ロシア当事者和解調整センターはイドリブ県の過激派に対する爆撃で過激派10人を殺害、ピックアップ・トラックに搭載されていた多連装ロケット・システム、攻撃用ドローン5機、管制所2ヵ所、地下シェルター2ヵ所、武器弾薬庫5ヵ所を破壊したと発表(2023年10月14日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、ロシア軍がイドリブ県の「緊張緩和地帯設置」で過激派を狙って爆撃を実施し、過激派10人を殺害、ピックアップ・トラックに搭載されていた多連装ロケット・システム、攻撃用無人航空機(ドローン)5機、管制所2ヵ所、地下シェルター2ヵ所、武器弾薬庫5ヵ所を破壊したと発表した。

クリット副センター長はまた、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)によるシリア軍陣地への砲撃を8回(うちアレッポ県2回、ラタキア県1回、イドリブ県5回)確認、これによってシリア軍兵士2人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 14, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を4件、55キロ地帯への侵犯を4件確認したと発表(2023年10月14日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に4件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-16戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を4件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 14, 2023をもとに作成。

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国連のOCHA、UNHCR、UNICEF、WHO、DSSなどの職員からなる使節団がシャーム解放機構の支配下にあるシリア北西部への越境(クロスボーダー)ミッションを実施、シリア軍とロシア軍の攻撃の被害状況を視察(2023年10月13日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)はレポートを発表し、12日に国連の使節団がシャーム解放機構の支配下にあるシリア北西部への越境(クロスボーダー)ミッションを実施したことを明らかにした。

使節団はデヴィッド・カーデン・シリア危機地域人道調整官代理を団長とし、国連人道問題調整事務所(OCHA)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際連合児童基金(UNICEF)、世界保健機関(WHO)、国連安全保安局(DSS)の職員らが参加、10月5日以降のシリア軍とロシア軍の攻撃によって新たに国内避難民(IDPs)となった住民のために開放されたシャーム外科病院などを視察した。

なお、OCHAによると、10月5日以降のシリア軍とロシア軍の攻撃により、アリーハー市一帯などの住民約6万8000人が新たにIDPsとなった。

AFP, October 16, 2023、ANHA, October 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2023、‘Inab Baladi, October 16, 2023、Reuters, October 16, 2023、SANA, October 16, 2023、SOHR, October 16, 2023などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣がシリアを訪れ、アサド大統領、ミクダード外務在外居住者大臣と会談:パレスチナ・イスラエル情勢への対応を協議(2023年10月13日)

アサド大統領は、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦に伴うイスラエル軍のガザ地区への攻撃激化への対応を協議するためにシリアを訪問したイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と同行した使節団と会談した。

会談のなかで、アサド大統領は、パレスチナ人民と、70年以上にわたりはく奪されたままの権利を回復するために占領国イスラエルに対して行われている正当な闘争への支持を表明、イスラエル占領軍がガザ地区の民間人に対して行っている爆撃や強制退去がもたらす深刻さと流血の事態に警鐘を鳴らすとともに、国際的に禁止されている武器を使用してイスラエルがパレスチナ人に対して行っている犯罪を阻止するため、みなが団結しなければならないと強調、パレスチナ人民への支持を改めて表明した。

アサド大統領はまた、イスラエルが今日、パレスチナ人に対して行っている犯罪と虐殺は、パレスチナ人に正当な権利を放棄するよう圧力をかけようとする試みであるとしたうえで、パレスチナ人の国家建設の権利と、自由と尊厳をもって生きる権利を継続的に否定してきたことが、今日のパレスチナの領土の惨状をもたらした主因だと述べた。

さらに、シオニスト政体と西側諸国がこうした否定を続け、その歴史的、人道的真実を隠蔽しようとする限り、地域に安定はもたらされず、シオニス政体は占領地からの撤退を定めた国際決議を履行しなければならないと主張した。

これに対して、アブドゥッラフヤーン外務大臣は、パレスチナ人民に対するシオニスト政体の犯罪を停止するための国際的な取り組むを強化することの重要性を強調した。

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アブドゥッラフヤーン外務大臣ら一行は、続いてファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、緊迫するパレスチナ・イスラエル情勢への対応を協議した。

会談後の記者会見で、ミクダード外務在外居住者大臣は、アラブ諸国の領土の占領を続け、パレスチナ人民の権利を無視し、米国や西側諸国の際限ない支援を受けて犯罪、侵略、抑圧を行っているイスラエルに地域の緊張増加の主たる責任があると非難した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、「我々は皆、パレスチナ人民の権利を守るためにパレスチナの抵抗勢力が下した決定を支持している。彼らは英雄的な行動を起こす前にあらゆる計算をしていた。イスラエルとそれを指示する者たちは、域内諸国への攻撃拡大やパレスチナ人民の破壊をめざすべきではない」と述べた。


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SANA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

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イスラエルの当局は占領下のマジュダル・シャムス村出身のシリア人活動家のマクト氏を釈放(2023年10月13日)

イスラエルの当局は、占領下のマジュダル・シャムス村(クナイトラ県)出身のシリア人活動家で元捕虜のスィドキー・スライマーン・マクト氏を釈放した。

マクト氏は12日に自宅で一時拘束されていた。

SANA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部からパレスチナ人武装勢力がイスラエルへの潜入を試み、イスラエル軍とヒズブッラーが砲撃戦:イスラエルの砲撃でロイター通信の記者ら7人が死傷(2023年10月13日)

イスラエル軍は、レバノンとの境界(ブルー・ライン)に設置されているフェンスで爆発が発生したのを受けて、南部県スール郡のザヒーラ村、アルマー・シャアブ村一帯を砲撃した。

爆発は、イスラエル領内への潜入を試みたパレスチナ人武装勢力によるもの。

ナハールネット(10月13日付)が2人の匿名レバノン治安筋の話として伝えた。

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ナハールネットによると、この砲撃により、同地で取材活動を行っていたジャーナリストの一団が被弾し、ロイター通信のレバノン人カメラマンのイサーム・アブドゥッラー氏が、死亡、ロイター通信とジャズィーラ・チャンネルのジャーナリストら6人が負傷した。

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これに対して、レバノンのヒズブッラーは声明を出し、13日午後のイスラエルによるレバノン南部への攻撃への報復として、イスラエル北部の複数ヵ所を攻撃したと発表した。

声明によると、ヒズブッラーが攻撃したのは、アッバード陣地、マスカファアーム陣地、ラーミヤー陣地、ジャル・アラーム陣地。

マナール・チャンネル(10月13日付)などが伝えた。

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イスラエル軍は13日の午後7時頃、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/IDF/)、ドローンの攻撃を受けていると発表した。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Qanat al-Manar, October 13, 2023、Naharnet, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、ラタキア県を爆撃、シリア軍も砲撃を続ける(2023年10月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタフタナーズ市一帯、マアーッラト・ナアサーン村一帯、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、ダイル・サンバル村、バーラ村、カンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

この砲撃で、シャーム解放機構に所属するウバイダ・ブン・ジャッラーフ旅団のメンバー3人が死亡した。

また、ロシア軍戦闘機複数機がシャイフ・スィンドヤーン村一帯、バーラ村一帯、イフスィム町を爆撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は、カフルバッティーフ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、ミラージャ村近郊でシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部のカフル・ヌーラーン村、カフルタアール村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘を爆撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タイバ町・ウンム・マヤーズィン町間で若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、東ガーリヤ町とムサイフラ町を結ぶ街道でも、オートバイに乗った2人組がシリア軍のパトロール部隊によって撃たれ、1人が死亡、1人が逮捕された。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍は9日連続で北・東シリア自治局の支配地に対する爆撃と砲撃を実施、オリーブを収穫する住民やシリア軍陣地を狙う(2023年10月13日)

トルコ軍は9日連続で北・東シリア自治局の支配地に対する爆撃と砲撃を行った。

アレッポ県では、ANHA(10月13日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村、タッル・ジージャーン村、ハルバル村、シャイフ・イーサー村を砲撃し、シャイフ・イーサー村でシリア軍兵士3人が負傷した。

このうち1人は 、このうち1人は14日に死亡した。

トルコ軍はまたスーガーニカ村、アキーバ村、バイナ村でオリーブの実を収穫していた住民、スーガーニカ村のシリア軍の陣地を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、11日に同軍がラッカ県のアイン・イーサー市近郊に設置されているトルコ軍基地(通称マズラア基地)に対して特殊作戦を実施し、戦車、軍用車、陣地、監視システムなどを破壊したと発表した。

 

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023、October 14, 2023などをもとに作成。

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ベネズエラ、レバノンは12日のイスラエル軍によるダマスカス、アレッポ両空港への爆撃を非難(2023年10月13日)

ベネズエラ政府は、12日のイスラエル軍によるダマスカス、アレッポ両空港への爆撃について、「地域情勢をさらに複雑化する」と非難した。

RT(10月13日付)が伝えた。

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レバノン外務省は声明を出し、12日のイスラエル軍によるダマスカス、アレッポ両空港への爆撃について、国際法、国際慣習、国連憲章へのあからさまな違反で、地域と国際の平和と安定を脅かすものだと批判した。

NNA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、NNA, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、RT, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党による9回の砲撃を確認したと発表(2023年10月13日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県の「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党によるシリア軍陣地への砲撃を9回確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 13, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を3件、55キロ地帯への侵犯を6件確認したと発表(2023年10月13日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に3件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を6件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 13, 2023をもとに作成。

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ロシア外務省はダマスカス、アレッポ両国際空港に対するイスラエル軍のミサイルによる爆撃をシリアの主権と国際法の基本規範に対する重大な違反と非難(2023年10月12日)

ロシア外務省は声明を出し、ダマスカス、アレッポ両国際空港に対するイスラエル軍のミサイルによる爆撃に関して、シリアの主権と国際法の基本規範に対する重大な違反であると非難した。

外務省はまた、パレスチナ・イスラエルの状況が急激に悪化しているなか、こうした強硬な行動は、地域全体での武力紛争の拡大を引き起こし、きわめて危険な結果を伴う可能性があり、いかなる状況においても許されるべきではないと付言した。

RIAノーヴォスチ通信(10月12日付)が伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、RIA Novosti, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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シリア人権監視団はイスラエル軍が爆撃を行う以前の数時間にダマスカス、アレッポ両国際空港に「イランの民兵」の軍事関連の物資を積んだ貨物機が着陸したという事実は確認できなかったと発表(2023年10月12日)

イスラエル軍によるダマスカス、アレッポ両国際空港へのミサイルによる爆撃が両空港へのイランからの武器、装備などの脅威を阻止するために行われたとの一部報道に関して、シリア人権監視団は、イスラエル軍が爆撃を行う以前の数時間に、ダマスカス、アレッポ両国際空港に「イランの民兵」の軍事関連の物資を積んだ貨物機が着陸したという事実は確認できなかったと発表した。

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一方、フライトレーダー24(https://www.flightradar24.com/data/aircraft/ep-mmc#3267b9af)によると、午前9時18分にイランの首都テヘランの国際空港を離陸したマーハーン航空の航空機1機がシリア領空に一端入った後、午後11時頃に旋回し、イランに引き返した。

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スプートニクス・アラビア語版(10月12日付)がテレグラム(https://t.me/Sputnik_Arabic/130022)を通じて伝えたところによると、イスラエル軍戦闘機は占領下のゴラン高原上空からミサイルでの爆撃を行った。

また、シャームFM(10月12日付)がテレグラム(https://t.me/radioshamfm/35463)を通じて伝えたところによると、爆撃による死傷者はなかった。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、Flightrader 24, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、Sham FM, October 12, 2023、Sputnik Arabic, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍報道官はダマスカス、アレッポ両国際空港への爆撃がシリア領内からの砲撃への報復だと述べ、イスラエル軍による攻撃だと認める(2023年10月12日)

イスラエルのチャンネル10(10月12日付)は、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官の話として、ダマスカス、アレッポ両国際空港への爆撃がシリア領内からの砲撃への報復で、近日中にさらなる標的を破壊されると伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、Channel 10, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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国防省はイスラエル軍がダマスカス、アレッポ両国際空港をミサイルで爆撃、滑走路が損害を受け利用不能となったと発表(2023年10月12日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後1時50分、ダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)とアレッポ国際空港(アレッポ県)に対して多数のミサイルで爆撃を行い、これによって両空港の滑走路が損害を受け、利用不能となったと発表した。

国防省はまた、この爆撃が犯罪者である敵国イスラエルがガザ地区で行っている犯罪と、パレスチナの抵抗運動によって被った甚大な損害から注意を背けようとする必死の試みで、シリア・アラブ軍が北部で戦っている過激派テロ組織を支援するために続けている手法だと非難、シリア軍は、イスラエル政体の武装勢力となりさがっているこれらの組織を追跡、打撃し続け、国から根絶すると宣言した。

SANA(10月12日付)が伝えた。


AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのライースィー大統領と電話会談:「アクサーの大洪水」作戦開始に伴うパレスチナ・イスラエル情勢の進展について意見を交わす(2023年10月12日)

アサド大統領はイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と電話会談を行い、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始(7日)に伴うパレスチナ・イスラエル情勢の進展について意見を交わした。

両首脳は、イスラエルの犯罪に直面するパレスチナ人民、および大義を防衛するための正当な抵抗、略奪された権利の回復を支援することを確認した。

会談で、アサド大統領は、シオニストの政策が流血をもたらしていると強調したうえで、アラブ世界、イスラーム世界の両レベルで、とりわけガザ地区のパレスチナ人民を守るための緊急の行動を行い、女性や子供を狙ったイスラエルの爆撃を停止させる必要があると述べた。

SANA(10月12日付)が伝えた。

 

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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ベトナムのファム・ミン・チン首相はアルヌース首相に弔電を送り、ヒムス市にある軍事大学を狙ったドローンによるテロ攻撃を犠牲者や遺族に弔意を示す(2023年10月12日)

ベトナムのファム・ミン・チン首相は、フサイン・アルヌース首相に弔電を送り、ヒムス県ヒムス市にある軍事大学の卒業式会場を狙った無人航空機(ドローン)による5日昼のテロ攻撃を犠牲者や遺族に対する弔意を示した。

SANA(10月12日付)が伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者省はアラブ連盟緊急外務大臣会合の声明を支持するとともに、イスラエルとパレスチナ人民を同等に理解するようないかなる表現も留保すると強調(2023年10月12日)

外務在外居住者省は声明を出し、11日に発表されたアラブ連盟緊急外務大臣会合の声明に関して、イスラエルによるパレスチナ人民の権利侵害を非難、ガザ地区への攻撃の即時停止、同地区の包囲解除と人道支援物資の輸送許可、電力や水道の遮断の停止を求めるとともに、エルサレムを首都とした独立国家を樹立するパレスチナ人民の権利を支持したことを高く評価した。

その一方で、外務在外居住者省は、敵国イスラエルと占領下にあるパレスチナ人民を同等に理解するようないかなる表現については、態度を留保すると強調した。

SANA(10月12日付)が伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣は13日にシリアとレバノンを訪問(2023年10月12日)

『ワタン』(10月12日付)は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣を代表とする使節団が13日にシリアを訪問すると伝えた。

イランのメフル通信(10月12日付)によると、アブドゥッラフヤーン外務大臣ら一行は、シリアのほか、レバノンにも訪問する予定。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Mehr News, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023、al-Watan, October 12, 2023などをもとに作成。

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インディペンデント・アラビア:ハーディー政権下のイエメン政府は、ミクダード外務在外居住者大臣からアンサールッラー(フーシー派)が使用しているダマスカスのイエメン大使館を引き渡す決定がなされたとの通知を受ける(2023年10月12日)

インディペンデント・アラビア(10月12日付)によると、イエメンのアフマド・アワド・ブン・ムバーラク外務大臣は、シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣から11日、首都ダマスカスにあるイエメン大使館を、アブドゥッラブフ・ハーディー政権下のイエメンに引き渡す決定が下されたとの通知を受けたと述べた。

ミクダード外務在外居住者からの通知によると、現在大使館を使用しているアンサールッラー(フーシー派)の外交使節団に対しては退去の通告が行われたという。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Independent Arabia, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍は8日連続で北・東シリア自治局の支配地を砲撃(2023年10月12日)

トルコ軍は8日連続で北・東シリア自治局の支配地に対する砲撃を行った。

ANHA(10月12日付)、シリア人権監視団によると、11日のトルコ軍、およびシリア国民軍による攻撃では以下の場所・施設が攻撃を受けた。

ハサカ県

砲撃:タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村にある穀物サイロ。

アレッポ県

砲撃:タッル・リフアト市一帯、同市近郊のアキーバ村、スーガーニカ村、タナブ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、シャイフ・イーサー村、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村、マンナグ村。

これに対して、アアザーズ市近郊の科学研究センターに設置されているトルコ軍基地が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からの砲撃を受けた。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、シリア国民軍を主導するシャーム軍団のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部からイスラエル北部に向けてロケット弾3発が発射(2023年10月12日)

レバノンのマヤーディーン(10月12日付)は、レバノン南部からイスラエル北部に向けてロケット弾3発が発射されたと伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Qanat al-Mayadin, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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イスラエル当局はシリア人活動家で元捕虜のスィドキー・スライマーン・マクト氏を自宅で拘束(2023年10月12日)

イスラエルの当局は、占領下のマジュダル・シャムス村(クナイトラ県)出身のシリア人活動家で元捕虜のスィドキー・スライマーン・マクト氏を自宅で拘束した。

マクト氏は、2015年にイスラエル軍の配置についての報告書や写真をシリアの諜報機関に手渡したとして逮捕され、2017年にスパイ罪で禁固14年の有罪判決を受けたが、2020年1月にロシアが仲介した捕虜交換で釈放されていた。

タイム・オブ・イスラエル(10月12日付)などが伝えた。

AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023、The Times of Israel, October 12, 2023などをもとに作成。

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ミラー米国務省報道官はトルコ軍がシリア北東部の北・東シリア自治局の支配地に対して続けている爆撃・砲撃に懸念を表明(2023年10月11日)

米国務省のマシュー・ミラー報道官は記者会見で、トルコ軍がシリア北東部の北・東シリア自治局の支配地に対して続けている爆撃・砲撃に関して、「懸念を感じている」と述べた。


AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部でヒズブッラーとイスラエル軍が砲撃の報酬:イスラエルはレバノンからの領空侵犯があったとの発表を訂正(2023年10月11日)

NNA(10月11日付)やナハールネット(10月11日付)によると、レバノンのヒズブッラーが、前日までの戦闘でイスラエル軍によってメンバーを殺害されたことへの報復として、ザヒーラ村(南部県スール郡)の南側に位置するイスラエル領内の郡の陣地に対して誘導ミサイル(対戦車ミサイル)複数発を発射した。

これを受け、イスラエル軍はレバノン南部のザヒーラ村一帯を砲撃した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、11日午前10時半ごろ、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、速報として、レバノン領内から北部のアレヴ・アル・アラムシェ村西の軍陣地に向けて対戦車砲が発射されたことを確認したと発表した。

一方、イスラエル国防軍は午後6時半ごろ、テレグラムのアカウント(https://t.me/idfofficial/4004)を通じて、レバノンからの領空侵犯があったと発表した。

だが、アドライ報道官は午後7時頃、レバノンからの領空侵犯があったとの報告に関して、いかなる砲弾の着弾も確認されなかったと発表した。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Naharnet, October 11, 2023、NNA, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県では、ロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山一帯を爆撃する一方、トルコ軍が政府支配下のM5高速道路沿線を砲撃(2023年10月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃、これによりシリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるアブザムー町にあるトルコ軍基地一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方一帯を爆撃した。

これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるスフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村、シャンナーン村、カフルハーヤー村、マルイヤーン村、マガーラ村、サルミーン市一帯アーフィス村、に40発以上の砲弾で砲撃を行い、アーフィス村で若い男性1人が死亡、シャンナーン村で住民2人が負傷した。

一方、トルコ軍はアレッポ県アブザムー町のトルコ軍基地に対するシリア軍の砲撃への対抗措置として、M5高速道路沿線を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室も応戦、砲撃戦となった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原で砲撃戦を行った。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍は7日連続で北・東シリア自治局の支配地を爆撃・砲撃:4日以降のトルコ軍による大規模な攻撃によって、これまでに住民47人が死亡、59人以上が負傷(2023年10月11日)

トルコ軍は7日連続で北・東シリア自治局の支配地に対する爆撃と砲撃を行った。

ANHA(10月11日付)、シリア人権監視団によると、11日のトルコ軍、およびシリア国民軍による攻撃では以下の場所、施設が攻撃を受けた。

アレッポ県

無人航空機(ドローン)による爆撃:タッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、スーガーニカ村。
砲撃:タッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村、マンナグ村、タッル・ジージャーン村、タアーナ村、スムーキーヤ村、シャフバー・ダム、ハルバル村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村、タート・マラーシュ村、バイナ村、アキーバ村。
タアーナ地方 タアーナ村一帯

ハサカ県

ドローンによる爆撃:フール町均衡のフィッジャ村。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団は声明を出し、トルコ軍の攻撃に対抗して8日と9日にアレッポ県アフリーン市近郊とバーブ市で特殊作戦を実施し、トルコ軍兵士1人と「傭兵」(シリア国民軍戦闘員)3人を殺害、「傭兵」7人を負傷させたと発表した。

また、シリア民主軍も広報センターが声明を出し、10日にハサカ県タッル・タムル町均衡のクナイヒル村とアルバイン村にあるトルコ軍基地を攻撃し、トルコ軍兵士4人を殺害、「傭兵」3人を殺害したと発表した。

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ANHA(10月11日付)は、1日にトルコの首都アンカラの内務省施設前で発生した自爆テロに対する報復だとしてトルコ軍が4日から開始した大規模な爆撃や砲撃によって、これまでに住民47人が死亡、59人以上が負傷したと報じた。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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ベトナム外務省はヒムス軍事大学の卒業式会場を狙ったドローンによるテロ攻撃を非難、犠牲者や遺族に弔意(2023年10月11日)

ベトナム外務省は声明を出し、ヒムス県ヒムス市にある軍事大学の卒業式会場を狙った無人航空機(ドローン)による5日昼のテロ攻撃を非難、犠牲者や遺族に弔意を示した。

SANA(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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シリア国内で活動するパレスチナ諸派がアラブ諸国、イスラーム諸国の国民にパレスチナ人民と連帯するよう呼びかける(2023年10月11日)

シリア国内で活動するパレスチナ諸派が首都ダマスカスにあるパレスチナ民族評議会の施設で会合を開き、記者会見でパレスチナのハマースが7日に開始した「アクサーの大洪水」作戦に関して、抵抗運動こそが領土解放とパレスチナ人の権利回復に向けた唯一の方法であることを立証したと表明したと表明、アラブ諸国、イスラーム諸国の国民にパレスチナ人民と連帯するよう呼びかけた。

会合に出席したのは、パレスチナ人民戦線総司令部派(PFLP-GC)のタラール・ナージー書記長、イスラーム聖戦機構のアブドゥルアズィーズミーナーウィー氏、バアス党パレスチナ地域指導部のムハンマド・カイス書記長、パレスチナ人民闘争戦線のハーリド・アブドゥルマジード書記長、ファタハ・インティファーダのズィヤード・サギール書記長、パレスチナ解放機構(PLO)のアンワル・アブドゥルハーディー政治局長、パレスチナ民主解放戦線(DFLP)のムウタスィム・ハマーダ・タアーミー政治局員。

SANA(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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ハマースの「アクサーの大洪水」作戦への対応を協議するためのアラブ連盟緊急外務大臣会合開催:ミクダード外務在外居住者大臣は「イスラエルの数十年による植民地・入植占領政策と侵略行為の結果」と非難(2023年10月11日)

アラブ連盟緊急外務大臣会合がエジプトの首都カイロで開催され、パレスチナのハマースが7日に開始した「アクサーの大洪水」作戦に対するイスラエルや各国の動きへの対応が協議された。

会合に出席したファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、パレスチナで現在起きていることが、イスラエルの数十年による植民地・入植占領政策と侵略行為の結果だとしたうえで、パレスチナ人民による自衛、権利はく奪の試みに対する抵抗は正当な権利であると表明した。

また、イスラエルによる行為、軍事行動、ガザ地区根絶への脅迫、犯罪行為の拡大は失敗する運命にあり、アラブ人は今日パレスチナ人民への支持を提供する義務と責任があると強調した。

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、アルジェリアのアフマド・アッターフ外務大臣、チュニジアのナビール・アンマール外務大臣、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣、イラクのフアード・フサイン外務大臣と個別に会談した。



会談では、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦に伴うイスラエルの犯罪的な攻撃の現状などについて意見が交わされ、パレスチナ人民への支持、アラブ諸国の連帯強化などの必要が確認された。

各会談には、フサームッディーン・アーラー在カイロ・アラブ連盟大使、ジャマール・ナジーブ外務在外居住者局顧問が同席した。

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SANA(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2023、ANHA, October 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2023、‘Inab Baladi, October 11, 2023、Reuters, October 11, 2023、SANA, October 11, 2023、SOHR, October 11, 2023などをもとに作成。

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