北・東シリア自治局はフール・キャンプに収容していたダーイシュのイラク人メンバーの家族約150人の身柄をイラク政府に引き渡す(2022年8月12日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局はハサカ県のフール・キャンプに収容していたダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバーの家族約150人の身柄をイラク政府に引き渡した。

AFP, August 12, 2022、ANHA, August 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2022、Reuters, August 12, 2022、SANA, August 12, 2022、SOHR, August 12, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県アドワーン村でシリア軍と地元の民兵に王位されたダーイシュのイラク人の幹部が自爆(2022年8月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アドワーン村でシリア軍と地元の民兵がダーイシュ(イスラーム国)の幹部と思われるアブー・サーリム・イラーキーを名乗るイラク人を自宅で包囲、激しい戦闘の末、アブー・サーリム氏は自爆し、死亡した。

この爆発で、シリア軍側にも複数の負傷者が出た。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市の入口に設置されている「イランの民兵」の検問所を襲撃し、外国人(非シリア人)の戦闘員3人が死亡、4人が負傷した。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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イラク人民動員隊に所属するヌジャバー運動がヒムス県でダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受け、1人死亡(2022年7月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クーム村近郊で、イラク人民動員隊に所属するヌジャバー運動の部隊がダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団の襲撃を受け、1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, July 20, 2022、ANHA, July 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2022、Reuters, July 20, 2022、SANA, July 20, 2022、SOHR, July 20, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていたイラン難民152世帯690人がイラクに帰国(2022年6月1日)

ハサカ県では、ANHA(6月1日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラン難民152世帯690人が、自治局とイラクの国境に国連世界食料農業機関(FAO)の支援用に設置されている通行所(FAO国境通行所)を経由してイラクに帰還した。

イラク難民は、北・東シリア自治局のキャンプ運営局、イラク国民議会の避難民委員会の連携のもとに行われた。

AFP, June 1, 2022、ANHA, June 1, 2022、Orient News, June 1, 2022、Reuters, June 1, 2022、SANA, June 1, 2022、SOHR, June 1, 2022などをもとに作成。

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ダンダフ駐イラク・シリア大使がバグダードでサアドゥーン国防大臣と会談(2022年5月24日)

サッターム・ジャドアーン・ダンダフ駐イラク・シリア大使は、イラクの首都バグダードでジュムア・イナード・サアドゥーン国防大臣と会談し、治安・安全保障および国境警備にかかる両国の関係発展の方途について意見を交わした。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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シーア派のイラク人数十人を載せた旅客バスが聖地観光のためブーカマール国境通行所を経由してシリアに入国(2022年5月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シーア派(12イマーム派)のイラク人数十人を載せた旅客バス2台が、ブーカマール国境通行所を経由してシリアに入国し、マヤーディーン市、ダイル・ザウル市を経由して首都ダマスカスに向かった。

イラク人一行はシーア派聖地を巡礼・観光する予定。

AFP, May 5, 2022、ANHA, May 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 5, 2022、Reuters, May 5, 2022、SANA, May 5, 2022、SOHR, May 5, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでイラク難民の男性1人が遺体で発見される(2022年5月1日)

ハサカ県では、ANHA(5月1日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、キャンプの管理を担う組織のイラク評議会に近いイラク難民の男性1人が遺体で発見された。

男性はキャンプ内の商店から自身のテントに帰宅する途中に何者かの襲撃を受けて殺害されたと見られる。

AFP, May 1, 2022、ANHA, May 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2022、Reuters, May 1, 2022、SANA, May 1, 2022、SOHR, May 1, 2022などをもとに作成。

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PYD傘下の革命青年運動がハサカ県内のイラク・クルディスタン民主党事務所、シリア・クルド国民評議会事務所を焼き討ち(2022年4月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のカッラーサ地区で18日深夜から19日未明にかけて、イラク・クルディスタン民主党のシリア支部事務所が、民主統一党(PYD)に近い革命青年運動メンバーと思われる覆面をした武装グループの襲撃を受けた。

武装グループは事務所内の職員らを銃で脅し、退去させたのち、ガソリンを巻いて放火、その後逃走した。

またマーリキーヤ市でも革命青年運動メンバーと思われるグループがシリア・クルド国民評議会の事務所を襲撃、ドアを破壊し、手りゅう弾を投げ込んだ後に放火した。

AFP, April 19, 2022、ANHA, April 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2022、Reuters, April 19, 2022、SANA, April 19, 2022、SOHR, April 19, 2022などをもとに作成。

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イラクのアアラジー国家安全保障担当顧問:12,000人ものテロリストが収容されていて、ダーイシュが浸透しようとしているフール・キャンプは真の脅威で閉鎖されるべき(2022年4月9日)

イラクのカースィム・アアラジー国家安全保障担当顧問は、ハサカ県にある北・東シリア自治局管理下のフール・キャンプに関して、イラクの国家安全保障上の脅威だとしたうえで、これを解体するよう呼び掛けた。

アアラジー顧問はユーフラテス研究センターで開催されたシンポジウムで次のように述べた。

シリア東部にフール・キャンプがあることは、12,000人ものテロリストが収容されていて、ダーイシュ(イスラーム国)が浸透しようとしているがゆえ、真の脅威をなしている。
フール・キャンプにいるすべてのテロリストを移送し、出身国に送還し、裁判にかけねばならない。
イラク通信(4月9日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2022、ANHA, April 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2022、INA, April 9, 2022、Reuters, April 9, 2022、SANA, April 9, 2022、SOHR, April 9, 2022などをもとに作成。

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イラクの公式使節団がイラク難民の帰還に向けた調整を行うためフール・キャンプを訪問か?(2022年3月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、イラクの公式使節団が北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプを訪問した。

訪問は、キャンプに収容されているイラク難民の帰還に向けた調整を行うためだという。

これに対して、ANHA(3月9日付)は、フール・キャンプ管理局のハムリーン・ハサン氏が、イラクのいかなる使節団も訪問していないと述べと伝え、これを否定した。
https://www.hawarnews.com/ar/uploads/files/2022/03/09/123944_hmryn-hsn.jpg

AFP, March 9, 2022、ANHA, March 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2022、Reuters, March 9, 2022、SANA, March 9, 2022、SOHR, March 9, 2022などをもとに作成。

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イラク、シリアへのトルコの砲撃が激しさをますなか、イラク・クルディスタン地域政府のバールザーニー大統領がトルコを訪問しエルドアン大統領と会談(2022年2月2日)

イラク・クルディスタン地域政府のネチルヴァン・バールザーニー大統領がトルコの首都アンカラを訪問し、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した。

トルコの複数のメディアが伝えた。

この訪問に関して、ANHA(2月2日付)は、バーシュール・クルディスタン(イラク・クルディスタン地域)のシンジャール、マフムールに対する占領国トルコの集中的な爆撃、さらにはシリア北・東部の(ハサカ県の)ダイリーク市郊外、アイン・ディーワール村に対する砲撃と合わせた訪問と伝えつつ、その目的は不明だと伝えた。

AFP, February 2, 2022、ANHA, February 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2022、Reuters, February 2, 2022、SANA, February 2, 2022、SOHR, February 2, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配地からの難民流入増を受けてイラク・クルディスタン自治政府は国境警備強化を決定(2022年1月12日)

ルダウ(1月12日付)は、イラク・クルディスタン自治政府が実効支配するサヒーラー村(ニーナワー県)の治安筋の話として、北・東シリア自治局の支配下にあるシリア北東部から難民の流入増加を受けて、イラク・クルディスタン自治政府が国境警備態勢を強化し、難民流入を阻止していると伝えた。

同治安筋によると、シリア北東部からのイラク領内に流入した難民は過去2週間だけで1,534人に達している。

AFP, January 16, 2022、ANHA, January 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2022、Reuters, January 16, 2022、Rudaw, January 12, 2022、SANA, January 16, 2022、SOHR, January 16, 2022などをもとに作成。

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イラク・アンバール県のアイン・アサド航空基地を狙おうとしたドローン2機を撃墜(2022年1月4日)

イラクの治安メディア・セルは、1月4日早朝に米軍が駐留するアンバール県のアイン・アサド航空基地を狙おうとした無人航空機(ドローン)2機を撃墜したと発表した。

https://www.facebook.com/SecMedCell/posts/1039659093483164

AFP, January 4, 2022、ANHA, January 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2022、Reuters, January 4, 2022、SANA, January 4, 2022、Security Media Cell, January 14, 2021、SOHR, January 4, 2022などをもとに作成。

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欧州諸国の国籍を持つ住民数百人が米主導の有志連合によって違法に設置されたワリード国境通行所を経由してイラクへの入国を試みたが阻止される(2021年12月23日)

ハサカ県では、ANHA(12月23日付)によると、イラク・クルディスタン自治政府がフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)、ラビーア国境通行所(シリア側はヤアルビーヤ国境通行所)を閉鎖したことを受け、北・東シリア自治局支配地域からイラクに出国しようとしていた欧州諸国の国籍を保有する住民数百人が、米主導の有志連合が違法に設置しているワリード国境通行所を経由してイラクへの入国を試みたが、「イラク・クルディスタン民主党」(イラク・クルディスタン自治政府当局)が、国連職員83人の入国を認めただけで、住民らの入国は拒否された。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン自治政府が北・東シリア自治局の支配地に面するフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)に続いて、ラビーア国境通行所(シリア側はヤアルビーヤ国境通行所)を閉鎖(2021年12月20日)

『ワタン』(12月20日付)は、イラク・クルディスタン自治政府が、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県のティグリス川河畔のフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)に続いて、ヤアルビーヤ町の国境通行所に面するラビーア国境通行所を閉鎖したと伝えた。

AFP, December 20, 2021、ANHA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2021、Reuters, December 20, 2021、SANA, December 20, 2021、SOHR, December 20, 2021、al-Watan, December 20, 2021などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン自治政府がPYDに近い革命青年運動の襲撃を受けたとして北・東シリア自治局支配地とをつなぐ国境通行所を一方的に閉鎖(2021年12月16日)

ANHA(12月16日付)によると、「イラク・クルディスタン民主党」(イラク・クルディスタン自治政府)が、ハサカ県のティグリス川河畔に北・東シリア自治局が違法に設置しているスィーマルカー国境通行所に対面するイラク(イラク・クルディスタン地域)のフィーシュ・ハーブール国境通行所を事前の通告なしに突如閉鎖した。

クルディスタン民主党はこれまでにも数度にわたって、通行所を閉鎖している。

シリア人権監視団によると、スィーマルカー国境通行所からティグリス川を渡河して、イラク領に入った民主統一党(PYD)に近い革命青年運動が、フィーシュ・ハーブール通行所を襲撃したのが閉鎖の理由だという。

この襲撃により、イラク・クルディスタン自治政府側の治安要員、国境警備隊隊員複数が負傷、車輌複数台が被害を受けたという。

同地では15日、イラク・クルディスタン自治政府の治安部隊が、フィーシュ・ハーブール国境通行所前で発生した抗議デモを強制排除していた。

襲撃を受けたのは、デモの強制排除のために動員されていた治安部隊。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン自治政府の治安部隊はフィーシュ・ハーブール(スィーマルカー)国境通行所で、ペシュメルガによって殺害されたPKKメンバーの息子たちの遺体引き渡しを求める抗議デモを強制排除(2021年12月15日)

シリア人権監視団によると、イラク・クルディスタン自治政府の治安部隊が、シリアのハサカ県とを隔てるティグリス川河畔のフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)前で発生した抗議デモを強制排除した。

デモ参加者は、イラク・クルディスタン自治政府のペシュメルガによって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーだった息子たちの遺体の引き渡しを求めていたが、治安部隊が催涙ガスを発射するなどして、強制排除を試み、複数人が負傷、ハサカ県のマーリキーヤ市にある複数の病院に搬送された。

AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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ガソリンを積んだトレーラー39輌がイラク領内からシリアに入り、レバノンに向かう(2021年9月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ガソリンを積んだトレーラー39輌が、ブーカマール国境通行所(カーイム国境通行所)を経由して、イラク領内からシリアに入り、レバノンに向かった。

イラクのトレーラーがレバノンにガソリンを移送するのは、8月29日に続いて2回目。

AFP, September 5, 2021、ANHA, September 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2021、Reuters, September 5, 2021、SANA, September 5, 2021、SOHR, September 5, 2021などをもとに作成。

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イラク産のガソリンを積んだトレーラー約50輌がシリア軍第4師団の護衛を伴い、ブーカマール国境通行所からシリアに入国、レバノンに向かう(2021年8月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ガソリンを積んだトレーラー約50輌が、シリア軍第4師団の護衛を伴い、ブーカマール国境通行所(カーイム国境通行所)を経由して、イラク領内からシリアに入った。

トレーラーの車列はレバノンに向かったという。

レバノンでは、8月22日、政府がガソリンへの補助金を削減し、ガソリン価格を66%引き上げると発表していた。

AFP, August 29, 2021、ANHA, August 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2021、Reuters, August 29, 2021、SANA, August 29, 2021、SOHR, August 29, 2021などをもとに作成。

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米軍所属のドローンがシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でイラク人民動員隊ヒズブッラー大隊の車輌を攻撃(2021年7月18日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月18日付)によると、米軍所属の無人航空機(ドローン)が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊のスワイイーヤ村に近い街道で停車中の貨物車輌1輌に対して攻撃を加え、車輌が大破、複数が負傷した。

攻撃を受けた貨物車輌は食糧物資を積んでいた。

シリア人権監視団によると、ドローンが標的としたのは、イラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊の軍用車輌だという。

アイン・フラート(7月18日付)によると、ドローンが狙った貨物車輌には、武器弾薬が積まれており、攻撃によって積み荷は全焼し、乗っていた2人が死亡したという。

AFP, July 18, 2021、ANHA, July 18, 2021、‘Ayn al-Furat, July 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2021、Reuters, July 18, 2021、SANA, July 18, 2021、SOHR, July 18, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領がイラクのサーリフ大統領と電話会談(2021年7月15日)

アサド大統領は、イラクのバルハム・サーリフ大統領と電話会談を行い、二国間関係、「テロとの戦い」における両国の連携のありようについて意見を交わした。

SANA(7月15日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4386733328037132

AFP, July 15, 2021、ANHA, July 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2021、Reuters, July 15, 2021、SANA, July 15, 2021、SOHR, July 15, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ウマル油田の米軍基地がドローンによる攻撃を受ける(2021年7月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月7日付)が複数の地元筋から得た情報だとして伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある国内最大の油田地帯、ウマル油田に違法に設置されている米軍の基地が所属不明の無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、複数の煙柱が立ち上がった。

ユーフラテス・ポスト(7月7日付)は、ドローンの攻撃に対して、米軍基地は携帯式の対空ミサイルで応戦したと伝えた。

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これに関して、シリア民主軍のファルハード・シャーミー広報センター局長は声明を出し、攻撃を回避したと発表した。

声明の内容は以下の通り。

北・東シリア現地時間の10時15分、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う我が前線部隊と有志連合部隊が、ダイル・ザウル県ウマル油田地帯で、無人航空機による攻撃に対処した。一次報告では、攻撃を失敗させ、被害がなかったことが確認されている。

https://www.facebook.com/QSDMEDIA/posts/1670037036522291

シリア人権監視団によると、攻撃は「イランの民兵」によるものと見られる。

同監視団によると、この攻撃を受けて、有志連合部隊はシリア民主軍部隊を従えて、ユーフラテス川東岸に位置するズィーバーン町に突入し、強制捜査を行った。

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また、イラクのスーマリーヤ・チャンネル(7月7日付)はイラク治安筋の話として、米軍が駐留するイラク・アンバール県にアイン・アサド基地にロケット弾複数発が打ち込まれ、イラク軍兵士複数が負傷した。

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なお、ロイター通信(7月5日、6日付)などによると、5日もアイン・アラブ航空基地に無人航空機(ドローン)2機が飛来、米軍の防空システムがこれを撃破した。

また同日、イラクの首都バグダードにある米国大使館に無人航空機(ドローン)が接近したが、同じく撃破された。

さらに6日、米軍部隊が駐留するイラク北部のアルビール国際空港が爆弾を積んだ無人航空機(ドローン)の攻撃を受けた。

イラク・クルディスタン地域に主都でもあるアルビール市にある米国領事館はサイレンを鳴らし警戒を呼びかけた。

米国防総省の発表によると、人的・物的被害はなかった。

AFP, July 7, 2021、ANHA, July 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2021、Euphrates Post, July 7, 2021、Reuters, July 7, 2021、SANA, July 7, 2021、SOHR, July 7, 2021、al-Sumariya Channel, July 7, 2021などをもとに作成。

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イラクの人民動員隊は声明を出し、米国の爆撃への報復権を留保する(2021年6月28日)

イラクの人民動員隊は報道声明を出し、米国の爆撃に関して、イラクの舞台を弱体化させようとするものだと非難した。

本日(6月28日)未明午前2時、米軍航空機が、アンバール県西のカーイム郡の国境から13キロ領内に設置されている人民動員隊(第14旅団および第46旅団)の拠点3カ所を狙った。
この攻撃で、シリアからイラクへのダーイシュ(イスラーム国)の潜入を阻止するための通常任務に就いていた4人が殉教した。任務は合同作戦司令室のもとで人民動員隊に正式に与えられた義務に従うもので、イラク領内のいかなる外国部隊の活動も妨げるものではない。このことについて、人民動員隊はこれまでにも何度も繰り返し自らの立場を明らかにしてきた。

爆撃を受けた人民動員隊の拠点には、米国の主張に反して、倉庫、あるいはそれに類する施設は含まれていなかった。米国はこうした主張を通じて、人民動員隊の戦闘員を狙った犯罪行為を正当化しようとしている。

我々はもっとも強い表現で我が部隊に対する罪深い攻撃を非難するとともに、殉教者に心から哀悼の意を示したい。我々は、こうした攻撃に対する報復権、そしてイラク領内での犯罪者を処罰する権利を留保する。

攻撃は、イラク、そしてその治安部隊と人民動員隊を弱体化させようとして行われている。彼らのおかげで、米国、そして世界の国々はテロの撲滅を目の当たりし、その脅威を排除できた。また、攻撃は、テロ組織が強大化するために行われている。

この攻撃はイラクの主権を標的としたものだ。とりわけ、人民動員隊が大規模な設立記念観兵式を武装部隊総司令官の主催などで大成功を収め、昨日(27日)に首都バグダードで三カ国首脳会談が開催されたのに合わせて行われた。

我々は、ここにおいて、イラク政府の姿勢、領土、領空に対する主権が実現すべく、イラクから外国の部隊を撤退させようとする熱意を賞賛する。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021などをもとに作成。

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米軍戦闘機がシリアとイラク領内の「イランの民兵」の拠点や施設複数カ所に対して爆撃を実施、7人死亡(2021年6月28日)

『ニューヨーク・タイムズ』(6月27日付)は、米軍の戦闘機複数機がシリアとイラク領内の「イランの支援を受ける民兵」(Iran-backed militias)の拠点や施設複数カ所に対して爆撃を実施したと伝えた。

爆撃は、イラン・イスラーム革命防衛隊の無人航空機(ドローン)発着用の基地で、シリアでの戦闘や米軍を標的とするために使用されていたという。

シリア人権監視団によると、有志連合を主導する米国の爆撃は6月27日深夜から28日未明にかけて、イラクとの国境近くに設置されている「イランの民兵」の拠点複数カ所を狙って行われ、イラクの人民動員隊の戦闘員7人が死亡(シリア人権監視団は6月29日に、死者数が9人と増加したと発表)、武器弾圧庫1棟、軍事拠点1カ所が破壊されたという。

米主導の有志連合が「イランの民兵」に対して爆撃を行ったのは、4月29日以来だという。

AFP, June 28, 2021、ANHA, June 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2021、The New York Times, June 27, 2021、Reuters, June 28, 2021、SANA, June 28, 2021、SOHR, June 28, 2021、June 29, 2021などをもとに作成。

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正体不明の武装集団がダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のイラクの人民動員隊の本部を襲撃、所属不明の航空機が武器弾薬庫を爆撃し破壊(2021年6月14日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(6月14日付)によると、正体不明の武装集団がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村にあるイラクの人民動員隊の本部を襲撃し、手兵を殴打した後、施設内に突入し、司令官1人を含む3人を殺害した。

また、アイン・フラート(6月15日付)は、所属不明の航空機複数機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市南に設置されている「イランの民兵」の基地内の武器弾薬庫を爆撃したと伝えた。

この爆撃で、武器弾薬庫は完全に破壊され、民兵多数が死傷したという。
AFP, June 14, 2021、ANHA, June 14, 2021、‘Ayn al-Furat, June 14, 2021, June 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2021、Reuters, June 14, 2021、SANA, June 14, 2021、SOHR, June 14, 2021などをもとに作成。

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ラフムーン内務大臣がイラクのジャービルー移民・避難民大臣と会談(2021年4月2日)

ムハンマド・ラフムーン内務大臣は、シリアを訪問中のイラクのイーファーン・ファーイク・ジャービルー移民・避難民大臣と会談し、シリア国内のイラク人難民の状況などについて意見を交わした。

SANA(4月2日付)が伝えた。

AFP, April 2, 2021、ANHA, April 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2021、Reuters, April 2, 2021、SANA, April 2, 2021、SOHR, April 2, 2021などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣は、イラクのジャービルー移民・避難民大臣と会談(2021年4月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、シリアを訪問(4月1日)中のイラクのイーファーン・ファーイク・ジャービルー移民・避難民大臣と会談した。

SANA(4月1日付)によると、ミクダード外務在外居住者大臣は、会談であらゆる分野で両国間の協力関係を強化することが重要だとしたうえで、イラクにいるシリア難民の帰国を歓迎し、安全で自発的な帰国を保証する状況を整えるための措置を講じる意思を示した。

その一方で、一部西側諸国が、難民問題を政治的に利用し、シリアに一方的な制裁を課し、難民の帰還を奨励しないことを批判した。

ジャービルー移民・避難民大臣は、両国政府間、国民間レベルでの関係が重要だとしたうえで、シリアにいるイラク難民、イラクにいるシリア難民双方の自発的帰国を促すためにシリア政府と協力する用意があると述べた。

両大臣は、難民帰国を促す取り組みを行い、安全で自発的な帰国を阻害する障害を取り除くために連絡を継続することで合意した。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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イラク国家安全保障担当顧問はフール・キャンプを「時限爆弾」と評して、米大使にその解体を要請(2021年3月18日)

イラクの国家安全保障担当顧問のカースィム・アアラジー氏は広報局を通じて声明を出し、マシュー・テュエラー在イラク米大使との会談で、北・東自治局の支配下にあるハサカ県のフール・キャンプを解体するよう求めたと発表した。

アアラジー氏は声明で、首都バグダードで行われた大使との会談が、両国の戦略対話会合の一環で行われ、安全保障、科学技術、経済、文化などといった分野について意見を交わしたとしたうえで、大使に次のように伝えたことを明らかにした。

イラクは、国際社会が参加するかたちで、さまざまな国籍のテロリストを収容しているフール・キャンプをめぐる問題の実質的・最終的な解決を必要としている。
フール・キャンプを現状のまま維持することは、時限爆弾のようなものだ。なぜなら、そこにはイラク人児童20,000人が収容されているが、彼らは、イラクとこの地域に脅威を及ぼすダーイシュ(イスラーム国)になってしまうからだ。この問題を解決するためにみなが肩を寄せ合わねば、イラク、この地域、そして世界の安全を脅かすことになる。

ANHA(3月18日付)が伝えた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理課にあるフール・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県出身の国内避難民(IDPs)261人がスワル町にバスで移送された。

IDPsの移送は、フール・キャンプの閉鎖をめざすシリア民主評議会のイニシアチブによるもの。

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トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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イラクのクルディスタン地域のエルビールとアレッポ国際空港を結ぶフライ・バグダード航空定期旅客便の運航再開(2021年3月3日)

運輸省は、イラクのクルディスタン地域のエルビールとアレッポ国際空港を結ぶフライ・バグダード航空の定期旅客便の運航が再開されたと発表した。

同便は2012年以降運休していた。

SANA(3月3日付)が伝えた。

AFP, March 3, 2021、ANHA, March 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2021、Reuters, March 3, 2021、SANA, March 3, 2021、SOHR, March 3, 2021などをもとに作成。

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イラク国防省はダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米国の攻撃に際して、米国と「情報交換」を行ったとのオースティン米国防長官の発言を否定(2021年2月26日)

イラク国防省は声明を出し、シリア南東部、ダイル・ザウル県南東部の国境地帯に対する米国の攻撃に際して、米国とイラクの間で「情報交換」が行われたとのロイド・オースティン米国防長官の発言を否定した。

声明の概要は以下の通り:

シリア領内の複数カ所を標的とするのに先立って、イラクと諜報関連の情報の交換が行われたとする米国務長官の発言内容に驚いている。
我々はそうしたことが行われたことを否定する一方、有志連合との協力関係が、同連合発足時のダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関する目的に限定される。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

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