフーア市、カファルヤー町(イドリブ県)で攻勢(2015年8月31日)
ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内でジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、武装集団戦闘員6人が死亡した。
また、数ヶ月前 … 続きを読む→

2. 「安全地帯」

米トルコ両政府がアレッポ北部に設置合意したとされる「安全地帯」に対するダーイシュ(イスラーム国)の攻勢が激化し、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団の主要拠点であるマーリア市がダーイシュによってほぼ完全に包囲されるにいたった。

こうしたなか、国境なき医師団が、ダーイシュの砲撃を受けた負傷者が、化学兵器によると思われる症状を発症したと発表した。

一方、トルコで米軍の軍事教練を受けた「穏健な反体制派」の第30(歩兵)師団が、ダーイシュとの戦闘のため、「安全地帯」にある反体制武装集団の主要拠点のマーリア市への進駐をめざしたが、米軍の支援を受けた武装集団の展開を好まないアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線がこうした動きに異議を唱えた。

(主な関連記事)

■ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県のクワイリス航空基地一帯でシリア軍に対して、また「安全地帯」で反体制武装集団に対して攻勢(2015年8月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地一帯を空爆した。また、ARA News(8月23日付)によると、シャーム戦線は、マーリア市 … 続きを読む →

■トルコ外相:ダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けて「近くシリア北部での包括的な航空作戦が開始されるだろう」(2015年8月24日)

『ハヤート』(8月25日付)によると、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた米トルコ両政府の折衝が23日に終わり、近くシリア北部での包括的な航空作戦が開始されるだろう、と述 … 続きを読む →

■米軍の軍事教練を受けた「穏健な反体制派」の第30師団が、シリア軍の空爆を受けたと主張(2015年8月25日)

トルコ領内で米軍の軍事教練を受けシリア北部に派遣された第30(歩兵)師団は声明を出し、シリア軍戦闘機がアレッポ県北部にある師団の拠点複数カ所を空爆し、1人が負傷したと主張した。シリア軍の空爆を受けたとされる拠点の所在地 … 続きを読む →

■国境なき医師団:ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が戦闘を続けるアレッポ北部の「安全地帯」で化学兵器使用の可能性を指摘(2015年8月25日)

国境なき医師団は声明を出し、アレッポ県北部での戦闘でのダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が戦闘を続ける地域で、攻撃に巻き込まれ負傷した患者4人が、化学兵器を使用した際に表れる症状を発症していたと発表した。 治療に … 続きを読む →

■ダーイシュ(イスラーム国)は「安全地帯」における反体制派の拠点マーリア市をほぼ完全包囲か(2015年8月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市周辺地域およびハルジャラ村、ダルハ村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義者を含む反体制武装集団が交戦し、反体制武装集団が交戦した。『ハヤート』(8月28日 … 続きを読む →

■サウジアラビアが「飛行禁止空域」設置を求めるシリア国民連合の書簡を国連安保理に提出、シリア国連代表は安保理会合で、サウジアラビア、トルコ、カタールが支援するアル=カーイダ系組織が無差別砲撃を行っていると非難(2015年8月27日)

国連安保理(米ニューヨーク)で、安保理決議第2193号、第2165号、第2191号の実施状況を報告するための定例会合が開催された。 SANA(8月27日付)によると、会合では、バッシャール・ジャアファリー国連代表大使が … 続きを読む →

■シリア北部の「安全地帯」でダーイシュ(イスラーム国)とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団の攻防続く(2015年8月28日)
アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団の戦闘が続き、ダーイシュは、マーリア市に近いカフラ村で、爆弾を爆破、またマーリア市一帯では、ダーイシュと反体制武装集団が … 続きを読む→

■ハサカ市でダーイシュ(イスラーム国)が放棄した防毒マスクが発見される(2015年8月28日) ハサカ県では、SANA(8月28日付)によると、人民防衛集団(国防隊、バアス大隊などの総称)が、ハサカ市グワイラーン地区を占拠中のダーイシュ(イスラーム国)が掘削したと思われる近トンネルから、複数の防毒マスクを発見、押収 … 続きを読む→

■アレッポ県北部の「安全地帯」に続き、ダマスカス県南部、ダマスカス郊外県東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘激化(2015年8月29日)
ダマスカス県では、スマート・ニュース(8月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに接するカダム区でアジュナード・シャーム・イスラーム連合と交戦、同地区の大部分 … 続きを読む→

■ヒムス市で爆弾テロが発生し住民多数が死傷、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2015年8月29日) ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、ヒムス市ザフラー地区(ムワーサラート地区)で爆発が発生し、多数が死亡、数十人が負傷した。 これに関して、シリア人権監視団は死者がシリア軍兵士だとしている。 爆発が発生した地 … 続きを読む→

■トルコ外務省、有志連合によるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)空爆への参加を開始したと発表(2015年8月29日) トルコ外務省は声明を出し、「8月24日に調印された(米国との)技術文書…に従い、我が国の戦闘機は有志連合とともに、昨日晩(28日晩)から、我が国の安全保障への脅威でもあるシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆 … 続きを読む→

■ヌスラ戦線は米軍が教練した「穏健な反体制派」の第30師団がアレッポ県北部の「安全地帯」の反体制武装集団の拠点都市マーリア市に入ることを拒否(2015年8月30日) ARA News(8月30日付)は、米軍の教練を受けシリアに潜入している第30(歩兵)師団の戦闘員の一人、アフマド・アブドゥッラー氏の話として、シャームの民のヌスラ戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)が攻勢を強めているマー … 続きを読む→

 

3. 文化遺産破壊

ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産パルミラのバアル・シャミーン神殿、ベル神殿、そして同県カルヤタイン市にあるシリア・カトリック教修道院デイル・マール・エルヤーン(5世紀建設)をダーイシュ(イスラーム国)が爆破する一方、イドリブ県でもアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線が、イスラーム教スーフィー教団聖者の墓地を爆破した。


(主な関連記事)

 

■ダーイシュ(イスラーム国)が5世紀に建てられたキリスト教のデイル・マール・エルヤーン修道院を破壊(2015年8月21日)

シリア文化省文化財博物館総局のマアムーン・アブドゥルカリーム総裁が、SANA(8月21日付)に対して明らかにしたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)は21日、ヒムス県カルヤタイン市にあるシリア・カトリック教会の修道 … 続きを読む →

■ダーイシュ(イスラーム国)がUNESCO世界文化遺産パルミラのバアル・シャミーン神殿を破壊(2015年8月24日)

ARA News(8月24日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がUNESCO世界文化遺産に登録されているパルミラ遺跡(ヒムス県タドムル市)のバアル・シャミーン神殿を破壊したと伝えた。ヒムス市の活動家だというウマル・アブー・ … 続きを読む →

■ダーイシュ(イスラーム国)が、爆破したパルミラ遺跡バール・シャミーン神殿の写真を公開(2015年8月25日)

ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州の広報局は、23日に破壊されたとされるパルミラ遺跡(ヒムス県タドムル市)のバール・シャミーン神殿に爆弾を仕掛け、爆破する写真複数点をインターネットを通じて公開した。** ヒムス県で … 続きを読む →

■ダーイシュ(イスラーム国)に続いてアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線もスーフィー教団シャイフ廟を「押収したタバコを焼却する」として爆破(2015年8月24日)

イドリブ県では、ARA News(8月25日付)によると、同県での反体制武装闘争を主導するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、アブー・ズフール町郊外の砂漠地帯にあるイスラーム教スーフィー教団のシャイフの廟の … 続きを読む →

■ダーイシュ(イスラーム国)がカルヤタイン市(ヒムス県)のキリスト教徒住民に、イスラーム教への改宗か、ジズヤ支払いか、退去を迫る(2015年8月30日) ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州が、キリスト教徒が多く住むカルヤタイン市の男性に対して、48時間以内にイスラーム教徒に改宗するか、「ジズヤ」(人頭税)を支払うか、同市から退去する …続きを読む→

■ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市にあるUNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡のベル神殿を破壊(2015年8月31日) シリア人権監視団は8月30日に声明を発表し、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡にあるベル神殿の一部が、ダーイシュ(イスラーム国)によって破壊されたと発表した。** 『ハヤート』(9月1日付) …続きを読む→

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アル=カーイダ系組織からなるファトフ軍がイドリブ県フーア市、カファルヤー町と首都ダマスカスへの砲撃を激化させる一方、シリア軍がダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、東グータ地方などへの爆撃を継続(2015年9月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構などからなるファトフ軍によって包囲されているフーア市、カファルヤー町周辺各所で、国防隊、人民諸委員会がヒズブッラーとともに、ファトフ軍と交戦、またファトフ軍はフーア市、カファルヤー町に対して砲撃を加えた。

一方、ザーウィヤ山のバーラ村に対して、シリア軍が「樽爆弾」で空爆を行い、ジハード主義武装集団戦闘員1人を含む3人が死亡した。

シリア軍はまた、ビンニシュ市、ハーミディーヤ村、マアッルシューリーン村、ハーン・シャイフーン市を空爆した。

このほか、ヌスラ戦線などが包囲を強めているアブー・ズフール航空基地一帯では、シリア軍、国防隊が反体制武装集団と交戦した。

他方、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がフーア市一帯、サワーギヤ村、ビンニシュ市、カッリー町、ザルダーナー市南部のファトフ軍拠点複数カ所を集中的に空爆し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などの戦闘員64人以上を殺害した。

また人民防衛諸集団(国防隊、人民諸委員会など)はフーア市に隣接するサワーギヤ村一帯で、ファトフ軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

そのほか、シリア軍は、マアッラーター村、カルサア村南部、マアッルシューリーン村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、マアッル・シャマーリーン村、マウザラ村、バサーミス村南部、ハーン・シャイフーン市、ムハムバル村、サッラト・ズフール村、カンスフラ村およびその一帯、カルクール村、シールマガール村、ハーン・スブル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はさらに、アブー・ズフール町一帯、ウヌキーヤ村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がザジュラム丘、アンカーウィー村、ズィヤーラ町、マンスーラ村でファトフ軍の拠点に対して正確に攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザバダーニー市に隣接するマダーヤー町を空爆した。

またザバダーニー市では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、シャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団と交戦を続けるなか、シリア軍が「樽爆弾」12発を投下するなど空爆・砲撃を行った。

このほか、シリア軍は、ハムーリーヤ市、アルバイン市、ドゥーマー市、ザマルカー町を空爆した。

一方、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がマディーラー市でシャームの民のヌスラ戦線の武器庫を破壊し、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、ハムーリーヤ市でイスラーム軍の拠点を攻撃、またアルバイン市でイスラーム国と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ザバダーニー市では、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、反体制武装集団と交戦し、戦闘員3人を殺害した。

他方、クッルナー・シュラカー(9月1日付)によると、イスラーム軍が、ウンマ軍司令官(兼ドゥーマーの盾旅団司令官)で拘束中のマージド・ハイバ氏(アブー・アリー・ハイバ)に死刑判決を下し、ドゥーマー市内の広場で公開処刑(銃殺刑)した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県各所に対するシリア軍の攻撃に対抗するかたちで、反体制武装集団がアッシュ・ウルール地区に対して迫撃砲を撃ち込み、1発が着弾した。

これに対して、シリア軍はジャウバル区に対して空爆を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団とダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が捕虜交換を行い、双方が捕捉していた戦闘員合わせて20人が解放された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン市各所を空爆、またタッルドゥー市、ヒムス県ワアル地区各所に対して砲撃を行った。

一方、SANA(9月1日付)によると、ラスタン市、ガントゥー市、カフルナーン村周辺で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の指揮下で戦闘に参加しているヒムス軍団、ファールーク旅団などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区で、反体制武装集団がシリア軍が拠点とする建物に向けて地下トンネルを掘削し、爆弾を仕掛けて爆破、シリア軍兵士20人以上を殺害した。

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ラタキア県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団(国防隊など)とともに、ワーディー・バースール村、キンサッバー町、ジュッブ・アフマル村で反体制武装集団と交戦する一方、シリア軍が同地を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線のサウジ人、トルコ人戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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米CIAとJSOCがシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)幹部殺害のための極秘作戦を実行か?(2015年9月1日)

『ワシントン・ポスト』(9月1日付)は、複数の米高官の話として、米中央情報局(CIA)と米統合特殊作戦軍(JSOC)が、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)の幹部を殺害するため、無人攻撃機を使った秘密作戦を実施していると報じた(https://www.washingtonpost.com/world/national-security/us-launches-secret-drone-campaign-to-hunt-islamic-state-leaders-in-syria/2015/09/01/723b3e04-5033-11e5-933e-7d06c647a395_story.html)。

同紙が匿名の米当局者の話として伝えたところによると、この秘密作戦は、米軍がダーイシュの戦闘員に対して行っている軍事作戦とは別のものだという。

この作戦で今までに殺害された人物のなかには、「カリフ電子軍」のリーダーと目されていたハッカー、ジュナイド・フサイン氏が含まれているという。

当局者は同紙に対し、この無人機作戦はJSOCが実行しているが、これまでに行われた攻撃の回数は少数とどまると語っている。

CIAが作戦で担う主な役割は、ダーイシュ幹部の身元や居場所の特定だとされる。

The Washington Post, September 1, 2015をもとに作成。

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外務在外居住者省:アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動を支援するトルコ、サウジアラビア、カタールへの厳正な対処を国連に要請(2015年9月1日)

外務在外居住者省は、国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、イドリブ県フーア市およびカファルヤー町に対して包囲と砲撃を続けるアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構などからなるファトフ軍が、サウジアラビア、カタール、そしてトルコ政府から支援を受けていると報告した。

とりわけトルコ政府に関しては、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動を直接兵站支援していると断じ、国連に対して「テロとの戦い」に関する諸決議を履行し、これらの国のテロ支援を停止させるための措置を早急に講じるよう要請した。

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、September 2, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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米軍の軍事教練を受けた第30師団がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線と協調、「安全保障地帯」への進駐準備を完了するなか、トルコ軍とダーイシュ(イスラーム国)が国境地帯で交戦、またダーイシュは「安全保障地帯」の中心都市マーリアでマスタード・ガスを使用か?(2015年9月1日)

トルコ領内で米軍の軍事教練を受けた第30(歩兵)師団の戦闘員の一人ナースィル・ニムル氏は、ARA News(9月1日付)に対して、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の同意を得て、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」における反体制武装集団の拠点都市マーリア市に入る準備ができた、と語った。

ニムル氏は「第30師団の戦闘員はマーリア市に入る準備を終えた。これは第30師団とヌスラ戦線との間での合意と相互理解を受けたもので、ヌスラ戦線は…、ダーイシュ(イスラーム国)の進軍を阻止するため、第30師団の戦闘員がマーリア市に入ることを許した」と述べた。

また、第30師団は1日付で声明を出し、シリア政府の支配下にある都市を解放するためダーイシュ(イスラーム国)に対する軍事作戦を開始したと発表した。

声明において、第30師団は「自由シリア国民軍第30師団」を名乗り、「テロ組織ダーイシュに対する軍事作戦を開始した」と宣言しているが、その目的に関しては、ダーイシュの支配地域の掌握ではなく、「革命の心臓に対して打撃を与え続けている体制とその治安機関の支配からシリアの諸都市を解放する」と矛盾した主張を行っている。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月1日付)が伝えたところによると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内の反体制武装集団の拠点都市マーリア市に対して、ダーイシュ(イスラーム国)がマスタード・ガスを装填した迫撃砲弾を撃ち込み、20人以上が中毒症状を発症し、市内の野戦病院に搬送された。

クッルナー・シュラカー(9月1日付)は、マスタード・ガスが装填された迫撃砲弾は30発以上に及んだと伝えたうえで、市内で地元警察が防塵マスクを配布する写真を公開した。

Kull-na Shuraka', September 1, 2015
Kull-na Shuraka’, September 1, 2015
Kull-na Shuraka', September 1, 2015
Kull-na Shuraka’, September 1, 2015
Kull-na Shuraka', September 1, 2015
Kull-na Shuraka’, September 1, 2015
Kull-na Shuraka', September 1, 2015
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一方、シリア人権監視団によると、有志連合がアレッポ県内の「安全地帯」内に位置するスーラーン・アアザーズ町(マーリア市北部)を空爆し、ダーイシュ戦闘員少なくとも8人を殺害した。

また、シャーム戦線は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)支配地域(アレッポ県北部)で、所属部隊の一つのタウヒードの獅子中隊が極秘作戦を実行し、ダーイシュのメンバーのサウジアラビア人2人、チュニジア人1人を殺害したと発表した。

シャーム戦線は米国が「穏健な反体制派」とみなす武装集団で、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動からなる。

このほか、SANA(9月1日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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他方、ARA News(9月2日付)は、アレッポ県バーブ市北部のラーイー村の活動家の話として、国境沿いのカラフ・マズラア町に面するトルコ領内をパトロール中のトルコ国境警備隊をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃し、トルコ軍兵士3人が死亡、7人が負傷したた。

これに対してトルコ軍は、シリア国境地帯に戦車多数を緊急展開させ、シリア領内のブタイディーン村、カラフ・マズラア町を砲撃、またカラフ・マズラア町一帯でダーイシュと散発的に交戦した。

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ラッカ県では、ARA News(9月1日付)によると、活動家(匿名)からの情報として、ラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)のシリア人戦闘員と欧州出身の司令官との間が口論となり、シリア人戦闘員が司令官をナイフで刺し、死亡した。

また、その場に居合わせた戦闘員たちが司令官を指したシリア人戦闘員に発砲、この戦闘員も腹に銃弾を受け、負傷した。

この活動家によると、シリア人戦闘員と外国人戦闘員による同様の口論は、30日にハサカ県でも発生しており、リビア人司令官のアブー・フザイファ・リービー氏が死亡した。

ハサカ県の事件では、フーア町での戦闘への参加を命じたリビア人司令官の命令にシリア人戦闘員らが背いたことに端を発していたという。

このほか、ARA News(9月1日付)によると、アイン・イーサー町郊外で、31日深夜から1日未明にかけて、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員3人が死亡した。

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スワイダー県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)に対して攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、サリーバ農場、ウンム。リーシュ村、スルターニーヤ村、ラスム・アルナブ村、トゥワイニー村、タドムル市西方の採石場一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(9月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州の統治者(ワーリー)のアブー・サーリフ・ジャブラーウィー氏が解任され、アブー・アドナーン・シャーミー氏が9月1日付で新ワーリーに任命された。

シャーミー氏はダイル・ザウル市のヒスバ(宗教警察)を統括していた人物で、ジャブラーウィー氏と同様シリア人だという。

なお、ジャブラーウィー前ワーリーの先任者だったイラク人のアブー・ウサーマ・イラーキー氏は有志連合の空爆により7月に死亡、以降、ハイル州のワーリーはシリア人が連続して務めることになる。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月1日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)、ワフシーヤ村(アレッポ県、CENTCOM声明によると「ワシーヤ」)近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、September 2, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、September 3, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県各所で、アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線の退去とシャーム戦線支持を訴えるデモが発生(2015年9月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構などからなるファトフ軍の支配下にあるハーン・シャイフーン市で、住民が1日晩、ヌスラ戦線の市内からの退去を求めるデモを行い、市内にとどまる住民数十人が参加した。

デモで住民は、ヌスラ戦線が市内のモスクのシャイフや説教師を解任したことに抗議、ヌスラ戦線の指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の「退任」を訴えるとともに、シャーム戦線に対し、ハーン・シャイフーン市に進駐するよう求めた。

ヌスラ戦線はこのデモに対して、空砲を撃つなどして強制排除を試み、デモに参加した活動家複数人を逮捕したという。

Kull-na Shuraka', September 1, 2015
Kull-na Shuraka’, September 1, 2015
Kull-na Shuraka', September 3, 2015
Kull-na Shuraka’, September 3, 2015

ARA News(9月2日付)によると、同様のデモは、イドリブ県ジスル・シュグール市、アレッポ県アターリブ市でも行われ、デモ参加者は、ヌスラ戦線の退去と幹部の処罰、ヌスラ戦線による逮捕者の釈放を要求した。

『ハヤート』(9月5日付)によると、サルマーダー市でも同様のデモが発生、ヌスラ戦線がデモ参加者に発砲し、複数の負傷者が出た。

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、September 5, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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ラタキア市、アレッポ市、ヒムス市郊外でデモが発生、フーア市、カファルヤー町へのアル=カーイダ系組織の包囲解除のための行動をシリア政府に要求(2015年9月1日)

Kull-na Shuraka', September 1, 2015
Kull-na Shuraka’, September 1, 2015

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市ズィラーア地区で、イドリブ県フーア市、カファルヤー町に対するアル=カーイダ系組織からなるファトフ軍の包囲解除のための行動をシリア政府に求める座り込みデモが行われ、多数の住民らが参加した。

フーア市とカファルヤー町に対する包囲解除を求めるデモは8月31日にもダマスカス国際空港街道で行われていた。

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またアレッポ県でも、ARA News(9月1日付)によると、アレッポ市ムーカンブー地区、ハムダーニーヤ地区、アレッポ大学広場、サアドッラー・ジャービリー広場など各所で同様のデモが行われた。

ARA News, September 1 , 2015
ARA News, September 1
, 2015

 

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さらに、ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月1日付)によると、ヒムス市ワアル地区の南部に位置する農場地帯、ハイダリーヤ村、ザルザウィーヤ村(いずれもシーア派の村)の住民が、ヒムス市ワアル地区に通じる街道を封鎖し、イドリブ県フーア市、カファルヤー町に対するファトフ軍の包囲解除を求めた。

 

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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二つの「人権団体」が発表した2015年8月の紛争による犠牲者数に大きな開き(2015年9月1日)

シリア人権監視団は、2015年8月の紛争による死者数が4,830人に達したと発表した。

このうち1,205人が民間人で、そのなかには18歳未満の子供252人、18歳以上の女性151人に加えて、「ジハード主義者を含む反体制武装集団戦闘員」も含まれている。

この「民間人」のうち674人(うち子供154人、女性87人)は、シリア軍の空爆による犠牲者だという。

またシリア軍の死者は778人、国防隊などの親政府民兵は684人、ヒズブッラー戦闘員は36人だという。

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シリア人権ネットワークも声明を出し、2015年8月の1ヶ月の間に、2,040人が主にシリア軍や親政府民兵によって殺害されたと発表した。

それによると、シリア軍、親政府民兵によって殺害された死者数は1,623人に及び、そのうち302人が子供、289人が女性、拷問による死者は77人、武装集団メンバーは410人にのぼるという。

また西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によって殺害された民間人も14人(うち子供3人、女性3人)にのぼったという。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)によって殺害されたのは236人で、うち119人が武装集団メンバー、117人が民間人(子供5人、女性8人を含む)で、シャームの民のヌスラ戦線によって殺害されたのは11人のみ(うち民間人6人(女性2人を含む)、武装集団メンバー5人)だったという。

またそれ以外の反体制武装集団によって殺害されたのは119人で、うち民間人は104人(子供26人、女性18人を含む)だという。

なお、シリア人権ネットワークが発表するデータは、発表する死者数のなかにシリア政府側の犠牲者をほとんど含めていないために、死者数が常にシリア人権監視団のデータの半分程度にとどまっている。

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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スィルヤーニー連合党がダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア正教徒女性民兵を結成(2015年8月31日)

スィルヤーニー連合党は声明を出し、ハサカ県カフターニーヤ市でシリア正教徒女性からなる軍事評議会「バイス・ナフラインの女性防衛部隊」を結成したと発表した。

ARA News(8月31日付)が伝えた。

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スワイダー県では、SANA(8月31日付)によると、ムアーッズ丘一帯、シャカー村で、シリア軍が人民防衛諸集団とともにダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月31日付)によると、カルヤタイン市西部のサリーバ農場、ラジャム・カスル村、柑橘農園、ジャズル・ガス採掘所東部一帯、タドムル市郊外採石場一帯、ラッフーム村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月31日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 31, 2015、AP, August 31, 2015、ARA News, August 31, 2015、Champress, August 31, 2015、al-Hayat, September 1, 2015、Iraqi News, August 31, 2015、Kull-na Shuraka’, August 31, 2015、al-Mada Press, August 31, 2015、Naharnet, August 31, 2015、NNA, August 31, 2015、Reuters, August 31, 2015、SANA, August 31, 2015、UPI, August 31, 2015などをもとに作成。

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ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員が進撃を続ける一方、ファトフ軍もフーア市、カファルヤー町(イドリブ県)で攻勢(2015年8月31日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内でジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、武装集団戦闘員6人が死亡した。

また、数ヶ月前にムライハ市での戦闘で負傷していたアジュナード・シャーム・イスラーム連合の司令官が死亡した。

一方、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー)とともに、ザバダーニー市内で反体制武装集団の掃討作戦を継続し、市内のジスル地区および西部地区中心街、シャリーフ・イドリースィー学校一帯を制圧した。

シリア軍はまた、ハラスター市で、イスラーム軍、ウンマの暁と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にとどまるフーア市、カファルヤー町一帯で、国防隊、人民諸委員会、ヒズブッラー戦闘員がジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線などアル=カーイダ系組織からなるジハード主義武装集団と交戦、また武装集団は両市に対して手製の迫撃砲などで攻撃を加えた。

また、ARA News(8月31日付)によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町に近いサワーギヤ村一帯で、シリア軍、国防隊らと交戦し、同地を制圧した。

一方、SANA(8月31日付)によると、ムハムバル村、カフルナブル市、サラーキブ市、トゥウーム村、トゥルア村、アウラム・ジャウズ村、カフルウワイド、バサーミス村、ハミーマート村、ズィヤーディーヤ村、マジャース村、タッル・サラムー村、アブー・ズフール航空基地周辺、タルマラ村、マアッルズィーター村、そしてフーア市とカファルヤー町への砲撃の拠点となっているタフタナーズ市、マアッラトミスリーン市、ラーム・ハムダーン村一帯をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月31日付)によると、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、ハウワーシュ村、ドゥワイル・アクラード村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、アレッポ市スライマーン・アラビー地区で、シャーム戦線が地下トンネルを掘削し、シリア軍関連の建物の地下に爆弾を仕掛け爆破、兵士数十人を殺傷した。

一方、SANA(8月31日付)によると、アレッポ市西部科学技術センター一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、カフルハムラ村、バシュカーティーン村、アレッポ市ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、旧市街、シャイフ・カクスード地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月31日付)によると、ガドル山、ファルラク休憩所で、シリア軍が人民防衛諸集団とともに反体制武装集団と交戦し、戦闘員25人を殲滅した。

シリア軍はまた、キンサッバー町一帯、サルマー町一帯、マールーニーヤート村、カサーティル村の反体制武装集団拠点を空爆するとともに、トルコ領内から潜入を試みた武装集団と交戦し、チェチェン人戦闘員34人を殲滅、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はこのほか、アラースィート村、ガニーマ村、アイン・カンタラ村、上カルト村、ラビーア町一帯を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(8月31日付)によると、東カラク村、アトマーン村、ダルアー市バジャービジャ地区、旧税関地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月31日付)によると、シャアフ村周辺、シリア軍と人民防衛諸集団が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月31日付)によると、キースィーン村、ウンム・シャルシューフ村西部、タッルドゥー市一帯、タルビーサ市、ラスタン市、カフルラーハー市、フーシュ・ザバーディー村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 31, 2015、AP, August 31, 2015、ARA News, August 31, 2015、Champress, August 31, 2015、al-Hayat, September 1, 2015、Iraqi News, August 31, 2015、Kull-na Shuraka’, August 31, 2015、al-Mada Press, August 31, 2015、Naharnet, August 31, 2015、NNA, August 31, 2015、Reuters, August 31, 2015、SANA, August 31, 2015、UPI, August 31, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市にあるUNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡のベル神殿を破壊(2015年8月31日)

シリア人権監視団は8月30日に声明を発表し、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡にあるベル神殿の一部が、ダーイシュ(イスラーム国)によって破壊されたと発表した。

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『ハヤート』(9月1日付)によると、ベル神殿の一部が破壊されたとのシリア人権監視団の発表(30日)に関して、シリアの遺跡博物館局のマアムーン・アブドゥルカリーム局長は「神殿の面積は約4万3,000平方メートルと非常に広いが、ダーイシュは遺跡の調査員らが近づくことを禁止している」と述べ、事実確認がとれていないことを明らかにした。

BBC(8月31日付)によると、アブドゥルカリーム局長はまた、ベル神殿の一帯で大きな爆発が起きたことを認めつつも、「その中心部、柱、敷地は被害を受けていない」と述べた。

Alarabia.net, August 31, 2015
Alarabia.net, August 31, 2015

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しかし、AFP(9月1日付)によると、国連のUNESCOは、ヒムス県タドムル市にある世界文化遺産のパルミラ遺跡の衛星画像によって、ベル神殿の中心部の建物およびその両脇に並んでいた円柱の列が破壊されていることを確認した、と発表した。

UNESCOによると、8月27日に撮影された衛星画像では、ベル神殿の遺構ははっきりと確認ができたが、31日の画像では中止部の建物とその両脇に並んでいた円柱の列は消滅し、周辺の円柱の列が確認できるのみだったという。

twitter.com/OnlineMagazin
twitter.com/OnlineMagazin

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なお、SANA(9月1日付)はその後、ベル神殿破壊に関して、「シリアは、この野蛮な攻撃に震撼しつつも、不正に満ちたタクフィール主義者のテロを根絶するための誠実な努力を増大させ、地域、そして国際社会の安定を維持し、全人類の文明・文化遺産の保護をめざすよう、改めて呼びかける」とする外務在外居住者省の談話を伝えた。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月31日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(2回)、マーリア市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

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ARA News(9月1日付)によると、有志連合による空爆で、ヨルダン人司令官のアブー・ムスリム・タウヒーディー氏が死亡したという。

AFP, August 31, 2015、Alarabia.net, September 1, 2015、AP, August 31, 2015、ARA News, August 31, 2015、September 1, 2015、BBC, August 31, 2015、Champress, August 31, 2015、al-Hayat, September 1, 2015、Iraqi News, August 31, 2015、Kull-na Shuraka’, August 31, 2015、al-Mada Press, August 31, 2015、Naharnet, August 31, 2015、NNA, August 31, 2015、Reuters, August 31, 2015、SANA, August 31, 2015、September 1, 2015、Syriahr.com,August 30, 2015、UPI, August 31, 2015などをもとに作成。

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ロシアのラブロフ外相が民主的変革国民調整委員会、変革解放人民戦線、PYDの代表と会談(2015年8月31日)

ロシア外務省報道官は、セルゲイ・ラブロフ外務大臣がモスクワ訪問中の反体制組織代表らと会談し、シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3」開催に向けて意見を交わした、と発表した。

ラブロフ外務大臣と会談したのは、民主的変革国民調整委員会代表のハサン・アブドゥルアズィーム弁護士、変革解放人民戦線代表のカドリー・ジャミール前副首相(在モスクワ)、民主統一党(PYD)のハーリド・イーサー氏、シリア・アッシリア連合のナムルード・スライマーン氏。

SANA(8月31日付)などが伝えた。

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シリア国内で活動する反体制組織の国民民主的行動委員会(民主的変革国民調整委員会の元メンバーのマフムード・マルイー氏が事務局長)は声明を出し、同委員会を含む国内の野党、反体制組織が、「ジュネーブ3」に参加する国内の反体制派代表を選出したと発表し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表にその旨報告することを明らかにした。

国内の野党・反体制派の代表選出に参加したのは、国民民主的行動委員会、反暴力・テロシリア人連合、国民青年党、シリア栄光潮流、国民ブロック諸勢力連立、ナウワーフ・マナード・ファーリス(部族代表)、シリア国民潮流、「手に手をとって」シリア人女性連合、自由主義潮流、自由人開発運動、民主主義のためのシリア人、ファフル・ザイダーン、ヴィクトゥール・ハンナー。

合意がダマスカス県になる国民民主行動委員会本部で29日に開かれた会合でなされたという

『ワタン』(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2015、AP, August 31, 2015、ARA News, August 31, 2015、Champress, August 31, 2015、al-Hayat, September 1, 2015、Iraqi News, August 31, 2015、Kull-na Shuraka’, August 31, 2015、al-Mada Press, August 31, 2015、Naharnet, August 31, 2015、NNA, August 31, 2015、Reuters, August 31, 2015、SANA, August 31, 2015、UPI, August 31, 2015、al-Watan, August 31, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がカルヤタイン市(ヒムス県)のキリスト教徒住民に、イスラーム教への改宗か、ジズヤ支払いか、退去を迫る(2015年8月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州が、キリスト教徒が多く住むカルヤタイン市の男性に対して、48時間以内にイスラーム教徒に改宗するか、「ジズヤ」(人頭税)を支払うか、同市から退去するかを選択するよう通達した。

Kull-na Shuraka', September 2, 2015
Kull-na Shuraka’, September 2, 2015

AFP, September 2, 2015、AP, September 2, 2015、ARA News, September 2, 2015、Champress, September 2, 2015、al-Hayat, September 3, 2015、Iraqi News, September 2, 2015、Kull-na Shuraka’, September 2, 2015、September 3, 2015、al-Mada Press, September 2, 2015、Naharnet, September 2, 2015、NNA, September 2, 2015、Reuters, September 2, 2015、SANA, September 2, 2015、UPI, September 2, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス県・郊外県、イドリブ県でシリア軍による爆撃・砲撃と反体制武装集団による砲撃の応酬が続く(2015年8月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市に「樽爆弾」18発を投下、またアルバイン市、ハラスター市にも空爆を行った。

この空爆で、アルバイン市で女性1人が死亡、ドゥーマー市では子供2人、女性2人を含む5人が死亡した。

また、ハラスター市の車輌局一帯では、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、ザバダーニー市では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦、ヒズブッラー戦闘員2人が死亡した。

これに関して、SANA(8月30日付)は、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市内で進軍を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カフルスーサ区、シャイフ・ラスラーン地区、マズラア地区、教育省周辺、アッシュ・ウルール地区などに、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、救急車両が被害現場に駆けつけた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍が、シリア政府支配下のフーア市、カラフヤー町に対して、迫撃砲弾複数発を撃ち込んだ。

これに対して、シリア軍は、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、そしてフーア市とカファルヤー町周辺の町村を空爆、またバサーミス村、ジスル・シュグール市、カフル・ナブル市、アウラム・ジャウズ村に対して砲撃を行い、カフル・ナブル市の砲撃で3人が死亡した。

その一方、シリア軍は、反体制武装集団との戦闘や空爆の末、30日までにヒルバト・ナークース村を奪還した。

これに関して、SANA(8月30日付)は、シリア軍が、カファルヤー町、フーア市周辺の町・村、バラーグーティー村、ハミーマート村、ハシール村、タッル・ルーズ村、ワリーダ村、アブー・ズフール航空基地周辺、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ハルマ村、カフルナブル市南部、ハーッス村、タマーニア町、ファッティーラ村、クファイル村、アイン・ラールーズ村西部、アナブ村、イブリーン村、バルユーン村、サワーギヤ村、バイダル・シャムスー村、ハムカ丘、シール・ディーバ村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍の戦闘員50人以上を殺傷、拠点・装備を破壊したと伝えた。

Kull-na Shuraka', August 30, 2015
Kull-na Shuraka’, August 30, 2015

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、タッル・ワースィト村、カストゥーン村、ズィヤーラ町、サイヤード村をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(8月30日付)によると、ハウワーシュ村、ダクマーク村、ザクーム村、ズィヤーラ町、フライカ村、サイヤード村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するナビー・ユーヌス峰一帯で、シリア軍、国防隊とファトフ軍が交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月30日付)によると、この戦闘でシャーム自由人イスラーム運動、海外第1師団が、クルド山のジュッブ・ガール地区にあるカバル・ハシーシュ丘のシリア軍を攻撃し、同地を制圧したという。

一方、SANA(8月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団(国防隊など)とともに、ラビーア町で反体制武装集団と交戦し、トルコ人、チェチェン人戦闘員を含むシャームの民のヌスラ戦線戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市を「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ウンム・シャルシューフ村、ハラーリーヤ村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月30日付)によると、タルビーサ市、ラスタン市、アイン・フサイン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに関連して、ヒムス解放運動を名乗るグループは声明を出し、29日のラスタン市に対するシリア軍の砲撃で、「化学物質」が使用され、戦闘員5人が死亡した、と発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のアレッポ市アズィーズィーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、建物などが被害を受けた。

また、アレッポ市北東部入り口に位置するブライジュ村一帯では、シリア軍、国防隊、パレスチナ人のクドス旅団、ヒズブッラー戦闘員が攻勢をかけ、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(チェチェン人)などからなるアンサール・ディーン戦線と交戦した。

さらに、アレッポ市ハーリディーヤ地区(シーハーン回廊)では、シリア軍、国防隊がアレッポ・ファトフ作戦司令室と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(8月30日付)によると、ウンム・アッザーム村、ジュャバーター・ハシャブ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線

の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は米軍が教練した「穏健な反体制派」の第30師団がアレッポ県北部の「安全保障地帯」の反体制武装集団の拠点都市マーリア市に入ることを拒否(2015年8月30日)

ARA News(8月30日付)は、米軍の教練を受けシリアに潜入している第30(歩兵)師団の戦闘員の一人、アフマド・アブドゥッラー氏の話として、シャームの民のヌスラ戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)が攻勢を強めているマーリア市に第30師団が援軍として派遣されることを拒否した、と報じた。

アブドゥッラー氏によると、ヌスラ戦線と自由シリア軍の戦闘員はこれまで数回にわたり、マーリア市防衛を話し合うための会合を開いてきたが、ヌスラ戦線は、第30師団のマーリア市への派遣を拒否した。

その一方、会合において、ヌスラ戦線は自らの支配地域において第30師団を攻撃しないことも確約したという。

マーリア市は、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」における反体制武装集団の拠点都市で、同市一帯では、攻勢を強めるダーイシュに対して、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム戦線などからなる反体制武装集団が防戦を強いられている。

一方、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」に位置する反体制武装集団の拠点都市マーリア市に対して、ダーイシュ(イスラーム国)が砲撃を加え、ハルジャラ村、ハワール・キリス村一帯で反体制武装集団と交戦した。

また、ARA News(8月30日付)によると、アレッポ市の反体制武装集団支配地域やアアザーズ市で、ダーイシュ(イスラーム国)の攻勢に対抗するため、自由シリア軍の統合と統一作戦司令室の設置を求めるデモが発生した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がラッカ市の競技場一帯などを空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー少なくとも8人を殺害した。

殺害されたメンバーのなかには外国人の司令官も含まれているという。

またダーイシュは競技場の一部をシャリーア法廷として使用するなど拠点を置いており、この空爆ではダーイシュが拘束している拘置者多数が負傷したとの情報もある。

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スワイダー県では、SANA(8月30日付)によると、ブサイナ丘、ハラフーシュ農場に侵入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退するとともに、サーキヤ村に対して特殊作戦を行い、ダーイシュ戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月30日付)によると、タドムル市、柑橘農園、ジャズル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市、採石場一帯、ワーディー・ザカーラをシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月30日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、フール町(ハサカ県)近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、August 31, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県サルキーン市内のヌスラ戦線の裁判所に対してダーイシュ(イスラーム国)が自爆攻撃(2015年8月30日)

イドリブ県サルキーン市内のヌスラ戦線の裁判所に対してダーイシュ(イスラーム国)が自爆攻撃(2015年8月30日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月30日付)によると、サルキーン市内の市場にあるシャームの民のヌスラ戦線の裁判所で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが自爆ベルトを着用して自爆、これにより3人が死亡、住民15人以上が負傷した。

Kull-na Shuraka', August 30, 2015
Kull-na Shuraka’, August 30, 2015

 

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がアレッポ市内の反体制派警察詰所2カ所を襲撃(2015年8月30日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月31日付)などによると、ジハード主義武装集団の支配下にあるアレッポ市カッラーサ地区およびフィルドゥース地区では、シャームの民のヌスラ戦線が両地区シャリーア委員会の「要請」を受け、地区内の警察詰所2カ所を襲撃、強制捜査を行った。

この強制捜査は、詰所の所員が医師を名乗るヌスラ戦線に近い男性1人を逮捕したことを受けた対抗措置で、ARA News(8月30日付)によると、両地区のシャリーア委員会のヌスラ戦線の実質統制下にあるという。

ARA News, August 30, 2015
ARA News, August 30, 2015

 

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県南部のハジャル・アスワド市でダーイシュ(イスラーム国)とイスラーム軍が交戦(2015年8月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月30日付)によると、ダマスカス県ヤルムーク区、カダム区に隣接するダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市にダーイシュ(イスラーム国)が侵入を試み、イスラーム軍と交戦、イスラーム軍側がダーイシュ戦闘員22人を殺害した。

なお、ダーイシュの通信部門であるアアマーク通信は、ダーイシュが29日に、ダマスカス県カダム区の半分を制圧したと発表した。

ダーイシュは29日に、ダマスカス県カダム区、ダマスカス郊外県東カラムーン地方の反体制武装集団制圧地域に対する攻勢を強めていた。

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス県ジャウバル区の反体制活動家が、イスラーム軍の「独裁政治」に異議を唱えたことで、何度か暗殺未遂に遭った、と暴露(2015年8月30日)

ダマスカス県ジャウバル区地元評議会のガッサーン・アブドゥルワヒード副議長がビデオ声明(https://youtu.be/FT0dfiGSo-Y)を出し、イスラーム軍が自身の暗殺をたびたび試みている、と暴露した。

アブドゥルワヒード副議長は声明のなかで、ダマスカス郊外県東グータ地方でイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官が行う「独裁政治」に異議を唱えてきたことが、暗殺未遂の背景にあると主張している。

AFP, August 30, 2015、AP, August 30, 2015、ARA News, August 30, 2015、Champress, August 30, 2015、al-Hayat, August 31, 2015、Iraqi News, August 30, 2015、Kull-na Shuraka’, August 30, 2015、al-Mada Press, August 30, 2015、Naharnet, August 30, 2015、NNA, August 30, 2015、Reuters, August 30, 2015、SANA, August 30, 2015、UPI, August 30, 2015などをもとに作成。

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シリア人権ネットワーク:過去4年間でシリア政府が拉致した強制失踪者は6万5,000人、対するダーイシュ(イスラーム国)による強制失踪者は1,122人(2015年8月30日)

シリア人権ネットワークと欧州地中海人権監視団は「Forced Disappearance in Syria: Gone without Trace」と題した英語の報告書を共同で発表、そのなかで過去4年間で、6万7,561人が強制失踪していると発表した。

報告書全文はhttp://sn4hr.org/wp-content/pdf/english/Dahaya-EUROMID-english.pdfにて公開されている。

このうち6万5,000人以上がシリア政府、約2,400人が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などといった武装集団によって拉致・連行されたという。

報告書によると、シリア政府が拉致したとされる強制失踪者6万5,000人のうちの5万8,148人が民間人で、そのなかには子供3,879人、女性2,145人も含まれるという。

シリア政府が関与した強制失踪がもっとも激しかったのは2012年で、失踪者の数は2万5,276人におよぶという。

一方、人民防衛隊によって拘束された強制失踪者数は352人(うち子供43人)、ダーイシュによる強制失踪者数は1,122人(うち子供109人)を占め、ヌスラ戦線による強制失踪者数は211人(うち子供22人)だという。

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ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市(イドリブ県)などでの一時停戦が失効し、戦闘が再開、ダマスカス県でシャーム自由人イスラーム運動がシリア軍准将を暗殺(2015年8月29日)

27日午前5時に発効していたダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦が、48時間の期限を迎え、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団による攻撃が再開された。

停戦期間中、シャームの民のヌスラ戦線とイランの代表が、ザバダーニー市からの戦闘員の退去、フーア市、カファルヤー町からの民間人の避難などについて折衝を続けたが、ドゥラル・シャーミーヤ(8月29日付)は、イラン側とシリア政府の間に「深刻な意見の相違」が生じたことが交渉の失敗をもたらした、と伝えた。

それによると、トルコでシャーム自由人イスラーム運動との交渉にあたっていたとされるイランの代表団は、シリアの治安当局が拘留中の女性、子供を含む収監者数千人の釈放に応じたが、シリア政府はイラン側の求めを拒否したのだという。

シャーム自由人イスラーム運動は、収監者数千人の釈放に対する見返りとして、イドリブ県フーア市、カファルヤー町から15歳以下の男性、民兵の家族の女性の避難を受け入れるとし、イラン側と合意していたが、これについても、フーア市の「シーア派民兵」は拒否したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、一時停戦期間中のザバダーニー市で、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍と、シャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団、地元の武装集団が戦闘を再開し、激しく交戦、シリア軍が同地各所を「樽爆弾」8発などで空爆した。

シリア軍はまた、ナシャービーヤ町、アルバイン市、ハラスター市、ハムーリーヤ市、マディーラー市、アイン・タルマー村を複数回にわたり空爆、複数名が負傷した。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市で反体制武装集団の掃討を再開し、同市東部のヒクマ回廊地区の建物群多数を制圧した。

またバラダー渓谷では、反体制武装集団どうしの抗争で戦闘員2人が死亡した。

このほか、シャームの民のヌスラ戦線の広報部門マナーラ・バイダーは声明を出し、ハラスター市旅客バス局一帯(シリア政府支配下)でのシリア軍の攻防に関して、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動とともに、軍の車輌局の建物複数を制圧したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県ザバダーニー市を含めた一時停戦期間中であるにもかかわらず、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などの反体制武装集団が、フーア市、カファルヤー町に対して、200発におよぶ迫撃砲を撃ち込み、住民複数が負傷した。

これに対して、シリア軍は、カフルナブル市、イフスィム町、アイン・ラールーズ村、マアッルズィーター村、ザーウィヤ山一帯を空爆、男性1人が死亡、複数が負傷した。

またシリア人権監視団によると、アブー・ズフール航空基地周辺で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦を続け、シリア軍が同地一帯、ジスル・シュグール市各所、タマーニア町などを「樽爆弾」で空爆した。

さらに、トルコ国境に近いアティマ村では西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が撃ったと思われる迫撃砲複数発が着弾し、爆発が起きた。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がカルクール村、カニーサト・ナフラ村、トゥルア村、シュワイハ村、タッル・サラムー村、アブー・ズフール航空基地周辺、ムハムバル村、イフスィム町の反体制武装集団拠点を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が、アッバースィーイーン広場でシリア軍のライーフ・アリー・ハサン准将などが乗った車2台を仕掛け爆弾により爆破し、ハサン准将と副官の「アブー・シャーヒーン」(本名不明)を殺害した、と広報局を通じて発表した。

ドゥラル・シャミーヤ(8月29日付)によると、この暗殺テロは、ダマスカス県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町でのイラン側とシャーム自由人イスラーム運動の停戦交渉が難航していることを受けた動きだという。

シリア人権監視団によると、このほかにも、反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が、ウマウィーイーン広場、マズラア地区、アダウィー地区に着弾し、女性と子供を含む住民複数が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アブー・ハーリド地区(シーハーン交差点一帯、マフラブ兵舎)一帯で、シリア軍、国防隊が、アレッポ・ファトフ作戦司令室と交戦した。

戦闘はまた、アレッポ市サブア・バフラート地区、旧市街でも行われた。

一方、SANA(8月29日付)によると、ビンヤーミーン村、ハーン・トゥーマーン村、マンスーラ村、ワディーヒー村、ナイラブ航空基地西部、フライターン市、アレッポ市西部科学研究センター一帯、バニー・ザイド地区、カルム・ジャバル地区、シャイフ・サイード丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などのジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカストゥーン村、ザイズーン村、タッル・ワースィト村、フワイジャ村、クライディーン村、ハミーディーヤ村を空爆した。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍が、ザイズーン発電所一帯、新ザイズーン村、アンカーウィー村、ザクーム村、マンスーラ村、マシーク村、タンミヤ村、ズィヤーラ町、ハミーディーヤ村を空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団(国防隊など)とともに、カンサッバー町西部一帯、シャラフ村、マールーニーヤート村、ルワイサト・カスブ村北部、ルワイサト・カルア村、サルマー町などで反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、サルマー町一帯、ルサイワト・カルア村を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がアイン・フサイン村に対して集中攻撃を加え、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月29日付)によると、人民防衛諸集団(国防隊など)が、ラディーヤト・リワー村・ラーヒサ村間で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月29日付)によると、シャイフ・フサイン丘一帯、ハリーフ丘、バスラー・シャーム市、ダルアー市難民キャンプ地区一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月29日付)によると、ハミーディーヤ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 29, 2015、AP, August 29, 2015、ARA News, August 29, 2015、Champress, August 29, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2015、al-Hayat, August 30, 2015、Iraqi News, August 29, 2015、Kull-na Shuraka’, August 29, 2015、August 31, 2015、al-Mada Press, August 29, 2015、Naharnet, August 29, 2015、NNA, August 29, 2015、Reuters, August 29, 2015、SANA, August 29, 2015、UPI, August 29, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」に続き、ダマスカス県南部、ダマスカス郊外県カラムーン地方東部でダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘激化(2015年8月29日)

ダマスカス県では、スマート・ニュース(8月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに接するカダム区でアジュナード・シャーム・イスラーム連合と交戦、同地区の大部分を制圧した。

この戦闘で、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員6人が死亡、複数が負傷、ダーイシュ側も2人が死亡、複数が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県カダム区での進軍と並行するかたちで、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る集団がヤルダー市で使徒シャーム旅団と交戦、また東カラムーン地方でも「殉教者アフマド・アブドゥー軍団」と交戦した。

殉教者アフマド・アブドゥー軍団の高官によると、彼らは、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、ヒムス軍団に所属するサナーディード旅団とともに東カラムーン地方のビール・ズバイダ地区、ディーア山一帯でダーイシュと衝突、これを撃退したという。

しかし、シリア人権監視団によると戦闘はアサーリー区一帯で継続中だという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内のタッラーリーン村、ハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が戦闘を続け、過去数日での反体制武装集団側の死者が32人、ダーイシュ側の死者が20人にのぼった。

両者の戦闘はマーリア市内にも及ぶ勢いで、同市近郊に設置された反体制武装集団の拠点がダーイシュによって爆破され、子供2人、女性2人を含む6人が死亡した。

ARA News(8月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村に向かう街道上のシャーム戦線検問所を爆破し、数十人を殺傷した(ARA News(8月30日付)によると19人が死亡)、と発表した。

こうしたなか、アレッポ・ファトフ作戦司令室は声明を出し、カフル・カーリス村、タッル・カッラーフ村、アフラス村、シャイフ・イーサー村、ジブリーン村、カフル・ナースィフ村、マーリア市、ミスカーン村を「軍事地区」に指定し、住民に対して午後6時から午前6時までの12時間の外出禁止令を発した。

一方、SANA(8月29日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がスフナ市、ウンム・トゥワイニー村、中ラッジュ村、タドムル市、カルヤタイン市、ワーディー・マースィク、ワーディー・アブー・ハワーディードを空爆・攻撃し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回におよび、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(4回)、ワフシーヤ村(アレッポ県、CENTCOM声明によると「ワシーヤ村」近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, August 29, 2015、AP, August 29, 2015、ARA News, August 29, 2015、August 30, 2015、Champress, August 29, 2015、al-Hayat, August 30, 2015、Iraqi News, August 29, 2015、Kull-na Shuraka’, August 29, 2015、al-Mada Press, August 29, 2015、Naharnet, August 29, 2015、NNA, August 29, 2015、Reuters, August 29, 2015、SANA, August 29, 2015、SMART News, August 29, 2019、UPI, August 29, 2015などをもとに作成。

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ヒムス市で爆弾テロが発生し住民多数が死傷、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2015年8月29日)

ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、ヒムス市ザフラー地区(ムワーサラート地区)で爆発が発生し、多数が死亡、数十人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は死者がシリア軍兵士だとしている。

爆発が発生した地区にはアラウィー派宗徒が多く居住している。

ARA News(8月29日付)によると、死者4人、負傷者20人。

ダーイシュ(イスラーム国)通信部門のアアマーク通信は、この爆破テロに関して、メンバーが爆弾を仕掛けた車を自爆させたと伝え、関与を認めた。

Kull-na Shuraka', August 29, 2015
Kull-na Shuraka’, August 29, 2015

 

AFP, August 29, 2015、AP, August 29, 2015、ARA News, August 29, 2015、Champress, August 29, 2015、al-Hayat, August 30, 2015、Iraqi News, August 29, 2015、Kull-na Shuraka’, August 29, 2015、al-Mada Press, August 29, 2015、Naharnet, August 29, 2015、NNA, August 29, 2015、Reuters, August 29, 2015、SANA, August 29, 2015、UPI, August 29, 2015などをもとに作成。

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トルコ外務省、有志連合によるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)爆撃への参加を開始したと発表(2015年8月29日)

トルコ外務省は声明を出し、「8月24日に調印された(米国との)技術文書…に従い、我が国の戦闘機は有志連合とともに、昨日晩(28日晩)から、我が国の安全保障への脅威でもあるシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆を開始した」と発表した。

なお、ARA News(8月29日付)によると、29日の有志連合による空爆は、アレッポ県におけるイスラーム国の主要拠点の一つバーブ市周辺で行われ、バーブ市在住の地元活動家は、空爆がバーブ市周辺に掘削された堀などに及んだことを明らかにした。

だが、この空爆にトルコ軍が参加しているかどうかは不明。

ARA News, August 29, 2015
ARA News, August 29, 2015

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またトルコのキリス県当局は声明を出し、シリア領内に潜入し、ダーイシュ(イスラーム国)に参加しようとしていた外国人ら14人を拘束した、と発表した。

AFP, August 29, 2015、AP, August 29, 2015、ARA News, August 29, 2015、Champress, August 29, 2015、al-Hayat, August 30, 2015、Iraqi News, August 29, 2015、Kull-na Shuraka’, August 29, 2015、al-Mada Press, August 29, 2015、Naharnet, August 29, 2015、NNA, August 29, 2015、Reuters, August 29, 2015、SANA, August 29, 2015、UPI, August 29, 2015などをもとに作成。

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